洋服解読所











2006S/S TOKITO Lightweight Poplins Bomber JKT
¥21,000 税込
残り1点
TOKITOの服といえば「20歳以下お断り」のタグ。
この服にも付いてます。
こんな事を言えるレーベルがあるのか、と感動した日がある。
え、しかもこれ日本のブランドなん、と。
デザイナーは吉田十紀人 (ときひと)氏。
黄金期のメンズビギからポパイの編集、その後諸レーベルを監督した後1997年に立ち上げられたのがTOKITO。
綺麗でカッコよくって、ハイコストな紳士服を作る人です。
接着芯よりもふらし芯を重視したり、どんな箇所の縫い代も、極力ロックミシンに逃げず美しく折り伏せたり巻いたり。
現代のビジネス至上主義から見るとハイコストに見えるそれらは、一定以上に服を好きになり飛び込む上で最低限備わっていてほしいプロダクトとしてのクオリティ。
完璧主義ってよりも
“当たり前”の水準が高いレーベル。
カッコ良いですよね。
そんな所が作る時、こんなライトアウターなんてのは一気に差が生まれてくる。
重い服は、まぁいい。
凝ったウールや美しいレザーなど、素材のエネルギーで誤魔化せたりする時がある。
でも軽い服、ライトアウターなんてのは、誤魔化しが効かない。
作り手の腕と言うか“姿勢”みたいなのが如実に出る。
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と、ここまでにある程度共感してくれる人には気に入ってもらえるジャケットだと思います。
ネックライン1番上まで閉めた上で、コンパクトながらショールカラー風にくるり返るリブ襟。
ハンティングやドライブに意識を向けたような強い前振りが設計された袖構成。
裏返しに着用しても気後れしないほど美しい、妥協の無い縫製仕様。
ちょっぴりエレガントに品良く味付けされたそれが、あくまでフライトジャケットのDNAの上で成り立つこと。
そして首元に光る、ブーメラン型のオリジナル・スロートラッチ。
(これは今回一緒に出すレザージャケットにもあります)
良くも悪くも“軽やか”になるライトアウター枠のジャケット、ここまでちゃんと軽くて、尚且つクールな個体はなかなか無い。
全閉めでちょっと静謐な空気を出すのも良いし、前開けて羽織るだけでもシルエットにメリハリが生まれます。
往年のファンの皆様は勿論、ご存知無い方も是非この機会に。
Made in JAPAN
サイズ表記36
肩幅:40
身幅:54
着丈:55
袖丈:67
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