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JOHN GALLIANO Back Logo Design Circle-Sleeve Knit Parka
¥63,000
ジョンガリアーノのニットパーカー。 外袖を扇状に大きく展開した奇天烈なスリーブデザイン。 この扇の中間地点、内肘の部分には斧状のリブ編み切替。 カーブを視覚的に増強する狙いか? フロントは同素材のカーディガンを前身だけフェイクレイヤード。 フロントはロゴの彫られたダブルジップ。 (カーディガンはボタン) そして背面には初期のエンブレムロゴ。 プリントや刺繍ではなくあくまでニッティングで。 皆様はご存知でしたか、 ジョンガリの初期ロゴにネコチヤンがいること。 いつもタグサイズでしか このエンブレムロゴ見ないから気付かないでしょう。 中心にネコチヤンがいます。 可愛いですね。 前述しました変形袖は、着ると展開された分が腕に無理矢理沿おうとした結果、アウトラインにのみ夥しい量のドレープが生まれることになります。 又は、そのカーブのままストンと落ちて螺旋階段みたいなドレープになるか。 見ても楽しい、着ても楽しい、途轍も無いスペシャルです。 初期個体かなと思っていたら、そこまで古くないのは意外なところ。 軽微なものですが、左の袖口に1-2ミリの小穴があるのでご注意ください。 加えて、あるあるですがラバータグの一角に縫い外れあり。 それ以外は概ね良好です。 余裕で美品。 あと他のポイントが強過ぎて霞んじゃいますが、ウールニットの質も最高。 滅茶苦茶滑らかで気持ち良いです。 男女とか普段のテイストとか、そういうの関係無く全員にお薦め。 フリーサイズみたいなものですが、どちらかと言うとダボっと着る方が可愛いか。 Made in CHINA (GIBO) サイズ表記S 身幅:55 着丈:68 裄丈:98/140 裄丈は円形展開分を畳んでの計測と 円周部分も全部伸ばしての計測の2通り表記
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20A/W DIRK VAN SAENE Torso Trompe-l'oeil Design Square Cut Knit
¥75,000
アントワープ・モードファッション第一世代のひとり Dirk Van Saene より、2020A/Wコレクション。 アントワープ6と呼ばれるクリエイターの中で 最も芸術寄りのものづくり。 氏の得意とする平面-立体をシニカルに行き来するアプローチには、往々にしてトロンプルイユの弾丸が込められています。 キャンバスの画面をそのまま布にしたような、全く平面的な型紙のセーター。 そのキャンバスに描かれているのは、よりにもよって人体の立体性の象徴、トルソー。 トルソーと言えばマドレーヌ・ヴィオネが発明した“立体”裁断。 服作りにおけるこの絶対的なコードを、あえて平面性を強調した服に引用。 悪戯心に満ちた、非常に示唆的なクリエイションです。 有名な錯視効果をミスリードに使って、本懐はコード崩し。 先程ヴィオネの名前を出しましたが、根本にあるのは同時代のスキャパレリに通ずる遊びのセンス。 100年前とはまた違った、明るいムードのネオ・シュールレアリスム。 両肩に華奢なアームホールが開いていて、着用者は横長の四角形をそのまま身に纏う格好。 一枚で着るには短いですし、ボトムスはスカート類と合わせるのが丸いかな。 ちなみにこのシーズンからは生産関係でコムデギャルソンが提携しています。 Made in Belgium サイズ表記- 肩幅:76 身幅:80 着丈:62
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90-e00's S.FERRAGAMO Airy-Touch Oversized L/S Full-Knit Polo SH
¥17,500
飛び切り品質の良いニットウェア。 「知る人ぞ知るファクトリーレーベル!」 ってのもお洒落ですけれど、誰もが名を知るハイブランドにも、その名に恥じない特級のプロダクトが沢山。 フェラガモの洋服なんて、品質がカンストしてる物が少なくありませんよ。 品質表記を疑うほどに滑らかで優美なテクスチャはコットン100%。 極限まで細く長く精錬させているのでしょう。 シルクか何か入ってるものだと思ってました。 それをタップリ使った オーバーサイズのニットポロシャツです。 ピッチ幅をグラデーションさせたピンク×ベージュのボーダー柄。 羽襟まで同素材で統一。 (これが大切) 前ボタン部分の見返しと前立てを一繋にするカッティングエッジも目逃せないディテールポイント。 ニットウェアでのカッティングエッジってニッティングエッジって言うのかな? まあいいか。 オーバーサイズを120%活かし切る一枚袖のラグランスリーブも最高の条件。 誰でも綺麗に肩が落ちるのは勿論、その切替え(編み変え)ラインを飾る編み模様も美しい。 こんな裄丈、凡そ誰でもだぶだぶレングスでしょうね。 ここぞとばかりにオーバーサイズで華奢にお楽しみください。 Made in ITALY サイズ表記XL 身幅:58 着丈:73 裄丈:96 右袖口付近に非常に小さいながらも薄いシミ汚れあり。軽微ですがご留意ください。
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EMPORIO ARMANI Deep Purple Glossy Pile Knit China JKT
¥27,000
こっくり深いパープルと ズッシリ重たいパイルベロアのテキスタイルデザイン。 ヴィスコース&ポリアミドですって。 これぞ近代デザイナーズ って感じにテクノロジカル。 これで組むのがマオカラーのチャイナジャケット。 最高じゃありませんか。 アルマーニらしく思い切りコンフォーダブルなストレッチ性をチープにならないように取り入れて、そのエキゾチックな異国情緒は消し切らず、このテイストの根底にふわり薫る艶感は残す。 このディレクションにドンピシャの素材選定。 ビジュアル、実際の着心地共に デザイナーズで探すカーディガン枠の最高レベル。 ちなみにメンズの50です。 出てこない、こんなの。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:48 身幅:49 着丈:72 袖丈:67
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DRIES VAN NOTEN Relief_Details Design Knitting Sheer KN
¥24,000
極細のナイロンレーヨンで編み立てられたシアーニット。 繊維そのものの艶感によってゴールドにも見える、豪奢な山吹色。 綺麗………。 さてインナー必須ではありますが、この美しい素材の透け感がデザインの大きな鍵。 この服はロンTみたいなポジションでありながら、シャネルジャケットをサンプリングしています。 レディースの身頃に窮屈そうに乗った4つのパッチポケット。 ミリタリー由来のフロント4ポケ仕様。 それはレディースの雛形に変換するとどれもこぢんまりと、其々が控えめなボリュームで均等に並びます。 ココ・シャネルが産み落としたそのマスターコードを、ニッティングひとつで引用。 フラップ&ポケットの輪郭を、編み変えによる陰影によって再現しているデザイン。 これは向こうの透けるシアー素材だからこそ、陰影が強調されるんですね。 フロントの4つポケットは勿論、後ろ身頃にはGジャンみたいなサイドアジャスターも追加されていますし、袖口の装飾的なカフデザインまで作り込んでいます。 そう、引用しているディテールは、どれもアウターみたいな重衣料に使われるコードなんです。 こんなライトな、吹けば飛ぶような軽いトップスだからこそ効果的に作用するウィットに富んだ引用。 この人のデザイン、軽衣料も重衣料も等しくアイデアが凄く作り込まれてる。 しかもレディースでは特に素材そのものの美しさを大前提に据えているから、誰にも真似できない。 ライカ時代のオールドピース。 作風がボヘミアンになる前の、97~99年くらいのものかと推測しています。 コンパクトなキャミソールとか、最低限のインナーの上から重ねてお楽しみください。 Made in Belgium サイズ表記S 肩幅:36 身幅:41 着丈:49 袖丈:65
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2015S/S CdG Crazy Cut_Out & Random Patched Layered Design KN
¥25,500
ランウェイが緋色で埋め尽くされた 凄絶なコレクション。 2015年の春夏。 血のようにベットリと記憶にこべり付くインパクト。 無規則に見える無限のカットアウトと底抜けに過剰なパッチワークのコラージュ。 ランウェイピースは着用しづらそうな物が大多数を占めていましたが、それがデイリーウェアにインポートされるとこうなります、というお手本のような落とし込み。 ランウェイで伝えた世界観を薄めることなく 実際の日常にギリギリ捻じ込めるバランス。 デザイナーズブランドのお手本のようなデザインフロー。 【アヴァンギャルド】を象徴するようなレーベルでありますから、別に日常に捻じ込もうなんて思わなくていいのかもしれませんけれどね。 -- 一枚の、割とクラシックな構成のセーターに もう一枚前身頃をレイヤード。 追加された前身頃はランダムに切り裂かれ、引き裂かれ、かと思えば部分的に基盤前身頃に縫い止められ……。 この混沌が少しでも伝わるよう、 適当なハンカチを差し込んでます。 ご参考までに……? 単なるグランジとは全然違う、 正統なパンク性を伴ってのデストロイデザイン。 浮世離れしたビジュアルですが、 普通に結構着古されてます。 アクリルニットなんですが 割と全体的に薄らと毛玉が出てきてるくらいの塩梅。 ここリアルなの良いですよね。 非日常感と日常感のコントラスト。 ちゃんと洋服として当たり前に日常を共にした服です。 あと基盤としているセーターが割とクラシックな形で作られてるのも個人的に好きです。 肩線が後ろに繰り下げられ、 各リンシングシーム端にはそれに伴った編み地模様が表出。 全体的なシルエットを見ても、変に崩していないオーセンティックなバランスなのでギャルソン以外の服とも組み合わせやすそう。 ニットウェアなのである程度の伸縮性はありますが、前提としてはレディース向けのサイズ感かなと思います。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:36 身幅:44 着丈:62 袖丈:60
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c90's WOLSEY Fancy_Nep Roll_Neck Loose_Fit Jumper
¥12,500
スコットランドの老舗レーベル、 WOLSEYのジャンパー。 このWOLSEYを英国最古とする声も間々あります。 なんたって1755年の創業……。 250年以上の歴史があります。 国軍のサプライヤーにもなりましたし、 ロイヤルワラントも獲得してます。 分かりやすい絢爛とは真逆の質実剛健、確かな品質を愚直に貫くメーカーです。 未染色のリジッドウールのエクリュカラーに、パラパラと色彩豊かなカラーネップを撚り混ぜたケーブルニット。 春先これでもか!という感じの 軽やかで明るいムードでのウール。 冬に組むホワイトグラデにも最高ですね。 今だとシェルジャケットの中からロールネックをちらり、くらいが正位置か。 一枚でゆるりと/又はベストなんかを一枚はらりと、くらいの季節になれば袖口の絶妙なクッションバランスもお楽しみください。 リラクシングではあるけれど、 決してその品質と品格は曇らない。 正統に、大人のためのカジュアルって趣ですね。 割とボリューミーな肉感ですが、肩裏シームには華奢な伸び止めテープがピシリと一閃、しっかり挟まれてます。 Made in SCOTLAND サイズ表記 42/52 肩幅:70 身幅:60 着丈:69 袖山:49 裄丈:88
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c90's FORMICA (IT) Silk×Linen×Cotton Mix Border Design Soft Knit VE
¥16,500
イタリアのマイナーレーベル、 FORMICAのイタリアオリジナル個体。 (ライセンスも間々ある) このニットベストは生地デザインが全て。 いや全ては盛った。 1割くらいはシルエットの良さがある。 ベストなのにルーズで良い。 残りの9割の話。 55% cotton 35% silk 10% linen ここでのシルクは洋服を華美に飾るための素材ではありません。 その豊かなワイルドエッセンスをもってして、ベーステクスチャに繊細な奥行きを作る役割。 結果生まれるのは、コットン&リネンじゃあ生まれ得ないキシリとフックのある指触り。 そしてそのテクスチャの繊細さが生むのは指触りだけじゃない。 光の捕まえ方そのものが違ってくる。 ドライでありながら繊細な短繊維の束、 【粗野】と【優雅】が共存する飛び切りユニークなテキスタイル。 その編み地では、細かな編み変えで複雑なレリーフボーダーを作るのですが、これ同色だけで静かにやってる。 なのに色数を使う部分はシンプルな平編みのみでシンプルに乗せてくる。 渋い匙加減……! 前端裏やアームホール裏はニットの共布での丁寧な見返し処理。 洋服としての作り込みもハイクラス。 素晴らしい。 メイドインイタリーに求めるファンタジーが全部詰まってる気がする。 Made in ITALY サイズ表記M (肩幅:37) 身幅:55 着丈:58
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90's GIVENCHY Airy_Blue×Grey Layered Collar Neck Loose_Fit KN
¥20,000
90年代、紋切り型のクラシシズムから遂に距離をとって現代的に舵を取ったGIVENCHY-GENTLEMANです。 あえて正式名称で表記。 というのも、70-80'sの横顔タグがあるでしょう。 アレと名前を同じくしているのにテイストがかなり違うという点を強調するためです。 m90'sくらいの個体。 喧騒の80年代が終わり クリーン&ミニマルの空気がハイファッションにも蔓延した時代のデザイン。 グランジが市民権を得る/共感を得る時代、そこから逃れるように作られた、夢としての清涼。 ある種過激なまでに爽やかに組まれた エアリーブルーとソフトグレーの組み合わせ。 それをアメカジの雛形に乗せた軽快なソフィスティケート。 ワイドボディに部分ボーダー。 そして袖で色変え。 極め付けは既存のネックラインとレイヤードさせた羽襟。 これをスウェット生地でやってたらもうアメリカ服-又はそれを追ったイタリア服-ですからね。 これをニットで置き換えるエレガンス。 また、そのニットの豊かなメランジ感も非常に奥ゆかしくって上品。 軽い色、カジュアルな雛形、それらを使って尚ハイファッションとしての品格を保つ絶対的なバランス感覚。 逆説的にジバンシィというレーベルの持つ核心部分(エレガンス)に触れられる素晴らしいデザイン。 この最高の素材感、コットンベースにシルクとかを上手く使ってるのかなと思いきや、コットンベースにアクリルとナイロンのミックスでした。 使いようですね……。 傷/汚れの無いミントコンディションでのご用意です。 お楽しみに。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:54 身幅:60 着丈:69 袖丈:58
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c90's PRL Airy_Blue Cable Knitting NOil_Silk Jumper
¥19,000
3/9のポップアップショップが決定した瞬間、ラインナップとして真っ先に浮かんだ服です。 高級じゃないシルクニット。 ある程度のボリューム感はあって、 コットンみたいに乾いてて、 もう半歩、“ユニークな何か”がある。 そんな服じゃないでしょうか。 3月に欲しくなる服ってのは。 以前もご紹介したことのある 「肩線の無いセーター」。 オールドラルフでひっそり定番展開されていたディテールボキャブラリなんですが、ここに焦点を当てて見る人ってのは多くないのであんまり今日まで纏まった伝説がされていない。 オーバーサイズで着るとき、肩の落ち感をシームが微塵たりとも邪魔しないカッティング。 (そして着心地が良い) ラグランスリーブにおける一枚袖がロイヤリティを獲得して久しい昨今、それに次ぐ黄金ディテールのような感覚で見ています。 落とした肩を袖口がキャッチしてリストクッションを作る訳ですが、このシリーズは袖口がちゃんと閉まってるのでそのクッションもし易いです。 そしてこの個体の1番の武器は 「色味」ですよね。 春のスタートの空みたいな澄んだ水色。 リアルで、デイリーで、 なのに綺麗過ぎて現実味が無い。 そんな儚い春の青。 フィクションとしての青春。 そしてもう一つの武器は生地。 冒頭でも触れた、 “高級じゃないシルク” その需要を的確に撃ち抜く素材選びです。 高級繊維としてのシルク/生糸を作る際に生まれる副産物、“ブーレット”。 (フランス語でお団子、みたいな意味合い) 雑に言っちゃえば糸屑。 それらを丁寧に撚り集めて紡績した短繊維こそが、この【ノイルシルク】。 高級繊維としての艶やかで滑らかなシルクのイメージを大きく覆す、粗野でプリミティブな一面。 コットンともリネンとも違う、シルクの“キシッ”としたワイルドな部分の質感を凝縮したような手触り。 なんてことない白Teeと合わせるためにあるかのようなテクスチャ。 色味と質感の掛け算。 その答えは、季節情緒をこれでもかと過積載した最高のカジュアルセーター。 今回色違いもご紹介します。 そちらも併せて、是非お楽しみください。 Made in CHINA サイズ表記L 肩幅:54 身幅:57 着丈:66 袖丈:63
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90-e00s CINZIA Over_Printed Flowers Graphic KN
¥11,000
薄手の滑らかなハイゲージニットに全面オーバープリントを乗せたホワイトセーター。 ホワイトセーターって言ったって、もうその痕跡は裏面にしか無いですね。 それにしたって 柄ピッチどうなってるんだって感じの大判プリントグラフィックです。 袖のつなぎ目でも柄が途切れていない =全パーツ組み立て切ってから最後にプリント という順番なんですが、袖山に全く高さを付けない平面的な袖付けですから、必要となるプリント版面も滅茶苦茶大きくなりそうです。 大胆なビジュアルの裏には結局技術。 あえて輪郭を暈した、演出的なフラワーグラフィック。パンジー? 可愛い夢幻ビジュアルと、可愛くないパワーテクニック。 サイズ表記無いですが、大体レディースのLくらい。 メンズでも完全に無理って訳ではないですが袖が足りない人が多そう。 Made in ITALY サイズ表記- 肩幅:47 身幅:54 着丈:66 袖丈:55.5
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c90's PRL Tussar_Silk Worn_Out Hazy Purple Jumper
¥18,000
3/9のポップアップショップが決定した瞬間、ラインナップとして真っ先に浮かんだ服です。 高級じゃないシルクニット。 ある程度のボリューム感はあって、 コットンみたいに乾いてて、 もう半歩、“ユニークな何か”がある。 そんな服じゃないでしょうか。 3月に欲しくなる服ってのは。 以前もご紹介したことのある 「肩線の無いセーター」。 オールドラルフでひっそり定番展開されていたディテールボキャブラリなんですが、ここに焦点を当てて見る人ってのは多くないのであんまり今日まで纏まった伝説がされていない。 オーバーサイズで着るとき、肩の落ち感をシームが微塵たりとも邪魔しないカッティング。 (そして着心地が良い) ラグランスリーブにおける一枚袖がロイヤリティを獲得して久しい昨今、それに次ぐ黄金ディテールのような感覚で見ています。 落とした肩を袖口がキャッチしてリストクッションを作る訳ですが、このシリーズは袖口がちゃんと閉まってるのでそのクッションもし易いです。 特筆すべきはその素材選び。 【タッサーシルク】 “野蚕絹” です。 養殖にあたる家蚕に対して、天然の蚕から頂くのが野蚕。 ザ・シルク! って感じの艶やかで滑らかなテクスチャとはまた少し違う、ワイルドでプリミティブな表情が持ち味。 でもこのニットを語る上で大切なのは、家蚕/野蚕の違いじゃなく、「ブーレット」という概念。 主役の生糸を紡績する際に出る副産物 ……なんて言われていますが、思い切り雑に言えば糸屑です。 それらの短繊維を丁寧に撚り紡いだ糸。 冒頭で話した “高級じゃないシルクニット” そのニュアンスを的確に撃ち抜く素材こそが、この【ノイルシルク】。 コットンともリネンとも違う、シルクの“キシッ”としたワイルドな部分の質感を凝縮したような手触り。 そしてそれをやる上で相性が良いのは 野蚕/タッサーシルク である、という訳。 この度もう一色ラルフのシルクニット(水色)を出します。 そっちはタッサーシルクではありません。 でも質感はあんまり大きく変わらない。 微妙な差ですが、このワイルドテイストをより強く表現してるのはこっちかな、という感じです。 軽く着古された草臥れたシャローパープル。 胸の極小ポニーはグリーン。 パープル×グリーンの色合わせが仄めかすように、多分相当の玄人向けピース。 Made in HONG KONG サイズ表記XXL 肩幅:53 身幅:69 着丈:63 袖丈:67
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c90's BURBERRYS Soft Orange Cotton Classic Knit Vest
¥11,000
やさしい生地感 やさしいオレンジ 伸縮性に富んだ軽めのコットンニット。 ストレートにクラシカルを気取ろうとするとこの国じゃもうどうしたって暑いですから、クリティカルに活躍してくれそう。 このレーベルならではの品格と S/Sアイテムらしい軽やかな足取りが共存してる個体は、探すとなかなか無い……、 (大体ウール) いやそれでも探さなきゃ出てこないんですけれど、でもこんなエッセンスをピンポイントでお探しの方も多くないでしょう。 そんな訳で、今ご覧いただいてピンと来ていただけましたら幸いです。 この辺りが綺麗に無傷で残っているのもなかなか嬉しい。 メンズ想定なら割とオーセンティックなサイズバランスになります。 ゆるゆるサイジングに慣れてると小さく感じるかも。 シルエットも加味すると、上質な白Tee噛ませてバギーデニム……なんてのが今っぽいかなと思います。 レッツ カジュアルプレッピー。 Made in ENGLAND サイズ表記40 (肩幅:41) 身幅:52 着丈:67
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BROOKS BROTHERS Cotton×Cashmere Sunny_Orange Cardigan
¥11,000
エルメスを思わせる美しいサニーオレンジ。 良いコットン使ってるな〜という手触り。 組成を見ると、少しだけですがカシミヤが混ざってました。 そんなに古くないブルックスブラザーズのカーディガンをご紹介。 至ってオーソドックスな雛形に、気の利いた同色エルボーパッチのデザイン。 色は同じなのに編み方だけ変えてるのがニクいですね。 何をどれだけ主張するか。 エスプリのバランス。 成人してからの人生における永遠の命題じゃないでしょうか。 フォーマルな場は不向きですが、ある程度ならオフィスユースも出来そうな、正統なサイズバランス。 個人的には、あんまり気を衒わずに 「感じの良い人」を楽しく演じる服かなと思います。 制服自由な高校ならこれ着て登校したかった。 Made in CHINA サイズ表記S 肩幅:40 身幅:49 着丈:66 袖丈:63
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KRIZIA UOMO Sunny_Colors Border Roll_Neck Cotton KN
¥14,000
サニーカラーズ・ボーダー。 ポジティブな色だけを使ってるのにこうも情緒的で奥ゆかしいビジュアルが作れるものか。 偏屈な自分でもS/Sがポジティブに待ち望めそうな色組み。 いや、色組みだけじゃないんだろうな。 このレーベルならではの高品質なマテリアルチョイスもその立役者だと思います。 ガサガサにならないよう絶妙なバランスを取ったドライタッチのコットンニット。 ネックラインや裾/袖口の小規模なロールネックが作るラフなムード作りも含めて完璧な統一感。 極めて丁寧なS/Sの風景デザイン。 それを着てのワンシーンまで浮かんだらそのデザインはファッションデザインと呼べるでしょう。 イタリアの古豪、KRIZIAの作るメンズウェアです。 このレーベルはニットが本当に強い。 タグフォーマット的に2000年代前半くらいかな? レディースではバチバチのラディカルもやってるんですが、メンズになると一転。 滅茶苦茶趣味の良い、エイジレスな紳士服が出てきます。 サイズ感も極めて現代的。 と言うか現代でも古くならないオーセンティック・ベーシック、と捉えるのが適切か。 カジュアルなサマーテーラードのインナーにも良いし、白T(又はタンクトップ)の上にこれ着れば最高のサマーバケーションです。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:44 身幅:51 着丈:65 袖丈:69
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c80's SETBALL Oversized Pockets Design Loose_Body KN
¥16,000
ボディの半分以上を占めるパッチポケット。 スプラトゥーンなら多分勝ててる。 ニットのボディに対してポケットは布帛。 同色であれど半ば必然的に発生する緩いカラーコントラスト。 そのゆるゆるコントラストをスパッと切り裂く銀色一閃、LAMPOジップでの開閉。 その隣、ストーンアイランドみたいなレーベルワッペンがストーンアイランドみたいな付き方で付いてる。 腕じゃなくココってのが良い。 イタリアの古いマイナーカジュアル。 SETBALL。 この個体推定80's で、ここから少しモダナイズされたレンジも少ないながらどうやら存在する感じ。 そっちは面白味無かったけど これは80's ITALY CASUALSの楽しさがぎゅうぎゅうに詰まってて最高なのでご紹介。 当時のイタリアの陽気なマリーナシーンを写したようなサニーカラー。 組成はアクリル50/ウール50です。 強撚のカリっとした糸をやや甘めに編み詰めたベーシックなテキスタイル。 ここでいうアクリルはウールの代替ってよりは、この綺麗な発色のためにあるのかなと思います。 (ポケットとショルダーテープはコットン) サラッと注釈で書いちゃいましたが 肩線に補強ショルダーテープが使われているのも頼もしい。 カラーコントラストという点でのリズム感もそうですが、やっぱりマリーナシーンをリファレンスとしたデザインだと解るルーツ感が嬉しいです。 ハードアクション由来のディテール。 ネックラインも海っぽい。 よく見てみてください。 ネックライン一周が全部等幅じゃないでしょう。 「ボートネック」ってディテールをニットウェアに用いる時には何故かこうなります。 80年前のボートウェアでは既に見られますね。 ボートネック自体は16世紀にはあったようですよ。 由来は着脱しやすいように、です。 ボートクルーの服は着脱の容易さがとても大切ですからね。 だからボートネックと呼びます。 何かしら歴史に根の伸びた洋服をデザインする際、そのコードを丁寧に扱うことが如何に大切かってのがポジティブな意味で伝わると嬉しいなと思います。 重たいアウターからの差し色ピースとしても絶好の発色ですが、先ずは一枚でゆるっと是非。 LAMPO_Zip Made in ITALY サイズ表記52 肩幅:61 身幅:59 着丈:65 袖丈:54 裄丈:86
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2018-Res. JIL SANDER Red×White Mix Knitting Oversized Jumper
¥39,000
メイヤー夫妻の実質ファーストワークとなった2018年のリゾートコレクションより。 赤と白の糸を全くランダムに混ぜ編んだ半ばチャンキーなボリューム感のあるコットンニットです。 編み糸自体はそこそこ太いんですが、その編み地はそこまで密に詰められている訳ではないので、重量感はあるけれど季節感としては春夏。 色味的にも。 で、ローゲージで太糸コットンなもんだからその落ち感はド迫力。 触った時に素材が分からないんですよね、この服。 滑らかさ、重たさ、そしてドライタッチ。 コットンとリネンとシルクとナイロンの中間みたいな感じ。 そしてそこに編み地だけで作るローピクセルマーブルという鮮烈なビジュアル。 素材デザインにニットデザインそのものが持つ芸術性が掛け合わさったデザイン。 コントラストの強いこの糸選定で作る以上、必然的に生まれる各シーム(に当たる)部分の編み地切替えも更に強く際立ちます。 アームホール部分の編み変えも サイドシーム部分の編み変えも 各部エッジのリブ編みも、 全部がコントラストポイント。 加えている仕事はミニマルだけれど決してシンプルとは括れない。 最小限の手数とコード配置で組み上げるミニマル・ダイナミクス。 非常に凝った仕事のニットデザインと、今日的なオーバーサイズとは一味違うユニークなシェイプバランス。 Supremeデザインチーム出身のルークと 数々のトップメゾンで経験を積んだルーシー、 この2人ならではの洗練された美意識は、ファーストワークでありながらもとても強く宿っているように拝見します。 Made in ITALY サイズ表記46 肩幅:69 身幅:59 着丈:70 袖丈:70
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2013A/W JILSANDER Silk×Wool Beets_Purple Classic Cardigan
¥25,000
ジルサンダー女史がピンポイントで復帰された2013A/Wのメンズピースです。 弊店でもウールフラノの付け襟を扱ったことがありますね、あのシーズンです。 ジルサンダーらしい端正な仕立てとソリッドなシルエット、無機質なカラーパレットと突飛で洒脱なアクセントマテリアルが輝くランウェイでした。 ランウェイには恐らく登場しなかったベーシックなカーディガンのご紹介。 出てこんかったんかい、とガッカリされないでくださいね。 普通に良い服なので。 先ずはこのジルサンダーらしい色味。 正確に言うならば「ジルサンダーのメンズ」らしい色味。 アダルティなビーツパープル。 (バーガンディとパープルの中間みたいな色味) 「“お”上品な色味」って括りがありますが、その括りの中でも既存に無いユニークなポイントを突いてますね。 シルクを30%混ぜたしなやかなウールのハイゲージニッティング。 極めて上質なニットテクスチャを縁取るのは、完全同色で艶感だけにコントラストを付けた光沢のあるオーバーロックシーム。 これを刺繍並みに糸目を詰めて仕上げることでその糸の持つ艶感はより強まります。 接写でないと写しきれない部分かもしれませんが、至近距離でやっと香るフレグランスのような、控えめな品格を感じます。 もとよりジルサンダーと言えばシャツですね。 綺麗な白シャツに重ねろと言わんばかりのアイテムです。 本人デザインですから、尚更そのレガシーへの目配せを感じてしまいます。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:42 身幅:51 着丈:70 袖丈:67 この手の薄手のニットで無傷のグッドコンディション個体は非常に貴重です。 是非ご検討くださいませ。
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00s ARMANI JEANS Radical Pattern Knitting Light KN
¥11,000
何柄って聞かれると困っちゃいそうな、ユニークな編み地。 大喜利をするつもりはありませんが、両面宿儺の指にも見えるようなグロテスクビジュアル。 ランダムにぐちゃっとしてるのかな、という第一印象から、よく見てみるとこの柄には規則性がある。 規則性があったところで、そのモチーフなんてのは皆目見当がつかないんですけどね。 赤黒のゼブラ柄をギュッとした感じか。 面白いのはこの柄のうねうねした感じのラインが、裾端の処理にまで伝播しているところ。 絶妙に気持ち悪い。 レイヤードの何処かで裾をチラ見せ出来たら勝ち、って感じの服ですね。 ウール/アクリルの混紡ですが、別に暖かい訳ではありません。 薄手の春秋向けセーター。 コーディネートが随分難しい服だと思います。 どう着ましょうかね。 MA-1のインナーとかが良いのかな。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:43 身幅:48 着丈:62 袖丈:62
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GRIFFIN Various Dogs Design Double_Jacquard Zip_Up KN
¥23,500
ニットウェアでのグラフィックって、古いレトロゲームみたいなローピクセル感が可愛いですよね。 何描いてるのか分かんないくらいの解像度もそれはそれで好きなんですが、コレはもっと良い。 大勢のワンちゃん! 前身にも後身にも、両の袖にも! 見渡す限りです、天国なのかな。 可愛いですね……。 こっちを見てる子もいれば、ワンちゃん同士で何かお話ししてる子達も。 こんな生地作ったらもう何作ったって可愛いじゃないですか。 チョロ過ぎるか? さて、ここからはGRIFFINです。 ダブルジャカードで総柄グラフィックを作り、その縫合は全部インサイドアウト。 この時期のグリフィンでよく見られるお得意のデザインボキャブラリが炸裂してます。 総柄のニットとかでこれをやると更にインパクトが増しますね。 で、このデザインアイデア、脇線に品質タグとか付けられなくなるので、渋々肩線だけ通常のインシームにして、肩線にタグ類を付けてます。 可愛い。 そしてハイネック&フロントジップという仕様選択。 ゴツメのririジップを使っていますが、これくらいなら全然びくともしない頼もしい編み地。 それにしてもこのビジュアル、遠目に-と言うか画面越しに-見るとフリースジャケットに見えませんか。 ヘイジーな色味とか、ハイネック&ジップフロントの雛形とか、 ぼやけた輪郭、そして色同士のローコントラストがそうさせるのでしょうね。 その部分の裏切りもまた面白い。 nintendogsやってたアラサーは勿論、DSもWiiもレトロゲーだと括るヤンガン達にも刺さって欲しい、第一次フリースブーム前夜のY2Kムード。 riri_Zip Made in ITALY サイズ表記S 肩幅:43 身幅:51 着丈:67 袖丈:62
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c70's Suède Leather Switch Design Acryl Knit Cardigan
¥11,000
アクリル万歳! って感じの美しい高発色。 フロントにはグレーのレザー切り替えと コントラストブルーで組まれた細いケーブル編みが走ってます。 この時代にしてはやや珍しくだぼっとルーズなフィッティングですが、視覚効果としては縦長のラインを助けてくれていますね。 ロカビリから離れて、普通のストリートスタイルとかに混ぜるのが楽しいんじゃないかな。 大きな傷や汚れはありませんが、レザーを中心に結構草臥れてきてます。 色味は元気だけれど、質感としては結構枯れてきてる感じ。 表面的に真似しても同じにならない、カッコ良いコンディションだと思います。 あと個人的には前身頃だけちゃんと裏地を設けてるのも素敵だなと思います。 やっぱり結構切り替えとか盛り込んでるから、裏側は多少ごちゃっとしてるんでしょうね。 その裏面全部を丁寧に仕上げ切ってると採算取れないけど、でも可能な範囲内で最善を尽くそうって情熱を感じます。 特にアメリカ服でそういうのが出てくるとめっちゃ素敵に見えてくる。 サイズ表記XL 肩幅:52 身幅:54 着丈:61 袖丈:62
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c90's PAUL SMITH (EURO) Mint_Green Acid Stripe Design Loose_Fit Jumper
¥24,000
アクリル入ってるだろって感じの 珍しい色味でのハイトーン。 推定90年代くらい。 イングランド製のポールスミスより、 ルーズボディの野暮ったいセーター。 くぐもったヘイジートーンのミントグリーン。 そこに2種類の節張った枝っぽいストライプが入ります。 片や本当に木の枝みたいなブラウンの色味。 片やそれを引き締めるかのようなブラック。 そしてその両方の中心を貫くイエロー。 アシッド、までは行かないけれど 随分浮世離れした独特の色組みです。 配色遊びを引き締めるのは別に黒ばかりではないな、と感じました。 そこまでを全部ひっくるめて配色遊びとするのでしょうね。 そしてそんなユニークな配色で作り上げるのがこのいなたいダッドシルエット、というミスマッチもまた……。 その創造的な色味自体は現代デザイナーズからも出てきそうですが、こうも貫禄も伴って作られるとそれは如何にも真似が出来ない。 Made in ENGLAND サイズ表記M 肩幅:46 身幅:53 着丈:65 袖丈:64
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1994F/W ZUCCA Inside_Out Mix Seem Design Garment_Dye Cardigan
¥16,000
1994年、まだイッセイミヤケ社のグループブランドだった頃のZUCCAです。 丁度30年前の服ですね。 ザ・カーディガンって感じの、上品な薄手ウールニットをガッツリ製品染め。 タイダイとかと比べると全然均一に染まってるように見えますが、要所要所で不自然にムラがある感じ。 これ見よがしじゃない控えめなバランス。 フロントは狭い丸首のボタンオープン。 ここだけ聞くと清楚なカーディガンなんですが、前端はリブ襟切り替えに仕舞い込まずに表出させて切りっぱなし。 控えめながら脱構築の香り。 ただのお上品カーディガンにはなってくれない。 なんて思ってたら袖でもやってる。 テーラードジャケットとは違う、前後でバッサリ切り分けた2枚袖のセットインスリーブ。 袖の中心に思いっきりシームが入ります。 洋服作りのセオリーで言うと、明確に 「美しくない」仕様選定です。 でも既存のセオリーに則った美しさじゃなく、それよりも表現したいことを優先するのがデザイナーの仕事。 この目立つ位置のシームでインサイドアウトを使ってるんですね。 それもただ前縫い代を外に出すんじゃなく 片方の縫い代だけを表出。 ご丁寧にエッジは軽く解れさせたりもして。 逆側、袖の内側に当たるシームではインサイドアウト使ってないので、あくまで脱構築性の強調を目的としたカッティングという訳ですね。 そしてこの位置にシームを入れた理由はもう一つ。 肩先の不自然なカーブがヒントです。 肩シームの直線から、袖が付く位置でその直線は下向きにカクンと角度を付けて落ちていくのが普通の洋服ですよね。 Tシャツとか着物以外は殆どがそう。 でもこの前後2枚に均等に別れたセットインスリーブでは、それを捻じ曲げられる。 袖の中心にシームを入れるということは、その袖中心でシームカーブの操作が使えるようになるんです。 これをしっかり使って、肩線を少し延長してるのがこの服。 既存のディテールで言うと 「2枚袖ラグラン」が近いかな。 「2枚袖ラグラン」ってのはラグラン袖の中心で2枚に切り分けて、そのシームで肩の丸みに沿ったカーブを作る仕様。 ラグランのくせに肩幅合わないと汚く肩が浮いてカッコ悪くなっちゃうやつ。 それをセットインスリーブで無理矢理やってるって感じ。 なのでこのカーディガンも肩幅合わないと2枚袖ラグランみたいに変な浮き方します。 具体的には、両肩先でそれぞれ2〜3cmくらい延長操作が入ってますね。 なので肩幅実寸は32cmですが、 正しい肩幅は36~38cmくらい。 (間取って37cmとしておきます。) Own Wordsの方の映画でマルジェラ本人が語ったブランド最初のジャケットでは、【肩パッドを首方向に寄せて入れることで、人体の肩を外に出す】というディテール作りが語られています。 このカーディガンで行われている操作も同じ。 洋服上での肩位置を内向きに移動させることで 人体上での肩を(身頃の)外側に出す。 そんなカッティングです。 インサイドアウトのディテールチョイスとこれが重なると、やっぱりその影響ってのは強く香ってきますね。 製品染め加工から生まれる生地の不完全感もまたベクトルを同じくしているように感じます。 ジャストサイズで是非。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:32(37) 身幅:46 着丈:50 袖丈:68(62)→(折り返すと57) カッコ内が実際作用する寸法です。 分からなかったらDMください。
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GIORGIO ARMANI GOLF Lux_Touch Turtle_Neck KN
¥12,500
GIORGIO ARMANI GOLF より 上質なヴァージンウールで編み立てられた、ベーシックなタートルネックセーター。 ゴルフ専用ウェアってよりは ゴルフを趣味に出来る層へ向けた服って感じ。 勿論ゴルフへも着て行ってください。 面白いのが、これ日本代理店がデサントなんですよね。 本当にちゃんとゴルフ向けというか、スポーツ畑として扱われてたんだな、という。 普通にイタリア製ですし 変にジャパナイズされていないので品質は良いです。 深いネイビーに、ネックラインを一周するホワイトライン。 ツキノワグマみたいだなとか 絶対言わないでくださいね。 ファッション使いする時は、このホワイトラインとネックレスのレイヤードなんてのも素敵ですし、テーラードジャケットのインナーに一枚で噛ませても、程良いアクセントになってくれますね。 タートルネック・デコルテ特有の間延び感が嫌いな方にとってもお薦めです。 Made in ITALY サイズ表記48 肩幅:40 身幅:45 着丈:67 袖丈:65
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