2024/12/28 14:28
・2025年の初売りポップアップについて
今年(来年?)はポップアップ形式での初売りイベントを行います。
イベントと言っても、いつも通りのポップアップです。
たまたま、日程が華やかなだけ……。
日時
1/3(金)~1/6(月)
場所
大阪府大阪市中央区西心斎橋2-18-6
アベニュー心斎橋701
*三角公園向かいのファミマがあるビルです。
10月東京→11月大阪→12月東京
と来て 1月大阪です。
初売りに相応しい……
か如何かは分かりませんけれど
いつも通り定番から掛け離れた、まだ光の当たっていない、しかし重要で面白い、私の好きなレアピースばっかりを持って行きます。
以上取り急ぎ、日時のご報告です。
中身は後ほどこの記事に加筆します。
大阪でさえ寒い日々です。
皆様どうかご自愛ください。
湯船はなるたけ浸かりましょう。
-----ここから加筆分-----
さて年末の私です。
こんばんは。
もうお仕事納めは叶いましたでしょうか?
年末年始にもお休みが無い方もいらっしゃいますよね。
共に頑張りましょう。
こちらはと言いますと、少しずつラインナップの輪郭を掴めてきましたよ。
お付き合いください。

左から

KOMODOの野趣に満ちたガッサガサのウールコートには、インドネシアの名も無きパファーコートを合わせて押韻。
ボトムスでは色味だけ揃えつつ、異テイストのアーミーパンツでリズムチェンジ。
なんて置きに行く筈も無く、バックスタイルに隠れた継ぎ接ぎのミッキーマウスが禍々しい花を添える。
変拍子を巧みに乗りこなすのはNOZOMI ISHIGUROのキッチュでポップなデカダンス。
背面にフェイクファーを生やした特殊レギンスをキャッチするのはBIKKEMBERGSのマスターピース。
ヌメ革にバンジーロープのコントラストが眩しいレアカラー。
アースカラーを基調としつつ、ディテール純度を思い切り尖らせたプリミティブ・パンクス。

OXBOWのサイケデリックなジャケットには、奇しくも同じ色を敷き詰めたASHA by MDSのシルク刺し子コートをレイヤード。
ASHAはISSEY社を語るとき、個人的にどうしても紹介すべきと感じていた鬼才のレーベル。
最初からモンスターピースです。
最初で最後かもしれない。
さてビーニーみたいなフィット感のフードを被った先、華々しいジュエルに塗れたアイロニカルなサングラスを無理矢理in。
オーセンティック筆頭PERSOLが作る、非オーセンティックの極北。
MOSCHINO by PERSOL M253 from 1989's
さんざ暴れ回るカオティックを諌めるのは、ジェスキエール・デザインのBALENCIAGA。
大人しいコーデュロイパンツで済むところ、まだ足りないとばかりに鮮烈なテキスタイル・スイッチ。
こっちは色味の収まりの良さに甘えて好き勝手貪欲にぶつけ続けた猛毒みたいなスタイリング。
今回紹介したい洋服をズラリとリストアップした時の第一印象は、「脈絡が無さ過ぎる」って感じ。
アイテム単品で見た時に感じた底抜けのワクワクのまま、好き勝手選び取ってきたピースの堆積。
好きなレーベルを多少纏めて提案出来たりはするけれど、それにしたって無秩序。
そんな訳で、一旦先入観を壊す作業からでした。
先入観と言うか、自分の中で作り上げてきた固定概念か。
知識や感覚の貯蓄こそすれ、印象の貯蓄はあんまり要らない。
どう壊すのか。
合わないと 分かってる 洋服達を無理矢理合わせまくる。
大体は、案の定合わない。
しかし合わない中にも合わないなりに、なんか面白くなりそうな輝きがギロリとこっちを睨んでたりする。
そして、合わないと“分かってる”それらは
正しくは、合わないと“思ってる”だけであることに気付かされる。
精神的にしんどいけど有意義でした。
単品で見た時に難しかろうが
正解となる着方が思い浮かばなかろうが
そんなものは結局当人のクオリティかベクトルの問題でしかない。
難しいヤツらは難しいなりに、相応以上のヤバさを持って待ってくれてる。
そんな訳で、一ヵ月前とは全く違う気持ちでポップアップ臨めそうです。
気合い充分。よろしくお願いします。
数日後BASEにてプレビューページを公開します。
前回はあえて伏せたまま、販売開始のタイミングでページも初公開にしたんだけれど、今回は事前のプレビュー期間を設けます。
カタログみたいな感じで。
年末年始、なんだかんだお暇でしょう。
そう願ってます。
オンライン上での販売スタートはイベント2日目、1/4(土)の営業終了タイミング。
全部書ききれたとして40ちょい。
現地はもっと沢山の新入荷持っていきます。
お楽しみに。















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