NEXT 10/5-6 TOKYO
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c90's THE DUFFER of ST.GEORGE White×Beige Melange Chunky Beanie
¥15,000
ベージュ&ホワイトでメランジを作った ふわふわバルキー。 今のストリートテイストに通ずるようなシルエット。 あとはフロントにロゴパッチを配置しただけのシンプルなデザイン。 オールドレンジで稀に出会える甲冑タグ。 こうしたカジュアルなアイテムにこそ ちょっと良い子ちゃんっぽい感じというか 趣味の良いテキスタイルを持ってくるバランス感覚、ズルいな〜と思います。 秋冬の被りもの、可愛いのが沢山あって迷いますよね……。 Made in - Free Size
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c80's GIVENCHY (Lic.) Ex_Soft Lamb Leather Skinny Gloves
¥8,500
スマホ非対応。 現代必需のガジェットから 半強制的に距離を取らせるファッションアイテム。 50-60年代、ファッションにおける最強のフォーマット 【カジュアル】が台頭した瞬間から衰退し続ける前時代的美意識の象徴。 80年代くらいでしょうか、古いライセンスのGIVENCHY。 裏地無しのシンプルな革手袋。 景気の良い時代ですから、裏地にファーやらカシミヤニットやら豪華なライニングを配置するハイブランドが多かったものですが、こちらは裏無しでも通用するくらい、裏まで滑らかなソフトラムレザー。 ここまで薄くしちゃって大丈夫か、というくらい極薄に漉かれています。 で、それが結構小さいサイズ感なので手の大きい方が無理して履こうとすると怖い怖い……。 私が6&1/2くらいなんですが、それでも入りません。 体感5&1/2くらいかなと思います。 金のメタルパーツとか 分かりやすいロゴとか無い静かなビジュアル。 分かりにくい同色ロゴはありますけどね。 バブルの粉っぽい残り香無し。 黒革のスキニーグローブでほぼ無地で品質もかなり上等です。 案外、探しても見つけづらいポジションかなと。 御手の小さい方は是非。 札付きデッドストック Made in - サイズ表記M →実際レディースSくらい
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01A/W CHRISTORHE LEMAIRE Adjuster_Zipper Design Solid Slacks
¥15,000
00-01A/WのC.Lemaireより 深いバーガンディのコットンスラックス。 この辺りはまだギリギリ初期に入るんじゃないかな。 入らないとしても、初期の優しいエレガンスとはまた違う尖ったミニマリスムにヒリつける素晴らしい作風だと思います。 ベルトループ無し、股上も浅めに設計した細身のスラックス。 この優美な色味ですから、80年代のレーベルならある程度リラクシングなシルエットでゆとりあるセミバギーを作るでしょう。 そこを裏切る明確な新世紀アティテュードに始まり、ウエスト部分に全く新しいギミックパーツを取り入れています。 それが変形ジップアジャスター。 2つの生地端を務歯金具とスライダーで繋ぐ一般的なファスナーとは違います。 その務歯×スライダーのシステムをヒントに、1列レーンに片爪ジップみたいなスライダーを組み合わせて、ファスナーのように簡単にレングス調整を可能にした非常に珍しいパーツ。 このパンツでは、ベルトの代わりの役割を担っていますね。 片方で大体3~4cm縮められます。 これがウエストに入っているならベルトもベルトループも入りません。 股上が浅かろうが心配ご無用。 左前ではあるものの、サイズ表記は0なので基本的にはレディースへの御推奨になるのですが、サイズ感的に入りそうならメンズにも大変お薦めでございます。 アンニュイなスモーキーカラーと 神経質で縦線の強いスーパーソリッドの組み合わせ。 ルメールならではの軽妙なエスプリを前提に、それがこのモード戦国時代(e00's)のムードと噛み合ったスパークピース。 現在、同時代のフーデッドコートも取扱がございますので、そちらも是非ご覧くださいませ。 Made in FRANCE サイズ表記0 ウエスト:73~66 ワタリ:29 股上:22 股下:69 裾幅:16.5
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L90-e00's A.P.C. Liner Set Sew Design Oiled_Cotton Jeans
¥8,000
イーストバイウエスト時代のAPC。 これは珍品。 オイルドコットンで作る細身の5Pジーンズ。 この素材選びも面白いですが、総合的な目線で見た時の作り込みもまた面白い。 ジーンズなので裏地は基本的に無いんですが、オイルドコットンですから欲しいですよね、裏地。 てことでコットンレーヨンのソフトドリルが裏地として重ねられています。 これパーツ段階で表地と重ねてセットで縫合されてるんですよね。 だからスラックスの裏地とは根本的にシステムが違う。 生地が2枚に重なってるだけで、縫製仕様時代は普通のジーンズと変わってないんです。 こう書くと簡単に聞こえますが、滅茶苦茶縫い難いです。 しかもご丁寧にちゃんと巻き縫いで仕上げてるし。 Osti時代のSTONEでもたまに見かけた縫製仕様。 オイルも相まって、Ostiっぽい凝った生地感と そこに反するAPCらしいスリムシルエット って感じの二律背反。 ちなみに結構細いです。 Made in JAPAN サイズ表記28 ウエスト:65 ワタリ:28 股上:27 股下:77 裾幅:17.5
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e90's G.VERSACE Design Woven Soft Wool Wide Slacks
¥25,000
凝った織地のアッシュオリーブ。 オリーブといっても色味はひと匙くらい。 グレーの色味と、織り柄による陰影がビジュアルイメージのメインを占めています。 加えて、フロントにはこのレーベルのアイコンとも言えるハードなプリーツワーク。 シャツもセーターも一手にタックインして、見栄えの良いベルトを巻きましょう。 今回のサンプルではユーロランバンのクロコダイルを巻いてます。 同時代のルーズなシャツも。 セーターだって、完全服向けのチャンキー以外ならグチャっと捩じ込んで良いでしょう。 アウター無くても、ブラウジングの加減次第では既に完成した砂時計ラインが出来ますね。 無地と総柄の間、絶妙なパワーバランスの素晴らしいボトムス。 色んなテイストに掛け算要素として馴染んでくれます。 OPTI_Zip Made in ITALY (ALIAS) サイズ表記44 ウエスト:72 ワタリ:33 股上:30 股下:74 裾幅:21
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e00's THE DUFFER OF ST.GEORGE (EU) Reverse_Weave Sampling Cut L/T
¥12,500
ロンTeeでありながらリバースウィーブの特徴を捩じ込んだユニークデザイン。 縦方向に畝目の見える生地をサイドパートに嵌め込んだ切り替え。 (生地の表裏反転か?ともかく風合いが変わってる) で、それがアームホール脇下で終わらず袖にまで繋がって、内肘くらいまで続いた後、こっそりフェードアウト。 気をつけ!の直立姿勢じゃ見えない部分の遊び。 もともと伸縮性のあるスリムフィットのロンTeeだから、実利面で見れば別にリバースウィーブのディテールなんて要らないんです。 故にこれはこのレーベルならではの記号遊び。 黄金期のアメリカンカジュアルを いの一番にUKに持ち込んだDufferだからこその絶妙なツイストセンス。 元ネタはカレッジ系のスウェットですね。 これをアシッドなスキニーフィットに思い切り改変して、生地にはレーヨンを入れて少し柔らかくソフィスティケート。 デザイナーズレーベルだからこそ出てくネオアメカジ。 ukのサイズ10なのでレディースのM~Lくらい。 ジャック社が取り扱った時代のユーロオリジナルレンジ。 Made in Portugal サイズ表記10 肩幅:39 身幅:43 着丈:52 袖丈:58
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80's GIANNI VERSACE Fatty Mélange Flannel 3Tuck Wide Slacks
¥27,000
ちょっと出すの早いかもですが 吐く息が白くなってからの洋服。 冬の砂利道を踏み固めたような 冷たい色味のメランジウール。 色味はクールだけれど、質感はふわりと柔らか。 これだけ情緒に満ちた素晴らしい生地を使っても、やっぱりタックを大量に畳んで広げるヴェルサーチ・シルエットは不変。 ウエストが隠れていても、頭幾つも抜けた生地クオリティとボリューミーなレッグラインが静かに主張します。 スタイリングにズッシリと重心を作ってくれる頼もしい一本。 今だとテック系のシェルジャケットとのバランスメイクが可愛いかな。 ゆるいシャツをタックインしての砂時計シェイプとかも当時っぽくて素敵です。 使いやすい小さめサイズ。 寸法合う方はずっと付き合えると思います。 riri_Zip Made in ITALY サイズ表記44 ウエスト:71 ワタリ:33 股上:30 股下:73 裾幅:19
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c90's JIN ABE Ex_Loose Cut Back_Logo Bomber JKT
¥21,000
1945年生まれ 阿部 尋一 氏によるシグネチャーレーベル。 70年代前半に渡仏し、当時のメインストリームを作っていた英傑の1人であるE.Ungaloのもとで7年経験を積んだ後の独立。 これが85年のこと。 ウンガロっぽい巧みな色使いは勿論のこと、80'sのボディコンシャスから90'sのハイファッションに求められたソフト・エレガンスを上手く乗り回したデザイナーです。 ちょっと品の無い例え方ですが、 モンタナ時代のLanvinっぽさと Tokio Kumagaiっぽさが共存した感じ。 今回ご紹介するプロダクトはその後者っぽさが強く出ていると思います。 角度を付けた2枚袖ラグランと過激なボマーシルエット。 強めに締まるリブで大きなブラウジングを狙ったドレーピング。 必然的に腰で留まるんで、数字で見る着丈よりずっと短いショートレングス感覚で楽しめます。 裾でぽふっと。 (それを狙ってない方はご注意くださいね) 裾だけボタン開けるとタイトな裾リブが両サイドを引っ張って八の字に流れてくれます。 それはそれでまたをかし。 バックにはブラウジングで潰れない位置にデカデカとロゴグラフィック。 これは同時にリリースするニットでも共通するマスターコード。 ポリにシルクを混ぜたソフトシェルにはエキゾチックレザーの皮目みたいに鱗状の柄を付けたさり気無いコーティングプリント。 以上、総合して男女問わず中性的に/フラットに造形を楽しめるブルゾンかなと思います。 ボリューミーなマキシスカートで砂時計シルエット組むも良し、スリムパンツでしらっと流すも良しです。 Made in - サイズ表記38 身幅:74 着丈:73 裄丈:101
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c90's JIN ABE Ex_Loose Dolman Sleeve Back_Logo KN
¥15,000
1945年生まれ 阿部 尋一 氏によるシグネチャーレーベル。 70年代前半に渡仏し、当時のメインストリームを作っていた英傑の1人であるE.Ungaloのもとで7年経験を積んだ後の独立。 これが85年のこと。 ウンガロっぽい巧みな色使いは勿論のこと、80'sのボディコンシャスから90'sのハイファッションに求められたソフト・エレガンスを上手く乗り回したデザイナーです。 ちょっと品の無い例え方ですが、 モンタナ時代のLanvinっぽさと Tokio Kumagaiっぽさが共存した感じ。 今回ご紹介するプロダクトはその後者っぽさが強く出ていると思います。 古いギャルソンみたいなボイルドっぽいウールニット。 (よく虫に食われてるやつ) 詰まってるけど柔らかくって、大好きな生地です。 そして特筆すべきはシルエットでしょう。 脇下カーブとか関係無いくらいに思い切り広く取ったドルマンスリーブ。 身頃から袖口まで全部まるっと一枚布。 となると生地巾に断られたんでしょう、多分地の目を横向きにして使ってますね。 ハイゲージではありますが、それでもよく見ると編み目の違和感が小さなフックになっているように見受けます。 この大きなドルマンスリーブの余り分量は、キュッと絞られた裾でド派手にブラウジング。 ぱふっと綺麗に弛むドレーピング。 必然、着丈の寸法血よりも短めのショートレングスでお楽しみいただけます。 ハイウエストのパンツと合わせたい。 最後に、背中にはドカンとブランドロゴのグラフィックプリント。 しかもここでフロッキー塗料を選ぶセンス。 部分的にベルベットみたいな深みが生まれています。 今回同時に出してるブルゾンも同じバックロゴが入ってます。 ロゴ物って若干ハードル高いですが、今回のリリースでJIN ABEにご興味持ってもらって、好きになってもらえたら楽しくルンルンで背負えると思います。 Made in JAPAN サイズ表記38 身幅:29 着丈:65 裄丈:71 (ドルマンが過ぎるので、身幅値は裾位置で計測) 前身に1箇所、非常に小さいながらも茶色い汚れあり。
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1990's PRADA Waist Design Black Jersey Minimal Slick PT
¥12,500
まだ日本法人出来る前の90年代PRADA。 大体90年代後半だと思います。 テクノロジカルな素材選びとミニマルなビジュアル。 ミウッチャ本人によるY2Kへのアンサービジョン。 特に目立った紹介点は見当たらないのですが、先に謝らなければいけません。 この手のケミカルテキスタイルってアイロン怖いんで、絶対厳重に当て布するのが鉄則なんですが、全体掛け終わってからサイドウエストのクセ皺が気になってしまいまして。 一瞬なら大丈夫やろ!と 当て布無しでほんの一瞬アイロン掛けたんですね。 ダメでした。 本当に一瞬鉄が触れただけで跡が残っちゃいました。 ここまでデリケートかよ……。 と絶望したところです。 そんな訳で、このテクノジャージー仕立てのパンツの左腰には、少しアイロンによるテカリがあります。 角度によって目立ったり目立たなかったりします。 恐れ入りますが、ご留意くださいませ。 さて紹介点が無い、などと先程の私は申しましたが、あれは誤りでした。 このパンツ、ウエストの構築アイデアが飛び切りユニークです。 構造が分かりやすいよう、努めて撮ってみましたが伝わりますでしょうか。 なんかこう、片方(右)のウエストベルトだけがグリっと内側に捻じれたような構造です。 そして内に捻じれた右ベルトの先端が、ウエストの内側を留める天狗持ち出しの役割も兼ねるという、何ともクレバーなアイデアカット。 コスタス・ムルクディスとかで出そうなディテール。 目に付くのはこれくらい。 小さな小さな、なんなら外から見えない途轍も無く些細なディテール1箇所に類稀なる機転を効かせたミニマルデザイン。 私がアイロン失敗したこの生地は ナイロン70 レーヨン24 ラバー6 の厚手ジャージー。 伸縮性に富んでいて、滅茶苦茶履き易い素材です。 普通の綺麗な梳毛ウールとかじゃ確実に出ない、何処か近未来的な質感。 シルエットはプラダらしい癖のないコンパクトなストレート。 合わせる物選ばなさそうですが、アンコンのテーラードジャケットとか、地味なビジュアルのコンパクトブルゾンとか凄くカッコよくなるのでは。 Made in ITALY サイズ表記38 ウエスト:64 ワタリ:26 股上:22 股下:61 裾幅:18.5
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2019A/W CHLOE by NATACHA RAMSAY-LEVI Coating Design Knit Balaclava
¥21,000
ナターシャが率いた19AWのChloeより リブニットのバラクラバ。 首部分で編み地を詰めたり、頭部という球体をリブニットでトレースするにあたって、技巧的な編み変えが巧みに張り巡らされていてとってもキュート。 若干ピンクに振れたようなカーマインっぽい赤。 ウールベースにポリエステルのミックス。 表面に軽いコーティングが入っているのか、表と裏で色味が僅かに異なります。 裏面の方が仄かにふっくらあたたかい色味。 この裏面をよく見てみると、赤と朱色が混じったような糸が使われていますね。 朱に交われば赤くなる……? まあいいや。 ここでの色味のメランジ感にポリエステルのミックスが表出してるのかもしれませんね。 ただのバラクラバで終わらず、ニットパーカーのデコルテを切り取ったようなカットラインを拾ってます。 ヘッドピースで終わらず、トップスのレイヤードにも全然干渉してくる面白いポジション。 面白いけど、使いこなすのはちょっと難しそうに見えますよね。 でもひっつめ髪にビーニー感覚で雑に被っちゃえば良いです。 前髪入れてサングラス掛けるとバランス良いのかな。 まあ違和感と無造作感を楽しむ服(?)なので、あくまで気負わずラフに。 だるだるにクッションさせてください。 あと、このストリート感を細かいところでも表現してるな〜と思うのが、バックネック位置に入るピスネーム。 このメゾンに「ピスネーム」?! ってなるでしょう。 ワークウェアじゃん、と。 この驚きのまま、新鮮に楽しんでください。 Made in ITALY
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2000's CALVIN KLEIN COLLECTION Noble Grey Tweed Minimal Tailored JK
¥16,000
イタリア製、ガチのコレクションライン。 このレーベルのガチピース、本当に球数が少ないんですよ。 フロント比翼仕立てのテーラードジャケット。 シングルブレストなのにピークドラペル。 無機質に梳き整えられた比較的ミニマルなウールツイードを用いていながら、女性らしい柔らかなラインを丹念に拾った極めて美しい仕立て。 これはなかなか、カジュアルなレーベルからはリリース出来ないクオリティ。 デザイナーズ然り、ドレステイスト然り、作り手に強固な美学あってこその仕上がり。 さてこんな上品なツイードを使っていながらもCalvin Kleinらしいミニマルなウィットのセンスは脈々と流れてきます。 それはポケット。 サイドのシェイプシームに紛れ込ませたスラッシュポケットを外からのステッチで叩いて可視化。 前ボタンを隠して、 ポケットもミニマルに仕立てて、 しかしそのアウトラインをステッチで可視化してミニマルにフックアップ。 他の多くのテーラードジャケットとは一線を隠す、砂漠の砂の隙間を縫うようなニッチ。 Made in ITALY サイズ表記6 肩幅:40 身幅:45 着丈:68 袖丈:61 右のアームホール裏地釜底部分に仄かにシミが残っていますが、その他良好なコンディションです。 (アームホール上部の黄色は肩パッドの色透け)
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US_VTG Nallow Shape Boy Scouts Shorts
¥7,000
そこそこ古いボーイスカウトショーツ。 サマーユニフォームという位置付けだと思います。 ノータックのプレーンフロント。 無闇に広げない清潔感のあるナローシルエット。 股ぐりの倒しも控えめ。 ピシッとフォーマル。最早スラックス然とした佇まい。 ラフシモンズのショーツよりも更に細い。 しかも少年性という点で見ても引けを取らないアイテムでしょう。 ルーツ的には真逆の色味をしていますが、フラットに見ると少し共通するムードも感じます。 ちなみにこちらはガチのボーイズレンジです。 成人男性で入る方は殆どいらっしゃらないはず。 レディースへのご提案。 ベルトループが結構広いので、ボリューミーなベルト巻いてタックイン、からのブーツ合わせなんてのが凄く可愛いはず。 ジップもホックもTALON Made in - (USA) サイズ表記- ウエスト:66 ワタリ:27 股上:25 股下:16 裾幅:22
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2003A/W COSTUME NATIONAL Ash_Brown Soft_Moleskin Slim PT
¥11,000
腿から裾まで一切テーパード無し。 ズドンと真っ直ぐ落としたセミバギー。 これ型紙上やってることは所謂「ストレート」なんですけれど、履いて見ると見え方としては「セミフレア」くらいに見えます。 この辺りの認識と意味が個人間で微妙に違うから、たまにシルエットについて「ストレートですか?」とか聞かれると困ってしまう。 ヨウジヤマモトで修行を積んだイタリア人デザイナー“エンニョ・カパサ”率いるCostume Nationalより。 アンニュイなトープのソフトモールスキン。 生地の時点で物凄く良い。 ノータックのプレーンなフロントデザインに合わせてヒップもノーポケット。 生地の風合いでムード作って、細めのストレートバギーでシリアスなベクトルに引っ張って、というミニマルなデザイン。 スキニーパンツほど過剰では無いけれど、ゆるいニットとギャップ作る時や、スリムなトップスとライン揃える時に綺麗に収まるスリムバランス。 Made in ITALY サイズ表記38 ウエスト:70 ワタリ:26 股上:20 股下:75 裾幅:22.5
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Y's Back_Pleats Design Trapezium_Silhouette SK
¥12,500
やっぱりカッティングの人です。 ぱっと見ベーシックな台形スカート。 お決まりの薄い強撚ウールギャバでシンプルに……じゃないんですよ。 バックウエストのダーツ位置でプリーツスカートに切り替わり、本来のサイドシームは消失してダーツで癖取りするだけ。 ヴィンテージのパンツでたまに見かける「巻き縫い」って呼ばれる構成選定で組んでます。 これ何がニクいかって 【プリーツへの移行】にサイドシームで取りたかった切り替え線を紛れ込ませてるんですよね。 どこかで切り替え線入れられないと、生地巾の問題でパーツ取れませんからね……。 カッティングの妙は勿論のこと 意地悪なミスディレクションが上手過ぎ。 これと並行して “後ろ全部じゃなく後中心部分だけを畳む”ことで ビクトリア時代のバッスルスタイルの名残も香らせてくる。 上手だなと思いますが、これら全部伝わらなくとも、そもそもビジュアルでカッコ良いんだから凄いです。 モード関係ない普通のカジュアルに混ぜてピリッと効かせたり、緩めのテーラードと合わせて足元ブーツ、みたいな献立にベストマッチ。 Made in JAPAN サイズ表記- ウエスト:65 レングス:56
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DIRK BIKKEMBERGS Coral-Pink Deconstruction Shirt
¥12,500
シャツには基本的に 「前立て」 ってパーツがあります。 前身頃の前端のね、縦方向の長いベルト状のパーツですね。そこにボタンが付いたり、ボタンホールが開いてたりします。 このシャツにも、あるんです。前立て。 しかしねえ…、 このシャツの前立ては、部分的に、身頃と繋がっていないんですよね…。 ボタンを全部閉めても、前を閉められない。 変な文章ですが、そうなんです。 ハンガーに掛けていたり、平面に置いたときには分からないんですが、人間が着て生活していくと、その静かに狂ったデザインが顔を出します。 ビッケンバーグらしい、際どいデザイン。 あからさまなやり方じゃあなく、こういうミニマルでソリッドな、ツンとした雰囲気の服にこういうことするんだから流石です。 珊瑚色。コーラルピンク。 シルクが20% コットンが80%。 ほんのり上品な光沢も付与されて、ほんのり色気のあるツラ構えに。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:39 身幅:47 着丈:59 袖丈:60 いやはや、改めて思います。 ふざけたシャツです。 パッと見は真面目な顔して、実は超お茶目。 人間だったらモテてるんじゃないですかね。
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2003A/W CHLOE by PHOEBE PHILO Irregular Epolets Design Turtle Neck KN
¥27,000
フィービー・フィロが手掛けたクロエ。 こちらは2003年の秋冬。 シルクミックスの超気持ち良いウールニット。 タートルネックでは肌触りが肝要になってきますから、こうした個体は非常に需要が高いものと存じます。 そしてもう、ほんのり靄が掛かったようなヘイジーバーミリオンの色味が本当に素晴らしい。 このニットのリュクスなテクスチャを色味だけで表すかのような底抜けの美しさ。 両肩の斜め向きの装飾パーツも非常にユニーク。 ボディと同じくオールニットで作られたボタン式タブが、ネックラインを中心に4本当生えています。 エポレットのアレンジだと思うんですが、他にも類を見ない斬新なデザインです。 こうした全く新しいディテールメイクもフィービー期のクロエでは多く見られました。 インナーとしてこの色味があるだけで綺麗なアクセントを作ってくれますし、エポレットディテールのおかげで一枚で着ても程良い存在感がありますね。 Made in ITALY サイズ表記S 肩幅:33 身幅:43 着丈:59 袖丈:62.5 ブランドタグに少し汚れがありますが、その他全体的にはこれと言った瑕疵の無いグッドコンディション。
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[CRAZY PIECE] Real Colored Corns Necklace
¥11,000
トウモロコシで作られたジュエリー。 穀物×リアルレザーです。 土に埋めれば100%自然に還ってくれますね。 一昨年からKOMODOを筆頭にプリミティブ/エシカルなクリエイションをピックアップして来ましたが、これも同じ指で。 SDGsで1番大切なのは 何使ってるかじゃなく 如何に魅力的に作って売れ残りを減らすか/長く使いたいと思わせるか だと思っていますが、これは実際にエシカルである上に最高にカッコ良い。 KOMODOの設立者Joe Komodoが行動で実際に示したように、ただエッセンスを取り入れるだけじゃなくそのエッセンスをメインに据えてクオリティを愚直に研ぎ澄ますタイプの物作り、個人的に非常に現代に刺さるというか、刺さってほしい。 デイリースタイルに、何処かで色拾ってミックスすると可愛く、案外すんなりと馴染みます。 ギラつかせたくない時に良い。 一周82cm。 さっと被って装着できる長さです。
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c90's HYSTERIC GLAMOUR Utility Systems Design 2-Way Bag
¥18,000
アメリカのKIVA社に別注を掛けた 90年代別のヒステリックグラマー。 登山用本格ギアバッグをはじめ、アメリカ軍の装備生産サプライヤーとしても知られる質実剛健を絵に描いたようなメーカーです。 で、質実と剛健だけで終わらない。 合理的な建築センスもここのバッグの代名詞。 レングス可変のトートバッグをベースに、リュックサックとして転用可能なストラップも配置して、そのストラップの締結によってバックの入り口を絞れるという多重効率デザイン。 そして、トートバッグに付いてて嬉しいのが外付けポケット。 このバッグにも充実した外付けポケットが付いてます。 過保護な差し込みバックルを開けると…… 何とまあ、想像の5倍くらいのセパレートポケットの数々。 大量のペンポケット、サイズ別でまた縦長ポケット、安心感のあるジップポケット、、、などなど。 なるほど確かに、この時代のギア系のバッグ類にはこうしたユーティリティアイデアが凝らされていましたね。 そしてそれらは、近年の収納効率だけを重視した無情緒なプロダクトには無い、ローテクの風情があります。 そんな、ローテク情緒と実用性を最高水準で両立させたプロダクトがこのコラボバッグ。 インクブルー×ブラックの悪ガキっぽいカラーリングも正に90'sエッセンス。 NIKEのスニーカーとのマッチングが前提にあったりしたのかな。 Made in USA サイズ概寸 50×50 マチ20
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c90's SAND BEIGE Wide_Body Open_Collar SH
¥7,500
80-90'sの日本のローカジュアル。 エスニックテイストのグラフィック類が入った真っ赤な開襟シャツ。 これ開襟シャツなんですけれど、アロハシャツとかボウリングシャツとかとは全く違う所を目指して作られてますね。 先ず生地が普通のコットンドリル。 薄手ではありますけれど、ある程度ハリのあるカジュアルな生地感。 でもボディバランスはベーシックから大きく逸脱。 ワイドボディ&ドロップショルダーを強調するような寸法設計。 肩幅や身幅を見てるとメンズっぽいですけれど、袖丈がそれを覆す。 多分レディースがメンズシャツを来た時のダボッと感を意図して組まれてます。 袖口に多めに畳まれたタックも大方、方向性を同じくする演出でしょう。 同時代にワイズとかから出そうなユニセックスなパターンメイク。 で、それをもっとカジュアルに日常的に落とし込んだ結果のカジュアルルックって感じ。 胸ポケットはジャケットみたいな3D構成を採用してますね。 前述した生地感やボディバランスも手伝って、シャツとジャケットの中間、ややシャツ寄りのライトアウター枠に着地。 多分そんな上等な服でもないんだけど、この古さでこういうミックスをしてる服もかなり珍しいのでご紹介。 Made in CHINA サイズ表記 肩幅:51.5 身幅:58 着丈:71 袖丈:52 裄丈:77 合わせはメンズ合わせなので、 男女問わずサイズ感合えば是非です。
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c10's MONTAGE(MTG) Che-Guevalla × Kiss Graphic Worn_Out Tee
¥9,000
mtg表記は12年以降…という記事があったので10'sとしてのご紹介になります。 95年にスタートした日本のニッチなストリートブランド、モンタージュのカットソー。 初期と同じ香りのするセンシティブなモチーフ選定。 チェ・ゲバラにKISSのメイクを施したグラフィックです。 後ろのレイヤーには [THE 1000 FACES] と、正にモンタージュらしいテキストがKISSのイメージカラーで並びます。 どんな意義や意味を見出すか/感じるかは個々人に任せますけれど、《世界で最も顔を知られた人物》として、このレーベルに引用されるに相応しい存在と言えましょう。 興味深いのは背中のバックプリント。 これ何でしょう。 最初の一行が LOVE HATE ですから、まぁ対義語を並べていくのかな、と思っていたら予想と結構違うワードが並ぶでしょう。 最初にLOVEとHATEを用いることで「対義語であること」を示しているのであれば、かなり示唆的なメッセージデザインと取れますね。 カルトの反対がロックで 救いの反対が願い 他にもハッとさせられるものばかり。 Made in - サイズ表記S 肩幅:44 身幅:49 着丈:59 袖丈:17 加工かもしれませんが、程良く着古されてプリントのヒビ割れてきたカッコ良いコンディション。
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55DSL (Early) Lo_Fi Technical Ripstop Cargo PT
¥12,500
初期の55DSLより、バギーシルエットのカーゴパンツ。 '95~'02の時代のオールドピースです。 需要の大きいテクノテイストのカーゴパンツですが、このレンジだとツルッとし過ぎてないのでキッズ臭くならなくて良い感じ。 ネイビーのリップストップコットンに、傾いたサイドニーポケット。 例えばロイヤルネイビーのコンバットカーゴなんかは、前傾姿勢でもアクセス出来るように(他にも色々)前向きにニーポケットが傾いてますが、このパンツは後ろ向きに傾いてます。 直立姿勢からのアクセスを重視したのかな? 多分ナイロンなんかが混ざった化繊っぽいタフなプルタブが付いた機能的なフラップとベルクロ開閉のローテクプリセット。 これポケットとフラップが完全分離してるんじゃなくて、ポケットボディの途中に折れ線を設定してポケットボディ諸共折り畳む形式なので、内容物の落ちにくさと雨とか埃の入りにくさが数段上がります。 サイズバランスは割とルーズで、裾までドンとワイドに組まれたバギーシルエット。 でもサイズ自体は基本的にレディース向けかな。 夏場はクロップドを筆頭にコンパクトなトップスと合わせて自然なAラインを、涼しくなれば似たテイストと合わせてアーバンテクニカルを、って感じで。 Made in Bulgaria サイズ表記26 ウエスト:70 ワタリ:31 股上:34 股下:75 裾幅:22 注意点、ポケットがベルクロなので編み物合わせる時だけ気を付けてください。
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OHARA MUSEUM/C.MONET Cracked Art Print Worn Out Tee
¥7,000
大原美術館のモネTeeです。 程よく着古されて、睡蓮にもクラックが入ってきたコンディション。 高尚なアートウェアってよりも ストリート文脈のラフなアウトフィットに畑違いの情緒を違和感無く持ち込めるコネクターポジション。 一枚羽織るようになってから一気にスーパーサブに化ける黒Tee。 サイズ表記S 肩幅:44 身幅:46 着丈:64 袖丈:19
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80-90's BYBLOS Ex_Oversized Body Design Airy-Fit Stripe SH
¥14,000
古いBYBLOSのオーバーサイズシャツ。 伊勢丹が直接入れてた個体。 これただサイズがデカいんじゃなくって、 レディースの40サイズを律儀に守って、その上でオーバーサイズを丁寧にデザインしてるんです。 だから裄丈とかはそこまで逸脱していなくって、リアルなデイリーウェアとして手首の位置だけは正しく設計されてる。 その結果 肩幅64 で 袖丈48 みたいな数値が生まれる。 そしてポケットまで同じ感覚で拡大してる。 普通のワイシャツのポケット4つ分くらいのサイズ感。 古いハムネットみたいなビジュアル。 この丁寧に帳尻合わせまで計算されたオーバーサイズ&ドロップショルダーの構成は、実は同時代に結構色んなレンジで見られたフォーマット。 しかし ここまで数値が大袈裟なものはそう無い。 生地のクオリティだって、並のデザイナーズじゃ太刀打ちできない水準を当たり前に使ってる。 組成表記が無いですが、突き抜けたコットンかシルク/レーヨンミックスのコットンだと思います。 KHLほど分かりやすくなく、あくまで日常的に使うサックスブルーのストライプシャツの顔したまんまで行われた改変って所に面白さがあります。 普通にメンズが着ても良いゆる感をゲット出来そうですが、一応レディース規格です。 裄丈だけご注意あれ。 Made in ITALY サイズ表記40 肩幅:64 身幅:64 着丈:92 袖丈:48 裄丈:82
日本国内送料無料