洋服解読所
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1980's BUSO UOMO Crazy_Cutting Design White JKT
¥45,000
80年代DCの中でも飛び切りマイナーなレーベル「ブソー」のジャケット。 情報は殆どありません、歴史が伝説し切れなかった宝石です。 アシンメトリーフロントと完璧なバランスのハイネック、そして奇天烈なポケットデザイン。 80's Bomber JKTとしてのボディバランス/素材選定、その完成度もさることながら、やっぱりポケットの面白さに目が奪われてしまう。 右身はいい。問題は左身です。 ポケットが縦に長い。 長さ以外は普通(?)の下向きペンタゴン(インバーテッドプリーツ入り)で、上と横腹とで二つ入り口がある。 これは実際のところ、上からの入り口は真ん中くらいで底が縫われていたり、袋布で底が作られていたりするんだろうなと思っていました。 でも違いました。 長いポケットの遠き底まで、ちゃんと全部ポケットでした。 井戸みたい。井戸ポケットと名付けましょうか?この服以外で使うこと殆ど無いと思うけど。 何入れれば良いんでしょうね。 水筒入れても重過ぎてシルエット崩れちゃう。 空になったペットボトルとかでしょうか。ゴミ箱に出会うまでの間の手空けになりますね。 まぁ、その辺の心配は野暮ですか。お好きに何かしら、入れたりしてください。 生地はホワイトのコットンドリル。 経年と共に乾いて/草臥れて、滅茶苦茶格好よくなってます。 襟周り、多少の汚れは残りましたが、古さの割に比較的良好なコンディション。 Made in JAPAN サイズ表記Free 肩幅:58 身幅:70 着丈:63 袖丈:53 裄丈:84
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2000H A.P.C. Mao-Collar Sleeveless Knit JKT
¥27,000
2000年の冬。良い時代のAPC。 その変わり種。 ニット仕立てのマオカラージャケット。 そのノースリーブ仕様。 いや珍しい。こんな服無いです。 APCがこんな派手な隙間撃ちをやるなんてのが少し意外です。(派手な隙間撃ちって変な日本語ですね) 禁欲的なエアリーグレー。 チロリアンテイストと、その凹凸を均すようなミニマルな削ぎ落とし。 目の詰まった端正なウールニット。 もう、RIERっぽさを感じずにはいられない。 確かに今欲しいと思わされる服ですが、多分これは個人の気分も時代の気分も無視して、ずっと良い服。 これは西暦2000年という、社会にとって重大な過渡期、そのムードに晒されて尚レーベルのアイデンティティを強く掴んで離さなかったからこそ獲得し得たエターナリティでしょう。 ついでに季節も問わない。(流石に真夏は暑いけど) パーツ端の密な太幅トリミングやボタン選定に至るまで、Jean Touitouの審美眼が最高まで研ぎ澄まされた仕事です。 Made in ITALY サイズ表記1 肩幅:40 身幅:52 着丈:63
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c2010's BIKKEMBERGS Back Graphic Transparent Windbreaker
¥30,000
トランスペアレント・ウェア。 透明な服。 装飾感覚としてそれを手掛けてしまうと味が濃くなり過ぎて扱いにやや困るのですが、こうしてウインドブレーカーとしてそれ(透明服)をやってくれると、ある程度の用途的必然性が根差してくれるので触れやすい。 その上で、我々は勝手に装飾感覚で使うのです。 そこが何というか、ファッションにおける大切な感覚だと思います。 最初から「ファッションですよ!どうぞ!」って感じで出されちゃうとちょっと……って感覚。 なのでこのビッケンバーグは、アントワープで輝いていた『Dirk Bikkembergs』としてではなく、カルチョに傾倒して自分の作ったユニフォームを着せるためサッカーチームまで買収しちゃうイカれたフリークの運動着として紹介したいのです。 背面には椰子の木と端正な若者のポートレート。 畢竟、眩しき若さへのオマージュなのだと思います。 肉体よ若々しくあれ、青年よ潑剌たれ。 そのマインドに乗せるには、色も生地も、既存の全てが重苦しいのだ、と。 Made in CHINA サイズ表記48 肩幅:47 身幅:59 着丈:69 袖丈:67
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2000's COSMIC WONDER JEANS Un_Stitches White Switched JKT
¥25,000
現代美術家 前田征紀氏が主宰するレーベル、Cosmic Wonderより、Gジャンを独自のシステムで作り替えたジャケット。 元ネタのアウトラインのみをなぞり、ポケットフラップの役割を剥奪して切替線へと変換。 そこに準ずるVラインも切り替え構造に変換。 また、その際の各シームにおいて、ステッチは無し。 フロントヨークにすらステッチが入らない。 Gジャンというワークウェアの象徴を引用していながらワークウェアに最も大切なステッチを撤廃。 意味の転換です。 まるでこの世ではないところから、例えばGジャンが誕生しなかった別の並行世界からやってきた人の作る服みたい。 フロントボタンは全て比翼仕立てのスナップボタン。 だからオモテからは見えないはずなんですが、やっぱり金属と布ですからね。少しずつ布に癖が付いてボタンの輪郭が浮き出てきています。 ここはワークウェアに生じる経年の美しさ、そこと材料を同じくしているように感じます。 内タグにも手仕事による加工が入っている旨が。 このタグよりもう一発古い時代のCosmicは更に加工技術を前面に出していましたし、意外とUSED加工に強烈な個性を持つレーベルなんですよ。 今回のジャケットは現在の神秘的なレーベルディレクションとは幾分違う、地に足のついたサンプリング・デザインが多かった時代(過渡期)の作品でありまして、それら両要素を良い意味で両取りしている雰囲気がとても好きです。 Made in JAPAN サイズ表記3 肩幅:40 身幅:45.5 着丈:62 袖丈:59 メンズ規格ですが細いです。 この時代のCosmicは細いのです。 レディースにもお薦めです。
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HUGO BOSS (Y2K) Utility-Design Comfort Tailored JKT
¥39,000
レーヨンを40%混ぜたコットンドリル。 オーガニックだけれどしなやか、カジュアル×テクノロジカルのテキスタイル。 この生地に纏わる印象がそのまま服の印象として完成されています。 「カジュアル×テクノロジカル」、ハイファッションにおけるY2Kエッセンスを最大量(HUGO BOSS社比)配合したディレクション。 ファッションは社会の鏡と言います。 従来の重苦しいハードウェアから脱却して様々なガジェットがポータブル化した時代、その様相をこの上無く忠実に映写した洋服ではありませんか。 フロントは軽快なスナップボタンとファスナーの二重構成。 コンパクトなポータブルガジェット専用に追加された3Dポケットとフラップテープ。 こんなの嬉しいですよね。今じゃ根本的に生まれない用途デザイン。 このポケットは“ポケット本体”の他に、補強パーツが内側に追加されています。 これは所謂“ポケット底面”の追加。 ポケットに入れる予定のガジェットを支え切れるよう、非常に良く練られた設計です。 従来の「テーラードジャケット」及び「裏地」では、新時代のポータブルガジェットを、ポータブル性に基づいて持ち運ぶことが難しいのです。まぁまぁ重いし、テーラードジャケットの仕立ては繊細だから。 それを丁寧に解決する、画期的かつロジカルなディテールメイク。 これぞ「デザイン」という感があります。 さぁ、そのポケットから伸びるフラップテープをウエスト裏面の補強ラインにも転用。 ここで追加されたウエストラインにポケットのベルトを通すことで、3Dポケットにかかる荷重を少しずつでもジャケット全体に分散させようとしています。 思考が行き届いている。 果てはフロントファスナーのテープエッジを隠すための保護テープも同じカラーリングのテープ。 ボリュームが違うから同じ物の転用ではありませんね、わざわざテープ巾にもバリエーションを設けて用意したということです。 果ては……なんて言いましたが、まだ奥があった。 袖口。袖口が本切羽になっていまして、そのボタンが比翼仕立てのスナップボタン。 このボタン端にも前述のカラーテープが配されていますね。 ここに保護は必要無いので完全なるアクセント・アクセサリの感覚でしょう。 テクノロジカルで近未来的なフューチャリズムとBOSSが貫いてきた本格的なテーラリングの邂逅、これらはジャケットのアウトライン、一つもステッチを表に出さない美意識によって表現されます。 新時代への期待感と、旧時代まで受け継がれた美意識、そのどちらも捨てずに混ぜ切った、素晴らしい一着です。 Made in ITALY LAMPO_Zip サイズ表記 52(Gr)/42R(Us) 肩幅:49 身幅:58 着丈:78 袖丈:68 襟後ろに微かな汚れあり
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1990's BARNEYS NEWYORK × ALLEGRI Heavy Wool Gabardine Army Coat
¥39,000
平置きで撮影すると、意外と横幅のある型紙だったんだな、と吃驚させられる。 それだけ、ハンガーやマネキンに掛けた状態だと布が縦方向に落ちていたのですね。 これは、元ネタで多用されるバックサテンやTCツイルでは中々出せない情緒。 重たいウールギャバジン100%で構成された、ある意味邪道なモッズコートであるからこそ、実際着るまで“どこがデザインなのか分からない”みたいな、ニクい印象の服になるのでしょう。 フロントには几帳面なスクエアポケットが4つ。 広めに設計された身幅はドロリと落ち、新鮮なドレープを描いてくれます。 靡くけどヒラヒラ軽いそれじゃない、ミリタリー立脚ならではの重厚なツラ構えのまま美しく揺れるのです。 左右対称のポケット構成は裏面でも徹底されています。 裏面の胸ポケットも、ちょうど良いサイズが左右両方でセットされています。 裏地の分厚いレーヨンアセテート・サテンも、メンズウェアとしてのクオリティをビシビシ感じて堪らない。 ALLEGRIオリジナルのLAMPOジップやFIOCCHI社製のジャンパーホック、ブラスシンカーの付いたドローコードなど、各部副資材のクオリティにも一切妥協が無い。 ALLEGRI及びBARNEYSに共通するメンズ・ターゲット層を丁寧に見極めて設計された美しきベーシック。 全体にチマチマ小穴があったり、襟周りに軽い汚れは残っておりますが、それが明確なマイナスになるようなヤワな服でもない。 疑いようの無いハイエンド・ピースでありながら、傷も草臥れも魅力としてその身に積み重ねていく様子は、本家モッズコート宛らの魔性。 これから本格的に「古着」として道を進むうえでこうも頼もしいデザイナーズも中々ありません。 普遍性/不変性を武器として組まれたデザインの真髄はユニバサーサリティではなくエターナリティです。 「誰でも使える」ではなく「いつまでも使える」。 そして「使える」というのは「使いたいと思える」という意味です。 悠久のカッコ良さ。 Made in ITALY サイズ表記48 肩幅:55 身幅:70 着丈:87 袖丈:65 すみません、リール動画で46サイズって言ってましたが48でした。 見づらいフォントです。
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80's CHEVIGNON (ORIGINAL) Blood_Chit Design Worn_Out JKT
¥86,000
先日の入荷から殆ど間を空けずにお迎えいただきました、CHEVIGNONのBlood-Chitシリーズ。 敵地に不時着したパイロットの生存率を1%でも上げるための、切実なデザイン。 ファッションではない、ミリタリーウェアの最も「ミリタリーウェア」な部分。 今回の個体はダブルブレストのフライトジャケット。 …フライトジャケットなのか? ・フライトジャケットでの記号 “ハイネック×ベルトシステム”、 ・モーターサイクルでの記号 “ダブルブレスト”。 同じく操縦をする男のための服ですが、これらが共存する服、というのはありませんね。 デザイナーズ特有のミックス感覚。 メンズ・クラシックの力強さが重厚に残っていた時代、尚且つデザイナーズファッションのリミックス感覚の勃興、その両方が交差した貴重な瞬間をアーカイブ出来るヴィンテージです。 CHEVIGNONのお家芸である着古し加工もその荒々しさと美しさを湛えたまま現在。 それてそれらは、在りし日の数寄者同志に愛用され更に深まっています。 ハイカウントのコットンシェルには白っちゃけたアタリ、切り替えられたレザーセクションには人の肌のよう、陰影に富んだエイジングが刻まれています。 オーセンティックで中庸なボックスシルエットから、操縦服ならではの過激な前振りが効いた袖。 “操縦”という原因から、「前振り袖」に加えて「アクションプリーツ」も正しく派生していますね。 この2つの仕様選定は理由を殆ど同じくします。 当たり前ですが、ロジカル。 この論理こそがメンズファッションのオーセンティシティ。 Made in FRANCE サイズ表記XL 肩幅:60 身幅:71 着丈:67 袖丈:65
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1990's DUFFER of St.GEORGE Old_Style Sampling Moleskin Work JKT
¥66,000
60-70年代のアメリカのワークジャケットをブラックモールスキンで作り直したジャケット。 英国屈指の古着目利き師達が作るサンプリングデザインは、時を経て古着になった時、階乗のように魅力を爆発させます。 ナロースプレッドのポイントカラー、ポケット無しのプレーンな胸周り、裾線に底を接続するよう設計されたフラップポケット。 珍しい形なんですが、70年代頃のアメリカ古着にあったはず。 DUFFERのリファレンスはいつもニッチです。 これをユーロワークの心血宿るブラックモールスキンにて引用。 古着になってからの方が美しい、使い込んでこそ深まる魅力、これらの特性はメンズファッションにおけるクラシックの1ページです。 また、アメリカの物をヨーロッパの生地で作り替える折衷のセンス。ストリートブランドなる概念における始点のひとつでありますから、後に続くデザインセンスの基礎があまりに強固に息づいています。 例えば「黒」のジャケットを貴方がデザインしたとして、CHANELの影響を受けたんだ、なんて言わないでしょう。 それと同じで、DUFFERが作ったのは「常識」です。 誰もDUFFERに影響されたなんて言わないけれど、その常識の根幹には彼らがいます。 大きな傷の無いまま程良く草臥れたグッドコンディションのSサイズ。 B.Sharp氏が着てそう。 ジャストフィットで是非。 Made in - サイズ表記S 肩幅:48 身幅:58 着丈:57 袖丈:60
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e00's DUFFER of St. GEORGE WO×AP Quiet_Tex Minimal Sport JKT
¥52,500
DUFFERが極めて静謐に仕立て直したクラシックなスポーツブルゾン。 ファスナーを隠した前立てと、フラップ無しのスリックなポケット。 ゴルフに行くおじさんが着ていたクラシックなブルゾンを新しい感性で研ぎ澄ましたデザインです。 ウールに少しアルパカを混ぜたテキスタイルは、アルパカで想起する起毛感など何処へやら。秋冬のドレス・テーラードジャケットを誂えるような端正なフランネル。 このミニマルなビジュアル、ミニマルなテクスチャ、そこと呼応するようにミニマルな色味。 彩度を落とした静かなネイビーが、元ネタであるカジュアルウェアとの明確な態度の違いを示していますね。 リブ襟も可愛い。 長めに取られた前立ての分、前端は深く重なります。 ここで生まれるのは浅いVゾーンからなる和服っぽい打合せ。 ファスナーは重厚なriri社製オリジナル個体。 ファスナー上端を保護するボタンはまさかのボタンループ仕様。 手数を減らしたミニマルなデザインの中、要所を締めるディテールは途轍も無く趣味が良い。 Made in ITALY riri_Zip サイズ表記M 肩幅:47 身幅:58 着丈:62 袖丈:67 リブ傷あり
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1990's BTKA Natural_Faded Black Zip JKT
¥40,000
SOLD OUT
U.K.のアンダーグラウンドレーベル「Born To Kick Arse」 ご存知の方がいるとは思えませんが、同じデザイナーが手掛けていたと言われるVortexだと幾許か知名度がありましょうか。 ArseはAssと大体同じノリ。 英国スラング。 -ぶちのめすために生まれてきたぞ- みたいな雰囲気です。 ストリートの悪ガキにだけ似合うジャケット。 これが似合っちゃうのも良いし、似合わないのもまた良い。 僕は煙草嫌いだけど、煙草吸う人にしか似合わないと思う。 当時のアンダーグラウンドでのサイケデリックな潮流とはちょっと別レンジです。 思いっ切りオーガニックなコットン100の野暮ったい質感。 シャカシャカしてない硬派な不良ジャケット。 本当のノンシャランが作れる数少ない洋服です。 どう着るかはお任せします。 Made in BRITAIN サイズ表記L 肩幅:55 身幅:67 着丈:67 袖丈:69
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c80's PLANTATION in I.M.I.I. Buttonless Wabisabi Cardigan
¥32,500
SOLD OUT
釦無しのカーディガン。 メンズ/レディースどちらでも。 通常カーディガンよりずっと大きく前端を延長し、首元にもゆとり展開を入れてカウルネックみたいな浮きを作った、創意的なカッティング。 これらの製図で生まれた効果は、釦が無いことによって全部落下します。 ちょっと浮かせたカウルネックも、大きく延長した前端も、全てが特大ドレープの材料に。 80年代Isseyを分かり易く象徴するビジュアルに着地しています。 この服をイッセイミヤケからプランテーションへと変えているのは多分生地選定。 兎に角デイリーでリアル。 織物のような細かな表面パターンを作り込んだニットテキスタイル。 草臥れた落ち葉、はたまたその先の土の色。 組成表記のタグは切られてるので素材は分かりません。 コットンに寄せたウールか、本当にコットンか、はたまたそのミックス。 普通にタオルか手拭いとして使えちゃいそうだ…なんて失礼なことを考えた矢先、実際それに類する雑な着方をしていたのか、全体的に汚れもチラホラ残ってます。 生活のための洋服、生活に根差したデザイン、そのように生まれたプランテーションの使われ方として100点満点、お手本のような仕上がり。 色味とコードにご留意の上、楽しくミックスしてください。 Made in - サイズ表記- 肩幅:71 身幅:73 着丈:77 袖丈:40 裄丈:78 イッセイっぽくない服と合わせると楽しいですよ。 素材感でギャップをつける時は色味を寄せて、テイストでギャップをつける時はトーンを馴染ませるように。 Yellow Nylon JKT : MISSONI Zip Parka : DUFFER
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c90's PAUL SMITH (EURO) Long_Body 7B Tailored JKT
¥55,000
SOLD OUT
90年代イングランド製。 7つ釦のロングテーラード。 珍しい服だね。 普通より長めの着丈と、普通より詰まった釦配置。 至って真っ当なテーラードジャケットの記号を踏みながら、根本的なラペルシステムを棄却。 一番上まで全部留める設計。 この設計によって実寸よりも強い縦長感が付与されていますね。 実寸着丈は80cmです。90くらいはありそうに見える。 ここまで縦のラインを強調していながらも、ポストアルチザンやグランジにならないバランス感覚もまた素敵です。 首周り(襟だけの話ではない)の美しい製図のクオリティ、オーセンティックなコンストラクト・ショルダー。 これら紳士服として重要なディテールから逃げずに真面目に遊んだデザイン。 これぞポールスミスである。 洋梨みたいな丸っこい胸ポケットがアティテュードの決め手。 Made in ENGLAND サイズ表記- 肩幅:48 身幅:53 着丈:80 袖丈:66
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e90's MAUL RUCK Bouclé Knit Hunting JKT
¥16,000
SOLD OUT
90年代前半、タケオキクチのモールラック。 古着が好きなんだなぁと思わされるデザイン。 雛型はハンティングジャケットです。 隠せるタイプのチンストラップを綾テープで作って襟元に配置。 ポケットにも、フラップの代わりに綾テープでボタンシステムを配置。 簡素ながらも要点を押さえたハンティング・ジャケットのデザインです。 そして大胆な素材改変。 ハンティングを始め、どんなスポーツウェアにも使うことの無いブークレニット。 ヨーロッパの遊びに満ちたテキスタイルを融合させた洒脱なリミックス。 どこにも日本的な視覚要素は無いのに、こうした折衷のセンスはやっぱり日本的だと感心してしまう。 現代的で、柔らかくて、でも古着に宿るロマンは確かにガッチリ掴んだ、正にフリークのためのピックアップ。 (この時代の男性デザイナーってハンティングジャケット好き過ぎませんか?DEZERT好きな人は絶対この時代のタケオキクチも好きになると思うんです) Made in JAPAN サイズ表記2 肩幅:53 身幅:54 着丈:66 袖丈:58 裄丈:85 メンズ服ですが女性も是非トライしてみてください。 柔らかくて着やすいです。
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1980-e90's EMPORIO ARMANI 1/2 Hidden Button Knit Vest
¥22,000
E.Armaniの渋いニットベスト。 淡いソフトベージュ。 厚みのあるコットン。 アルマーニのシャツにもストレス無く重ねられるサイズ50。 完璧。ニットベストとして完璧なポジションにいます。 その上、編み地の目減らしでシャドーストライプを作り、フロントボタンシステムでも奇天烈なディテールアイデア。 滅茶苦茶面白いです。 前端、トリムニッティングに隠れる位置からボタンループを生やしています。 このボタンループを使うと、ボタンが半分だけトリムニッティングに隠れて、「ハーフ比翼仕立て」が完成するというわけ。 分かりやすい誘目性に頼らない、ミニマルな機転ひとつで決する勝負。 「アルマーニはこの服が良いよね」 なんて易々と言えないのは、こういう極上のアイデアがあらゆるカテゴリにあるから。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:(38) 身幅:49 着丈:52 袖丈:-
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80-90's J.C. DE CASTELBAJAC NEWS Wappens Design Oversized Stadium JKT
¥25,000
とことんポップに仕上げられたバーシティ。 同時代、日本ではBIGIやWORLD、あとはPINKHOUSEが似たようなリファレンスから奇しくも似た洋服を同時並行で作っていましたね。 アメリカの威光を生で感じた世代が作る、チーム感/所属欲求を満たすデザイン。 世界景気と憧れの螺旋が噛み合って生まれた、必然的なデザイン。 極論、同時期に彼らが居なかったとしても、恐らく誰かが同じような物を作ったと思うんです。 それくらい、80年代のバーシティってのは神秘的なまでの必然性を帯びてる。 そんな中でカステルバジャックである意味ってのは、「軽さ」かなと僕は思います。 元ネタのアメリカ服、及びバブル時代の日本製品には無い軽さ、つまりは「オーセンティックじゃなさ」。 日本のやつとかは意外とガッチリしてるので、その辺り見慣れていればいるほど、この個体は新鮮に感じていただけるはず。 仮にロゴが無くとも一目で誰が描いたか分かるグラフィックに、変な位置感のワッペン。 羽襟ってのも良い。 ファニーな見た目だけに起因しない、不思議な浮遊感のあるジャケットです。 こんなの上手く着れたらお洒落だろうな。 可愛い系の男子じゃ先ず無理、似合っちゃ駄目なんですよね。 もっとソリッドな服選びをする人が とぼけて混ぜ込むのが良い気がします。 すみません、自由にやってください。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:63 身幅:71 着丈:60 袖丈:55 所々軽微な虫舐めあり 経年の割に美品です
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1990's KOMODO Chuncy Knitting Tracker JKT
¥52,500
KODODOが打ち立てた原始的で粗野なストリートスタイル。 ロンドンのレーベルでありながらネパールやインドネシアに生産拠点を設け、人為的に狙っては出せない本物のプリミティブを形成。 工業的でない、人の手仕事の温もりを、他のどのレーベルよりも丁寧に醸成し、あろうことかそれをストリートウェアとしてデザインしたレーベル。 世紀末、インターネットが普及し始める頃、社会が近未来を予感する頃、そこへのカウンターとして見事に刺さったそのディレクションは、AIの勃興によって全く新しい未来と直面した現代においても再び強く輝くはず。 手編みのチャンキーニットで、そのままGジャンを編み切ってしまったジャケット。 同時代のKOMODOを象徴する、アイコン的なシリーズ作品です。 合理性や工業化と真逆の立ち位置にある生地を使って、合理性や工業化の象徴であるGジャンを作ること。 とっても効いてる。皮肉が。 やっぱり英国のレーベルなんだと痛感します。 各部いなたいポケットや健気なフレーミングステッチが可愛い。 可愛いけどカッコ良い。 今回初出になります、ブラウン×グリーンのカラーリング。 ナチュラルムードのスタイリングにはめっぽう使いやすいし、トレンチコートやツイードコートの中に仕込んで質感のコントラスト遊びを作っちゃうのもワクワクします。 Made in NEPAL サイズ表記M 肩幅:50 身幅:60 着丈:68 袖丈:65
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1990's KOMODO Yoke_Switch Cut Stand_Collar Knit JKT
¥35,000
KODODOが打ち立てた原始的で粗野なストリートスタイル。 ロンドンのレーベルでありながらネパールやインドネシアに生産拠点を設け、人為的に狙っては出せない本物のプリミティブを形成。 工業的でない、人の手仕事の温もりを、他のどのレーベルよりも丁寧に醸成し、あろうことかそれをストリートウェアとしてデザインしたレーベル。 世紀末、インターネットが普及し始める頃、社会が近未来を予感する頃、そこへのカウンターとして見事に刺さったそのディレクションは、AIの勃興によって全く新しい未来と直面した現代においても再び強く輝くはず。 フロントにゴツいオリジナルジップを走らせたシンプルなニットジャケット。 これもまた、生地を無視して語れるならばストリートウェアとして非常にオーセンティック。 ヨーク部分だけ色を変えてます。 でも変わってるのは色だけじゃなく、編み地も変わってます。 ヨーク部分だけリブ編み。 ベージュ×ネイビーのグッドカラーが更に強調されていますね。 Vネックのデコルテから伸びるハイネックの襟デザインも、KODODOのアイコンディテールです。 首を締め付けないリラクシングなハイネック。 その襟端から前端にかけて、丈夫な綾テープで丁寧にパイピング。 裏地は分厚いコットンフランネル。 表地のチャンキーニットが多少重かろうと、その自重で型崩れしないように……というデザインですね。 タフネスの副作用として発生する野暮ったい着用感もまた魅力です。 ネパールの極限環境では少しでもあたたかい方が良いですもの。 着膨れ上等、ハートウォーミングを武器に取り洗練の真逆を行くストリートウェア。 当時と同じく現代にも氾濫した似非テックウェアへのカウンター。 Made in - サイズ表記1 肩幅:54 身幅:66 着丈:70 袖丈:64
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1990's KOMODO Random Patch Design Knit JKT (Green)
¥45,000
SOLD OUT
KODODOが打ち立てた原始的で粗野なストリートスタイル。 ロンドンのレーベルでありながらネパールやインドネシアに生産拠点を設け、人為的に狙っては出せない本物のプリミティブを形成。 工業的でない、人の手仕事の温もりを、他のどのレーベルよりも丁寧に醸成し、あろうことかそれをストリートウェアとしてデザインしたレーベル。 世紀末、インターネットが普及し始める頃、社会が近未来を予感する頃、そこへのカウンターとして見事に刺さったそのディレクションは、AIの勃興によって全く新しい未来と直面した現代においても再び強く輝くはず。 この個体は恐らくY2Kくらい。 色違いで2着用意出来ました。 プリミティブな空気感や手仕事を、より機能的に使い始めた時代のデザイン。 ランダムに貼り付けられたパッチがアイコニック。 生地も縫い糸も素材も形状もポジションもバラバラ。 統一感なんて無いのに、だからこそ宿る「生」への執着じみたエネルギーに、パッチワークの原初を見ているようです。 ただちょっと縫製とかが綺麗過ぎるというか、完成度が高過ぎるなという感想はあります。 もっと拙くても良いというか、その方がKODODOらしさは濃いと思います。 例えばプラダ生産になってからのヘルムートラングを見ているよう。 アレ好み分かれるでしょう。(僕は大好き) このモデルは裏地無し。 KODODOのニットジャケットはフランネルの分厚い裏地が付くものが多い中、もっと軽快にレイヤードに組み込めるバランスです。 冬が明けてからも広い季節で使えそう。 Made in NEPAL サイズ表記2 肩幅:51 身幅:60 着丈:62 袖丈:59 裄丈:85
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1990's KOMODO Random Patch Design Knit JKT (Grey)
¥45,000
KODODOが打ち立てた原始的で粗野なストリートスタイル。 ロンドンのレーベルでありながらネパールやインドネシアに生産拠点を設け、人為的に狙っては出せない本物のプリミティブを形成。 工業的でない、人の手仕事の温もりを、他のどのレーベルよりも丁寧に醸成し、あろうことかそれをストリートウェアとしてデザインしたレーベル。 世紀末、インターネットが普及し始める頃、社会が近未来を予感する頃、そこへのカウンターとして見事に刺さったそのディレクションは、AIの勃興によって全く新しい未来と直面した現代においても再び強く輝くはず。 この個体は恐らくY2Kくらい。 色違いで2着用意出来ました。 グレーベースでちょっと無愛想なんだけど、パッチワークで入るオーガニックな色味や素材感が良いバランスを作っています。 このモデルはプリミティブな空気感や手仕事を、より機能的に使い始めた時代のデザイン。 ランダムに貼り付けられたパッチビジュアルが非常に可愛いですね。 生地も縫い糸も素材も形状もポジションもバラバラ。 とりあえず肩は補強しようとしている。それは伝わる。 そこに統一感なんて無いのに、だからこそ宿る「生」への執着じみたエネルギーに、パッチワークの原初を見ているようです。 こんな所がKODODO今惹かれる大きな理由。 ただちょっと縫製とかが綺麗過ぎるというか、完成度が高過ぎるなという感想はあります。 もっと拙くても良いというか、その方がKODODOらしさは濃いと思います。 例えばプラダ生産になってからのヘルムートラングを見ているよう。 アレ好み分かれるでしょう。(僕は大好き) このモデルは裏地無し。 KODODOのニットジャケットはフランネルの分厚い裏地が付くものが多い中、もっと軽快にレイヤードに組み込めるバランスです。 極限環境特有の必死な防寒感覚は有りません。代わりに、冬が明けてからも広い季節で使えそう。 Made in NEPAL サイズ表記1 肩幅:53 身幅:58 着丈:59 袖丈:59
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1990's KOMODO 2-Tone Color Hooded Knit JKT
¥39,000
KODODOならではの野暮ったいガサガサウールで編み建てられたニットパーカー。 ミルキーグリーンとブラックのツートン。 ミニマルな製図のフードと、オリジナルトップをあしらったファスナーが可愛い。 野暮ったいニットの空気を引き締めるよう前端からフード一周をぐるり縫い包む定番のパイピングデザインも、ビジュアル/タフネス両面で良い仕事をしています。 ネパールの極限環境を基準に作られた、着膨れ上等の防寒感覚。 ニットの内側はスウェットみたいな生地で裏地が作られています。 つるつるの裏地でレイヤードを快適に仕上げる、なんてファッショナブルな考えはありません。 兎に角厚く、チャンキーに作るのです。 それはひとえに「生きる」ため。 ジップパーカーという雛型自体はとっても現代的でしょう。ストリートウェアそのもの。 しかしその枠に流し込まれるエッセンスは至極プリミティブ。 これは現代社会じゃ到底作り得ないリアル。 袖の小穴も裏地の拙い補修も、このジャケットにおいては大いに加点ポイント。 現場の方々がきっとそうするであろう着方、その風合い、バッチリ出てきてると思います。 Made in NEPAL サイズ表記2 肩幅:58 身幅:66 着丈:62 袖丈:62 袖ニットに一部ダメージあり スウェットライニングに縫い直し跡あり
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1990's KOMODO Heavy Melange Knitting Zip_JKT
¥30,000
SOLD OUT
プリミティブ・エッセンスをストリートウェアに輸入したU.K.デザイナー Joe KODODO。 世界の工業化に伴い近代的な洋服が洋服が溢れ、そして数多の“代償”を請求された時代、ケミカルやバブルから大きく距離を取るエシカルなエッセンスが発生したのは必然であるとして、それを最も巧みに取り扱ったのがこの人です。 英国のレーベルでありながら生産はネパールやインドネシア。 (彼がバックパッカー時代の旅の履歴でもあります) 最も私が気に入っているのはネパール生産の重く野暮ったいニットやラグをストリートウェアに落とし込んだジャケット類。 この個体はY2K辺りのモデルでしょうか。 KODODOのプリミティブなエッセンスは継承しながら、仄かに洗練され、生産クオリティが上がってきた時代です。 メランジニット特有のランダムな色の混ざり方、野暮ったくて重苦しいニットの質感はそのままに、それを構成する糸のクオリティが上がっているように感じます。 比較的表面が滑らかで、KODODOが初めての方でも着やすい仕上がり。 裏地は起毛感に富んだコットンフランネル。 ネルシャツをそのまま裏地にしたような、全く洗練されていない着用感。 ただ、Tシャツの上から雑に羽織ってもある程度あったかいです。 ストリートウェアってそういうことです。 保温性を高めるため、裏地の裾には独立型のリブ裾がレイヤードされていて、裏面の胸ポケットも驚くほど綺麗に縫製されています。 この辺の気の利いた作り込みなんかは、当時の調子の良さを物語っていますね。 KODODOアイコンディテールの、Vネックとそこから伸びる地続きのハイネックも健在。 男女問わず、パーカー感覚でお楽しみください。 Made in NEPAL サイズ表記1 肩幅:50 身幅:64 着丈:70 袖丈:65
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1990's KOMODO Hemp_Mix Heavy Knit P/O JKT
¥30,000
SOLD OUT
プリミティブ・エッセンスをストリートウェアに輸入したU.K.デザイナー Joe KODODO。 世界の工業化に伴い近代的な洋服が洋服が溢れ、そして数多の“代償”を請求された時代、ケミカルやバブルから大きく距離を取るエシカルなエッセンスが発生したのは必然であるとして、それを最も巧みに取り扱ったのがこの人です。 英国のレーベルでありながら生産はネパールやインドネシア。 (彼がバックパッカー時代の旅の履歴でもあります) 最も私が気に入っているのはネパール生産の重く野暮ったいニットやラグをストリートウェアに落とし込んだジャケット類。 このハーフジップトップはヘンプ×コットンで編み立て(撚り立て)られたヘビーニット。 ヘンプが35%入っていてドライな質感になってます。 ウールのニットを多用するKODODOの中でかなり異色の存在。 通常のウール個体よりも涼しく作っているのかと思いきや、ニット生地の目付自体は結構ヘビー。 あくまで質感にヘンプの情緒を纏わせたかったというのが本筋でしょうか。 ハーフジップながらも、KODODOのアイコンディテールであるVネックとそこから接ぎ無しで作るハイネックは健在。 そしてルーズなフィットとフロントのカンガルーポケット。 そう、素材使いが飛び切りユニークなだけで雛型は綺麗なストリートウェアなんです。 このオーガニックな素材で更に輝くプルシャンブルーは他の服じゃ代えが効かない。 この色も本当に綺麗。 裏地は分厚いコットンフランネルなのでニットの重さに負けません。 型崩れの心配も一切ご不要。 ただし異様にあたたかくて着膨れします。 あくまでパーカーの感覚で、気軽に被って着てください。 Made in - riri_Zip サイズ表記1 肩幅:51 身幅:61 着丈:68 袖丈:63
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1990's KOMODO Primitive Woven Round_Collar JKT
¥52,500
プリミティブ・エッセンスをストリートウェアに輸入したU.K.デザイナー Joe KODODO。 世界の工業化に伴い近代的な洋服が洋服が溢れ、そして数多の“代償”を請求された時代、ケミカルやバブルから大きく距離を取るエシカルなエッセンスが発生したのは必然であるとして、それを最も巧みに取り扱ったのがこの人です。 英国のレーベルでありながら生産はネパールやインドネシア。 (彼がバックパッカー時代の旅の履歴でもあります) 最も私が気に入っているのはネパール生産の重く野暮ったいニットやラグをストリートウェアに落とし込んだジャケット類。 このジャケットは最早ラグくらいゴワゴワしたウールドリルでのお仕立て。 微かに白の混ざる柔らかなロイヤルブルーの表地と、裂織りみたいな糸バランスで織り立てられたウールキャンバス。 ウールが極限まで漉き整えられてSuper120や150なんて滑らかな梳毛が生まれる中、全く逆に直走るプリミティブの極北。 その洗練ハイエンドもこの真逆プリミティブも、どちらも英国に由来するというのが面白い。 そうそう、美しいビスポークスーツでは絶対許されないような雑な裁断もこのジャケットの特筆点ですね。 左右の裾の位置が全然ズレてるんですから。 「完璧でないこと」を大いに肯定する、現代にまた舞い戻って来てほしいジャケットです。 ただ雑なだけじゃなくてルーツの深さと人類の原始的な生活感が濃密に詰め込まれているってのがまた。 極め付け、ポケットや背中に散りばめられたエスニックのエッセンス。 背中はチマヨ、ポケットは足跡? どれも別にネパールではありませんよね。 ポケットにプリントされた足跡なんかはナスカの地上絵っぽいニュアンスを感じます。 Made in NEPAL サイズ表記2 肩幅:54 身幅:67 着丈:80 袖丈:60
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1990's KOMODO Primitive_Woven Wood_Button JKT
¥55,000
カテゴリ名をあえて設定するならチョアコートでしょうか。 チベタンウールを使って製作された、ラグみたいにいなたいテキスタイル。 撚ってすらいないような紡ぎっぱなしの短毛ウールを経糸に置いて、ある程度マトモな緯糸で引き締めたような織り立て。 糸から溢れた細かな繊維が、生地表面にホワイトベールをかけるように色味を濁らせます。 これはKODODOの中でも特に力の入ったラグテイスト・ジャケットにて散見される生地作り。 経糸が太過ぎて、まるで裂織り生地を触っているみたい。 裏地も同じような生地なんですが、多分経糸緯糸で糸の太さを入れ替えてますね。 もとより色味が不確定で斑らな紡毛をシャンブレー式に織り上げて生まれる色の濁りは、生地の手触りに呼応するように極めてオーガニック。 同時代のUKストリートを席巻した無機質で都会的な生地使いに、真っ向勝負を突き付ける舵取りです。 この個体はボタンまで徹底して有機的ですよ。 木の枝そのまま。 ナチュラル方向の服なのに滅茶苦茶攻めてるという面白さ。 枝と言えど折れる気配はありませんから、実際のところ何かしら技術というか工夫的なものはあるのでしょうけれどね。 ネパールやチベット、世界の屋根と呼ばれる極限地域に抱く神秘的なイメージ、その中核を射抜くような神々しいビジュアルメイク。 今の娑婆にも昔の娑婆にも無い、異世界の美意識。 改めて、これを普通に「ストリートウェア」の感覚で出してたKODODO、異質過ぎる…。 Made in NEPAL (Tibetan Wool) サイズ表記1 肩幅:53 身幅:66 着丈:78 袖丈:66
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