NEXT 11/15-19 OSAKA
-
'04A/W CHLOE by P.PHILO Leather_Fringed Heavy Knit Cape
¥55,000
フィービーフィロが手掛けたChloeでの作品。 大判の平面ニットケープです。 最高品質のエクストラファインメリノをベースに、ベビーキャメルを4割入れたバルキーニット。 キャメル。 駱駝さんですね。 駱駝に毛?とはなりましょう。分かります。 暑い砂漠にいるあのラクダじゃないです。 ラクダには2種類います。 ヒトコブとフタコブ。 前者はアフリカとか西アジアの暑い乾燥帯にいますが、後者は中国北部からモンゴルあたりの寒い地域に生息しています。 キャメルヘアに使われるのはこっち。 滅茶苦茶希少です。 生後半年以内のベビーキャメルの毛は更に希少です。 実際の獣毛段階での材料を触った事がありませんが、兎に角ふわっっっふわらしいです。 以上、駱駝の話。 そんな柔らかな獣毛をたっぷり、本当にたっぷり使った大判のニットアイテムです。 端にはリアルレザーのフリンジフレーミング入り。 これらは、その自重でタプタプと跳ねるように靡きます。 他のどんなアイテムでも体感出来ない新世界。 シルクで出来たドレスも、カシミヤで出来たコートも、こうはならない。 こんな重い素材で一枚ケープをやるからこその、極めてユニークな着用感。 ドレーピーな洋服を振り回すようにフリフリしたくなる時がありますけれど、これなんてその極地。 この洋服は前提としてユニークであるけれど、同時にそれ以上に飛び切りラグジュアリー。 ボヘミアンエッセンスを最高の生産水準で刷新するこのデザインは、正にChloeの本懐。 言わずもがな ではありますが、このレーベルは世界最高峰のトップメゾンです。 Made in ITALY サイズ表記 UNI 一枚平置きで 横126×縦146 (→着丈で約73) +中心にスリット
-
ALEXIS BITTER Fang×Crystal Mix Design Necklace
¥18,000
重たくって独創的で、 言っちゃえばエゴイスティックなアクセサリーをガリガリ作りまくってるジュエリーデザイナー。 ブルックリンで生まれ、大学を中退した時には路上でヴィンテージの古着やらジュエリーやらを売っていたそうな。 偏執的な蒐集の蓄積から生まれる作品は、「ジュエリー」ってものが持つワクワクをベースに、リファレンスの見当もつかないようなクレイジーな発想の数々で彩られます。 そしてそれらは、レッドカーペットのトップモデルのドレスの上からVOGUEの誌面に華を添える。 90年代末にはBurberryとコラボするんですが、その作品なんて特に凄かった。 こちらは三日月形のクリスタルを、デコレーションされた三本の牙が分割する構造。 「表面的に分割してる風の装飾」 じゃなくって実際に分割して可動するようにデザインされてる。 一つでスタイリングをバチリと引き締める、強いアクセサリー。 こういうポジションの物を探していたけれど、ありきたりなブリンブリンでは下品になるだけでしょう。 まずこうした独創性が前提に欲しかった。 リラクシング・カジュアルに放り込むと一気に未来の服装にしてくれる。 今回2モデルご紹介してます。 もう片方も是非。
-
ALEXIS BITTER Chain_Fringes Design Necklace
¥18,000
廃ホテルのシャンデリアを毟り取ったような 力強くて豪奢で、そして何処か危うい美意識。 こっちは楕円形クリスタルの四方をゴツい台座で取り囲み、モチーフ底の台座から長いチェーンフリンジを垂らしたデザイン。 これはこれでかなり主張が強いけれど、今回紹介するもう片方に比べたら、幾分大人しいかな。 これらの強みはその独創性にあります。 ひとつでスタイリングを決定付けるだけのビジュアルパワーがありながら、陳腐なブリンブリンに成り下がらないユニークネス。 ドレスのようにシャナリ綺麗に靡くメタルフリンジが美しい。 創意がファビュラスを上回っている。 ゆるいスウェットにガツンと垂らしてギャップをお楽しみください。
-
c90's PAUL SMITH (EU) Metalic_Green Silk Taffetas Stole
¥15,000
こんなのそうそう出逢えない。 ユーロのポールスミスより、タフタ仕立てのフリンジスカーフ。 しかもちゃんとシルクのタフタ。 グラマラスにゆる巻き出来るロング丈。 見つけた時は絶対Driesだと思ったんですけどね。 タグ見て納得。 ポールスミスならやるか。 兎角、婉麗なだけではない、シルクという素材のプリミティブな面も綺麗に残しつつ、その野趣を前提とした鈍い輝きが希釈無く完璧に表現されたデザイン。 キシッと軋む質感が手に楽しい。 イタリアは勿論のこと、UKメイドじゃ出せない、インド製でなきゃ出せない空気。 そういう視点ではAPCの可能性もあったか。 いやそれにしちゃフリンジが長過ぎるか。 Made in INDIA サイズ概寸184×32
-
L90's PRADA Ruby-Red Suede Leather Gloves
¥12,500
極めて薄く滑らかに鞣された繊細なスエードの毛並み、血の海に沈むような奥ゆかしいルビーレッドのスエード。 90年代後半、テクノの波を起こす前の時代のオールドプラダによるソフト・エレガンス。 アンニュイなカラーのニットアンサンブルがあったとして、レディのためのクラシカルなコートを羽織ったとして、その手元を飾るのはこの時代のPRADA以外に無いでしょう。 裏地はオールシルク。 履き口はスリット&共革包みボタン。 ピシリと美しいコンパクトフィットを実現するフィッティング。 サイズ表記は6 1/2ですけれど、体感6くらい。 気持ち小さめです。 デッドストックではありませんが、純正保存袋付属 Made in ITALY サイズ表記6 1/2 実際6かレディースのS~M程度
-
CdG Irregular-Face Crazy Knit Mittens
¥11,000
コムデギャルソン・グッドデザインショップのニットミトン。 左右で柄が違うし、その片方の中でも 「手の甲側」と「手の平側」で全然別の柄。 ボリューミーな毛糸で編み立てられたハートウォームなフォーマットであるのに、詩的な冬の情緒とは真逆のバグバグしいクレイジービジュアル。 これをクリスマスプレゼントで貰ってもJ-POPにはならない。 左右の形がほぼ(又は完全に)同じなので、その日の気分で左右を入れ替えたっていい。 どう転んだってイレギュラーに着地する手前、それもあまりに些細であるのですけれどね。 一型の中に編み地バリエーション4つも使ってる点も、そういえば贅沢じゃないですか。 糸の太さから編み地から、全部違うんです。 別々のセーターから好きな箇所をつまみ食いしているみたい。 デッドストック Made in JAPAN サイズ表記- 6&1/2くらい レディースのM程度 ニットなのである程度伸縮性あり
-
VINTAGE Pantograph_System Chain_Mail Mini Bag
¥11,000
古いパーティバッグに稀に見られるユニークなオープンシステム。 正式名称が分かりませんが、機構としては【パンタグラフ】ってのが近いと思います。 装飾と実効を兼ねる金具組みの上に付属のメタルキャップ。 パチっと小気味よく閉まります。 この手のバッグは本品のようにチェーンメイル(鎖帷子)で作られる物が多いです。 その鎖帷子の一枚一枚に細かく色付けをしてモザイクアートを作ったデザイン。 これって編み地の一つ一つに色替えを入れて柄を作るニットワークに似ていますね。 ざっくり言えば【どうぶつの森】のマイデザインと同じピクセルアート。 そうして作られるのは、これまたフェアアイル・セーターみたいなモチーフミックスの幾何学模様。 こんな華やかな情緒と、今やロストテクノロジーと化しつつあるメタルバッグ。 財布もスマホも入りません。 完全なパーティ用。 本当にリップ一本だけ入れて使う、なんてのもカッコよくって痺れますけれど、今ならカラビナとか使ってメインバッグにキーホルダー感覚で付けちゃうのも可愛いんじゃないかな。 Made in - タグ無し
-
c90's PATRICK COX Glamorous Pinks Silk Fringes Stole
¥9,000
トロトロでスベスベの、世間一般にイメージされるステレオタイプとしてのシルクサテン、正にそのもの。 アルプスカワムラ社が製造した、パトリック・コックスのロングスカーフ。 エロティックなルビーピンクと、そこからもう一段階深く沈み込む艶かしいバーガンディ。 変に遊びを入れない、ストレートで純粋な妖艶。 軽やかなシルクでありながらも緞帳のような色味と重厚感……なんて書こうとしたけれど、緞帳の色味って会場によって様々なんですね。 長めに取られたフリンジがしゃなりしゃなり、小気味良く揺れ躍る。 同方向を向いたダブルピンクのコントラストが、マテリアルに入る陰影を後押し。 実際のことはさておき、イメージの中でTimothee Chalamet の首に巻かれているであろうそれ。 割と長めのレングスですから、グラマラスなドレスジャケットスタイルにピッタリですし、ネッカチーフ感覚でスパイスユースするのも楽しい。 ナイトシーンに拘らず、自由にミックスしてみてください。 Made in - (アルプスカワムラ) サイズ概寸:204×20
-
J.CREW Oatmeal×Lemon_Yellow Switch Knit Gloves
¥8,000
春の朝みたいな微温いオートミールの色味とキリリ爽やかなシトラスの微炭酸。 これを優しい手触りのウールニットで、形も殊更スマートにシェイプアップするでもなく「てぶくろ」然とした朴訥なバランス。 ここまでで既に、世界観を基に作られたハートウォーミングなデザイナーズウェアみたいな完成度。 極め付けはキレのあるレングス設定。 前腕途中で終わる長さ。 肘下?って感じの丈感。 なんやその日本語。 折り返しを想定したデザインかと思いきや、大きく折り返すと内タグが見えちゃう。 ちなみに品質タグは切られてます。手袋だもんね、気持ちは分かるぞ前オーナー。 (多分ウール) ってことはレモンイエローのセクションが手首でのクッションでラフに撓むビジュアルをこそ想定しているのか。 はたまたこの中途半端を伸ばして、それこそ同じく中途半端な袖丈のトップスと合わせて円やかなアヴァンギャルドをやりなさい、と。 ほぼ軍手じゃん、くらいの気持ちで気楽にプラスワンしたいアクセサリ的グローブ。 これでJ.Crewってのがまた心憎い。
-
UNKNOWN Color Stones Chain (Short)
¥12,500
コンクリートに落としたら多分割れるでしょう、見るからにデリケートな天然石で組まれたショートチェーン。 雑な使い倒しを許さない、しかし雑に使いこなすべきアイテムカテゴリ。 こういう逆立ちみたいな美意識で作られるデザイン、大好きです。 抗えない魅力がある。 フック金具のフォーマット的に先ずはウォレットチェーンの想定なのかな。 しかしそこに縛られず、色んな使い方してみてください。 オーバーオールにアクセサリーっぽく引っ掛けると懐中時計を繋ぐチェーンみたいになるし、カバーオールを着る時だって同じ文脈にヒントがあるでしょう。 短いけど、短いからこそ出来る遊びが色々ありそうです。 想像力と機転でお楽しみください。 レングス:43 (金具含む)
-
2019A/W CHLOE by NATACHA RAMSAY-LEVI Coating Design Knit Balaclava
¥21,000
ナターシャが率いた19AWのChloeより リブニットのバラクラバ。 首部分で編み地を詰めたり、頭部という球体をリブニットでトレースするにあたって、技巧的な編み変えが巧みに張り巡らされていてとってもキュート。 若干ピンクに振れたようなカーマインっぽい赤。 ウールベースにポリエステルのミックス。 表面に軽いコーティングが入っているのか、表と裏で色味が僅かに異なります。 裏面の方が仄かにふっくらあたたかい色味。 この裏面をよく見てみると、赤と朱色が混じったような糸が使われていますね。 朱に交われば赤くなる……? まあいいや。 ここでの色味のメランジ感にポリエステルのミックスが表出してるのかもしれませんね。 ただのバラクラバで終わらず、ニットパーカーのデコルテを切り取ったようなカットラインを拾ってます。 ヘッドピースで終わらず、トップスのレイヤードにも全然干渉してくる面白いポジション。 面白いけど、使いこなすのはちょっと難しそうに見えますよね。 でもひっつめ髪にビーニー感覚で雑に被っちゃえば良いです。 前髪入れてサングラス掛けるとバランス良いのかな。 まあ違和感と無造作感を楽しむ服(?)なので、あくまで気負わずラフに。 だるだるにクッションさせてください。 あと、このストリート感を細かいところでも表現してるな〜と思うのが、バックネック位置に入るピスネーム。 このメゾンに「ピスネーム」?! ってなるでしょう。 ワークウェアじゃん、と。 この驚きのまま、新鮮に楽しんでください。 Made in ITALY
-
UNKNOWN Primitive Design Color-Beadswork Necklace
¥9,000
アステカとかマヤとか 所謂“古代メソアメリカ”方面の匂いを感じる、原始的な創作。 モンハン世界の絵柄とかがそんな感じですね。 綺麗なブラックビーズと、あえて色ムラを残したような質感の艶やかなカラービーズを組み合わせたビーズワーク。 長めのフリンジも付いてて、首紐部分にも等間隔で装飾が入ってて、なかなかパワーのある作り込み。 ・オレンジのドレスを着た人 ・ピンクのドレスを着た人 の2つあります。 どっちもテイストに合ってて可愛い。 悩んでください。
-
c90's MOSCHINO Pearls Graphics Design Airy Silk Stole
¥11,000
Adrian氏の大活躍目覚ましいモスキーノより、オールドレンジのシルクスカーフ。 ピースマークやクエスチョンマーク等のモスキーノ定番のモチーフを、大小様々なボタンを並べて描いたグラフィック。 淡い紫の背景に白ボタン。 綺麗な配色です。 何よりこの色味ってのは90年代前半くらいの、ポストバブルのソフトエレガントにピッタリ。 実際の製造もそのくらいでしょう。 ボタンを集めてのテキスト曰く MOSCHINO IS PEARL KING ですって。 真珠の王。 なるほど。 Made in - (オーロラ社) サイズ概寸 38×152 縦長バランスのストールです。 巻き易いやつ。
-
CLAUDINE VITRY Real Shells Bracelet
¥16,000
巻き貝を途中で切断して内部の螺旋構造を可視化したパーツ。 面白いアイデア。 しかもこの貝殻の内側部分のコードにまでビーズが通ってる!! 凄い仕事。 そしてそれを花弁のように放射状に配置するコードワーク。 カラーリングは南国のビーチシーンを思わせるトロピカルテイストでゆるっと統一。 こんな時代に珍しい、破茶滅茶にプリミティブで根源的な美的感覚。 子供の眼差しの其の儘を映したようなイノセンスと、それを美しくプロダクトにまで仕上げ切る丁寧な仕事。 この2つはなかなか両立しないと思うけれど、このフレンチマダムのIGアカウントを見に行くとなんか納得。 全然ガツガツしてない。 かと言って慎ましやかに、静かに纏まってる訳でもない。 そういう俗世的な数字の世界から解脱して、凄く自由にやってるように見える。 日本ではアッシュペーが見出してインポートしてるみたいだけれど、本当にアンテナが強過ぎる………。 サイズ感的には基本レディースサイズだと思います。 端のマグネットでパチっと開閉する構造。
-
White Stones Short Necklace
¥12,500
材質不明です。 無垢なホワイトで統一されたストーンネックレス。 Tシャツの上からでも隠れず巻けるショートレングス。 留め金は古くさいスクリュータイプ。 多分結構古い個体なんじゃないかな。 基本的に石系って何かしら色が付いてる物を有り難がる前提があると思うんですが、だからこそオールホワイトが新鮮。 白Teeにこれとか巻くの 物凄く渋いんじゃないでしょうか。 サイズ概寸:38cm
-
MARC JACOBS Boxing Gloves Motif Design Brass Necklace
¥9,000
マークジェイコブスのネックレス。 燻された金塗り。 重さ的に真鍮かな? ボクシンググローブのモチーフに、何やらテキスト刻印いり。 ORGAN DONOR オルガンドナー。 直訳すると臓器提供者。 しかしこれはDJ SHADOWのアンセム The Organ Donor でもあります。 正直どこをリファレンスとしているのかまでは判読出来ません。 しかし ボクシングが好きな人 ヒップホップが好きな人 そして、マークジェイコブスが好きな人 全員に刺さるんじゃないかな。 ちなみにORGAN DONORも その更に元ネタの Tears / Giorgio Moroder も 物凄くカッコ良いのでもしよかったらご一聴。 YouTubeにあります。
-
A.P.C. Modified_Peacock Design Plate Necklace
¥12,500
あんまり紹介する機会が無い、 大振りなネックレスです。 華奢なチェーンと 醤油皿みたいなボリュームのプレートモチーフ。 古代の王族の首飾りみたいな 原始的なボリューム感ですね。 モチーフが抽象的で結構分かりにくいんですが、 これ多分クジャクのお尻……。 選ぶセンスから可愛過ぎる。 そしてAPCがこれやるの意外過ぎる。 粗野なカットソーとかスウェットにゴツっと重ねるだけで一気にキンとムードが引き締まって良いです。 あとはネックラインが深い時なんかにも、絶対重ねたくなっちゃう……。
-
UNKNOWN Triple Line Layered Design Color Stones Silver Necklace
¥12,500
これもネイティブ・アメリカン系のデザイン。 ターコイズ系のカラーストーンとシルバーのコントラスト。 デコルテを綺麗に埋めてくれる3連ドッキング。 その3連レーンを端で取り纏めるシンカーパーツも可愛いです。 ここに刻印が入ってるのもまた良し。 似たデザインでもう一個出してます。 こちらは素材表記にSILVERの明記があります。 レイヤード相性がとても良いレングスですので、セットでのコーディネートも是非ご検討ください。
-
19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole
¥40,000
この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
-
MOSCHINO C&C White-Fangs Design Chain Bracelet
¥32,000
MOSCHINOのファングブレス。 煌びやかなゴールドチェーンに、丁寧なワイヤー仕事で取り付けられた幾つもの牙状のモチーフ。 牙か爪かは、当方生物学に明るくないのでサッパリわかりませんが、第一印象は牙……。 さぁこの感覚。 ブルジョワジーとプリミティブが入り混じるこの感覚。 一番近いのは、 貴族の家の壁にハンティングトロフィーが生えてるあの感じ。 プリミティブと遠く離れた位置にあるのに そのエッセンスを躊躇無く取り込むセンス。 それをヘルシーに現代的に、尚且つ装いに取り込める最小単位として設計したデザイン。 夏これあると楽しいですよ。 両手に付けちゃったり、二つ繋げてネックレスにしたり。 あとはたまに冬の重たいコートで袖丈の短いヤツがあるでしょう。 アレの袖口からキラリ覗かせたり。 ノーブルな目線で見るなら悪趣味だけれど、ファッションの楽しい所をピュアに追い求めるレーベルからこそ生まれるビジュアルです。 ----- こちらは2点纏めてのお値段です。 一個ずつのバラ売りも賜っておりますので、ご希望ありましたらInstagramにてDMください。 その場合は各¥16.000-です。
-
BACCARAT Crimson Crystal Top Silver-925 Necklaces
¥16,000
バカラ社のクリスタルネックレス。 ドラキュラが首から提げてそうな造作。 ゴシック過ぎないけれど迫力のある丁寧な作り。 牙っぽくもあり アンプルっぽくもあり。 ドラキュラなら緊急用の血液とか入れるんでしょうね。 このクリスタル部分の美しさは流石バカラ社といったクオリティ。 そして台座やチェーンもシルバー925で作られています。 特にチェーンは小振りなのにかなり重厚なリングで組まれていて大迫力。 メイントップの邪魔をしないけれど、ジャラリと重い音を立てます。 これ付けて飛び跳ねると胸骨にゴツゴツ当たってかなり痛いので、飛び跳ねる時には非推奨。 オールシーズン活躍してくれそうですが、やっぱり夏は最高。 華奢なチェーン類とはまた違った引き締め方をしてくれます。 カットソーは勿論、ヴィンテージのスウェットシャツとも素晴らしい相性。
-
J.CREW Seahorse Design Glazed Bangle
¥19,000
冗談みたいに素敵なデザインが 冗談みたいに意外なレーベルから。 温かみに満ちたタッチで造形されたタツノオトシゴのバングル。 背景の白からタツノオトシゴの黄色、海の泡に緑。 どれも丁寧に釉薬を塗った美しい仕上がり。 でも、そんな中でタツノオトシゴの紋様やヒレ部分にだけ釉薬を乗せずに地金の輝きでコントラスト。 モチーフ選びも素敵なんですけれど、抜く所洒脱に抜いてくる、鮮やかな感性。 煌びやかなだけじゃない、機知に富んだファンタスティックな一本です。 カチッと開閉するタイプ。 開く時にちょっと勇気が要ります。 勢いがよ過ぎると華奢なチェーンに響きますから、最初は少し慎重にお試しください。
-
UNKNOWN Color Stones Mix Short Necklaces
¥16,000
マラカイトとローズクォーツでしょうか。 貴石の世界はあんまりに奥が深くって断言が出来ませんが、ピーコックグリーンの半透明石と、ノイズの入ったクリスタルのコンビデザイン。 丁度、一般的なクルーネックのTシャツと襟ぐりが被るくらいのレングス。 涼やかで程よくプリミティブ。 合わせる服装が“そう”じゃないほど映えるやつ。 裸にシャツ、みたいな時にあるとカッコ良いですよね。現実的じゃないけど。
-
UNKNOWN Shell-Needles × Wood -Beads Combi Necklaces
¥11,000
木や貝殻を肌理細やかに磨き上げた造作。 それらを几帳面にシンメトリー配置。 プリミティブ。 紀元前の美的感覚。 2000年、いやもっと昔から、気の遠くなるような年月を経て尚思う。 カッコ良い と。 どれだけ時代を越えられるか それはデザインの確度に拠ると思う。 これもまた、完全にマッチし切らない、別ベクトルのファッションの中に迷い込ませてください。
日本国内送料無料