洋服解読所
-
80-90's DEZERT Cotton/Rayon Gabardine Dirty Hunting JKT
JPY 39,000(USD 246.11)
レーヨンを50%混ぜたトロトロのカバーオール。 全然実用(労働作業)には向きませんが、そんなの構うもんかと豪快に着古して汚されたコンディション。 コットンレーヨンの薄手ギャバジン、裏地はレーヨン100%、そして襟がリアルレザー。 この部分的なレザーが、フィジカル的にもイメージ的にも軽量化されたジャケットのイメージを引き締め、ファッションとして完成させています。 この滑らかな生地感も手伝って、一般的なアメカジ感から距離を置いた服って感じのイメージに。 ニュートラルにデザインのみを愉しむことの出来るポジションに着地していますね。 さぁ、その代わり、家庭洗濯が出来ません。 タグ曰くドライクリーニングは出来ることから、レザーのせいで洗濯不可って話ではなさそうですが、あまり古着慣れされていないお客様にはお薦めしづらい1着です。 ……と、随分他所行きな注意書きをしましたが、古着が大好きな我々は気にせずカッコ良さを十全に楽しめると思います。 もっとボロくても良いんですから。 この使い込まれたトロトロのギャバジンを楽しめるルーズなボディバランスも最高です。 元ネタのカバーオールの配色フォーマットは仄かに残しつつ、ユニークな記号ミックスや素材の入れ替え、流石のセンス。 ちなみにバックスタイルにユニークなビジュアルを作ってくれているハンティングポケットは、スナップボタンで入口を拡張出来ます。 入れる時は楽だけど取り出す時に面倒くさいよね……という狩人のためのディテールでしょうね。 獲物/荷物を入れる時はボタン触らず、家に帰って荷物を出す時はボタンを外してガバーッと出すのでしょう。 で、これ現代に生きる我々も使った方が良いんですよ。 フロントの大振りなカーゴポケットにだけ荷物を入れてると荷重が【首】に掛かるんです。 極端に言うとネックレスみたいな感覚ですよね。 でもバックポケットにも荷物を分散すると、後ろからも引っ張ってくれます。 すると【首】だけに掛かっていた荷重が【肩】にも分散されるんです。 一部分だけで支えるとしんどい荷物も、荷重分散させると一気に軽く感じます。 現代のスマホとかも中々馬鹿に出来ない重さですし、飲み水入れたペットボトルくらいは後ろに入れてみてください。 防寒性は殆どありせんから、寒くなったらニット仕込んでください。 裏地はレーヨンなので擦れの心配もありません。 ちょっと上等なセーターも怖くない。 ※ライナーが付属していたようですが、今はもうありません。 しかしそもそも、こういう暑くないアウターってのは本当に有り難いですよね。 真冬でも屋内はそこで働く人のために暖房ガンガンですから、こんなのが実際の生活に根差した リアルなデイリーウェアとなるのでしょう。 Made in JAPAN サイズ表記- 肩幅:64 身幅:70 着丈:75 袖丈:53 裄丈:89 マネキンで見た時より身幅あるな〜というのが個人的な感想。
-
c90's ARMANI JEANS Ex-Loose Body White Cotton KN
JPY 23,500(USD 148.30)
ガッツリ身巾をとったルーズボディ・ニット。 身頃のド真ん中にジャカードで「ARMANI JEANS」。 ちゃんと「JEANS」まで載せるのが良いですね。 「ARMANI」だけだったら、なんか実際以上に良く見られようとしてる感が若干出てキショかったのですが、ここ実直なの良いです。 素材はウールみたいに重くもなければ暑くもないコットン。 襟ぐりの仕様も簡素で素っ気ない感じ。 リブ編みに編み変えるでもなく、別編みのリブニットで切り替えた襟ぐりを作るでもなく、一回折り返してオーバーロックを掛けるだけ。 なんか、カットソーみたいな簡素さですね。 この上に色々重ねる時も気軽に楽しめそう。 薄手ニットでコットンという選定も、カジュアルなボディバランスも、要所の仕様選定も、非常にブランドコンセプトに忠実で美しい。 JEANSラインだからあんまり考えなくていいや、じゃなくてカジュアルを真剣に考えてデザインされてます。 実際この襟ぐりの仕様、簡素には見えますが地味に難しいですからね。 こういうところが昔のARMANI JEANSが支持を集めている理由でしょう。 カジュアルであることとチープであることを同一視しないというか、カジュアルであることを手抜きの言い訳にしていない誠実なデザイン態度。 ……と、これら全部見渡した上で、最後に、アームホール釜底のユニークなカットラインに痺れてください。 カジュアルウェアに面白い遊び隠してます………堪らないぜ。 Made in ITALY サイズ表記S (?!) 肩幅:58 身幅:56 着丈:64 袖丈:62
-
c80's OVERSIZE COLLECTION Wool/Rayon Gabardine Wide Slacks
JPY 19,500(USD 123.06)
人生で数回だけ見かけたことのあるイタリアのマイナーレーベル、【OVERSIZE】。 これがレーベル名なのかも不明です。 企画名の可能性も捨て切れませんし。 見かけた個体は全部良い感じだった記憶がありますが、コレも素晴らしい水準で遊び心とハイファッションが溶け合っていますね。 腰回りにおける、布だけで組み立てる奇抜なデコレーションの迫力。 ベルトバンド切り替えで使う範囲をイントレチャートの遊び場に置き換え、基本構造であるフロントタックを避けるように分割配置。 そもそも、元々のベルトバンドセクションを非常に広く設計していたのですね、このイントレチャートの裏面を綺麗に隠す身返しもキッチリ巾広で取られています。 さあこれに連動してベルトループも超ワイド。 ここです。 ここが最重要ポイント。 ウエスト位置でのイントレチャートとか、タックを避けるように設計した結果面白いバランスが生まれるとか、それが右身にだけアシンメトリーで入ってるとか、そんなのは正直脇役です。 【メンズのデカいスラックスに超広いベルトループがついてる】、これが白眉なのです。 これまではウエストマークとしてアクセサリー感覚でしか使えなかった太巾ベルトを、衒い無く当たり前の様に巻けるのです。 これがどれだけ有り難いことか、ランウェイで繰り広げられるベルトバトルを見てきた方ならご共感いただけましょう。 これならワイドシルエットでも喜んで履きたくなる。 薄手のニットくらいならタックインしちゃえそうです。 ガンガン攻めていきましょ。 レーヨンを混ぜたウールギャバですから、ドカンと広がった生地が靡く様も圧巻ですよ。 ちょっと青みがかったダークグリーンの色味もクリーンで好ましい。クリーン・グリーンってかガハハ(ブラックよりも圧が無くて使いやすいです) バックヒップに少しサイズ調節の跡があり、寸法が数センチ大きくなっていますが、実際のご着用に差し支えません。 実寸もご参照ください。 それ以外は全体的に綺麗です。 Made in ITALY サイズ表記50 ウエスト:88 ワタリ:41 股上:33 股下:75 裾幅:23
-
80-90's BUTTONHOLE (EU) Sculpture Tailoring Longbody Chesterfield CO
JPY 35,000(USD 220.87)
カシミヤウールのチェスターコート。 ピークドラペルのダブルブレストです。 彩度落とした深いネイビーのフラノ仕立て。 レーベルは“BUTTONHOLE”です。 レーベル名なのか、ぶっちゃけ不確定です。 ボタンホールって…………。どんな意図でこんな名前に? アトリエに関係する名付けは服作りそのものに焦点を当てている感じがして好ましいです。 不本意な詮索を謝絶するような態度(検索出来ないですもんね)も、個人的には大好き。 由緒は不明ですが、非常に美しく頼もしい、構築的な作り込みです。 さて、ディテールやデザインに関して、あまり説明する事は無いのです。 色んな事を妥協せずにやってる、今時珍しい……もとい、古い服ならではの情熱の注ぎ込み方のコート。 正確な形状の肩パッドに始まり、あらゆる芯材でしっかり胸周りのシルエットが設計されています。 洋服の荷重が何処に如何掛かるのか熟知した上で、その肩周りから垂れ下がるテキスタイルの美しさまで丁寧に面倒を見る、そういうデザインですよね。 イタリアとかのソフトテーラリングとは毛色の違う、英国寄りの空気感。 サイズ表記の38とか、素材表記の言語選定からも、恐らく英国製ではないかと推測しています。 着ると肩のボリュームとウエストの絞りのコントラストが非常に現代的。 現代的と言うか、マジでモード的。 あんまりコンディションは良くないのですが、それでも洋服として厳然たる格好良さがサッパリ損なわれておらず、こういう服は絶対古着屋に要るので置いてます。 先ずは右袖口のボタンが欠損しており、その上で並びも狂っています。 何があったらこうなるのか分かりませんが、これは見つけた時のままです。 別色のボタンを足してポールスミスみたいな茶目っ気に昇華しようかとも思いましたが、それすら多分野暮ったい。 次にラペルのしつけ糸ほつれ。 ピークドの先っちょの千鳥掛けがほつれています。 形は崩れておらず綺麗なままです。 最後に虫舐め。 裾や袖の部分、穴までいってませんが生地表面の軽微な削れが散見されます。 イギリスの田舎で長年着られずに仕舞い込まれていたのでしょうかね……。 ボタンを後で直そうと思っていたら、いつのまにか埋もれてしまい、少しずつ忘れられたような、美談には程遠いリアルで仄暗いストーリー。 価値に影を落とすコンディションと、だからこそ強調される骨組みの堅牢度。 そのギャップが美しくって、何かこう、「人間」みたいな湿度を感じました。 ※クリーニングは終わったのでそのままお召しいただけます。 ウール40/カシミヤ40/ナイロン20の組成です。 Made in - サイズ表記38 肩幅:49 身幅:57 着丈:116 袖丈:67 裏面、身返しと裏地の境界線の仕様も最高に凝ってます。 ライナー付けるファスナーとかを隠してる訳ではありません。 純粋な、着用者だけのための装飾です。
-
c2000's DUKE (EU) Acid Colors Argyle Compact KN
JPY 14,000(USD 88.35)
“DUKE Fabrizio Vincenzi” これも本当に情報が出回っていないイタリアのマイナーレーベルです。 インターネット以前の服だから、という訳では恐らくなく、インターネットがある程度普及した2000年代の服だとは思います。 ただただ純粋にマイナー。 内タグに日本語も併記して印刷していることから、ある程度インターナショナルに商売はしていたはずなのですが、日本で見かける事はありません。 アーガイル柄のVネックニット。 マジでコンサバティブで大嫌いな雛型。 そこに流れる古惚けた美意識ををこうもアシッドな彩色で破壊してくれる痛快なデザインセンス。 アーガイル構築はインターシャ、スリーブとバックボディにあしらわれたテキストグラフィックはダブルジャカードのニッティングです。 ☆☆☆☆☆ LOVER って何なのでしょう。 最近超久しぶりにUSJに行った私は大阪LOVERしか思い浮かびません。 OSAKA LOVER 良いじゃないですか。 配色の尖り方からして違和感無いですよね。 ちょっとヤンチャなノリで是非。 現代ストリートっぽいスタイリングにも良く合いますが、個人的にはレディースが着て欲しいかも。 退屈なB.C.B.G.から脱け出すお嬢様の土曜日。 Made in ITALY サイズ表記4 肩幅:41 身幅:54 着丈:62 袖丈:70 ※折り返すと63.5
-
e1990's A.P.C. (FR) Acid-Merange Knitting Mohair Jumper
JPY 45,000(USD 283.97)
1990年代半ば以前のとびきり古いAPC。 あの、別に、“初期は現在のパブリックイメージとは全然違って〜”みたいな話ではありません。 初期のAPCもちゃんとミニマルでノンシャランでした。 このニットが突然変異なだけだと思います。 パープル/オレンジ/イエローをベースにミックスされた超ラディカルなメランジカラー。 それが70%モヘヤのスーパーシャギーヤーンで編み立てられて、しかもAPCらしからぬオーバーサイズ。 これは文字情報以上に特別なスペシャルピース。 というのも、モヘヤのくせに結構重たいんですよ。 撚りも編みも意外と詰まってるバルキーなボリューム。 ニットでのモヘヤってやっぱり起毛感にフォーカスされがちですが、繊維としての しなやかなスベスベ感も凄まじい。 布帛の話で、高級なウーステッドにはモヘヤが混ぜられていることがありますよね。 その理由も、これだけ詰まったモヘヤニットなら十全に感じていただけます。 さぁこんなのを今作ったとて、商売になるのかどうか………。 (意外とブルーオーシャンだから一人勝ち出来たりするのかもしれませんね) 基本的にはこの上からアウターを羽織って、柄面積を調整していくスタイリングになるとは思うのですが……1枚でも着たいですよね。 APCだと知って着るのも、APCだと知らずに着るのも、それぞれ違ったインスピレーションが湧き上がることでしょう。 是非 皆様それぞれの解像度で楽しんでいただければと思います。 Made in FRANCE サイズ表記L 肩幅:57 身幅:67 着丈:64 袖丈:60
-
1998A/W NEWYORK INDUSTRIE Minimal-Cut Urban Charcoal Slacks
JPY 17,500(USD 110.43)
ちょっと古めのNYI。 1998年の秋冬ですから、K.MURKUDISが関わる前の時代です。 服好きの皆様ご存知のスタッフインターナショナル社が取り扱っていたレーベルということでDIESEL(OTB)関係みたいなイメージもありますが、買収される2000年以前は全然そんなことありません。 98年は凡そインディペンデントにやっていた時期です。 まあ、DIESEL(OTB)が関わったからこそKOSTASの起用という面白いイベントが起きている…という話でもあるのでしょう。 さて、ここの服は全然デザイナーズっぽくない。 ゴシックキッズの手垢も付いていなければ、誰かのイデオロギーにも染まっていない、普通のニュートラルビジュアルが基本です。 質の良いチャコールグレーの薄手フランネルで、ワンタックのセミストレート。 サイズ表記が54と大きいのでワイドに見えますが、あくまでバランスに注視するならベーシックなセミストレートくらい。 個人的に好きなのはフロントの開け方。 スラックスなのにボタンフライ……! これって本当に好み分かれますよね。 ボタンフライ嫌いな人って本当に嫌いですし、好きな方は本当に好き。 501で使われている時は好きだけど、スラックスの時はそんなに……という方にもお会いしたことがあります。分かります。 ただ、スラックスでボタンフライを選ぶメリットってのも確かに存在するのです。 それは【耐久性が限界を超えた時の壊れ方】にて表出します。 ファスナーは壊れたら終わりです。 取り替えする時もかなり深い段階まで縫い解いて再縫製する必要があります。 でもボタンは取れたら付け直すだけでOK。 これが「なんとなくカッケーじゃん」の先、実際のメリットです。 デニムみたいな打ち込みボタンだとそうも言ってられませんが、こうしたスラックスで採用される縫い付け式のボタンフライはこうした利点があるのでした。 で、僕はこうした理屈抜きにカッケーから好き。笑 NYIと関係無いんですが、HELMUT LANGのスラックスって基本的にボタンフライなんですよ。 だから好きなんです。 フロントのホック付近にダメージあります。 ここにテンション掛けると取り返しのつかない破損が起きそうです。 ので、“ホックに引っかかるけどテンションは掛かり切らない”位置に内ボタン付け直してます。 2ミリくらいの話ですが、これで随分安心してご着用いただけるようになってます。 何にでも合うニュートラルなグレースラックス。 貴重なレーベルで尚且つ大きめという非常に珍しい条件です。 マイサイズの方は是非。 Made in ITALY サイズ表記54 ウエスト:94 ワタリ:38 股上:32 股下:75 裾幅:23
-
2000-10's HUGO BOSS Baby-Pink Suede Nallow Belt
JPY 16,000(USD 100.97)
BOSSのベルト。 スーツに合わせるお堅いテイストの物ばかりを想像していると、こういう遊び心に満ちた物に出会った時のトキメキも一入です。 スクエアとピン付きバーを組み合わせたジョイントバックルに、ベビーピンクのスエードレザー。 分かりやすくラディカルな訳ではないけれど、滅茶苦茶珍しいビジュアルです。 まさかBOSSで出会えるとは。 で、BOSSなので滅茶苦茶に質が良い。 良いですよね。 こうしたファンシーなビジュアルのベルトで質実剛健なBOSS水準。 しかもメンズサイズ(ここ重要でしょう)。 どんなスラックスにも通せる細身のボディバランス(ここも重要でしょう)。 グレーのスラックスとか青いデニムと合わせて欲しいです。 バックルに軽微なスレやくすみは見受けられますが、全体的に非常に元気なコンディション。 どなたでも気持ち良くお使いいただける一本です。 メンズのピンク気になってるけど洋服でいきなりドカンと使うのはなぁ…というマインドにも寄り添ってくれましょう。 Hand Made in ITALY サイズ表記30/80 ウエスト:75-85 ベルト幅:1.9
-
c2000's KENZO HOMME (EU) Jaquard Knitting W-Riders JKT
JPY 22,000(USD 138.83)
ケンゾー・オムのユーロ企画。 瀟洒な色組みで編まれたジャカードニットのダブルブレスト・ライダースジャケット。 Made in chinaですがこれはユーロ企画でありながら中国製という珍しい立ち位置。 素人目には、そんなに切実なコストカットが必要な仕様にも見えませんが……まぁそこは色々あるのでしょう。 内タグは何故かベタついています。 情報を抽出するために残していますが、届いて不快であれば切り落としてください。 高田 氏の後任であるROY KREJBERG またはその後任 CHRISTOPHE BLONDIN のどちらかによるHOMMEだと推測しています。 2000年代のサッパリしたニュートラル・コンフォートとKENZOらしい色彩感覚&ニッティングワークが丁度良いバランスでミックスされています。 着る人ではなく作る人のパーソナリティをデザインに深く宿すLate90's-Early2000'sのメンズモードが当時のメインストリームにありましたが、そことの距離感が非常に特徴的ですよね。 あんまりデカダンに深く共鳴するつもりが無いというか、先ず着用者の人生が前提にあって、あくまで洋服はオプションですよ、みたいなメンズファッションらしいクリエイションの温度。 こういうサンプルを目の当たりにする度、メンズファッションというシステムの特異性を思い出します。 とても面白いです。 ファッションシステムそのものへの解像度、その1ルーペとなってくれと願いながらアーカイブします。 ファスナーやボタン、裏地含め全体的に良いコンディションですが、ジャカードの糸渡りが遠過ぎて引っ掛けが出てる箇所が散見されます。 軽微なものですが。 実物みると、そりゃそうやろなぁ〜とご共感いただけるでしょう。 日常的なメンズ服として作っといてこれに注意し続けながら生活してね、ってなかなか意地悪であります。 その辺そこまで気にしない方にこそ……ってところまで含めて、この服の温度感に合ってて好きです。 あんまり大きくないので 女性も是非ご視野に入れてみてくださいね。 Made in CHINA サイズ表記M 肩幅:43 身幅:53 着丈:67 袖丈:71
-
c1990's LES COPAINS Shaggy Mohair S/S T-Neck Jumper
JPY 23,500(USD 148.30)
イタリアのニットと言えば なんて書き出しで始めると色んなレーベルが挙がりますよね。 筆頭に挙がるレーベルではありませんが、何故か過小評価されているレ・コパンより、半袖のシャギータートルをご紹介。 品質に重きを置いているレーベルの中でも一際、遊びにリソースを割いているというか、枠から外れたデザインを許容してくれている気がします。 半袖のシャギーモヘヤなんてなかなか誕生しませんものね。 モヘヤ70%で作る甘撚り/甘編みの儚くも華やかなテクスチャ。 服と空気の境界線が曖昧に溶け合うこのタッチは、カシミヤともアルパカとも違う、完全に固有の魔性を湛えています。 そんなファブリックの色彩選定、完璧。 極限まで淡くトーンアップさせたスカイブルー。 最高に趣味が良い。 冬の朝みたいな柔らかく靄が掛かった空気と、そこを通り濁るヘイジーな青空。 半袖だからS/Sで意表を突いて出すモヘヤかもしれませんが、僕個人は 美しい冬の情景を礼賛するデザインだと捉えています。 半袖という要素こそがスパイス。 ブラック/ブラウンのレザーグローブ合わせたら最高に素敵ですもんね。 さて、腰部分のリブ編みセクションの幅も特筆する必要がありましょう。 スキニー過ぎずルーズ過ぎないニュートラルなフィッティングの身頃の中で裾だけがキュッとフィットします。 アクセサリーベルトほど分かりやすくないけど、明確にウエストでクッションさせてシルエットを設計するためのデザイン。 この一手で作られるさり気無いハイウエスト。 ボリューミーなボトムスと合わせるルートもバランスが良いですし、コンパクトなスカートとボリューミーなアクセサリーベルト、みたいな現代的バランス遊びも待ってます。 様々なスタイリングを下支えするユーティリティを持ちながら、このニット単品そのものが既にとびっきり可愛いという異様な立ち位置。 最高だと思います。 - 全体的に微かな薄汚れが散っていますが、起毛感豊かなテクスチャ故に着色も非常に弱々しいです。 おおよそ美品として気持ちよく着ていただける範疇かと思いますが、絶妙なライン。 込み込みのプライスです。 - Made in ITALY (BVP) サイズ表記44 身幅:44 着丈:48 裄丈:49
-
e2000's POI by KRIZIA (IT) Melange-Grey Long Knit SK
JPY 25,000(USD 157.76)
識者の方々ならMMMの白タグだと思われるかもしれませんが、KRIZIAのPOIです。 チャコールグレーのメランジ、そっけないノンシャランの意匠、ゴムウエストと裾に飾り程度に入っているリブ編み。 ETRAKで昔ご紹介したMMM1のニットスカートにそっくり。 レングスと細かな組成こそ違いますが、メランジ感も生地のボリュームも、裾の申し訳程度のリブ編みまで非常に似ています。 こっちはウール×ナイロンをベースに、シルク/アンゴラ/カシミヤの3種類が少しずつ混ぜられてます。 僕はいまだにこのラインがどういう立ち位置なのか分かりませんが、何故かMISS DEANNAが頻繁に関わっているんですよね。 KRIZIAはデザイナー御本人が腕利きのニッターですからメインラインではDEANNAの提携はありません。 僕が見たことないだけかもしれませんが、多分ゼロ。 やっぱりプライドとかあったのかな。 内タグ的に2000年の個体よりは新しいはず。 2001~2003年あたりのDEANNAタグです。 (KRIZIA×DEANNAのタグは他のレーベルで使われていたDEANNAタグとちょっと仕様が違うので特定が難しいのです) 前から見ても後ろから見ても横から見ても、全て同じビジュアルの4枚構成。 前後の中心と脇線にシームが入ってます。 だからってシルエット操作が入っているようには見えません。 何のシーム? こういう贅沢と逆のアプローチをするのってDEANNA感……というかMMM感があるんですが、これはあくまでKRIZIAのレーベル。 両者結構遠い位置にあるんですけどね。 それでもKRIZIAにこのムードを選ばせるだけの影響力があったという証拠品になるのでしょうか。 特にどういう時に着てください、みたいなレコメンドはありません。 どんな時にも/どんな服にも ある程度以上は合います。 でも着古されて黒が褪せたようなオーバーサイズのテーラードジャケットなんてのは……最高に合いますよね。 マルジェラの残り香使うのはちょっとズルいか。 Made in ITALY サイズ表記M ウエスト:61-72 レングス:90
-
KRIZIA Randomly_Cut Balls Rosario
JPY 30,000(USD 189.32)
サイズの疎らなカラービーズで組まれたポップなロザリオです。 色味が最高に可愛いですよね。 明るくソフトなミントグリーンって感じですか。 丸っこいシェイプも非常にキュート。 ……可愛いです。可愛いのですが なんでこんな事してるのか? 別に児童向けアニメにロザリオを登場させる必要も無いでしょう。 それはKRIZIAがニットブランドだからです。 ロザリオみたいな細かくギザギザ造作された金属のアクセサリー、ニットウェアの天敵なんですよ。 ただ可愛いから、じゃなくて自分たちの積み重ねてきたルーツを大切にするからこそ生まれるデザイン。 「ビジュアルが良いですね」 と 「デザインが良いですね」 の違いはこういうデザインが教えてくれます。 必然性によるデザインってのは別に軍服やワークウェアだけに宿る訳ではありません。 が それにしても、こうもポップなビジュアルのアクセサリーにそんなデザイン強度が宿っている例ってのは貴重です。 物凄い飛距離でしょう。 男女も年齢も問わず、全員にお薦めです。
-
2000's SILAS (EU) Hazy-Navy Lightweight Fleece Top
JPY 12,500(USD 78.88)
SOLD OUT
昔のSILASの服も このようにモデル名がそれぞれに付いています。 “DAVIDS FLEECE”ですって。 こういう特定個人がデザインソースになってるアプローチ、良いですよね。 Mister it.のデビューシーズンみたい。 パーソナルな関わり/繋がりってインスピレーションソースにしていいんだ、って、感動したのを覚えています。 デイビッドも嬉しかったでしょう。 ……彼は実際何を着てたんでしょうね。 僕の妄想、実際もうちょっとゴテっとしてたアウトドア系を着てたんじゃないかなと思いますが、色味だけはオリジナルの良さを拾ってるんじゃないかな。 80-90sのアウトドア系って意外と色味が洒脱だったりしますもんね。 このフリースも、青緑をヘイジーに濁して落ち着かせたような微妙な色味。 サイドポケットはサイドシームに隠して、袖口と裾にパイピング。 ミニマムです。 余計な切り替えも無し。 生地もうすうすに軽量化されてます。 わざとらしい程にミニマムなアプローチ。 非常に顔が見えるというかなんというか 僕の語彙で言うと“ストリート的”なアティテュード。 寡黙でクールで、これ見よがしにカッコつけたりもしない。 女々しさと真逆に位置するソリッドネス。 雑談はおもんないけど、だからこそ辿り着けるクールの純度。 Made in EC サイズ表記L 肩幅:50 身幅:57 着丈:68 袖丈:61
-
1980's BUSO UOMO (JP) Shabby Texture Check Pattern PT
JPY 21,000(USD 132.52)
SOLD OUT
コットンウールのバサバサした素材感でギュッと詰めて紡いだ糸。 その野趣を大切に、ハイカウントで織り立てられたカジュアルなツイルクロス。 当時のISSEY MIYAKEとかKOHSHIN SATOHみたいですね。 80年代のBUSO UOMOのオールドピースです。 極めて球数の少ないマイナーレーベルです。 DCの群雄割拠に埋もれた、しかし確かに鋭く光っていたデザイナーズ。 当時のパンツって、タックインした時のウエスト周りで如何にユニークなビジュアルをデザイン出来るかのレースでした。 このBUSOのパンツもそのレースに参加していますね。 恐らく人工皮革のスエード調テキスタイルで変則的なポケットフラップを製図してレイヤード。 これ、サイドシームに隠した直線のシームポケット(実用)とは別口でわざわざカープポケット(フェイク)を作って、そのアウトラインを縫い閉める時に挟み込んでるんですね。 手の込んだ遊びです。 ウエスト調整の機能なんて無いけど、サイドパートにスラックスの内側持ち出しが転用されているようなビジュアルになってます。 そして僕が良いなぁと思ってるのは、そのタックイン・レースに参加しなくてもちゃんと可愛いということ。 この人工スエードのロイヤルブルーは結構下の方まで伸びていますでしょ。 これってもう、タックインしなくてもチラ見えするんですよ。 ベルトループの造作で勝負するんじゃなくて、ポケット構造そのもので遊んでるから、下方向へのリーチが長いというわけ。 このケミカルなブルーと本体生地との距離感も良い。 距離ってのは実際の距離じゃなくて印象の領域。 70-80年代にISSEYがモードシーンに提示したプリミティブ・ワークのエネルギー、それに賛同しつつ素材のコントラストを織り交ぜてオリジナリティを獲得しようとするアプローチ。 当時のメンズファッションの解像度が高ければ高いほど、当時のイメージが邪魔すると思いますが、全然現代のカジュアルウェアに合わせてくださいね。 フリースとか、フーディとか、アウトドアジャケットとかです。 制服のパンツと放課後のカジュアルを自然に合わせる感じで。 ISSEYの名が付いてないだけ、まだフラットに向き合えるんじゃないでしょうか。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:74 ワタリ:34 股上:30 股下:80 裾幅:18
-
2000's UACT (U.K.) “AYW” Printed Chunky Knit Stole
JPY 12,500(USD 78.88)
弊店でもたま〜に入荷出来るU.K.のマイナーレーベル。 UACT。 UKが産んだ伝説のクリエイティブチームTOMATOの創設メンバーの一人、SIMON TAYLER氏が丸城 武 氏とロンドンでスタートさせたファッションレーベル。 95年にスタートした時はUrban Reaction。 96年にUrban Actionに改名。 02年にUACTに名称短縮。 それに伴い指揮は丸城氏に。 ………もう僕もあんまり細かい年表まで覚えていません。 この辺は弊店の過去記事からの引用です。 イングランド製のチャンキーニットマフラー。 野暮ったいくらいボリューミー。 ちゃんと長さもあって、巻くだけでスタイリングのポイントが上半身に集まります。 ベタな事言いますが、こういうボリュームマフラーってスタイルアップ効果もあって云々……です。 そしてこの野暮ったいウールに更に野暮ったいプリントデザイン。 ウールのニットにプリント。 伝統相手にストリートの流儀を無理やり通すのがUACTですね。 AYWってのはね 確か何かの略だったんです。 昔これの原文をUACTの服で見た気がするんですが、残念ながら完全には思い出せません。 Angry のAだった気がします。 Angry Your ………だったかな。 --- すみません、思い出しました。 Angry Young Man です。 略すと柔らかくなって良いですよね。 こうなるとプリント下地がニット故に解像度がガビガビなのもまたアドバンテージになってきます。 我こそはAYMであるという方は是非。 僕ですか、僕は言うまでも無いでしょう。 ---追記 すみません、やっぱりMANではありません。 AYWじゃないですか。AYMだと勘違いしていました。 じゃあWoman??? すみません、やっぱり確定情報はありませんでした。 Made in ENGLAND サイズ:190×24
-
1980's CHIPIE (FR) Heavy Nubuck Leather Bomber JKT
JPY 62,500(USD 394.41)
シピーのユーロオリジナル。 こういうの当たり前に出せるようなクールなお店になりたいです。 僕はまだ毎回大騒ぎ。 ジーンズとかスウェットとかシャツとかでもオリジナルのユーロ企画ってだけで遭遇確率はグッと下がります。 そんな中で出てくるレザージャケットの破壊力たるや。 古着を生業にされてる方はご存知のことと思いますが、そういう方にばかり伝えていきたい訳ではありません。 ちゃんと拡げていきたいとも思っています。 だからこうして書きまくってアーカイブしている訳ですが……。 先ず言わねばならないのは、ファッションは【アメリカ】と切っても切れないということ。 WW2で戦勝国となったアメリカの戦後の栄華、この黄金時代の影響というのは凄まじかったのです。 「アメカジ」ってカテゴリが日本でも出来たように、ヨーロッパ各国(と言っても基本的にフランスとイタリア)でもちゃんと流行ったのです。「アメカジ」が。 この流行り方にお国柄が出てて面白いんですよ。 日本のアメカジは源流へのリスペクトが前提にあります。 なので、アレンジするんじゃなくて如何に忠実に再現出来るかが評価基準にあります。 一方、フランスやイタリアのアメカジは、別に再現度に重きを置いていない。 あくまで“面白いエッセンス”の一つとして消費するスタンス。 なので誇張したモノマネみたいなキッチュなデザインとか、デザイン工程のどこかでオリジナルのアレンジを入れてたりします。 それこそM&FGなんかは1番分かりやすいでしょう。 ハイファッション的な機知に富んだ製図(カッティング)でオリジナリティを混ぜましたね。 その走り、フランスにおけるアメカジ・サンプリング・デザインの先駆者が このCHIPIEです。 今当たり前になっている要素を当たり前にした偉大なる先人の1人 というのがCHIPIEの正体。 そういえば文字でこんなに丁寧に紹介するのも初めてでしょうか。 素材はヌバックレザー。 柔らかいけど重たいです。 色味が綺麗に揃ってない、カジュアルレーベルらしい品質水準を感じます。 作りが悪いとかじゃなくて(作りは寧ろ良い)、素材調達の環境が整ってない感じ。 良いタンナーの仕事がカジュアルレーベルにまで回ってきてない感じ。 多分牛革だと思います。 内タグが無いので正確には不明のまま。 故に生産国も不明なのです。 ユーロのレザーウェアだとたまにあります。 言うまでも無かろう、みたいなスタンスの服が。 十中八九フランス製なのですが、一応断言は避けます。 可愛いのはエルボーパッチ。 なんですかこの重厚なステッチワーク。 ヘビーデューティなレザーにステッチを入れるだけで大変なのにこの量。 コレでびっくりしてたら開けて再びっくり。 ファスナー裏のストームガードもギチギチの多重ステッチ。 縫製仕様書書いた奴、これ布だと思ってる?革よ? 開けたついでに裏地にも触れましょうか。 アメカジ文脈で裏地に使われたフランネルライナー。 アレをブラックウォッチ風のタータンチェックでサンプリングしたデザイン。 フランスのCHIPIEが英国の柄でアメリカのデザインを引用してるんですね。 こうしたミックスに意義が生まれるのがファッションの国の感覚だと(僕は)思います。 一つの物事を徹底的に極めるプロダクト志向の良さもあるし、そうしたステータスのグラフから多次元的に逃げ出すオリジナリティ創出の良さもあります。 あとは襟も可愛いでしょう。 全部リブで作るんじゃなくて、前端の数センチだけ共生地(共革)で作ってます。 縫製強度上げる狙いがあるんじゃないでしょうか。 こういうMA-1系統のニット襟ってテンション掛けて縫い合わせることでネックラインに馴染むんですが、引っ張ったニットの端って結構弱いですからね。 端の丸襟スタート地点にレザーで三角布挟んでいれば、丈夫な縫製のままニット襟をスタート出来ます。 相手がゴツい革なら尚更有意義でしょう。 全然的外れな考察かもしれませんから話半分で聞いてくださいね。 ビジュアル可愛いからだよって言われる可能性すらありますから。 裏地の滑りは悪いですが、冷た!とはなりません。 Tシャツの上から着ても大丈夫。 雑なスタイリングの日とかに良いです。 繊細なカシミヤニットとか着る日はもっとお上品なアウターを選んであげてください。 Made in - riri_zip サイズ表記- 肩幅:58 身幅:71 着丈:64 袖丈:61
-
NINA RICCI (FR) Blue Leather Alice-Band
JPY 25,000(USD 157.76)
意外な伏兵、オールド・ニナリッチのカチューシャ。 全面本革張りのラグジュアリーな仕上げ。 流石のフランスメイド。 オールレザーって時点でもう既に極めて稀少な時代になってしまいましたね。 綺麗に真っ青に染められたパイソン風の革目は恐らくエンボスでしょう。 青カチューシャのお嬢様感と、パイソンの鱗目が醸す仄かなエキゾチシズム。 ため息が出るほど瀟洒なバランス。 今回初めてカチューシャを取り扱いましたが、凄いアイテムですね。 これがあるだけで、全てのアイテムの輪郭がクッキリ浮き上がってくる。 今回のスタイリングで使っている各アイテムの女性らしさというか可憐な可愛らしさの部分が、忽ち香り立ってくる。 言いたい事って言葉になりませんけれど、言葉にならないまま具体的にブラッシュアップしてくれてる感じ。 ジルサンダーのスカートがクリーンネスで暈かした可愛さ、ラマッタのレザージャケットが靡かせるブラウジングの嫋やかさ、全部ちゃんとレディのためのエッセンスに見えてくるんだから不思議。 僕みたいな野暮天にも分からせてくれるだけのポテンシャル。 安物だとまた違ったのでしょうか、分かりませんが コレはとても良いプロダクトだと思います。 Made in FRANCE
-
80-90's LAMATTA (IT) Punching Leather Airy Leather Bomber
JPY 56,000(USD 353.39)
ラマッタの仕事はレディース・ウェアにおいても最高であります。 薄くてトロトロのソフトレザーを小さなダイヤパターンでパンチング。 革としての完成後更に手間の掛けられたレザーで仕立てられる、極上のショートボマー。 GIANFRANCO FERREのレザーウェアを製造していた時代の作風が最もアイコニックでしょう、本品もその香りを芳醇に湛えています。 ただでさえ短い着丈を更に短く見せるウエストゴムのキックバック。 ここで生まれるブラウジングはスタイルアップと同時にレザーそのものの水準を示してくれてもいます。 (トロリとブラウジングするだけの柔らかいレザー) そして、ウエストのブラウジングと韻を踏むように 袖口カフスでもポフっとブラウジングが設計されてますね。 ここでの特大ボタンのまぁ可愛いこと。 このサイズ遊びでミスらないの天才でしょう。 蛇足になっていない。デザインされてみれば、確かにこっちの方が可愛いわ……と思わされる。 僕が更に感動したのは 裏地に使われているエアリー・ジョーゼットの意匠。 なんと、この裏地ジョーゼットにもレザーのパンチングみたいにダイヤ型のホールカットが入ってる! 勿論、そのホール全てを刺繍で縁かがりしています。 レザーのパンチングによってチラ見えする裏地、そこでの感動にまで神経が届いてる。 届いてて、しかも妥協せず実行してる。 思い付く感性もそりゃ凄いけれど、手間とかコストとかで妥協すること無くやり切るスタンスが最高です。 中央に小さく鎮座する金色のririジップとの色合わせまで完璧ですしね。 穴だらけなんで防風性はサッパリですが、こうも軽やかにエアリーに使える最高のレザージャケット、日本の暖冬にピッタリでしょう? 灼熱の電車にもビビらず乗れます◎ Made in ITALY サイズ表記- 肩幅:69 身幅:62 着丈:50 袖丈:49 裄丈:85 着丈と裄丈だけを重視してください。
-
c2000's BLUMARINE Compact Body Sky_Blue T_Neck KN
JPY 20,000(USD 126.21)
アンナ・モリナーリによるBLUMARINEより、鮮やかで柔らかなスカイブルーが美しいタートルネックのセーター。 ヨーロッパのハイファッションらしいプロポーションへの意識がポイントです。 ハイネックも袖も、とっても長い。 そしてボディバランスだけはコンパクト。 華奢なフィットの身頃からスラっと伸びる袖。 流石にヨーロッパのモデルでも首/袖ともにクッションするでしょう、クシュっと溜めて可愛く着こなしましょう。 で、問題はそこではなく、それに釣られて身頃まで長くしたりしない感覚、ここですよね。 タートルネックを着るってことは寒いんです。 寒いってことはタートルネックの上に何か重ね着するんですよ。 その重ね着を楽しむにあたって、様々な諸問題をパスする完璧なボディバランス。 ベルト周りでの遊びを邪魔しない短めの着丈。 コンパクトなフィットだからタックインも し易い。 アウターの袖口からもチラリ覗くアクセントのスカイブルー。 長めのタートルネックも同じく。 こんなに丁寧にファッションを見据えた設計をしてくれているタートルネックって中々無い。 流石はデザイナーズって感じです。 誰もが着られるユニバーサリティと引き換えに、ちゃんと数段上の可愛さをデザインしてくれてる。 冬の服なんて、スカイブルーと合わせた時にスパークする色味ばっかりでしょう。 ブラックもブラウンもベージュもゴールドも、全部このタートルで化けます。 通販でニット買うの怖いと思いますが、水洗いで硬くなってる個体とかストレッチ損なわれてる個体は当たり前にパスしてるのでご安心ください。 こういうフィットの服をご紹介する時には、今一度書き添えた方が良いですよね。 Made in ITALY サイズ表記40 肩幅:(36) 身幅:39 着丈:53 袖丈:(70) 裄丈:87
-
2011F/W JIL SANDER Layered Waist Design Minimal SK
JPY 18,000(USD 113.59)
腰のカーブに沿ったスカート部分と そこから上方向に延長される円筒状のレイヤード・ウエスト。 JILSANDERらしいライトグレーのウール・ウーステッドで仕立てられたクリーンなスカートのご紹介。 RAF SIMONSのデザインです。 ウエスト部分にて局地的なレイヤードビジュアルを風景的に切り取るアプローチ。 つまり、そこだけを見ると、共生地仕立てのシャツをスカートにインしているような見え方。 スカートセクションのウエスト端は実はタック構造で横方向に畳まれていて、実際のレイヤードみたいな立体感を狙ったテクニカルな製図感覚が伺えます。 こんな小難しいことしてるのに全然そうは見えない。 ここが良いなぁと思っています。 あくまでシンプル風。 これでドヤ顔してると使いづらい。 と言うのも、この服って 「ヒップに引っ掛けて履く膝下丈のセミタイトスカート」ですから、現代ファッションにおける役割としては【引き算】のポジション。 トップスで野暮ったいニットやオーガニックなレザージャケットを重ねた先、下半身でのクラッシーな引き算としてバランスを取って欲しい訳です。 ここまで余裕タップリに構えてスタイルに余白を作ってくれるスカート、とっても有り難いんじゃないでしょうか。 オーバーサイズのニットを腕まくりして手首にジュエリー……、なんてバランスの取り方も綺麗なのですけれど、それを洋服の段階で仕上げてくれる。 個人的には気取らないスニーカーやローヒールのパンプス合わせが可愛いかなと思います。 ベルトを巻いて これ見よがしに作るウエストマークより幾分柔らかくって さり気無い。 トップスをインしてもしなくても、どっちでも使える汎用性も好ましい。 Made in ITALY サイズ表記38 ウエスト:75 ヒップ:96 レングス:65 ・ファスナー上端のミニホック欠損
-
e2000's NEIL BARRETT Hairy_Leather Patch Design Turtleneck
JPY 52,500(USD 331.30)
2000年代初頭のニールバレットのセーター。 細過ぎないニュートラルなボディバランスに、締め付け過ぎないタートルネック。 色味は深いブラウンです。 肌触りの良い滑らかなウールで編み立てられたそれは、遠目に見るとメランジのような豊かな色味の濁りを含んでいるようで……… ってあれ? 近くで見ると、これニットの上に何か重なってますね? なんと、レザーじゃないですか。 これは位置もサイズもランダムに配置されたパッチ。 短く刈り上げられているものの、斑らに美しい毛足が残っているハラコレザーでしょうか。 生え揃っていない不規則な斑模様から鑑みるに、一般的にハラコレザーとして売られなかった規格外品を上手く使ったのかな。(想像でしかない) なんかこう書くとコストカットの香りがして良くないんですが、ランダム配置のパッチデザインとの相性は絶対にこっちの方が良い訳ですから、正解のデザインルートと言えましょう。 見え方としても とても面白い。(これが1番大事) 生体由来だからこその、絶対的な不揃い。 Y2K High Fashionの規則正しいミニマル・デザイン体系の中では一際異端に写ります。 しかし、そうした有機的な要素を直線カットのみで切り揃えて配置する規則正しさにも、オーガニック・デザインの文脈には無い不気味な几帳面さを感じます。 この服はどの定型にも囚われていない。 デザインの一挙手一投足が全て「ニールバレットらしさ」を捕まえるための輪郭材料になっていくだけ。 普通はバランサーとして品質の安定感が重んじられる「ブラウンのセーター」でありながら、極めて異質なデザインバランスで組み立てられたクレイジーピース。 「一色」括りの中で暴れ回るランダム・オーガニック。 ニッター/プロデューサーは 【Miss DEANNA】。 このレーベルの初期ニットにもごく僅かな期間のみ関わっているのです。 充分に個性的でありながら、汎用性を犠牲にしていないのが嬉しいですね。 色んなアウターとの美しいコーディネーションが浮かびますし、ソロで着て全面ビジュアルを堪能する日もあって欲しい。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:43 身幅:53 着丈:63 袖丈:70
-
2001A/W NEIL BARRETT Full Knit Hoodie
JPY 30,000(USD 189.32)
ニールバレットのニットフーディ。 タイトフィット&コンパクトサイジング。 全パーツがリブニットなので伸縮性は抜群です。 フロントのカンガルーポケットにおいても切り替えを使わず全部編み変えで完成させられています。 ポケット端やフード端などのトリミングのような編み変えも非常に可愛いですね。 同素材でドローコードも入っています。 結構長いので垂らしても結んでも◎ フードもタイトフィット。 通常のスウェットパーカーをばさっと被るのとは全然違います。 ほぼほぼバラクラバ感覚のフィット感です。 サイジング的に完全にレディース向け。 Made in ITALY サイズ表記S 身幅:40 着丈:57 裄丈:64 ストレッチは効きますが、サイズご注意ください。
-
1990's SO by A.V. SLOBBE Vivid Yellow Round Rib Knitting Jumper
JPY 32,500(USD 205.09)
SOLD OUT
SLOBBEのユーロ製造個体。 イエロー×ブラックの畦編みが目を惹きますね。 一枚で思いっ切り主役を張れるスペシャルニット。 編み物に詳しい方は「お、丸ヨーク?」と気付かれると思うんですが、それがSLOBBEの遊び心。 このニット、フェイク丸ヨークです。 どこでフェイク入れてんねん。 誰を引っ掛けてんねん。 実は型紙としては普通のラグランスリーブで、その接ぎ目と畝の凹凸を上手くリンクさせて丸ヨークっぽい見え方を獲得する……という、細か過ぎて伝わらないボケ部門殿堂入りデザイナーの名に恥じないクオリティ。 太い畦のピッチ調整で放射状にジオメトリックなニッティングが美しく展開されてるのも全部フリ。 最高ですよね。 ちょっと盛り上げたアンニュイなモックネックもね、やかましいですよね。 これは一枚で着ましょう。 冬なんでアウター重ねてご紹介したいんですが、これは流石に一枚で見せたい服です。 これだけデザイナーズっぽい小技を沢山決めておいて野暮ったいチャンキーニットの顔してるってのもまた堪らない。 これで薄手のニットなら、まぁデザイナーズだよねって感じなんです。 (それもめっちゃ良いですが) このボリュームあってこそ、ああ、服としてカッコ良いな……と思わされる。 Made in ITALY サイズ表記M 身幅:51 着丈:64 裄丈:84
-
80-90's KEMA'S JEANS (IT) Slim_Flared Silhouette Corduroy PT
JPY 16,000(USD 100.97)
イタリアのマイナーレーベル、KEMA'S JEANSのデッドストック。 イタリアン・カジュアルってのはCARERRAとかFIORUCCIみたいに有名になって歴史に名を残すレーベルばかりじゃないのです。 そんな訳でこのレーベルについて分かる事は殆どありませんが、シンプルに細身のコーデュロイパンツでちゃんと80年代カジュアルの空気残してる個体って滅茶苦茶に珍しいよな、と思って入れました。 このパンツのデザインとしては、60-70年代の享楽的な世界観、及びそこで蒸留されたシルエットの美しさに重きを置いているのでしょう。 どの時代の人も「昔は良かった」って言ってます。 ミッドナイト・イン・パリです。 裾上げしてないスーパーロングのブーツカット。 このシルエットの何が良いかって、そこまで細くないこと。 セミスリムくらいのバランスの中でフィット&フレアの上品な抑揚を付けてる。 そしてブラックで、しかもコーデュロイでしょう。 ヒッピーカルチャーの香りをギリギリまで削ぎ落としてのブーツカットなのです。 無いんですよ、こんなの中々。 現代アパレルが「ありそうで無い服」として作りそう。 Made in ITALY サイズ表記- ウエスト:78 ワタリ:29 股上:30 股下:90 裾幅:24.5
日本国内送料無料
