洋服解読所
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1990's G. VERSACE × RUFFO Ex-Long Full Soft Leather Mods Coat
¥356,000
SOLD OUT
RUFFO RESEARCH というレーベルがありますよね。 フレッシュな感性と引き換えに、その時代の新進気鋭のデザイナー達をスポット起用して最高の環境での創作経験を提供する、実験的なブランチレーベル。 RAF SIMONSを筆頭に、VERONIQUE BRANQUINHO、SOPHIA KOKOSALAKI、A.F. VANDEVORSTのデュオや若き日のHAIDER ACKERMANNなども招聘されました。 じゃあそこに、黄金期のGIANNI VERSACEがいたら? という夢想は、実際普通にいたんですよ というシンプルな事実によって顕現します。 数多のハイメゾンのレザーウェアを請け負っていたのがRUFFOです。 その「数多のハイメゾン」の中に、VERSACEは昔から当たり前のように居るのです。 さあ、そしてその答え無き夢想の答えの一つがこれ。 “オールレザーのスーパーロング・モッズコート”。 あまりにパワフル過ぎる。 元ネタへの忠誠度はそこそこ。 肘ダーツとフィッシュテールと内折り返し分まで延長して製図された特徴的なポケットフラップ・システムは拾ってます。 まぁ一目でモッズコートと伝わる範囲内で削ぎ落としたりアレンジしたり、見応えは抜群。 さぁ、ここまで来るとテンション上がると同時に重たさが心配になりますよね。 僕でさえそう。 ただ嬉しい裏切り、めちゃくちゃ(この用尺にしては)軽いです。 普通のモッズコートよりちょっと重たいかな、程度。 畳んだ時にも想像の2/3くらいのボリューム。 こんな浮世離れしたビジュアルクオリティなのに、特段気合いを入れる日じゃなくても普通に毎日着るデイリーコートとなり得るポジショニング。 どんな厚さ/薄さでも自由自在、最高品質に仕上げる手腕はこんな証明のされ方もあります。 これは80'sではなく90'sのRUFFO&VERSACEの、時代への眼差しの確度に他なりません。 RUFFOのクライアントの件りを当たり前に読み飛ばされた有識者諸賢には絶対新鮮に楽しんでもらえるはずです。確信あり。 先ずは丁寧に作られた面白いフード周りのカッティングを堪能する意味でも、前を全部閉めてレザーマンになりましょう。 写真で見てもワクワクしますよね。 着るともっとワクワクしますよ。 Made in ITALY サイズ表記48 肩幅:58 身幅:66 着丈:132 袖丈:59 裄丈:89 背中フードに隠れる位置に極わずかな小傷あり (表面の光沢が数ミリ削れている)
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c1990's RUFFO Ex_Long Soft Leather Chesterfield CO
¥163,000
昔のRUFFOは良いぞと常々言っていますが、それは例えばこんなの。 惚れ惚れするほどに滑らかで美しいスムースレザー。 数多のハイメゾンのレザーウェアを請け負ってきたRUFFO水準のまま、圧倒的なロングレングスでの贅沢なレザー使い。 革のクオリティはさることながら、このレングスのレザーコートを作ってちゃんとビジネスが成り立つだけのパワーを備えていたこと、これが重要だと思います。 「今は作れないよ〜」みたいな生地とか服って、正確には「技術的には可能だけど採算取って商売にするのが不可能」であることが殆どでしょう。 つまり、この丈のレザーコートを作れていたってことは、「技術的にも勿論可能で 採算取って商売にも出来ていた」ということ。 その服に纏わせる根源的なパワーもそうですが、それを伝える土壌までデザイン出来ていた(又は既に存在していた)ということ。 無論、それを現代に求める訳ではありません。 全ては時流に合わせて変化していくものです。 だからこそ、隔絶された“その時代” & “その作り手”への憧れは膨らみ続け、それが“ヴィンテージ”という概念を纏って輝きを持つのです。 陶器のように滑らかに仕上げられた銀面はその時代(この個体は大体90年代後半くらい)の美意識の写し鏡。 80年代の豊穣で有機的な美意識とはまた少しベクトルが違うんですよね。 ミニマルでストイックで、鋭いムード。 同じくドレッシーでストイックなアイテムと合わせたくなるところ、コレ羽織ればそれだけでスタイリングが自動的にそうなってくれるので、少し遊びを入れても楽しいでしょう。 合わせる服も更に選択肢が広がりそう。 今欲しい空気感を濃密に含んだ洋服です。 今作るとなると、それこそ一般社会から完全に隔絶されたプライスなのでしょう。本品の値付けからゼロが更に増える。 ちなみにこのコートはレングスが120もあるので縦横比で細く見えますが、身巾も60以上あってゆったり着こなせます。 Made in ITALY サイズ表記- 肩幅:53 身幅:62 着丈:120 袖丈:64
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1980's RUFFO Transform Zip-Gorge Design Mouton CO
¥77,000
ジップ・ゴージ。(ジップド・ゴージ) ゴージラインそのものにririジップを差し込んだデザイン。 全部閉めるとショールカラーに出来ますし、全部開けると身頃と襟に完全分離出来ます。 (一番上まで留めてのダブルブレストボディとムートンボアの羽襟に分かれる) で、途中で止めると見慣れたノッチド・ラペルにも変身できます。 ラフ・シモンズがこのディテールを使ったロングコートを作っていたのが有名ですが、まぁ結構昔からあるみたいですね。 これは80年代くらいの個体だし、他にも同じディテールのコートは幾つか出会ったことがあります。 右前合わせ、レディース規格でのこのデザインです。 非常に高い位置で留め合わせるショールカラー的 襟設計。 首元に慎ましくって柔らかな襟ボリュームを置いて、ボディは絞らず膝丈までのレングス設計。 これはポワレやバレンシアガを彷彿とさせる嬋娟なコクーンシルエット感覚。 それをRUFFO水準でのムートン仕立てにて。 ムートンとしてのオーセンティシティは保ったまま薄く柔らかく、現代生活にピタリ照準を合わせられた完璧なハイエンド。 ……どえらい服です。 ワイルドな野趣があるのにどうしようもないくらい上品でクラッシー。 面白い立ち位置のムートンですよね。 どんなスタイリングに羽織っても一定以上の新鮮味がありますよ。 40年前の服なのに。 Made in ITALY riri_zips 肩幅:68 身幅:65 着丈:92 袖丈:53 裄丈:88 色味はトルソーでの自然光撮影の方をご参照ください。
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1980's RUFFO Ex-Lightweight Mouton Loose JKT
¥72,500
こういうレーベルにしか作れないタイプのムートン。 その特徴は【異様に軽い】こと。 ムートンをムートンのまま、ギリギリまで薄く鞣す技術力もそうですが、皮革素材の選定がそもそも根本的に薄くて柔らかい。 正確に言えば「軽いムートンで作ろう」というディレクションがあったとして、「軽いムートン」の指し示す範囲がめちゃくちゃに広いということ。 通常のメーカーに20の選択肢があるとして、RUFFO水準はその選択肢が桁違い。 元々皮革製造業のメッカであるトスカーナ州、ピサの斜塔で有名なピサより川を数キロ遡った位置にあるカルチナイアでスタートしたRUFFO社。 60年代の設立時点で、周囲には世界指折りの鞣し職人や皮革縫製に携わる工房達のネットワークがありました。 彼らの技術を継承し世に誇る一大工芸へと押し上げたのRUFFO社の転機は、皆様ご存知の通り【GIANNI VERSACE】との協業でありました。 VERSACEにとっての特別な仕事(レザーウェア(単価高いから…))を任されるだけのクオリティが既に備わっていたうえ、彼の破天荒で前衛的な仕事によって加速度的に更に磨かれたアルチザナル・レザーワーク。 そうして培われた水準は、インラインとして展開されるベーシックなレザーピースにもこうして反映されていきます。 極薄シャーリング・ムートンのハーフコート。 襟を一枚革のように仕上げてシャーリング面を外に出す、そしてその端をスムースレザーで縁取る。 これほ黄金期のVERSACEでそのまま使われていたアイコニック・ディテール。 RUFFOが凄いのは、革も柔らかいけど、毛皮も滅茶苦茶柔らかいんですよ。 詰まり過ぎないリラクシングな襟ぐりにて首に柔らかく触れる毛並みのなんと優しいことか。 汚さないように大切にタートルネック/スカーフを挟むのも賛成ですが、そのまま地肌で素材の質を体感することにも賛成します。 そして毛並みが柔らかいということは、それがそのまま裏地のような仕事も兼ねてしまうということ。 このハーフコートの裏地は無し。 ムートンレザーの裏面がそのまま使われています。 この滑らかな毛並みのおかげで、中にニットを着たとしても着用感は至って滑らかって訳。 アームホールも太いからお気に入りのセーターもそのまま使えます。 圧倒的な防寒性と引き換えに、ムートンウェアの動きにくさや取り回しの難しさを解消した素晴らしいトレード。 実際電車や車で移動する日にガチガチのムートンはちょっとオーバースペックだったりしますしね……。 ハーフコートともロングジャケットとも言えそうなこのバランス、イタリアではジャッコーネ(Giaccone)なんて言うみたい。 カーコートと呼ばれることもある点からも、現代的な生活にこそ完全な噛み合い方をするのではないでしょうか。 良い服もライフスタイルに合ってこそ本番ですものね。 Made in ITALY サイズ表記- 肩幅:65 身幅:70 着丈:81 袖丈:61
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1990's RUFFO Shoulder_Patched Minimal Design CO
¥72,500
ミニマル・カットと言うよりミニマル・デザインです。 製図だけがミニマルなのではない。 素材を選ぶ段階からミニマリスムが始まっているように思います。 フロントを全部比翼仕立てにしても尚、肩のパッチデザインは残ってる。 このショルダーパッチって、基本的にはダッフルコートのディテールなんですよね。 ドンキーコートとかにも一応あるにはあるんですが、ヨークとしてではなくあくまで追加の1枚として上から叩かれてるのはダッフルコートだけ。 このコートの態度を示す材料としてギリギリ残したのでしょう。 ダッフルコート、及びワーク用途由来のハードボイルド・エッセンスの水割りデザイン。 ここにベクトルを定めながらマテリアルにベージュのレザーを選ぶのなら、艶感のあるスムースレザーは寧ろノイズ。 艶を消した端正なヌバックレザーの方が更にミニマル。 素材の選択ひとつに、ミニマルとしての「正解」は存在します。 このミニマルなベージュ・ヌバックはこの時代を映した極薄レザー。 モードシーンとの距離感が極めて違い作り手ですから、時代の空気もモロに反映されるのですね。 この空気感は 言葉にするなら【透明感】なのですが、透明感ってもう別の意味が付いてますから難しい。 【無機質】とかでしょうか。 作り手は90年代後半辺りのRUFFO。 ここまで読んでいただいた上で再度思い起こしてみてください。 HELMUT LANGやJIL SANDERをクライアントとして持ち始めていた時代のRUFFOとして、非常に正統性を感じるデザインに見えてきませんか。 婉麗な袖カーブに身を任せて、是非 襟も立てて、スロートラッチが組み生む至上のクールネスをご堪能ください。 Made in ITALY サイズ表記- 肩幅:47 身幅:56 着丈:81 袖丈:63 裏地は真っ黒の薄地フランネル。 身返し無しでツライチ合わせの凄く攻めた裏地設計。
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1980's CINQUANTA Asymmetry Flaps Design Mouton Parka
¥142,000
チンクアンタのオリジナル・ヴィンテージ。 80年代くらい。 こんなのあるのね〜と、流石にビックリしました。 なんですかこのフラップシステム。 前ファスナーを左側のフラップで多い隠し、更にその上から右側のフラップで過保護に留め重ねる形式? 滅茶苦茶カッコ良いし、滅茶苦茶使いにくい。 ファスナーの隙間、そしてそれを塞ぐ前立ての隙間からの冷気さえも完全にシャットアウトしてやろうという偏執的なディテールデザイン。 南極にでも行くのか。 大阪で暮らしているとなかなか思い付かないシチュエーションではございますが、そういう問題ではないのでしょうね。 最早これを使うためだけに数駅分くらいなら歩きたい。 そうですよ、観光や古着屋巡りなどなど、冬場の散策には想像以上に徒歩のシチュエーションがあります。 夏になる度忘れてしまう。 銀面はブラックに見えますが、ウール面はブラウンです。 また、肘やヒップなど摩擦が重なる箇所では芯のブラウンが少しずつ覗き始めています。 一回ムートンをブラウンに染めてから銀面にはブラックの表面仕上げですね。 今も充分カッコ良いんですが、今後のご愛用に伴って趣深いエイジングが待っています。 中心を走るririジップはスライダーも務歯も元気なコンディション。 各ボタンもちゃんと力ボタンがあるので留め外しに必要以上の心配はご無用。 こういうスペシャルって中々出会えない中でもフードが欠損してたり、ボタンかファスナーが調子悪かったり、ムートンに破れがあったり……こんなスペシャルに食指が動いてらっしゃる皆様ならきっと御身に覚えがございましょう、中々難しいんです。 ムートンはもう最高の1着があるしな……って方も是非ご検討ください。 その枠の隣、最高&被らないスペシャルの枠はまだ空いておりましょう。 Made in ITALY riri_Zips サイズ表記54 肩幅:(48-56) 身幅:66 着丈:84 裄丈:99
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1990's VOYAGE INVEST Heavy Duty Black Leather Coat
¥110,000
SOLD OUT
Voyageのフルレザー・ハーフコート。 ズッシリ重いです。 コルビュジエ・ジャケットよりちょっと軽いくらい。 このVoyageも同じくワークジャケットみたいな立ち位置として良いと思います。 前あわせ深めのダブルブレスト。 内側のボタンを飾りで示す程軟派じゃない。 両腰には大きめのカーゴポケット。 ポケットにはインバーテッドプリーツと立体的なマチ設計。 背面には多少ウエストを絞れるウエストベルト。 実際のところ、絞るためってよりはバックスタイルのオーセンティシティを第一目的としているような趣はあります。 ここまでのディテール、見覚えがありますよね。 UKで作っていた時代の初期LOWRIDERのジャケットに雛型がそっくりなんです。 ETRAKでは縁ある限りご紹介してきたUK・LOWRIDERと、同じくUKのアンダーグラウンドシーンにて異彩を放ちまくっていたVOYAGE。 その関連はどれだけ探してもまだ見えてきませんが、Jeff Griffinがコンサル入ってました、みたいなオチじゃないのかなぁとみてます。 又は共通のリファレンスピースがあるか、又はどっちかのコピーですが、コピーするメリットが浮かばない。 別にどっちも全然商売っ気無いでしょうに。 さて特大ポケットとバックベルト、そして貫禄に満ちたワイド・ダブルブレスト。 これらがレザーと掛け合わさることで誕生するビジュアルパワー、その男性的な香りは精悍でありながら最早セクシーでさえある。 髪に白が混じってきてからやっと似合う服ってあります。 その時に「もうレザーは重たくって、、、」なんて言わずにガツガツ着れる日々が少しでも長くなるよう、健康でいたいものです。 Made in - サイズ表記- 肩幅:58 身幅:67 着丈:83 袖丈:66
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2005F/W BRUNO PIETERS Rabbit_Fur Oversized Collar Puffer CO
¥81,000
世界中から凄まじい才能が集まるアントワープ王立芸術学院を優秀な成績で卒業し、2000年代にカルト的人気を博していたマニアックなデザイナーズ。 この学校出身の作り手の殆どがそうであるように、ブルーノのクリエイションも膨大な服飾史へのリサーチを礎として成り立っています。 このシーズンは様々な時代の美意識をオムニバス的に鏤めて、黒→白へのグラデーションの中に、謂わばアントワープっぽいダークロマンスから神々しいまでの高貴なノーブルを、漸次的に展開するコレクションでした。 非常にヨーロッパっぽい作風。 西欧古典への造詣と現代的な再編集のセンス。 このコートは“ラビットファー”を使う装飾感覚と、嫋やかなギャザードレープでのシルエットメイクがキーポイントでしょうか。 西洋ってウサギをめっちゃ家畜視してますよね。 野兎はジビエの看板メニューですし、クラシックな帽子はラビットヘアで作るのが伝統ですし……。 日本の文化だけ見て育つと、ちょっと吃驚します。 そして袖口と身頃裾部分でのパフ・シルエット。 こんなのはロココ時代のロマンティックを踏襲……というか、根本的な美意識として浸透し過ぎてて踏襲だとも思われていないのでしょうね。 中綿ありきで作るギャザード・パフ シルエット。 コクーンシルエットの構築にも一役買ってるってのがまた良い。 あえて参照元を挙げるなら、1910年代のP.ポワレ、又は50年代のC.バレンシアガの美的感覚。 今っぽいムードも拾いながら楽しめそうです。 で、ここで挙げた2点。 ①本物のラビットファーと ②端を絞ってのパフ・コクーンシルエット。 これらを同時に落とし込める現代服のフォーマットが【モッズコート】だった、という流れです。 なのでこのコートは大雑把〜に見るとモッズコートと呼んでも良いんじゃないかなと思います。 (恣意的なモディファイも沢山盛り込まれていますが……) そうでないならこんな大振りのフラップポケットを差し込む理由もありませんからね。 大振りなフラップを身頃から地続きで生やすカッティングエッジはガリアーノみたいだし、モッズコートに必ず発生する肘のタックをヒントにギャザーワークを差し込んでる抜け目無さも圧巻。 深く豊かなリファレンスの海、そしてそれらを現代的に再構築するアカデミックな折衷センス。 ファッションが学問として根付いている国の服。 日本からは中々出ないクリエイションでしょう。 向こうの人が異国情緒を楽しむのと全く同じ構造で、我々も異国情緒として楽しんでやりましょ。 Made in Belgium サイズ表記36 身幅:58 着丈:114 裄丈:84
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1990 PLANTATION INN in IMII Oversized Heavy Knitting Wide CO
¥83,000
プランテーション・イン・イン・イッセイミヤケ・インターナショナル・インク。 読みにくいタイトルで申し訳ありません。 プランテーションのカジュアル……のいうかラウンジウェアみたいな服作ってるライン「INN」のコートです。 これはギリギリissey miyake internationalタグの付く1990年の作品。 プランテーションの服って大体柔らかいです。 お持ちでない方も、なんとなくイメージでそう思われていますでしょう。 合ってます。 その中でも このコートで使われているテキスタイルは特段柔らかくって心地良いです。 そのまんま肌着にしてベッドかソファにダイブしたくなる。(いやPLANTATIONなら布団がベストか) 何編みでしょうね、なんかもう凄く複雑なことしてて名前が分かりません。 昔のISSEYのニットはそんなのばっかり。 印象としては“スポンジの表面”みたいなテクスチャなんですよね。 アレって規則性の無いランダム生成ですよね? アレに似たランダム感をこのテキスタイルにも感じます。(実際は規則があるのでしょうけれど…) さて、そんな生地で作るオーバーコートってことで、先ずは寸法に驚いてもらいます。 肩幅が72あります。身幅は74cm。 誰も肩幅ピッタリでは着れませんね、裄丈で帳尻を合わせるスーパードロップショルダーの設計。 こんな幅で作っておいて、用尺的には大丈夫なのでしょうか? よく見ると、背中心にも脇部分にも切替線がありません。 ボタンレスの前合わせもかなり深い位置まで伸ばしていますし、この身頃での生地一枚で横巾160cmはゆうに超えています。 生地巾を無限で編み立てられる機械があるってこと?? 又は、地の目を横方向で取っているかですね。 だとすれば“着丈”の寸法が生地巾になりますから、ある程度の着丈であれば余裕で実現可能です。 で、最初に少し触れましたがこの生地は組織図がサッパリ分かりません。 織り方/編み方も分からないし、故に地の目なんて見えるわけが無いんです。 そんな感じで【一枚の布】という誰もが知るコンセプトを物理的に叶えたニットコート。 柔らかいけどパワフル、優しいけど尖ってる。 こんなのを白ニットと合わせてアウターレンジでのセルフ・アンサンブルを楽しんでみたいところです。 オーバーサイズに見える服ですが、裄丈だけはリアルな数字なのでココを判断基準になさってください。 個人差ありますが、170cmくらいの方からちょっと袖が短く感じてくるかなと思います。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:72 身幅:74 着丈:85 袖丈:40 裄丈:77
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1985s PLANTATION in IMII Super-Wide Body Black HBT Coat
¥108,000
SOLD OUT
今回も幾つかご用意叶いましたIMII時代のオーバーコート。 コレは着丈より身幅の方が長いクレイジー・ワイド。 とことん横長。 82cmの着丈に対して身幅が91cmもある。 袖付は もはやT字の平行袖ではなく僅かに上向き。 袖山を低くすればするほど袖の角度はT字に近づきますが、その理論でいくならこの袖山はマイナスの領域に踏み込んでいる。 それを人体に着せると、あら不思議。 マイナス分の袖山が脇下の布をグイグイっと押し出して前後に広がるテントシルエットを見事に補強するではありませんか。 (図説が難しい!) でも生地は重たいヘリンボーンなのでテントみたいに明確にカタチが出る訳ではなく、ドロリ重厚なドレープを奏でる方向に動きます。 そしてこのヘリンボーン、なんと横向きであります。 まあまあ、ヘリンボーンってのは「ニシンの骨」でありまして、魚って横向きが正位地な訳ですから、横向きに並んでるヘリンボーンはある意味正しいと言えなくもないのですが…… つまるところ、このコートも地の目を横に向けて裁断してるという訳ですね。 身幅90オーバーでダブルブレスト並みの深い前合わせを設けて、更に脇線も背中シームも無しの完全一枚布。 そりゃ横向きで取らなきゃ実現する訳無いのです。 やっぱり身頃にシームが無いとドレープが自然。 前端にボタンすら設けない潔いフリーオープンも好ましい。 同じ靡き/撓みは2度と訪れません。 無常の中で表情を変え続ける布の美しさ、それを堪能出来るヘビーコート。 惜しむらくは、それを最も具に眺めることが出来るのが、着用者本人ではなく周りの友人であるという点でしょうか。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:62 身幅:91 着丈:82 袖丈:44 裄丈:77
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1983s PLANTATION in IMII Shabby Cotton Tweed Ex_Overcoat
¥108,000
今季もどうにかご用意叶いました。 80sプランテーションの特大ワイドコート。 ISSEY MIYAKEがテクノロジーの道に進む上で80年代に置いてきたプリミティブ・エッセンス、その留置所。 奥行きのあるライトグレー。 仄かにエメラルドグリーンも滲んでいます。 プランテーションらしい素朴で美しいな色味。 雲をズームアップすればこんな点描になっているのでしょう。 ウールではなくコットンで織り立てられた分厚いツイード。 ウールの荒々しい毛並みとは違う、地味で素朴な、ともすれば弱々しいはずの情緒。 でも、それがこんな特大サイズで仕立てられていると、及び それをガバリ-覆い被せるように羽織ってみると、なかなかどうして強そうじゃありませんか。 この文脈で強そう、と言うと語弊が生まれるかも。 「何かしでかしそう」 「只者じゃなさそう」 の方が近いのでしょうか。 これが黒だと 強そう、とかの修辞で良いのでしょうけれど。 サイズ感&生地感の持つ“圧”と、色味の弱々しさが良い具合に中和されています。 そこのバランスも「グレイッシュ」という色彩と同じ立ち位置。 どっちつかず、仄かにどちらでもあり、微かにどちらでもない。 レーベル創設が81年のことですから、83年コレクションってのはほぼ最初期です。 (81年に作る服は82年の服ですしね) つまりレーベルとしての初期衝動が濃密に宿ってる。 このレーベルにおける「レーベルとしての初期衝動」ってなんでしょうね? その一つとして明確にカウント出来るのは【洗える】ことです。 作品然とした【洗えない服】が乱立した時代へのアンチテーゼ、市民のためのレーベルってのがPLANTATION。 ウール仕立てとの風合いの違いも特筆点、しかし本質はこっちかもしれませんね。 洗えるオーバーコートとして成立させるためのコットン選定。 「社会をどうしたいか」が本質、それを叶えるべく装填される不殺の弾丸が洋服です。 (素人目線で言わせてもらうとこんなの大砲ですけどね) Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:75 身幅:82 着丈:118 袖丈:41 裄丈:79
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1980s KO&CO by CASTELBAJAC HBT × Blanket Combi Design Wide CO
¥65,000
SOLD OUT
配色の美しいブランケットとヘリンボーン・ツイードを組み合わせた特大のワイドコート。 赤と青、気分なカラーパレットが疎らに入り組むローピッチのタータンチェック。 この詰まり過ぎてないゆるい柄、素敵です。 このコートの中だけ時間がゆっくり流れているみたい。 右身頃にだけ付いた立体ポケットと、左肩にだけ切り替えられたHBTのショルダーヨーク。 ここのアシンメトリー対応、非常に面白いですよね。 左肩に丈夫な生地を当てがうってことは、左肩でバッグを担ぐスタイルを想定しているのか、はたまたその逆か。 つまり、「HBTだから担ぐ面と取る」のか、「HBTだから担がない面と取る」のか。 基本的にはスポーティな生地として扱われるHerring Bone Tweed、これがあるから丈夫と取るのか、これがあるからデリケートと取るのか、人によって分かれそうなのです。 ……いや、右手をポケットに突っ込む想定でデザインしたのならやっぱり左肩にバッグか!? なんて、意図を推測するのも楽しいです。 こういう工業的な思考回路でデザインするイメージはありませんが、もしそうだったらテンション上がりますよね。 ルーズで平面的な両袖も 丈夫なHBTでの仕立て。 この袖部分をちょっと形の出るテキスタイルで組むことで、カルテルバジャックらしい平面性はより強く現れます。 極端に例えると、「人形の服」っぽく見える感じ。 伝わりますかね。 優しいオートミールカラーを土台としていながら、ただの易しい服には収まる気が無い。 色んな服を着倒して洋服を鎧ではなくエンタメとして楽しめるようになった大人のためのコート。 ナメられ上等、子供やお年寄りにめっちゃ道を聞かれる人になりたいです。 Made in FRANCE サイズ表記- 肩幅:57 身幅:58 着丈:86 袖丈:52 裄丈:81
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2013A/W JIL SANDER by J.S. Cropped Sleeve Cocoon_Cut Wool CO
¥76,000
ジルサンダー2度目のカムバック期のコート。 このシーズンのカラーパレットは極めて玄妙でした。 一口に「何色」と喩えられない微妙な色味/色合わせの連続。 そんな中をアクセントカラーとして引き締める役割を担っイエロー。 いや引き締めと言うよりも、全ての色味が上手く調和して「色」という一次的な視覚情報だけで既に世界観を完成させていました。 そして女史御本人のデザインの良さ -それはつまりJIL SANDERというレーベルのイデアです- が濃密に詰め込まれた貴重なアウターですから、カッティングひとつ取っても非常に見応えがある。 ウールコートでありながら肘丈で設計された前衛的なハーフスリーブ。 後ろを見ると、なんと後ろ身頃と地続き。 スプリット・ラグランの特殊進化みたいなクレイジーパターン。 前から見ると普遍的なセットインに見えるからこそ、そのコントラストは更に強烈。 このカッティングによってバックアームホールでのゆとり位置が固定され、毎回綺麗なドレープが決まって生まれる訳ですね。 完璧主義者のデザイン。 次にコート全体の根本的なシルエットにも妙味があります。 禁欲的なハイネックから太腿の丈までストンと落とすストレート。 これは裾に隠された仕掛けによって一気にコクーンコートに様変わり。 まるでアウターの袖口のようなボタンアジャスト機構によって、ミニマルな比翼仕立てのまま蹴回しにテーパーを掛けます。 ここまでミニマルな仕事に感じ入っていると、胸ポケットに違和感を感じるはず。 この胸ポケット、フェイクです。 袋布無し、フラップが付いているだけ。(本当に) 「装飾を嫌うジルサンダーが飾りでポケット作るか?」 という疑問が、多分このデザインを理解する上で最も大切です。 このポケットの仕事はズバリ【視線誘導】。 ウエスト位置より高めの位置に、わざわざ大きめのポケットが付いてるんです。 まるで「ここがウエストですよ」と言わんばかり。 ここで思い出してください、このコートの武器はコクーンコートへのトランスフォームです。 コクーンコートという原理上、ウエストシェイプは不可能。 しかしポケットでの視線誘導と錯視設計を使えば、“コクーンシルエット”と“ウエストマーク”が両立出来るという訳。 だからこのコート、フロントがダブルジップじゃなくてシングルジップです。 このコートだけは、ダブルジップじゃなくても文句言わない。 だってコクーンシルエットを正しく組むにはシングルジップだけが正解ですもの。 いや〜〜〜………… 本当にロジカルだし、良く練られてます。 流石の一言に尽きる。 これぞデザイン………と一義的に言っちゃうのは危険ですが、工業的デザインフローの美しさが詰まっています。 この辺はドイツ人らしさなのでしょうか。 Made in ITALY LAMPO_Zip サイズ表記36 肩幅:45 身幅:48 着丈:81 裄丈:62 (袖丈:39)
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1990's MILKBOY Crimson Pink Nylon Mods CO
¥27,000
90年代のミルクボーイより、ハリのあるナイロンで仕立てられたエアリー・モッズコート。 真紅ってよりはもう少しピンク寄りでしょうか、大きなメンズサイズで作るには勇気の要る色味です。 着る側にも勇気は要りますが、お金を掛けて量産する側にはもっと勇気が要ります。 それでもGOを出せたのが当時のMILKBOYです。 フィッシュテールや肘のタックワークなど、嬉しくなるディテールはしっかり踏襲されている中、最も嬉しいのはドローコードだと思います。 元ネタとなるM51などのモッズコートだと、生地のボリューム的にあまり実用向きではなかった気がします。 そりゃ、現地では実用されたと思います。 が、今日我々がファッションとして使う時には、生地の厚さに負けちゃいませんか。 紐が千切れるリスクを冒してまでウエスト絞りたくないな、なんて自分を納得させた事のある方もいらっしゃるかも。 このコートは生地が薄いので、ドローコードがちゃんと気軽に使えます。 実用のために研ぎ澄まされた機能美を、今一度ちゃんとファッションの領域に持ち込みましょう。 ウエスト位置でキュッと絞った時のブラウジングなんかは、風が無い日にもコートで風を孕んだような楽しいビジュアルが作れます。 勿論絞らずフワッと落としてもエアリーで最高。 生地にハリがあるので意外としっかり形が残るんですよね。 オーバーコートに包まれるようなビジュアルインパクトも、このカラーリングなら新鮮味倍増。 チャレンジのし甲斐がありますよね。 Made in - (JP?) サイズ表記- 肩幅:60 身幅:73 着丈:100 袖丈:63
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e1990's OXBOW Organic-Toggles Red Duffle CO
¥54,000
SOLD OUT
真っ赤なライトメルトンで仕立てられたストリート・ファッションとしてのダッフルコート。 見たこと無いタイプのエネルギーがあります。 アグレッシブな彩色、非画一的なトグル、そしてダッフルコートが連れて来る素朴な少年の面影。 ウールベースに色々化繊を混ぜて作られた軽量メルトン。 ピュアウールのそれらよりずっと軽薄でチープな風合い。 チープ、か。難しい言葉です。 チープであることは良いことではありせんが、高級であることが特長ではなく特徴であるのと同じように、一つの個性でありもするのです。 ファッションシステムの中で虐げられてきた(僕もそうですが)概念であるが故に、そう書くのはちょっと挑戦的ではあるのですが、この価値観を使うことこそがこのコートの魅力を真に正確に伝える方法であるはずなのです。 喩えて言うと、記憶の中の「最初の1着」みたいな情緒があるのです。 皆様にも原理上必ず存在するはずです、「ファッションを好きになるキッカケ」みたいな服や出来事。 その記憶の中にこのコートはあるのです。 いや、勿論思いっきり架空のお話ですよ。 でも久石譲のSummerを聴いて涙が出るのと同じで、深層心理、及び“理想の過去”みたいなところを優しく撫でてくれるような感覚があります。 セピアに褪せた写真も、写真という物質が褪せているだけで切り取られた世界そのものは今と同じフルカラーだったんですよ。 どんな人にどんな風に着て欲しいか、もう言わずとも伝わりますでしょうか。 紛れもなく、あなたのための服です。 Made in FRANCE サイズ表記S 肩幅:67 身幅:67 着丈:100 袖丈:49 裄丈:84
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1990's DUFFER of St.GEORGE Loose-Cut-Hood Oversized Duffle CO
¥63,000
SOLD OUT
昔のDUFFERのダッフルコートです。 DUFFERとDUFFLEってスペル似てますね。 ダッフルコートって洋服はとあるタイミングでの量産があんまりに画一的過ぎて、一定以上に古い個体以外は探していてあんまり面白くないんです。 同じ感覚の方も少なくないんじゃないですか……? なんて、勝手に共犯者に仕立て上げちゃってごめんなさいね。 でもこのコートにビビっと来るのは、そうした環境的な前提も間違いなく要因の一つです。 異様にワイドでルーズで、生地が異様に軽い。 ついでに袖山も低い。 ダッフルコートというアイテムに後天的に付いた「しっかり者の服」みたいなイメージが悉く潰されてる。 これくらい徹底的にやってくれて初めて、ようやくフラットに向き合える。 フードの付け根なんかも、よく見てみてください。 変ですよね? フードの付け根はもっと前に来るはず。 随分外向きに付けてる。 ネックラインの形を視覚的に意識させてくるコートなんて中々無いんですよ。 ギリギリコートと呼べそうなチープな(これもルーツを知ると良さなんです、本当に)ウール生地も、玉虫色のギラついた裏地も、滅茶苦茶DUFFERらしい。 同時代にフランスやイタリアが景気良く贅沢な生地使いまくってる時代、U.K.は耐え忍んでいました。 だからこそ この国から出てくる作り手&ムーブメントはみんなパワフルでシニカル。 ワーキング・クラスの格好良さとゼロから始める美学、現存(?)するU.K.Designersでそれらを最も深く理解していた作り手のひとつ。 “DUFFERは古着好きに刺さるよね” ってセンテンスはそこが大きいと思います。 小手先のディテール引用どうこうじゃなく、根本的なスタンスの話。 Made in - サイズ表記S 肩幅:58 身幅:69 着丈:103 袖丈:59
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80-e90's IDEA UOMO (IT) Oversized Black Chesterfield CO
¥39,000
出自不明のマイナーレーベル。 イデア・ウォモ。良い名前……。 テキスタイルメーカーのタグも丁寧に縫い付けていますから、ちょっとテーラー寄りというか、そういうの大切にしている作り手であるはず。 生地も洋服もイタリア製。 ウールに20%のナイロンを混ぜる厚手のフランネルってのはよく見る構成ですが、そこに10%だけカシミヤを入れています。 確かにカシミヤ入ってるな、くらいのテクスチャ。 さて・こんな感じに大きいサイズ感で、・ちゃんと肩パッドの入った構築的な仕立てで、・セットインスリーブの・チェスターコート。 こんなのが意外と無いのです。 当たり前の服として並んでいなきゃならないエッセンシャルアイテムであるはずなのに、クオリティでソートすると途端に見つからない。 加えて、このコートだけのユニークポイントとして内ポケット仕様が面白いのです。 左前身裏面に特大サイズの裏地ポケットが付いてます。 裏地で作られているのであんまり重たい物は入れられませんが、あると助かるサイズ。 普通のポケットに入らないパンフレットとか、リーフレットとか、ここに捩じ込みましょう。 男性が端正に着込むのも美しいし、女性が肩を余らせてオーバーサイズに着こなすのも洒脱なサイズ感。 正直、どちらかというと女性に向けて…及び、性別抜きにせよそんな(後者の)着こなしを狙っているお客様に向けて用意したコートです。 現代モード的視座に立ってパリ・シックを指向するなら必須のアイテムカテゴリ。 今回少し仕様に幅を持たせてARMANIやVERRIの似たようなオーバーコートを用意していますが、それらに負けず劣らずの頼もしいオーセンティシティを備えた1着。 ネームバリューがノイズになりそうな時にも、こんなのが助かるはずですよ。 ○ボロいスウェット×ドレスパンツ×カジュアルスニーカー 又は ○タートルネック×ヴィンテージデニム×ドレスシューズ ってな具合で、黄金様式をお楽しみください。 色味や質感で違いを作ってくれるニットやレザーベルトも忘れずに…… Made in ITALY サイズ表記56? 肩幅:53 身幅:65 着丈:124 袖丈:67 これもデカいです。 デカくて長い。
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1980's TERZO UOMO Ex_Wide Silhouette Dolman_Slv. Mens CO
¥56,000
SOLD OUT
テルツォ・ウォモの入荷です。 あのテルツォ・ウォモです。お待たせ致しました。 いやもうこのレーベルの入荷をこそ、待ってました!というお客様も少なくないのではないでしょうか。 ……アレ、そんなこともありませんか。 もしかして……ご存知無い? 無いでしょうね。 以前一回入荷したっきりのスーパーマイナーレーベルですものね。 大丈夫です、どなたもご存知無いはずです。 知る人ぞ知る?知らん。 知る人すら知らず、インターネットにも伝説されていない、根無し草となったトゥルー・マイナー。 今回もキレキレのストロング・ピースと出会えました。 今のところ、見つけたら毎回スペシャルデザイン。 打率100% (2/2) です。 作為的なショールカラーとドルマンスリーブ。 重たいウールが人体の立ち居振舞い次第で水にも彫刻にも化け変わる、ドレープ礼賛のカッティング・エッジ。 ペルエポックのフランスを手本に取ったこのシルエットメイクは、60~80年代のファッション後進国の模倣の餌食になりました。 フランスのクチュールを形だけなぞった野暮ったい布の山、あぁ、見るも無惨、思い起こすも凄惨。 (まぁモードはパクられるのが仕事ですからそれでいいんですけどね) さて、このテルツォ・ウォモが決断したのは、それら模倣と誹られるであろう引用の、メンズファッションへのインポート。 これ左前のメンズ服なんですよ。 だってテルツォ・ウォモですもの。 コレがメンズ服として存在する奇跡は、ある程度古着を見てきたお客様ならしっかり感じ入っていただけるはずです。 「メンズが着ても調子良いと思います」 と無責任な紹介で汚され続けてきた、メンズファッションでのフェミニンなドレープコート・ビジュアル。 特大サイズで、自信を持ってご紹介致します。 Made in ITALY サイズ表記M 身幅:65 着丈:122 裄丈:88 裾付近の表地表面に虫舐めが散見されます。 穴にまではなっていませんが、ご注意ください。
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1990's GIORGIO ARMANI CLZ. Oversized Ex_Long Chesterfield CO
¥84,000
柔らかさと鋭さ、黄金時代の豊穣と新時代への慧眼、対立する二つの美学を類稀なる水準で並べ立てた圧巻のプロダクト。 コレッツォーニ・ラインが生まれたばかりの時期、まだ後年ほどスーツスーツしていない時期のデザイン。 極めて深い位置まで切り込んだゴージラインから始まる刀のように鋭いピークドラペル。 このピークドラペルの大きさ、Vゾーンの深さ、ラペルエッジの色香に満ちたラウンドライン……。 これら“ジャケットの顔”とも言えるディテールにおけるラインメイクにこそ、このコートを象徴する態度が濃密に顕現していますね。 このラペルデザインこそ、冒頭に書いた事そのまんま。 肩幅/身幅/着丈のどれもが非常にオーバーサイズ。 レングスが120超えですから縦横比で細身に見えるかもしれませんけれど、ちゃんと横にも広いと言うか ゆったりしてます。 ゆったりしてる上で、しかし品格の確かさは微塵も損なっていないのがARMANIですよね。 セットインスリーブの袖山の高さ、本当にドレッシーです。 クラシックなポロ・コートをギリギリまでドレッシーに落とし込んだ感覚。 ゆとり?違うよ【余裕】だよ、とほくそ笑む御大の顔が浮かんでくる。 ザ・ロウみたいな空気を指向するなら 綺麗なシャツの上にクタクタのセーターなんて重ねて、その上からこのコートでしょうか。 でもコート単品の段階で“そのゆるさ”込みのデザインが完成されている気がしますから、ドレッシーな服にそのまま合わせても、肩の力が程よく抜けた巧みなアウトフィットになると思います。 そこまでデザインされてます。 Made in ITALY サイズ表記48 肩幅:50 身幅:59 着丈:119 袖丈:67
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c1990's VERRI Flap/Patch Pocket Oversized Chesterfield CO
¥55,000
ちょっと広めの肩幅に構築的なテーラードショルダー。 スーパーロングの迫力あるビジュアルと、外付けパッチポケットの可愛らしい空気感。 素敵なバランスです。 ラペルのボリュームや着丈に感じる“強さ”は80年代的(VERRIがゴッドファザーに衣装提供なんてしてた時代)的です。 それに対して、あえての外付けポケットや4つ釦での浅めのVゾーン設計は90年代的な優しさ、及びニュートラリティの香り。 ソフトスーツから離れて精悍なコンストラクト・ショルダーを強めていくのもこの時代感のひとつか。 結局こうした薄味の塩梅調整こそが「あの人なんか違うな」という言語化出来ない差別化感の材料。 ※なんか違うって、良い意味の ですよ。 ダブルブレストよりシングルブレストを選ぶときの感情は、こんなコートでこそ本懐を遂げるのではと感じています。 「シングルの方が良いんだよな〜」の心が本当に求めているのって、こんな感じの強さと柔らかさのバランス。 キャッチーな派手さに頼らないメンズウェア・デザイン。 こういうタイプのデザインの良さは現代にこそ最も評価されている気がします。 それが所謂バブル景気水準(の中でも指折りのVERRI製)、完璧以上のクオリティで仕立てられている有り難み。 デカく着ましょう。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:51 身幅:58 着丈:138 袖丈:68
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1990's MASAKI MATSUSHIMA Nallow Pencil Silhouette Ex_Long CO
¥57,500
「ロングコートは蹴回しも広い」 なんて疑いもせず信じてきた常識じみたセンテンス、その固定観念を痛快に蹴り飛ばしてくれたデザイン。 このコート、肩幅から裾に至るまで 全セクションが細い。 127cm、スーパーロングのレングス、どこを見ても細い。 胴体周りが細いのは分かりますが、裾まで細いケースは非常に珍しいんです。 ここまで常識外れに蹴回しが狭いコートを着ると どうなるのか。 これ、歩く時に 裾が華麗〜に捌け靡くんです。 外にフワッと裾が広がるAラインのシルエットを作るには型紙でも裾を広げてAラインのシルエットを作るのが普通、でもその逆の型紙を作ることでハの字に捌けるAラインも作ることが出来る。 目から鱗でした。 明確に細く作られたチェスターコートを着込みつつ、インナーやボトムス(更にはベルトも)とのコーディネーションも楽しみたい!という現代的なムードを巧みに掬い上げる素晴らしい発想。 ちなみにフロントはボタンではなくホック開閉。 左右身頃の前端縫製ににホックを差し込むのではなく、わざわざ右前前端から少し内に食い入った所に構造線を増設してそこにホックを設置してる。 これがまた凄い手間。 そこまでして【左前】のオーセンティックな印象を守るのか。 ボタンを排し、徹底的にスリックに削ぎ落として尚、コートとしての血筋だけは見失わないアティテュード。 服好きがどんなデザインでどう喜ぶのか、本当に解ってる。 見透かされてる……? 古着屋はこの時代に細い服を取り扱う場合、ただRAFとHEDIの世界をコピーしただけの安価なフォロワーレーベルを買い集めたそれっぽい商売になってしまうのが怖いのです。 これくらい完成度が高い服に出会ってやっと、現代的なナローシルエットの流れに安心して賛同出来るのです。 Made in JAPAN サイズ表記2 肩幅:40 身幅:45 着丈:127 袖丈:63
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80-90's MICHIKO KOSHINO Motor King Roll-Flap-Back Racer JKT
¥45,000
SOLD OUT
変則デザイン盛り沢山のレーサージャケット。 左右非対称のポケットデザインに始まり、2連符みたいなボタン配置、それに伴う本革でのプルタブ仕様。 AKIRA好きな人は絶対好きだし、なんなら少なからず影響受けているのではなかろうか、そんな浪漫が詰まったデザイン。 作り手はミチコ・ロンドンでお馴染みミチココシノ。 袖口にリブがあるのは運転時の遮風性のため、本革のプルタブはグローブを付けた時のユーザビリティのため、左袖のリングファスナーも同じ理由かな。 バイクカルチャーを起点に様々アイデアを膨らませて掛け合わせた最高のファンクショナル・ビジュアル。 背面のフラップも必見です。 フロントポケットじゃ足りない時は背中に翻くこの特大フラップを使いましょう。 フラップの左右にジップポケットがあるのでそこから荷物を入れ、最後はフラップを巻物のようにくるくるロールアップします。 ロールアップすると、その下からロールフラップを止めるための3本のボタンベルトが出現します。 これでパチっと留めて完成。 シャツのカフスを出してラフに着こなせるカジュアルジャケットを探していたところ、随分前からこのジャケットを眠らせていたのを思い出しました。 今なら、5年前よりもお洒落に楽しめそうです。 肩周りの薄汚れを中心に、結構リアルに着古されていますが、致命的な劣化や傷は無く カッコよく着こなせるバランス。 AKIRAが88年、このMOTOR KINGプロジェクトも(一説によると)88年スタート。 良いシャツを着るようになった大人にこそ楽しんでほしいアドベンチャー・バイブスです。 言わずもがな、このジャケットに感じたカッコよさのリファレンスもM.Rider期のCeline。 Made in JAPAN サイズ表記L 肩幅:60 身幅:69 着丈:77 袖丈:62
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c1990's DEZERT Overlook-Stitched Airy Felt Hooded CO
¥45,000
個人的には極端にソフィスティケートされたダッフルコートみたいな感覚です。 一重仕立てのフェルトウールにオーバーロックのステッチを効かせたコート。 作り手はDezert。 Comme des Garçons社の初期パターンメイクを手掛けていた田口成彦デザイナーによる最高のレーベル。 このコートは90年代前半から半ばくらいの個体だと思います。 この時代はシルエット面でも空気感的な意味でもゆとりがありました。 そこにデザイナーの機転の効いたエスプリが噛み合って生まれるイメージ・バランスがとても好きです。 - オレンジブラウンの色味にベージュのステッチ、このコントラストが先ず洒脱ですよね。 素材感に伴う季節感を裏切らない範囲での色遊び。 そしてその色遊びに手を引かれて気付かされるのは背面裾部分の変な構造。 ……ロンジャンみたいなヘムヨーク入ってません? 背面の裾、ホームベースの逆みたいな五角形がありますよね。 これはUKタイプのライダースJKTでしか見ない型紙です。 こんなゆるい雰囲気のフェルト・ウールのコートに、ほぼ真逆の洋服からのニッチなディテール引用。 このコートにそのディテール持ってくるセンスにはスタンディングオベーション。 貴方も是非。 俺じゃなきゃ見逃しちゃう……ことも無いですね、服好きは皆んな目敏い。 目敏いあの人が そのコート可愛いね、と振り返ったらバックスタイルはもっと可愛い……というコートですね。 分かります。 分かりますが、思い付けない。普通の人間には。 流石です。 Made in JAPAN サイズ表記- 肩幅:56 身幅:68 着丈:99 袖丈:58 裄丈:88
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90-2000's DICKIES Flannels_Lining Worn_Out Chore Coat
¥15,500
着古しソフトアイボリーの特大チョア。 ヴィンテージ呼ばわりするにはまだ全然若い、普通のディッキーズ。 ホワイトに近いアイボリーのコットンドリルと、ネイビーコーデュロイの襟。 そしてXLの特大サイジング。 おおよそ何方でもオーバーサイズで楽しめます。 めんどくさい事考えたくないな〜って日にラフに羽織ってもカッコ良いし、めんどくさい合わせしちゃったな〜って日のラストピースとして羽織るのも、程良く力抜けてくれて最高。 etrakでの使い方は言わずもがな後者。 カーハートじゃちょっとカッコ付けすぎちゃう時に胸のDickiesロゴが大変ありがたいのです。 ちなみに裏面のフランネルライナーも良い色ですよ。 ホワイトベースに青系のチェック。 雑に着流して裏地がハラリ見えた時まで良い感じ。 「お洒落」ってより「良い感じ」です。 こういう威圧感ゼロの着古し白チョア、お探しだった方地味に多いんじゃないですか? Made in - サイズ表記XXXL 肩幅:60 身幅:77 着丈:79 袖丈:65 裄丈:99 品タグはホワイトアウトして解読不可
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