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TOMMY HILFIGER (OLD) Charcoal-Grey Soft Shell Anorak-Cape
¥24,000
3周年記念のポップアップにて 幾つか展開する洋服 《ケープ》。 こちらは推定2000年前後のトミーヒルフィガーより。 同時代に散見されたローテクアノラックをそのまんまポンチョに魔改造したようなデザイン。 シャカシャカとはまた違うコットンナイロンのソフトシェルに、ハーフジップのフロントシステム。 フードにはドローコードが入ってて、ジップの持ち手は大きめのオリジナルトップがあしらわれています。 これはもう悪天候でも耐え得るように、というアノラックパーカーの用途性に正しく基づいた綺麗な引用ですね。 フードがギュッと引き絞れること ジップの持ち手が掴み易いこと これらはアノラックにおける大切なコードです。 そして+α パッカブル機能も追加されています。 大振りのカンガルーポケットはリバーシブルに反転し、ケープ全体を軽々と仕舞い込んでしまいます。 仕舞い込んだ後は、斜め掛けボディバッグのようなストラップ配置。 そうですよ。 使わない時はこんな風にボディバッグ風に持ち運べたら完璧なんですよ。 この辺りちゃんと詰め切っているのが素晴らしい。 そして、それら全てのグッドデザインは 「ケープ」 としてだけではなく 「アノラック」としても最高のデザインとして並立するのです。 極めて相性の良い2アイテムを掛け合わせたY2Kハイブリッドデザイン。 実際そこまでの防水性は見受けられませんから、あくまでそんなルーツをもったデザイナーズウェアとして、洒脱にお楽しみください。 ライトコートとして軽快にドレープを靡かせる様は、他のワイドコートに軽々と勝る大迫力があります。 Made in CHINA サイズ表記XL 裄丈:84 着丈:109 裾幅:119
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Levi's RED (EU) Ex-Long Tailored Denim Cape
¥70,000
傑作揃いの初期Redの中でも これまた 破茶滅茶に振り切ってるクリエイティブピース。 マキシレングスのケープ・コートです。 勿論ユーロオリジナル。 もう ビジュアルインパクトが凄過ぎる。 138cmのスーパーロングで、接ぎ無しで裾までズドン。 なんだこれは………。 フロントはセンターからずらして、半ばダブルブレストっぽく仕立てられた前合わせ。 左肩のボタンで留めて、それから左ウエストのコード&ボタンで更に留め付けます。 そして、その打合せの前端に隠れたシームのスラッシュから腕を通しての着用となります。 必然、あんまり腕は上がりませんから、多分着崩さない限りは吊り革とかは掴めません。 そしてこれは袖は無いのに明確に肩位置があるタイプの設計です。 誰でも合う訳ではありません。 「ケープ」として括られる洋服の中でも非常に格調高い仕様ですね。 リーバイス社としてもかなり気合いが入っているのでしょう、こんなロングレングスなのに裾までガッツリ総裏仕立て。 ふらし仕様でフルパイピング。 そしてこの ふらし裏地を、パイピングテープにて本体とコッソリ接続する縫製仕様ですね。 裏地そのものもオリジナルでしょうか。 独特のレリーフが入ったアセテートレーヨン。 何方にでもお薦め出来るような服では到底ありませんが、それでもこの唯一無二のクリエイションパワーは選び取らない訳にいかない。 これもリッキーコフかな? 初期Redの底知れなさ、こうしたモンスターピースと出会う度に痛感する次第です。 Made in - サイズ表記S 肩幅:40 着丈:138 着画はモデル160cm+ヒール6cm
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2004S/S RICK OWENS Irregular Cutting Silk×Viscose Top
¥25,000
Rick Owens 2004年SSコレクションより、 お得意の極薄ソフトジャージーで仕立てられた、形状不明の多分トップス。 これでもかと華奢でペラペラのシルクレーヨン。 肌触りが良過ぎて、触れているのに触れていないかのようなテクスチャ。 形は随分アヴァンギャルド。 肩紐が極端に歪な設計のキャミトップ、みたいな認識で見てます。 ホルターネックに、片方だけアームホールがくっ付いてる……みたいな解釈も出来ますね。 同じくドレープの効いた近似テイストとのレイヤードで映える服なのでしょう。 しかしボロボロに着古した 擦り切れだらけのヴィンテージTeeなんかとも、存外面白いシナジーを見せてくれそう。 一枚で着るのは難しいとも思いますが、構造を見えやすくするためトルソーには一枚で着せてます。 でも真髄はこのランウェイです。 スタイルサンプル削ってでも複数枚、マックスまで載せたくなる。 「誰が着るってんでしょうね、」って一歩引いてスカして見るんじゃなく、真っ向からそのカッコ良さをダイレクトに感じて、マジで着こなそうと真剣にもがく方が絶対にカッコ良い。 そう思わせてくれるランウェイです。 多分こんなピースを何枚も作って、それらを重ねまくってるんでしょう。 Made in ITALY (O&M) サイズ表記40 採寸不可
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90's SPORTMAX Relief Full Pattern Design Slim Shape SK
¥15,000
プレタポルテにおける コートメーカーの金字塔、Maxmara。 そのMaxmaraより よりカジュアルでバリエーションに満ちたファッションを提案するべく派生したカジュアルレーベル、SPORTMAX。 カジュアルレーベルと言っても コートに100万付くようなハイソサエティから見たカジュアル、というだけですから別段、安っぽくも本当にカジュアルでもないのですけれどね……。 ですから、こんなスリムシルエットのスカートがカジュアルラインから出て来る。 何処がカジュアルだと言うのか。 多分、スリットでしょうね。 大股で歩ける=カジュアル そういう事なんだと思います。 そんな水準から出てくるクリエイションですから、当たり前のように素晴らしいクオリティです。 向こうの透けるシースルーのナイロンキュプラは、透過性だけでなく角度によって柄が浮き出るレリーフパターンも兼備。 足捌き次第で出たり隠れたりするこのラメ混じりのオリエンタルパターン、その美しいこと。 タイトフィットでこそ真価を発揮する生地ですね。 日差しが強くなる夏はそれだけで憂鬱ですけれど、その強い陽射しによってこそ輝く洋服があると考えれば、少しはポジティブに楽しめそうじゃありませんか。 クタクタの古着Teeをもバチっとドレスアップしてくれるクオリティ。 夏だけと言わず、真冬以外まではカバーしてくれると思います。 Made in ITALY サイズ表記38 ウエスト:61 ヒップ:92 レングス:93
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90's ALEXANDER McQUEEN Crack Design Leather Helmet Bag
¥45,000
初期のアレキサンダーマックイーン。 クラックレザーのビジュアルなのにしっとりテクスチャ。 魔法のような素材デザインから始まるミニマルなレザーバッグです。 一応、ポケットシステム的にミリタリーのヘルメットバッグをサンプリングしたものになるのかな。 このサンプリングに少しピンと来てないのは、その引用元とのテンションの差があんまりに大き過ぎるから。 ヘルメットバッグにしては小振りな(しかしデイリーには充分な)サイズ感はとっても上品だし、 キリキリと研ぎ澄まされたグランジビジュアルは、チープなDIYマインドじゃなく 創作表現に一切を惜しまない圧倒的な情熱を感じる。 ショルダーストラップまで残って、殆ど使用感無しのミントコンディションでご紹介出来るのは割と奇跡。 この時代のマックイーンは良過ぎて誰も手放してくれないし、バッグ類なんて使い易いの多いから……。 性別もシーンもほぼ選ばない最高の汎用性も素晴らしい。 マイスペシャルが未定の方はここらで終点です。 サイズ33×26 マチ5.5
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DRIES VAN NOTEN Front_Button_Open Fake Shirt Hem SK
¥16,000
ロングシャツの下半分をぶった斬ったようなスカート。 夏場のレイヤードでもタフに仕事をしてくれますし、ヘビーニットからシャツの裾だけ出したい時とか滅茶苦茶重宝します。 シャツ風の前立てがあって、そこに態々ボタンホールまで刺繍してるのに、それを開けずに後付けスナップボタンでのフロントオープン。 このフェイクのボタンホールと後付けスナップボタンの配置間隔をあえて揃えず思い切りズラす感覚、洒脱で素晴らしい。 しかも前あき部分の始点にはクラシックな紳士服みたいに天狗持ち出し。 こういう所で一気に洋服としてのデザインクオリティが跳ね上がってきますよね。 そしてその色味は、彼らしい花の色。 華奢で儚いライラックカラー。 生地はシンプルなコットンブロードと見せかけて、レーヨンをミックスした滑らかなライトギャバジン。 スカートってより、とっておきの前衛アクセサリーとしてご提案。 スタイリング滅茶苦茶楽しくなります。 Made in Slovenia サイズ表記36 ウエスト:70 レングス:57.5
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00's GF-FERRE Spangle Design Strech L/S Tee
¥16,000
2000年代のフェレ。 80-90'sの眼力は鳴りを顰め、お淑やかにソフィスティケート。 Y2Kでバキバキのギミックテクノをやってからは、使い易い服も結構増えてるように思います。 スキニーフィットの長袖カットソー。 デコルテ広めに開いたデザイン。 肌触りの良い滑らかなストレッチコットンに、同色のギラギラスパンコール。 デコルテと、左脇腹と、両肘。 エルボーパッチとしては用途が真逆かも。 普通のエルボーパッチじゃ飽き足らない天邪鬼な淑女諸賢へ。 さらっと流したけど左脇腹のスパンコールは何? ルーツ不明。 合理じゃ捕まえられないセンス。 煙に巻かれた感覚。 ベスト類とのレイヤードでは言わずもがな大活躍しますし、それを脱いでからもビジュアルインパクト抜群。 奇抜だけど派手じゃない、そしてアンバーの香りもしない、21世紀の大人のフェレ。 Made in ITALY サイズ表記M 身幅:37 着丈:60 裄丈:83
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c00's UNKNOWN Hard Clushed Worn Out Biker PT
¥23,500
これでもかと ボロボロに履き古されたバイカーパンツ。 このアイテムがボロボロになるってのは 他のアイテムとは少し意味合いが違うかな。 まあ急所に配された豪華なプロテクトラバー達は無事だから、 前オーナーも無事でしょう。 メカメカしい“作り物っぽさ”と 実存する人間の営みによるフィジカリティ。 その衝突。 凄まじいコントラスト。 こんなのも古着だからこその美しさ。 それにしても熱量が凄い。 各所のオリジナルラバーパーツは凄いボリュームだし、ヒップのそれはアシンメトリー。 アシンメトリーと言えば内腿のスエードレザーパッチも左右で非対称ですね。 マシンのパーツ配置とかで変わってくるのかな。 この手のパンツって、良くも悪くもパンツだけ浮いちゃうんですよね、どうもテンションが1人だけあまりに違い過ぎるというか……。 そんな中ようやく 自分でも履きたい、寧ろ私物にするかギリギリまで迷った個体。 普通にデニム感覚で履いてください。 それくらい馴染みが良いです。 Made in CHINA サイズ表記30 ウエスト:69-74 ワタリ:32 股上:26 股下:68 裾幅:14
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00's CHLOE (SAMPLE) Crazy Cutting Waist Design Super Shorts
¥22,000
クロエのスーパーショートパンツ。 グルカパンツとセーラーパンツ、ウエスト周りに独特な構造デザインを持つ両パンツのエッセンスを混ぜた感じのカッティングです。 深いフロントタックの根本はセーラーパンツみたいにセパレート。 ウエストベルトには両玉縁のベルトホールが開いてて、そこに付属のリボンベルトを通してウエストを結びます。 これはグルカパンツっぽいディテールですね。 後者はフィービーがアレンジして多用したディテールデザインですね。 今回珍しくデザイナー名を明記していないですが、というのもこのクロエ多分サンプルピースなんです。 薄れて読めないタグ表記、何とか読み取れる分には多分手書きタグ。 今までごく僅かだけみたことのある手書きタグのサンプルピース。 多分これもそうです。 そんな訳でシーズン判読も不可能で、正しくデザインだけでデザイナーを当てられるか?!状態。 多分ステラじゃない。 フィービーと断定出来ないのは、その後任のPaulo Melim Anderssonがこの手のシステマチックな構造デザインを割と好むから。 ちょっとゲスキエールっぽい感じ。 後ろウエストの不揃いなウエストベルトの段差とかもね。 まあそんな訳で作り手不明ですが、デザインは滅茶苦茶想像的でとっても見応えがあります。 ショーツって往々にしてチープに落ちがちなアイテムカテゴリですが、その点心配無く愉しめるスペシャルピース。 Made in - サイズ表記- ウエスト:~78 ワタリ:36(タック分+5) 股上:31 股下:7 裾幅:38 股下:7 って流石に面白いですね。
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JOHN GALLIANO Back Logo Design Circle-Sleeve Knit Parka
¥63,000
ジョンガリアーノのニットパーカー。 外袖を扇状に大きく展開した奇天烈なスリーブデザイン。 この扇の中間地点、内肘の部分には斧状のリブ編み切替。 カーブを視覚的に増強する狙いか? フロントは同素材のカーディガンを前身だけフェイクレイヤード。 フロントはロゴの彫られたダブルジップ。 (カーディガンはボタン) そして背面には初期のエンブレムロゴ。 プリントや刺繍ではなくあくまでニッティングで。 皆様はご存知でしたか、 ジョンガリの初期ロゴにネコチヤンがいること。 いつもタグサイズでしか このエンブレムロゴ見ないから気付かないでしょう。 中心にネコチヤンがいます。 可愛いですね。 前述しました変形袖は、着ると展開された分が腕に無理矢理沿おうとした結果、アウトラインにのみ夥しい量のドレープが生まれることになります。 又は、そのカーブのままストンと落ちて螺旋階段みたいなドレープになるか。 見ても楽しい、着ても楽しい、途轍も無いスペシャルです。 初期個体かなと思っていたら、そこまで古くないのは意外なところ。 軽微なものですが、左の袖口に1-2ミリの小穴があるのでご注意ください。 加えて、あるあるですがラバータグの一角に縫い外れあり。 それ以外は概ね良好です。 余裕で美品。 あと他のポイントが強過ぎて霞んじゃいますが、ウールニットの質も最高。 滅茶苦茶滑らかで気持ち良いです。 男女とか普段のテイストとか、そういうの関係無く全員にお薦め。 フリーサイズみたいなものですが、どちらかと言うとダボっと着る方が可愛いか。 Made in CHINA (GIBO) サイズ表記S 身幅:55 着丈:68 裄丈:98/140 裄丈は円形展開分を畳んでの計測と 円周部分も全部伸ばしての計測の2通り表記
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JAVA WRAPS Dry-Texture Gmick Cutting Reversible Cargo JKT
¥18,000
インドネシア製の古いユニークピース。 この地域ならではの、カサカサしたドライコットン仕立てのジャケット。 こういうのってシンプルな構成が多いじゃないですか。 一枚布とか、総柄だけど普通のカットのゆるいシャツとか。 ところがこの個体、信じられないくらい張り切ってる。 トロピカルカラーを全部使ったような夏々しいカラーパレットで組み上げるクレイジーパターン。 これが、機能と収納をこれでもかと詰め込んだ多パーツ構成にビタ嵌まり。 モノトーンにして質感抜きで見てみれば普通の(?)よく出来たY2Kテクノなんですけれど、そこにあり得ない要素が絡まりまくってる。 先ず こんな生地でリバーシブル。 その両面に背中ポケットがある。 片やパッカブル機能が隠れてる。 フロントポケットは双方向アクセスを見込んだ二重構造。 胸ポケットはボタンに古い貨幣を使ったユニークなシステムが組まれてる。 可愛い丸襟はA面B面どちらにも綺麗に収まるように、満遍なくステッチで慣らした完全フラットの仕立て。 ビジョンの段階で凄いけど、 それを実現しちゃってるのも凄い。 【その他】の中の【その他】。 寸法だけ見ればメンズでもいける人がいますが、肩落としてゆるっときて始めて袖丈が合うようになってるので、基本的にはレディースへの提案です。 Made in INDONESIA サイズ表記S 肩幅:46 身幅:50 着丈:57 袖丈:54
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VIKTOR&ROLF 2-Way Length System Design Flare SK
¥28,000
オランダの伝説的デザインデュオ ヴィクター&ロルフ。 オートクチュールの世界で大暴れしているアヴァンギャルドレーベルですが、プレタポルテも素晴らしい。 前後でレングスが大きく違う、ユニークなフレアスカートのご紹介です。 IGの動画フィードでもチラホラ登場しているスカートです。 そのドレープの優美な様子は是非動画でご査収いただくとして、こちらではその構造の面白さに視点を絞ります。 先ず、ウエストからヒップにかけてはオーソドックスなタイトスカート。 そして膝丈あたりで、バックとフロントのレングスに大きく差が生まれます。 前はアンクルレングスですが、後ろは膝裏が見えるか見えないか、くらいの位置。 あまりに過激なこのレングスギャップの正体は、 【タック】に対する新しい美意識。 これまでの洋服、ことボトムスにおけるタックというのは 基本的にウエストラインに対して垂直に入っていました。 (タックパンツは弊店でも沢山ご紹介していますね。) そうしたウエストタックは、綺麗なフィッティングの副産物として、縦方向に豊かなドレープを生み出し、ビジュアルに豊かなニュアンスを付与してくれました。 このセンテンスの後半部分だけを抽出して その可能性を拡張しようと試みたアプローチがこのスカートです。 それまでウエストに対して垂直に入っていたタック。 その方向を崩したのです。 フロントの生地を縦方向に畳み込み、ジップを取り付けてクローズ。 このスカートにおいてこのタックは、ウエストラインに対してほぼ平行、横方向に入っているのです。 これはもう、ウエストのフィッティングのためではなく、新しいビジュアルニュアンスのための実験。 そうして畳まれたタックは、狙い通りに全く新しいドレープを生み出しました。 そしてその縦方向タックを 「入れるも入れないも貴方次第」 と、着用者に委ねて生まれたのがフロントのジップシステムと、前後のレングスギャップです。 これを開いて落とした結果、前後の丈が変わるのです。 サンプルではジップを開いてロングスカートとして着用していますが、このデザインの本懐としてはジップを閉じてユニークな新方向ドレープを楽しんでもらうのが正しい落とし所かなと。 構造もビジュアルもめちゃくちゃ面白いですし、何よりファッションデザイナーとしての唯一無二のバイタリティを感じられる、極めて意義深い一着だと思います。 実は二着目の入荷。 今回はフルブラックです。 裏地のブラックシルクがまた美しい……。 Made in ITALY LAMPO_Zip サイズ表記38 ウエスト:66 ヒップ:86 レングス:52/90 → 後/前
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80-90's BYBLOS Full Pattern 3Tuck Wide Gaucho PT
¥18,000
G.VersaceやC.Montanaもそのクリエイションを歴任したしたイタリアの古豪ビブロス。 90年代半ば以前のオールドピースより、 シルクを混ぜたアセテート仕立てのボリューミーなワイドパンツ。 細いウエストからガツンと太いワタリ巾。 特徴的なウエストタックがドカンと広がり、裾までずっとワイドに揺れ落ちる。 着用してのビジュアルはスカートさながら。 敢えて中央に寄せて配置された3タックはクチュールドレスに通ずる美意識から。 そして前述したシルク×アセテートの生地。 オリエンタルなモチーフが散りばめられた総柄は、まるで美しい曼荼羅を丁寧に品詞分解したような見映え。 ちなみにタグをよく見てみると、 SASH -SILK 100%の文字が。 この服には、恐らく幅広の共布ベルトが付属していたと推測されます。 そうなると、敢えて中心に寄せられた3タックにも整合性が生まれますね。 ベルトは左右どちらかのウエストからしゃなりと揺れ落ち、それを邪魔しない位置から美しいタックワークが華を添える……という構図。 残念ながらサッシュは残っておりませんが、本体の状態は良好。 ベルトループはありますので、お好きなベルトを合わせて、是非タックインスタイルでお楽しみください。 結構強火の旧時代ハイレーベルですから、ウエストは結構細め。 しかしサイズ合うなら最高のビジュアルが約束されています。 Made in ITALY サイズ表記40 ウエスト:62 ワタリ:36 股上:32 股下:58 裾幅:35
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1998 MAHARISHI Technical Subdivision Pockets Cargo PT
¥25,000
1998年、Tony Spackmanが在籍した時代のMAHARISHIより。 忍者タグ/オリジナルのMジップトップが特徴的なこの時代のプロダクトは、他の時代とはやはり少し違った熱量を感じます。 やや細身にモディファイしたアーミーパンツをベースに、アシンメトリーに配置されたカーゴポケット。 このアシンメトリーが本当に過激。 左腿は普通のジップポケットなんですが、右腿が笑っちゃうすごい。 小振りながらも下手なバッグよりも収納力がありそうなシステマチックポーチが大量のスナップボタンで留め付けられているのです。 多重構造の極まったそのポケットのデザインったら、小物が幾つあっても収納スペースが埋まる気がしません。 加えてウエストはレンジの広いアジャストベルトが付いてて、裾はガゼット付きのジップオープン仕様。 シューズのボリュームに合わせて適切なクッション感で楽しめます。 要所要所で散らされたリフレクターテープや、オリジナルのカモ柄もマハリシらしい。 オリジナルのMジップトップも、全部riri社別注のオリジナルパーツ。 下世話な視点で見ても、この時期はかなりお金がかかったプロダクトが多いですね……。 サイズ感はコンパクトですので、間延びした大きめのトップスとかと相性良さそうです。 同じくコンパクトなトップスと合わせてシリアスに決め込むのもまたカッコ良い。 このサイズならレディースも無理なく楽しめるのではないでしょうか。 サイズ合う方は是非。 Made in - サイズ表記S ウエスト:74-62 ワタリ:30 股上:27 股下:71 裾幅:19-22
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2014A/W MBMJ Full Graphics Collage Design Hard Jersey L/S Tee
¥25,000
創始者のMarc JacobsよりセカンドラインのMBMJを任された二人のデザイナー ・Katie Hillier ・Luella Bartrey による新時代のMBMJ。 このシーズンのアイコンコードのひとつに 極めて奇抜で独創的なグラフィックデザインがあります。 そしてこれを手掛けていたのが ・Fergus Purcell 現Ariesの創始メンバーであり この時代のMBMJを始め、枚挙に遑無い程のレーベルと仕事をしてきたグラフィックアーティスト。 PALACEのロゴデザインも彼の仕事。 新時代を作るロンドンの若きデザインデュオとも旧知の仲。 このポップでカオスなグラフィックを使っているのに、そのビジュアルが全然“ストリートウェア然”としていないのは、このデザインデュオのセンス。 主張と主張/エゴとエゴを敢えて衝突させた、ダイナミックなコラージュワークはやっぱりモードの仕事。 MJの轍をなぞるだけでも面白くない。 ストリートコードを引用するだけなんて尚更陳腐。 そんな中での 極めてエキサイティングなディレクション。 こんなのこの時期のMBMJ、このピンポイントからしか出てきません。 ETRAKでは以前から幾つかご紹介しているシーズンですが、また幾つか……。 ネオプレンのような、ハリのあるケミカルファブリック。 ボリュームとしてはロンTeeとスウェットの中間地点。 シルエットは程よくボクシーで、ゆとりを持って着られる感じ。 さあ、やっぱり面白いのはグラフィックなんですが、グラフィックそのものが面白いのは勿論のこと、それらの編集センスが凄まじい。 前と後ろで別の服かと思いませんでしたか? そう、このシーズンのグラフィックトップスはどれも前後のイメージギャップがとても大きいんです。 一行毎に変わるオリジナルフォント、独特なタッチのグラフィックデザイン、そして過激な配色。 その全てをラディカルにぶつけながら、前と後ろでまだコントラストを作ってくる。 この編集深度こそが ストリートレーベルとモードレーベルとの違いかなと感じます。 遥か昔から、モードはストリートよりヒントを得て進化してきました。 その2010年代的表出と その観測。 それが今回のMBMJ特集になります。 当時と違って今なら意外と合わせ易いんで、色々ご夢想くださいませ。 Made in CHINA サイズ表記XS 肩幅:46 身幅:51 着丈:59 袖丈:64.5 左袖口付近にごく小さな小穴あり。
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2014A/W MBMJ Full Graphics Collage Design Viscose L/S Tee
¥25,000
創始者のMarc JacobsよりセカンドラインのMBMJを任された二人のデザイナー ・Katie Hillier ・Luella Bartrey による新時代のMBMJ。 このシーズンのアイコンコードのひとつに 極めて奇抜で独創的なグラフィックデザインがあります。 そしてこれを手掛けていたのが ・Fergus Purcell 現Ariesの創始メンバーであり この時代のMBMJを始め、枚挙に遑無い程のレーベルと仕事をしてきたグラフィックアーティスト。 PALACEのロゴデザインも彼の仕事。 新時代を作るロンドンの若きデザインデュオとも旧知の仲。 このポップでカオスなグラフィックを使っているのに、そのビジュアルが全然“ストリートウェア然”としていないのは、このデザインデュオのセンス。 主張と主張/エゴとエゴを敢えて衝突させた、ダイナミックなコラージュワークはやっぱりモードの仕事。 MJの轍をなぞるだけでも面白くない。 ストリートコードを引用するだけなんて尚更陳腐。 そんな中での 極めてエキサイティングなディレクション。 こんなのこの時期のMBMJ、このピンポイントからしか出てきません。 ETRAKでは以前から幾つかご紹介しているシーズンですが、また幾つか……。 こちらは華奢なレーヨン仕立ての長袖カットソー。 テロテロの生地に、そこに不釣り合いな元気200%のグラフィックが乗っかってます。 そして、その不釣り合いなアンバランスを煽るように、ネックリブもボリューミーなナイロンニット。 ボディ華奢なのにリブはチャンキー。 こんなのも、ハイレーベルならではの遊びですよね。 さあ、このロンTeeにおいても やっぱり面白いのはそのグラフィックなんですが、グラフィックそのものが面白いのは勿論のこと、それらの編集センスが凄まじい。 前と後ろで別の服かと思いませんでしたか? そう、このシーズンのグラフィックトップスはどれも前後のイメージギャップがとても大きいんです。 一行毎に変わるオリジナルフォント、独特なタッチのグラフィックデザイン、そして過激な配色。 その全てをラディカルにぶつけながら、前と後ろでまだコントラストを作ってくる。 この編集深度こそが ストリートレーベルとモードレーベルとの違いかなと感じます。 遥か昔から、モードはストリートよりヒントを得て進化してきました。 その2010年代的表出と その観測。 それが今回のMBMJ特集になります。 当時と違って今なら意外と合わせ易いんで、色々ご夢想くださいませ。 Made in CHINA サイズ表記XS 肩幅:48 身幅:46 着丈:72 袖丈:63
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PUMA×MIHARA YASUHIRO Switched Materials Design Gold Sneaker
¥21,000
ミハラヤスヒロとコラボしたPUMA。 名作揃いだと思ってるんですが、ちょっと早過ぎたのかな……とは思ってます。 主題歌チョイスが神懸っているアニメみたいに、毎コラボ良いですよね、PUMA。 素晴らしいビジュアルメイク。 太い繊維を平織りで密に打ち込んだテキスタイルでの仕立て。 ゴールドで纏めたビジュアルに、ヒールテーピングのようなプラパーツ。 アキレス腱から土踏まず辺りをぐるっと包むデザイン。 若しかしたら何かしらのアクティビティとかで使われるストラップ類か?って感じの香りも感じます。 Pumaリバイバルに於いて、ミハラコラボの中で1番綺麗にハマるモデルじゃないですか。 箱やタグはありませんが、ほぼほぼ使用感の無いミントコンディション。 サイズも物凄く需要のあるところかなと。 25.0cm
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1999 PRADA Red Neoplain Square Shape Bodybag
¥42,000
お前が始めた物語だろ Neil Barrett……… CSM卒業後すぐGucciに見出され、95年にPRADA社にメンズのスタートを提案し鳴り物入りで参画したニールバレット。 彼が限界まで洗練させたこの時代のゴープコアは、時代を完全に席巻し、後に続くミニマルテクノの潮流を強烈に決定付けました。 陳腐なケミカルファブリックで真似しても面白味が生まれない。 PRADAでこそ成し得た貪欲な素材開発、その果てにあるデザインファブリックでやるからこそ成立するミニマルビジュアル。 このバッグは薄いネオプレンみたいな面白いマテリアル。 ボンディングありきの生地デザインです。 この生地確かに鮮烈でカッコ良いんですけれど、ちゃんとデメリットもあって。 経年劣化に伴ってちょっと嫌な匂いがするんですよね。 これはスニーカーの加水分解とベクトルを同じくする、最先端を最初に走った化学服飾の宿命。 ポリウレタンコーティングとかボンディングとか、薬品ベタ塗り系のケミカルな挑戦に凡そ付いてくるものです。 セーフ/アウトの判断が分かれる要素ではあるので、願わくばポップアップで実物を精査いただいた上で売れて欲しいアイテム。 動画撮影のため紙帯は切ってしまいましたが、使用歴無し、初期包装のままの状態です。 でもアタリの出る位置に保管時に付いたであろう黒っぽい薄汚れが見られます。 軽微なものですが、一応ご留意ください。 カード付きの好条件です。 このカード自体のデザインまで世界観がガチガチに作り込まれてて本当にカッコ良い。
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AXISE Mechanical Green Anatomical Shape Bodybag
¥9,000
可愛いんだけど何か、見覚えがある……? そう、こんなマイナーカジュアルを 弊店一回入れてました。 以前と同モデル、AXISEのアナトミカル・ボディバッグ。 生地は青銅器みたいな奥ゆかしい色味を乗せたナイロンオックス。 良い色味。 アンニュイなスモーキートーンの洋服達と相性良さそう。 ナイロンオックスの素材感が独特なので奥行きも出ますし。 ファスナートップはオリジナルの造形。 3連穴空きで先端にオレンジの半球。可愛い。 同時代のサングラスデザインでも、たまにこんなのありますね。 そこはかと無く香る電脳回路要素。 プリント基板みたい。 実際の収容キャパシティも意外と頼もしいですよ。 システマチックに沢山ポケットが重ねられています。 コンディションも良好。 バッグでありながら、アクセサリーでもあり、ベストでもある、そんなテクノエッセンス。
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1993S/S CdG Crazy Tuck Design Asymmetry Wrap Apron
¥45,000
何と呼べば良いかイマイチ分かりませんが、一先ず「エプロン」としてご紹介してみます。 ランダムにタックの入ったプリーツスカートのような布を、Z字に折り畳んでウエストベルトと繋いだ構造。 身頃が前半分しか無い巻きスカート、みたいな感じです。 このアイテムにも、紳士服らしさの強いオーセンティックなスーツ地が使われていますね。 この度出品タイミングを同じくするCdGのアイテムでもキーワードとして扱っていますが、「スーツ」というのはやっぱり近代ファッションにおいて重要なアイテムでした。 それは男性性の象徴であり それは安定性の象徴であり それは普遍性の象徴でありました。 それらの強固な定型をグチャグチャに破壊し、無理矢理にでもレディースクリエイションの材料に用いるこの姿勢は、このレーベルにおける“コムデギャルソンらしさ”を象徴する一幕。 プリーツも エプロンも スカートも どれも、それまでの時代にスーツを着る男達にとっては縁の無いもの。 だからこそ、そこへ改造すること自体が既に反逆として成立する。 コムデギャルソンを着ることは 精神性を着ることです。 しかし、コムデギャルソンを形成しているのは精神性だけじゃない。 他の追随を許さない、世界トップ水準の縫製/製品クオリティ。 これもまた、このレーベルにおける極めて重要な要素です。 クリティカルで明確なコンセプト エネルギーに満ちたビジュアル その全てを具現化する技術力 この3つがあって トップ・アヴァンギャルドは成立しています。 ランダムプリーツに塗れたエプロンにもウエストダーツがある。 ランダムなプリーツの奥にポケットがある。 既存の価値観を破壊するクリエイションですが、その破壊は、洋服としてのクオリティだけは一切損わないよう極めて繊細に執り行われているのです。 スカートにもパンツにも、ありとあらゆるスタイリングに重ねられるユニークなアクセサリー・ボトムスとして。 男女問わず、季節問わず。 Made in JAPAN サイズ表記- ウエスト:F レングス:93
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20A/W DIRK VAN SAENE Torso Trompe-l'oeil Design Square Cut Knit
¥75,000
アントワープ・モードファッション第一世代のひとり Dirk Van Saene より、2020A/Wコレクション。 アントワープ6と呼ばれるクリエイターの中で 最も芸術寄りのものづくり。 氏の得意とする平面-立体をシニカルに行き来するアプローチには、往々にしてトロンプルイユの弾丸が込められています。 キャンバスの画面をそのまま布にしたような、全く平面的な型紙のセーター。 そのキャンバスに描かれているのは、よりにもよって人体の立体性の象徴、トルソー。 トルソーと言えばマドレーヌ・ヴィオネが発明した“立体”裁断。 服作りにおけるこの絶対的なコードを、あえて平面性を強調した服に引用。 悪戯心に満ちた、非常に示唆的なクリエイションです。 有名な錯視効果をミスリードに使って、本懐はコード崩し。 先程ヴィオネの名前を出しましたが、根本にあるのは同時代のスキャパレリに通ずる遊びのセンス。 100年前とはまた違った、明るいムードのネオ・シュールレアリスム。 両肩に華奢なアームホールが開いていて、着用者は横長の四角形をそのまま身に纏う格好。 一枚で着るには短いですし、ボトムスはスカート類と合わせるのが丸いかな。 ちなみにこのシーズンからは生産関係でコムデギャルソンが提携しています。 Made in Belgium サイズ表記- 肩幅:76 身幅:80 着丈:62
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c80's FRANCE VTG Flower Pattern Viscose Bias_Cut O-P Dress
¥25,000
100年も前にM.VIONNETが発明したアイデア 【バイアス・カット】。 生地の地の目に対して斜め45°に傾けて型紙を裁断する手法です。 織物ってのは、ポリウレタンやスパンデックスでも入れない限りは基本的に伸びません。 でも、地の目に対して斜め方向にだけは伸びるんです。 これは織物という構造自体が根本的に持つ性質。 まだ化学繊維なんて存在しない時代に、この斜め方向の「伸び」をストレッチの材料に転用したのがヴィオネ。 以降今日まで、品位の高いプレタポルテでラグジュアリーの象徴として静かに使い続けられています。 ってのを前提に……… これは大体80年代くらいのフランス服。 土台にある美意識は30年代風のスリーク・グラマラスかな。 飛び切り上品で淑やかで瀟洒。 スキンベージュに版画調の植物グラフィック。 そこに枯れかけのガーベラ。 趣味の良いグラフィックセンス。 さあ、 その着丈は137。 日本人にはなかなか容易ではないマキシレングスのワンピース。 その前後身頃を、ネックラインから裾まで接ぎ無しで一枚取りする型紙。 滅茶苦茶に贅沢。 生地巾的にもギリギリでしょう。 バックネックにボタンスリットを1箇所設けてますが、それ以外はジップ等皆無。 着る時はバイアスのストレッチに頼る他無いという、かなり攻めたデザイン。 (腕周り柔らかい人じゃないと難しいのでは?) しかし着用時の吸い付くようなボディフィットは底抜けに美しい。 そして このバイアスカットってのは、ボディへのフィットの他に、ドレープを綺麗に落とす時にも使われるんです。 バイアスカットの方が圧倒的に優美で柔らかく落ちるので。 ・ボディへの吸い付き ・優美なドレープスカート このバイアスカットが生む両要素がひと繋ぎで一着に詰め込まれてるのがこのドレスという訳。 ヴィンテージドレスなんてのは 納得のいくクオリティの個体(状態もね)にほぼほぼ出会える事がありませんから、入荷も殆どありません。 そんな訳で、そこそこ(?)貴重ですよ。 Made in FRANCE サイズ表記2 身幅:42 着丈:137
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1995F/W ZUCCA Airy_Green Fancy Nep Tweed Tracker JKT
¥16,000
ふわりと淡い萌葱色のツイードに 豊かに散らされた色鮮やかなファンシーネップ。 花畑の点描みたいなビジュ。 ジョルジュスーラが作ったんか? (もえぎって奈落の花でしか聞いたこと無いわ。) こんなの生地の時点で堪らなく美しい。 命芽吹く春への礼讃みたいな強火の情緒デザイン。 そしてこれで仕立てるのが[タイトフィットのトラッカージャケット]ってのは、余りにも渋くありませんか。 いや、これツイードでトラッカージャケットを作る ってより、トラッカージャケットの雛形をサンプリングしたシャネルジャケット、みたいな認識の方が近いかも。 この生地でこのサイズ感、どうしても脳裏を過るのはコンサバティブで粉っぽいマダムエッセンス。 そこに真逆の要素(Gジャン感)をぶつけてるのか。 ステッチ類は全部生地と同色で纏めて生地の雰囲気を尊重。 そのせいで生地の情緒とディテールのミニマル感に凄い温度差が生まれてる。 これを狙ったアンビバレンスによる独創。 面白い服作ってるなぁと思いきや これイッセイミヤケ社傘下期のオールドZUCCAですか。 どうりで。 言われてみればボタンもイッセイのボタンだ。 Made in JAPAN サイズ表記M 肩幅:39 身幅:45 着丈:49 袖丈:67
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80-90's JAPAN CASUALS Oversized Nylon Washer Coat
¥9,000
80-90年代の日本のマイナーカジュアル。 この時代に流行った黒のワッシャーナイロンで仕立てられたオーバーコート。 カジュアルでありながらも、アシンメトリーやインサイドアウトのアイデアがキラキラ光るユニークなビジュアルです。 着脱可能の尖ったフードも可愛い。 背中のプリントがフードで隠れて見えなくなっちゃう辺りの詰めの甘さもご愛嬌。 レーベルタグの名前とは別に多用されている文言として [PUMPKIN CLUB]ってのがあります。 カボチャ倶楽部。 ひよこ倶楽部みたいなもんでしょうか? この時代、○○倶楽部って名付けも流行りましたからね、この企画も何かしらのチームアップのノリがあるのでしょう。 ハイエンドとはまた違った、 雑多なオーバードレープを楽しめるコート。 こんなのも上手く扱えたら素敵ですよね。 メンズみたいに左前になっていますが、 各所寸法的にレディースの洋服です。 何故かスリランカ製。 Made in Sri Lanka サイズ表記フリー 身幅:70 着丈:103 裄丈:79
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