洋服解読所
-
2018A/W EMPORIO ARMANI Sky_Blue Goat_Fur Ribboned Collar
¥27,500
アオヤギさんたら読まずに食べた……。 青柳さんじゃないですよ、青山羊さんです。 ゴートファーを青く染めた付け襟です。 超長毛ファーとベルベットリボンの豪奢な掛け合わせ。 肩まで覆う程の大振りなサイズ設計はあらゆるアウターを大変身させる。 勿論スウェットやセーターさえも。 先ず色が素晴らしい。 冬とその前後でしか使えない(であろう)季節感のマテリアルにアンニュイな水色。 明るいんだけど少しスモーキー、爽やかになり過ぎないトーンバランス。 なんて上品な色なのかしら。 こんな大胆な素材使いと卓越した色彩感覚、どうも何人かのデザイナーがよぎりますね。 ミウッチャとか、カスティリオーニとか。 これがリリースされたのは2018年の秋冬。 レディースのプレタにも、ラグジュアリーとストリートの融合が浸透してきた頃のデザイン。 ストリートから生まれた滾らんばかりのエネルギーは映写しつつ、リュクスで絢爛な素材選定でラグジュアリーブランドとしての立ち位置も毅然と示すディレクション。 みんながみんな、デムナの作った新世界にどう対抗していくかのアンサーを探していた時代ですね。 贅沢なものに対する風当たりが強くなったタイミングでこれを出せるパワー、社会に合わせて作るんじゃなくて社会へのメッセージを作品に込める姿勢、それこそファッションデザイナーの存在意義です。 去年のコートに合わせるとまたもう一度新鮮な気持ちで楽しめる(飽きたコートなら尚更ね)のは勿論、アルマーニ性を加味するなら瀟洒なドレスやワンピースにアクセントとして重ねちゃうのも素敵ですよ。 リアルファーなのでフォーマルな場には不向きですが、二次会以降のドレッシーな場にはきっと華を添えてくれましょう。 リボンは結ばず、適当に肩掛けするくらいがお洒落です。(お料理には気を付けて) ちょっと無造作にアシンメトリーにズラしたりして。 あとは普通にメンズにも楽しく使って欲しい。 着古したレザーアウターなんかに重ねるのも、キレがあって僕はとっても好きですよ。
-
MARNI Black Mouton Fur Ribboned Collar
¥27,500
SOLD OUT
ブラックのムートン一枚革で仕立てられたつけ襟。 MARNIは最高のマテリアルでポップなプロダクト作る度量があって素敵ですよね。 ハイメゾンの毛皮製品を請け負うCiwi Fursから分岐して誕生したレーベルなだけに、こうしたリアルレザー方面は絶大な信頼感があります。 一枚革と言いましたが、この襟にはキチンと襟腰と襟折れ線が設計されています。 ペタっと被せるだけで終わりではないのです。 普通のジャケットの襟と同じ製図感覚、綺麗に立体的に襟腰が立つよう作られています。 さてその襟腰側の下端にはメルトンくらい目の詰んだ厚手のウール地のフレーミングが入り、そこからフロントリボンが生えてます。 細かい所まで芸が細かいでしょう。 「つけ襟」、可愛いけどパクられやすいチープなアイテムカテゴリですからね。こうもガチのプロダクトクオリティが伴っていると何も不安無く堂々と楽しめます。 リボンの先端はもう一回控えめにレザー挟んでフィニッシュ。 だからそういう所ですって。 Made in ITALY -フリーサイズ ちなみに これがあると80's ITALYのスウェットとか信じられないくらい新しく/可愛くなります。 「可愛いけどチープさが難しいな…」って服と最高の相性。
-
PAUL&JOE (OLD) Various Colors Knitting Stole
¥14,000
SOLD OUT
天才の色組み。 本当に良い色。 誰のデザインだったとしても問答無用。 DriesかKenzo、大穴で00's後半のmiumiu感もあるか。 まさかのP&Jでした。 地味に結構好きなレーベルなんです。こんなのもあるんですね。 組成不明ですが、大方ウール100です。 出自不明ですが、多分フランス製です。 ウールフェルトじゃないニットのマフラー、そもそも好きなんです。 「編み物」に記号的に宿るあたたかみってありますよね。 手仕事のそれに、最近はどうも惹かれているのです。 ただあたたかいんじゃなくて、こう、人のプリミティブなあたたかさみたいな部分。 これが手編みかどうかは知りませんけど。 こんなのをね ファッションに興味無い人が野暮ったく、ぐるぐる巻きにして雑に使っていて欲しいんですよ。 贅沢を言ってるのは分かっています。 サイズ 158×25
-
c90's GUCCI Clear_Buckle Bold_Body Belt
¥24,000
ほんのりパープルに色付いた透明なグラスバックルの奥に鏡面。 真正面から撮影しようとすると私の真剣な顔が写ってしまう。 気を付けました。 ウエスト寸法だけ見ると「お?メンズもいける?」とは思いますけど、これは女の子がヒップへのくびれに引っ掛けるように巻くアクセサリーベルト。 ウエストマークとは少し違う、ローウエスト/ローライズを強調するためのマーク。 冬とかおへそ出すの寒いでしょう。 スリムフィットのニットやワンピースの上からでも、なんならハイウエストのパンツの上から巻くだけでも言いたい事は伝わるはず。 こうしたローライズデザインを起点に組み立てられたY2Kのセクシャリティ。 妖しいカラーパレットも艶っぽいパテントレザーも、全てはこのレーベルが言い当てたこの時代の社会欲望。 Made in ITALY ウエスト:75-80 ベルト巾:9 全長:85 - メインボディは丈夫なゴムベルトですので、ちゃんとお好みのセットポジションでお楽しみいただけます。 ゴムの劣化もまだ殆ど見受けられません。 (一部端に軽微な綻びアリ) まだまだお供してくれるでしょう。
-
STORAMA MASTERPIECE 【The kiss】 Design Knitting Stole
¥39,000
ストラマお得意の名画ニットストール。 クリムトの【接吻】です。 ウィーン分離派のBOSSにしてシーレの御師匠様。 弟子のシーレ共々、日本での人気も凄まじいものがありますよね。 12月には大阪にて企画展がありますよ。 「クリムト・アライブ」 in 堂島リバーフォーラム。 それ以降もずっと可愛がって欲しい一枚ですが、先ずはそれに向けてご紹介してみます。 「絵画」というちょっとハードルの高いモチーフと、「ニット」という温かみに満ちた素材のマッチング。 編み物だからグラフィックプリントみたいに精密に絵を描けないんです、そこから生まれる ゆるさ がまた可愛い。 そして、「扱うモチーフも有名だし、ニットでキャッチーに作ってるし、なんかポップ過ぎるかな………」という気持ちを圧殺してしまうだけの特大ボリュームこそがこのプロダクト最大の魅力。 デカいです。 分厚いです。 くるくる巻いてディスプレイしていますが、そのビジュアルは完全にだし巻き玉子。 変なで編まれただし巻き玉子です。 バサっとショールみたいに羽織って背中で愛を叫ぶのも素敵ですし、マフラーみたいにぐるぐる巻いてもちゃんと可愛い。 なによりちゃんと温かいです。 道中は首、美術館に着いたらショール、みたいな使い方で如何でしょ。 分厚いニットだからシワにもなり難いですし。 サイズ概寸:71×196
-
c80's J.C.de CASTELBAJAC Modified Leopard Oversized Knit Stole
¥19,000
SOLD OUT
絶妙なドヤ顔でこっち見てる豹。 その顔でこっち見んな。 と思いきや、この豹はスカーフの端をぐるりと囲み、対角線で尻尾をこちらに擡げているじゃありませんか。 そうかお前は、狂乱の時代の犠牲になって、無惨にも絨毯に変えられてしまったのか……。 こっち見んなとか言ってごめんよ。 そんな時代もありましたね。 そしてこのジャカードニットストールは実際のところ全部ウール、またはそれに類する素材で作られているため悲観する必要はそんなにありません。 可哀想な豹はいなかった。そうだね? え、ジャカードニットでジャガーデザイン……?ジャガードってこと? さて絨毯の真ん中には筆記体で何やらごちゃっと書かれていますね。 これは Jean Charles de Castelbajac と読みます。 ジャン・シャルル・ド・カステルバジャック です。 リピラフタミー。 カステルバジャックの本名。 そしてこの字体は80年代以前のタグでのみ見られたオールドサイン。 90年代の筆記体とはまた少し違うんですよ。 分かる人にだけ分かる、コアな服好きのためのロゴアイテム。 ジャカードニットの裏面もまた地味なダークブラウンの豹柄になってて可愛いですね。 裏表ヒラヒラと靡かせながら、このサイズ感を活かして楽しみたい一枚。 フードみたいに頭に巻いたり、ショールみたいに羽織ったり、ミニテーブルに敷いてみたり。 あとは見えてほしくない段ボールに被せてみたり。 サイズ 125×125
-
80-90's PRADA Exotic Leather Gloves / Size:8
¥55,000
一般的に殆ど市場に流通しない 一定ラインより更に古いPRADAのオールド個体。 メンズファッションに参入する前のPRADAです。 Miucciaが指揮を取るようになってからは、メゾンであると同時にデザイナーズレーベルとしての顔を持ち合わせるようになりましたが、このメゾンは元々皮革製品メーカー。 泣く子も黙るハイエンドからユニークなエキゾチックレザーまで、他の錚々たる作り手を抑え、イタリア王室御用達の地位を獲得していました。 世界大戦に伴って、一度その威光は落ち込みますけれど、Miuccia女史の参加により、今では誰もがその名を知る最高のメゾンへと発展したのです。 この革手袋は、そうした《デザイナーズ化》以前の、レザーメーカー時代の矜持をありありと見せつけるプロダクト。 不揃いな鱗目が見せるワイルドな野趣。 それらが丹念に鞣されて生まれる怪しい光沢。 同国に乱立したハイクオリティなレザーメーカーと比べて尚際立つこの迫力。 メンズラインが無い時代ですが、サイズ表記は8。 人によっては、メンズでも充分に楽しめる貴重なサイズです。 Made in ITALY
-
AQUASCUTUM 145th Anniv. Design Silk Scarf
¥12,500
SOLD OUT
無双仕立ての特級シルクサテン。 フリンジはボディとは別素材でゼロから縫い付ける仕様。 ボディの先端をそのまま捻って作る量産型フリンジとは違う、大変なやつ。 この極めてラグジュアリーなシルクストールを彩るのは、170年以上の歴史を積み上げて来た老舗のデザインスケッチアーカイブ。 今やアイコンとなったトレンチコートを登場させずとも、レディースへ向けたコートのバリエーションはこうも様々。 このストールをどんなビジョンで使って欲しいのか、鮮明に伝わりますね。 ただ申し訳ないけれど、現代日本における我々はその意志を汲み取ったり、あえて無視して自分達の美意識でカオティックにミックスしたりします。 ターバンみたいに巻いたり、カジュアルなキャップとレイヤードしたり、サッシュベルトみたいに巻いてしまったって良いでしょう。 勿論メンズ/レディースどっちで使ったって良い。 緊張感すら感じる程のハイエンド、これが名だたるファッションハウスでなくアクアスキュータムから出るという意外性込みでお楽しみください。 Made in ITALY サイズ:31×168
-
c2000's D&G Gold_Glitter Knit Long Stole
¥16,000
SOLD OUT
巻き物の秋到来。 キラキラ優美に輝くグリッターニットで仕立てられたロングストールです。 10cm程の細巾ボディで320cmのレングス。 巻かずに垂らす場合は180cmくらいは身長が必要になる計算。 数回軽く巻いても素敵なニュアンスが出ますし、これだけレングスがあると蝶結びも余裕で決まります。 グラムロックの空気がパンパンに充填された濃厚なアクセサリー。 細身のジャケットとシャツの間にレイヤードしたり、野暮ったいアウターに蝶結びを合わせたり、ああもう、ただでさえ楽しい秋冬のファッションが更に楽しくなりますね。
-
80-90's CELINE Printed Silk Long_Body Scarf
¥12,500
明るく優美なソフトベージュのシルクポプリン。 正方形ではなく巻き物に向くロングボディのデザイン。 首元にネッカチーフとして仕込むにも丁度良いバランス。 ベージュ×ブラウンのベースに乗馬や馬具のグラフィックを散りばめた構成り ラグジュアリーブランド定番の趣味ですね。 ここでのジョッキーの服装の中に上手い事スカイブルーを入れてアクセントとしています。 美しい配色。素晴らしいセンス。 こうした色彩選定の妙があると、重苦しいアースカラーが一気に軽妙に華やぎます。 シルクスカーフ、それもセリーヌ。 なんかこう「如何にも」って感じです。 この如何にも感、何だかんだでウキウキしちゃいますよ。 簡単には出会えない好条件で、状態も非常に綺麗。 楽しみにしている大切なご予定に、是非こちらも連れ出してくださいませ。 Made in ITALY
-
UNKNOWN Ex_Bold Design Turquoise Stone Choker
¥21,000
トルコ石を大量に敷き詰めた重厚なストーンネックレス。 首に巻いた時に綺麗に弧を描くよう、内外周差を緻密に計算して仕立てられたデザイン。 故に平面に置いてピンと伸ばすと若干捻れます。 背面フックが華奢なピンフックではなくゴツめのバーホックなのも嬉しいポイントです。 ビジュアル的にも調和が取れていますし、手先が不器用でも簡単に付けられますからね。 Tシャツにこれ一本をドン!と付けるとTシャツが負けちゃったりもします(それもまた良いです)が、少しレイヤードにボリュームを持たせられる季節になるともっと使い易いかなと思います。 テーラードジャケットやパワーのあるシャツなんかと合わせると一気に雰囲気が出ますよ。
-
c80's J.C.de CASTELBAJAC Handwriting Graphic Pure-Silk Scarf
¥18,000
SOLD OUT
プリント それはポップであればあるほど 安い生地に乗っているものです。 統計がある訳ではなく、ただの偏見。 でもこれは私だけの偏見ではないでしょう。 バジャックが得意とした手描きグラフィック。 軽快な色使いとコクトーみたいなミニマルなタッチで作られる、自由で軽やかな彼だけの世界。 シルクスカーフよりも絵本なんかに相応しい、非写実的なグラフィックです。 これはそんな前提があって尚、ハイエンドなシルクスカーフをキャンバスとした特級作品。 当然の如くユーロ個体、生地端を「よりぐけ」で美しく始末した極上の一枚。 またも当たり前ですが、限り無くしなやかで美しいテクスチャ。 厳かな馬具の羅列やオリエンタルな曼荼羅紋様、記号的にさえ伝わる「ハイエンドっぽい」モチーフ、それらを一切使わず真逆のテイストで振り切ったデザインです。 彼は今も色んな所に、一目で誰のものか分かるグラフィックを描き続けています。(Instagram参照) バジャックの精神性に倣い、自由にお楽しみください。 タグ無し 80×83
-
MADRAS /A.P.C. Rainbow Glitter Mix Bias-Stripe Scarf
¥15,500
素朴なテクスチャの中に差す陽光の美しさ。 そんな、マドラスから感じる美意識を的確に可視化しちゃったスカーフ。 エアリーなコットンポプリンの中、七色の金属光沢。 実際金属が入ってるのかは知りませんが、結構太いラメ糸でのストライプ。 こんな素朴なポプリンに虹色グリッターというギャップ。 ギャップが大きいのに全然ラディカルになっていないのは、素朴な世界の中に前提として光があるからでしょうか。 ギャップを作ったってより 元々ある(感じている)美しさを見え易くした、そんなデザインと見てます。 バイアスカットで贅沢に取られていますから、首からゆるり垂らすだけでもドレープの柔らかさが美しい。 頭に巻いてもいいし、ストリートテイストのキャップ/バケットハットにレイヤードしてもいいでしょう、ネッカチーフみたいな使い方も勿論最高。 大前提として洗える生地なので、多少の汚れにビビらず、生活の一部として密に使いこなしてください。 このレーベルについての沿革は、過去のMADRAS出品ページ、又は他のWebサイトさんにて。 サイズ:30×200 デッドストックのベージュもあります。 どちらもお値段同じ。
-
S925 Dome-Structure Design Chunky Ring
¥22,000
SOLD OUT
ぽってり丸っこい球体の中を刳り貫いて指を通せるようにしたような構造。 これは「穴をあける」ではなく「刳り貫く」の方が適切だと思います。 と言うのも、本当に中身全部をゴッソリと刳り貫いて、必要以上に大きく生まれた空間(本来は指通す筒分あればいい)を共生地金属の梁で埋めているのがこのデザイン。 そう、これは指先数センチの極小規模で設計されたドーム。 ドーム屋根を彩るのは絵の具を溶かし入れたような有機的なマーブル柄。 南国リゾートみたいな眩しいエメラルドグリーンに、凝ったコスメに入ってるような極小のラメ粒の煌めき。 ダメ押しでクローバー型に縁取られて輝くラインストーン。 (クリスタルか何か、詳細は不明ですがプリズムの美しい精巧なカットです) バカンスビーチかプラネタリウムか、何にせよ指先に夢を宿す意匠。 ネームこそ見当たりませんが、明確に只者ではないクレイジーピース。
-
SV925 Fang Shaped Design Ring
¥12,500
SOLD OUT
苦無を指に重ねるようなシェイプ。 一応ファング・シェイプ(牙)としていますが、御感受のままに。 これを全指分揃えるとウルヴァリンみたいになれます。 手元アクセサリーは夏のもの、の感があります。 華奢なものが映えるのは淡い夏のセンチメンタルでしょうけれど、こういうドカンと存在感のあるものは通年活躍してくれると思います。 シルバー925のソリッドなムードの中に、モチーフ由来なのかな、どこかトライバル/ワイルドな雰囲気。 タトゥー映えするビジュアルでありながら、ウールのコートの袖口からこんなのキラリ光ってもクールじゃありませんか。 小傷にビビらないタイプの方は別のリングとレイヤードしても楽しいですよ。
-
MOSCHINO C&C Heavy Brass Motifs Necklace
¥15,000
重たい金属(多分真鍮)モチーフを六個並べ通したコードネックレス。 モチーフは丸っこい飴玉シェイプとバレットシンカーみたいな円錐形の2種類。 それらに流暢な筆記体で色々彫られてる。 Moschino Cheap Chic だけは読めました。 土台となる細い紐には結び目が付いていて、其々のモチーフが程良い感覚で止まるように設計されています。 1箇所にガチャガチャ集まる訳じゃないのが良い。 集まると、お察しの通りシンプルに五月蝿いから。 MARNIみたいなインパクトのあるネックレスは今夏気分ですが、この個体はエキゾチック過ぎず、“コンテンポラリーアート然とし過ぎてない”のもアドバンテージかも。 良い意味で使い易いと思います。 Tシャツ一枚じゃちょっと寂しいけれど、シャツ羽織ると暑いしな、という日にも丁度良い。 踊る時に付けてると重い真鍮が胸にガンガン当たって割と痛いですから、そこだけご留意ください。
-
UNKNOWN Screw-Top Medical Design Necklace
¥7,000
SOLD OUT
錠剤やIDを入れておけるSOSネックレス。 ミリタリー由来のアイテムにも思えるところ、全然ミリタリーの領域に限ることは無く、現代の一般普及品。 IDが必要になる事態は、悲しき戦争だけに留まらず、今も誰もの身に起こり得ます。 そうした事柄を身に付けておきたい/自分の世界と繋げておきたい と思うのも性格だし、そう思わないのも性格。 ネックレスはファッション(外面)から内面側に繋がるアイテムです。 誰か(私含む)の言う良い悪いとか無視して、ピンとくるままにお楽しみください。 赤十字モチーフはサラ着からは出せないモチーフなので、そういった意味では少し珍しいかも。
-
80-90's AQUASCUTUM (Lic.) Golfers Graphic Wide Tie
¥6,000
キンと冷え切らない、ぬるいネイビーのシルクネクタイ。 シルクって独特の微光沢で色味が白濁りすることがありますよね、あれが良い感じに噛み合ってるネイビーです。 肝心の柄内容も、良い感じにゆる〜い。 クラシカルに粧し込んだゴルファー達のベストショット。 個人的にはキュロットにロングホーズ合わせてる紳士の服装がとっても好きです。 と、まぁグラフィック可愛いんですが、遠目に見りゃランダムピッチのドット柄でしょう。 それで良いんです。 「白やブラウンの水玉がランダムに散らされたネイビーベース」。 なかなかどうして、趣味の良い聞こえじゃありませんか。 ストイックにゴルフと競技として捉えず、あくまで娯楽として捉えているからこその、余裕のある空気感。 これはゴルフウェアレーベルからは出てこない。 このアクアスキュータムみたいな、文化そのものを包括するようなレーベルからこそ出て然るべき。 小綺麗なタイドアップスタイル、そこに少しコミカルなポップムードを織り交ぜてくれるワイドなボディバランス。 シリアスなシーンを避け、茶目っ気のもと巻いてください。 剣幅:9.0 全長:142 Made in JAPAN
-
UNKNOWN Mother of Pearl Work Necklace
¥12,500
多層構造の瑪瑙を模した美しい螺鈿細工。 貝部分以外は材質不明。 でも貝部分の外側、深みのある真っ黒の層を宛てがうあたり、蒔絵の漆の美しさがイメージソースにあるはず。 プリミティブ・アートってよりは、もう少し近代寄り、オリエンタルな空気感も感じるモチーフデザイン。 比較的ニュートラルで付けやすい。 ファッショントレンドより自分のパーソナリティとか「好き」って部分を優先してスタイルに取り入れていただけたらと思っています。 ネックレスって特にそう。 ブランドネームの何倍も、“その人の内面”が表れるアイテム。
-
19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole
¥36,000
SOLD OUT
この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
-
c80's PLANTATION in ISSEY MIYAKE Felted Wool Chunky Gloves
¥20,000
SOLD OUT
冬用の軍手、みたいな どんくさいビジュアル。 こんなのファッションとして使うの、たまらなくお洒落だと思います。 掌~指部分はフェルトウールみたいな縮絨系テキスタイル。 手首部分には構成の違うリブニット。 でもこの両素材、原料となる糸は同じものだと思います。 全く同じ色をしています。 同一原料をそれぞれ違う生地に組み立て、最後に縫合。 この時点でちょっと面白い。 テキスタイルの根本からデザインを始めているイッセイミヤケ社でこそのクリエイション。 これはやってる事が面白いってより、その姿勢がカッコ良いって話ですね。 フィッティングは とってもルーズ。 「サイズが大きい」んじゃなく、「フィット感がルーズ」。 サイズ自体はそこまで大きくない。 指の長さで言うと、レディースのLとかメンズのSくらいの感覚。 でもそれがスカスカ。 全然指に吸い付かない。 美麗な革手袋や作業用パワーグローブに慣れているとすっかり忘れてしまいそうな、物凄く原始的な「手袋」の記憶。 子供の頃の手袋ってのはどれも、今見ると愛おしいくらいに野暮ったく、温かく、そしてぽってりルーズなフィッティングでしたよね。 あの感覚を思い起こす、斜め上からのプリミティブ・デザイン。 素材感はA/Wなんですが、これはファッションを楽しくしてくれるアクセサリーとして季節問わず紹介したい。 真っ向勝負でこの可愛さを伝えたい。 - 内タグがありませんが、大方ウールメインです。 もしかしたらナイロンが入るか、くらい。 ブランドタグはプランテーションの細タグの中で最も古いフォント/仕様のもの。 80年代か、浅くても90年代前半の個体です。
-
MOSCHINO C&C Silk Chiffon Tied Plate-Choker
¥27,500
ゴツいメタルプレートの両端に美しいシルクシフォン。 この長く靡くシフォンを首に巻き付けて結ぶタイプのチョーカーです。 首にピッタリジャストくらいの丈感も、インパクト充分なボリューム感も、これぞ!って感じのモスキーノ・ファンタジー。 フェティッシュになり切らない、どこか良い意味での馬鹿馬鹿しさも感じられるバランス。 根本的に華やかでラグジュアリーなんだけど、その華やかさを鼻にかけないのがモスキーノの良いところだと思います。 ボロいTシャツに合わせるのは絶対可愛いでしょう? でも華やかさの欠片も無いナイロンジャケットとかにあえて合わせるのも、また可愛いですよ。
-
AFRICAN-MADE Pattern Beaded Leather Bangles
¥12,500
アフリカンジュエリーです。 これはマリ共和国で作られたもの。 マップ見ずに「あそこね」って言える方どれだけいらっしゃるのか。 西アフリカの内陸国です。 マップのスクショも貼っておきます。 ギニア湾に謎のピンが立っているのは多分バグです、気にしないでください……。 さてこれ滅茶苦茶良いです。 ブラウンのリアルレザーの上にハンドステッチでビーズを抜い敷き詰めて柄を作ったデザイン。 小振りなバングルですが、凄まじいエネルギー。 ビーズの内側にはバングルの表面に膨らみを作るための棒状の詰め物(中綿?)が入っています。 サイズ的には恐らく女性向けかなと思います。 骨格によっては男性でもいけるのですが、本当に骨によるとしか言えません。 内側直径でおよそ6.5cm。 そしてレザーなのでそこそこ柔らかいです。 (伸縮性はありません) 合う方は是非取り入れて欲しい本当のプリミティブ。 ナイキのシェルジャケットとか面白いですよ。 各:¥12,500- 両方纏めて:¥22,000- (DMください) Made in MALI
-
2002A/W JOHN GALLIANO Real Leather&Fur Patched Oversized Scarf
¥32,500
2002年のジョンガリアーノのストール。 力作です。 アセテートとレーヨンを混ぜた重たい生地に 飛び切り豪華で、無駄に(?)手の込んだ造作。 絢爛に染め上げたリアルレザーやミンクのファーを繊細に切り貼りして作り上げるグラフィックは金魚。 蘭鋳のような頭とぽってりしたボディ、尾鰭もドレープ強めの華やかな形状。 蘭鋳は尾鰭がコンパクトなので、このモチーフに似ているのはオランダシシガシラじゃないかな。 ジョンガリアーノが好きそうな(ド偏見だな)、ド派手な品種です。 ストール端でソバージュヘアのように伸びるフリンジはオールシルク。 所々絡まってるのがリアル。 ここまででお察しいただけるように、とってもキッチュでエキゾチックで毳毳しいコレクションでした。 言っちゃえば上級者向けのデザインだとは思いますけれど 今のMARC JACOBSの可愛さに御共鳴いただける人にはきっと刺さりますよね。 あまりに熱量の高い、スペシャルクラスの大判ストールです。 Made in ITALY サイズ概寸: 65×260 フリンジ含む ラバータグは欠損
日本国内送料無料
