洋服解読所
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2001s GAP Small_Argyles Pattern Knit Skipper Polo
¥12,500
滅茶苦茶良いGap。 この時代特有のニュートラル。 トレンドへの“媚び”が無い。 オーバーサイズもスリムフィットも眼中に無い。 基本原則として、安価な物であればあるほど、人工トレンドに頼らなければならない。 その曲線が成長し続けるのは資本主義の宿命。 今や相当の予算を組まないと手に入らない「普通」の服。 カノコではないオールニットのスキッパーポロ。 ダークネイビーの柔らかなコットンに、極小のアーガイルが横一線。 クラシックです!というドヤ顔も無し、歴史を背負わなければいけない重たさも無し。 各パーツはミシン縫製ではなくリンキングで編み繋がれています。 個人的に非常に嬉しいポイント。 柔らかなネイビーの中、浅めに用意されたVゾーンに控えめなシルバーアクセでも光らせたいところです。 - 「普通」にこんなにも価値を感じる時代が来るとは思っていませんでした。 しかし、こういう能書き無しでもパッと選べて気楽に着られること、それは時代に押し流された「普通」という概念の、強力な武器なのです。 Made in Hong Kong サイズ表記M 肩幅:50 身幅:58 着丈:70 袖丈:25
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1990's VERSACE JEANS Japanese-Kanji Graphic Sportive Tee
¥17,500
VERSACEのマニアピース、漢字シリーズ。 この個体は左胸、アシッドなグラフィックの中に「人」。 綺麗な朱色、テロテロのナイロンジャージーTee。 全然水を吸わない系のケミカルなトロトロボディ。 これがポリエステルとかなら「スポーティな印象」のまんまスポーツウェアレーベルから幾らでも出ているのですが、ナイロンで分厚めに作った作為的な“Too Sportive”ですから、同じような物って意外と見つからない。 スポーティという非デザイナーズファッションの領域へデザイナーズファッションが侵入して好き放題やってる構図。 「デザイナーズは何でもやれるんだよ」のスタンスが痺れる。 W杯を契機にユニフォームに普通のカジュアルウェアを合わせるスタイルがマスに本格浸透しつつある今、誰も見つけられないVERSACEのレアピースでそれをやる気持ち良さは凄いです。 ただ、合わせる感覚は市井より更にラディカルでありたい。 バランス良く合わせるならベージュのワークパンツとかが格好良くマッチするんだけど、本当はファンシーツイードのショーツとか合わせたい。 勿論テーラードJKTのインナーにも良いですね。 - ユニフォームとかと同じくケミカル生地へのプリント物なので、洗濯の時は柔軟剤無し、そしてなるべく短時間の手洗いをお勧めします。 帰って来たら、自分の手洗う前にサッと洗ってパパッと陰干ししちゃってください。すぐ乾きます。 その後で手を洗うと スッキリ順序良くおうちタイムに入っていけます。 Made in ITALY サイズ表記L 肩幅:50 身幅:57 着丈:72 袖丈:26
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2005s NIKE SPHERE Black Tapes Covered_Switch S/L JKT
¥16,000
ピカチュウ色。 突き抜けたイエローなのに使い易いのは多分そこにヒントがありそう。 ゲームビジネスのプロ達が突き詰め、更に歴史に裏打ちされた配色ですもんね。 Nikeならアリ。 Nikeらしさ損なわない範囲でのキャッチーなアーバン・アクティブ。 ノースリーブのジャケットの上、ハーネス状にブラックテープが張り巡らされたデザイン。 これは飾りではなく、全て実際のシームに即し、それを覆い隠すカバーテープとしてデザインされています。 普段は隠すアナトミカルなシームの連打を、いっそビジュアルポイントとして大胆に可視化してしまおうという発想ですね。 裏返してみるとその仕事内容は現れます。 SPHEREライン特有のスポーティで動き易いケミカルニットでこれを縫うのは地味に大変な事です。 ビジュアルも素敵だけど、当たり前のようにこれを量産品として実現する生産背景も普通に凄い。 ちなみに、ブラックテープもその縫糸も全部ストレッチ性に富んでいるのでストレッチ量差による糸切れやアンストレッチの心配は御無用。 このビジュアルでノースリーブというのが個人的にとても良いと思います。 と言うのも、レイヤードの時に助かるのです。 普通のブルゾンはさて置き、テーラードジャケットみたいな“アームホールが細い服”の下にもビビらず差し込めるというのが非常に大きなアドバンテージ。 そしてアームホールが大きいので意外性のある逆レイヤードなんかも楽しめますね。 80'sのルーズなセーターを中に着込んでボマージャケットみたいなシルエットを自分で再設計……なんて、ワクワクしませんか。 そうなるとMissoniとか化けそうですよね。 勿論ジップトップが無地残ったグッドコンディションの個体です。 ※背面の腰辺りに微細な引き攣れが残っています。 ここだけご容赦ください。 Made in CHINA サイズ表記XL 肩幅:48 身幅:60 着丈:69 ・家庭洗濯OK
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80-90's SEVENTY (EU) Ex_Oversized Worn Out Shorts
¥10,000
着古されたSEVENTYのショーツ。 チノ……とはちょっと違うんですね。 チノは綾織り生地ですが、このショーツは平織りです。 ライトオックスくらいの生地感。 薄過ぎず厚過ぎず、軽やかだけどハリはある程度ある感じ。 80年代のユーロカジュアルを水平方向に掘っていくと出会うレーベルです。 皆がカジュアルのバリエーションに工夫を凝らす中、このレーベルは比較的 オーセンティックな作りの良さに重きを置いていました。 この個体も、これだけ特大サイズのカジュアルパンツであるのに品格は忘れてないんですよね。 先ず サイドアジャスターでウエスト調整が出来る点。 サイドアジャスターってのはベルト無しでも着用を成り立たせるためのディテールです。 「ベルト無し」ってのはマイサイズでの誂え品ってことです。 (だからフォーマルなパンツにはループレスが多いでしょ) こんだけ大きなサイズでもそれをやる真摯な姿勢は頭が下がります。 そして次にウエスト裏面。 ドレスパンツみたいなマーベルト……とはいきませんが、コットンダックのテープで裏ベルト見返しを当ててますね。 パンツ全体の調和を損なわない素材選びで、なるたけ品の良い仕様にしようとしてる訳です。 (しようにしようと………?!?!) その上で平織り。 ワークパンツっぽい丈夫な手触りは薄まりますが、その分軽やかになってます。 こういう膝丈のカジュアルパンツってDickiesとかCarharttという王様が既にいますよね。 それらの地位が盤石であればあるほど、こうしたオルタナティブの鋭さは増すと思うのです。 かなり大きめのウエスト、是非ドレッシーなベルトでギュギュッと締めて態とらしいオーバーサイズをお楽しみください。 2020'sネオプレッピーのパーツとしてもきっと優秀ですよ。 Made in Colombia サイズ表記56 ウエスト:102 ワタリ:42 股上:33 股下:29 裾幅:35
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1980-90's GIANFRANCO FERRE Shirt-ish Tailored Airy Soft Leather JKT
¥126,000
ラマッタ社製、最高水準のレザージャケット。 この服の素晴らしい所はクオリティだけじゃない。 その発想感覚そのものが他のどの服とも違う。 「レザージャケット」ってやつには 余程カジュアルな物でない限り、大体「裏地」がありますよね。 革の裏面-つまりスエード面-はザラザラしていて、インナーのシャツやセーターを擦って傷付けてしまう恐れがある。 で、その裏地って大体「総裏仕立て」です。 表地と裏地の裾同士をキッチリ丈合わせして縫合されます。故にどこにも隙間は無い。 このレザージャケットではその「当たり前」を覆しています。 「総裏仕立て」なのに裏地裾を縫い合わせず「ふらし」で始末。 しかも前端までもを「ふらし」で始末。 裾は百歩譲って分かるとして、前端までもふらし始末ってのは? これは裏地前端の一部分だけを関ステッチで表に留めてる格好になります。 故にその隙間からは服の内部を簡単に覗けます。 分かりますか、もう感覚としてはテロテロのナイロンで仕立てられた独立型ライニングがもう1着重なってるような感じ。 で、裏地が変な付き方してるレザー本体の裏面も面白い。 前端の裏面、アロハシャツの見返し始末みたいにゆるっと折り返してボタンホールステッチによって折り返しを留める仕様。 で、その身返し部分の裏面にも綺麗に裏地が縫合されている。 ここが一番ヤバい。 圧倒的な縫製力というか、如何なる手間をも厭わない尋常ならざるアトリエパワーを感じます。 その結果生まれるのは、前端を二重に作るという暴挙。 革同士で前端の身返し始末をしているのに、その完成形を一枚のパーツと捉え直し、もう一回内に折ってる。 こんなのもう暴挙でしょう。 これを可能にする技術、 これを断らないアトリエ、 これを成立させる革質、 これを面白がっていた世界、 全てが素晴らしくキラキラしています。 眩暈するくらい凄い服。 重たいレザーであると同時にシャツみたく軽やかな不可思議ワンダージャケット。 ちなみにオリジナルのフルチェンジボタン仕様。 右前にも左前にも、拝み合わせにも変えられます。 Made in ITALY SBC_Zip サイズ表記- 肩幅:60 身幅:61 着丈:80 袖丈:60 裄丈:91
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60-70's AMERICAN OPTICAL Side_Guards Design Safety Glasses
¥52,500
アイウェアは撮影があんまり得意じゃないし、フィッティングもオンラインじゃ伝えづらいので、正直億劫でした。 でもこれは流石に出さねばなるまい。 Vintage A.O.のオーバーサイズ・サイドガード。 箱付き紙付きのミントコンディション。(デッドストックと呼ぶには確証が無い) 当時は本当にエンジニア向けに作られた安全眼鏡でした。 勿論、実際にまたワークギアとして売るつもりは毛頭無い……というのは、値段感で伝わるかしら。 こうしたファッションの外側として作られた物からしか得られない栄養がある。 よくあるこのセンテンスを十全に証明してくれるビジュアル。 出会った瞬間脳裏を過ったのはA.Vaccarelloが作るSL 27S/Sのサマーストーリー。 スーパーモデル扮する上流階級のバカンス、お嬢様が戯れに引っ掴んだシュノーケルのようなオーバーサイズのトランスペアレント・グラス。 アレをヴィンテージで再現出来るものがあるとしたら、先ずはこれでしょう。他に思いつきませんが。 例えば細身のスーツスタイルにこのオーバーサイズ・グラスなんてギャップが効いていて素敵ですよね。 オーバーサイズが鳴りを顰めてきたからこそ使えるボリューム遊び。 夏スタイルに応用するなら、スリムなTeeとショートスラックス、ロングソックスを履いてコンパクトな縦長感を演出したところにコレ……でしょうか。 まあ、どんなテイストに混ぜ込んだところでステキな異世界感が出て最高に楽しいです。 いつ使おう、とかじゃないです。 普通に毎日使う前提で、そこから生まれる新しいムードをお手持ちの洋服達と一緒になってご体感ください。 貴方が新鮮に感じていると同時に、今ある洋服達も同じように感じているはずですよ。 ・アジア圏への商売展開を想定していないプロダクトなので鼻当てがありません。 小顔の方には緩いかもしれませんので、可能なら是非実店舗でお試しください。
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c90's GRANELLO Cordovan Leather Minimal Belt
¥81,000
PRADAグループの元最高経営責任者にして同グループの現会長、そして共同創業者であるMiuccia Pradaの夫というのが、Patrizio Bertelli氏です。 彼はボローニャ大学の工学部に在学中、友人に向けてレザーアイテムを製作していました。 その日々の中、学業よりも物作り/ビジネスを優先するべく、同校を中退し独立。 ここまでは まあまあ、よく居る……とまでは言わずとも、よく聞くエピソードではあります。 でもこの人、ここからが凄い。 中退した21歳の青年が先ずやった事は 「皮革製品製造会社の買収」 です。 入社じゃなくて買収。 彼は若いうちに父親を亡くしていて、教師である母親の細腕で育てられたと伝わっていますから、ここのお金の流れが意味不明過ぎてワクワクしてしまいます。 そしてビジネスとクラフトへの理解を深めた彼が次に取った一手が 「皮革製品製造会社の買収」 です。またです。またやってる。 これが1973年のことだから、同氏が27歳の時か。若過ぎるでしょ……。 で、この時に買収されて彼のレーベルとなったのが今回ご紹介するこれです。 【GRANELLO】 パルマのレザーメーカーですね。 この買収の数年後、彼はMiucciaと出会います。 そこから続く事業提携の果て、1987年に彼らは結婚し、ベルテッリ氏は磨き続けてきた経営手腕でPRADA社を現代へと続くハイファッションの線路へ乗せるのです。 このGRANELLOのベルトは、推定ですが90年代くらい。 GRANELLOがいつ無くなったのか、又はPRADAに吸収されたのか、この部分は不明なのです。 でもデザインは明確にPRADAの影響下ですよね。 端正で飾り気の無いミニマムビジュアル。 シンプルよりも更に一段、過剰に削ぎ落としたデザイン。 縦長にまで押し縮められた形状のバックルや、異様に早い位置から始まるベルト端のテーパー。 一見シンプルながら、切れ味が違う。 そしてこれをコードバンで作るってのが素晴らしいと思います。 完全一枚ではなく接ぎ合わせの仕様ではあるのですけれどね。 ビジュアルとしての切れ味と、レザークラフトとしての迫力の両立。 ここの部分はGRANELLOとしての矜持みたいな感覚もあるのかな。 ミニマムがミニマルに化ける瞬間みたいなものを感じます。 現状 お店にあるベルトの中で、1番質が良くて、1番カッコ良くて、1番珍しいと思います。 奇跡のデッドストック。 サイズ表記30/28 Made in ITALY ウエスト:63.5-73.5 レングス:84 ベルト幅:3.0
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2010's INTER (OFFICIAL) Anatomical Cut Asymmetry Bodybag
¥12,500
イタリアの古豪、インテルの公式マーチ。 2014~2021年のロゴ。 ボディバッグが流行っていた時代の企画ですね。 2000年前後の第一次流行期で同じような企画があったとして、作りの丈夫さでは圧倒的にこっちの個体に分があるでしょう。 ただ、ちゃんと荷物を入れられる代わりに、レトロな情緒は若干薄め。 ただこの時期は日本の誇るブラボーなSBが在籍していた時代でもあります。 我々日本人としては、全然縁の無いチームって訳でもないのですよ。 今時期なんて、Tee一枚じゃ物足りない時にアクセントと実利を兼ねてくれます。 そして秋冬、こういうのをクラシックなコートに合わせるのなんて絶対に可愛いのです。 茶目っ気のあるファンシーツイードとか、カシミヤを混ぜた端正なフラノとかね。 毎日、どんなスタイルにも、最後の足し算で差し込める楽しいエッセンス。 (ボディバッグとしてのクオリティも上々ですよ)
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SAZABY Y2K Anatomical Cut Asymmetry Bodybag
¥18,000
オールドSAZABYの黄金期。 完全右利き用に振り切ったアシンメトリーのアナトミカルな型紙、立体的なポケット設計、そしてナイロンドリルとパワーメッシュのテクノロジカルな素材選定。 本来のブランドイメージとは大きく離れるテック・ストリートへの舵取り。 不評だったのかコスパが悪かったのか全然玉数は出ず、二次流通でも殆ど残っていません。 でもSAZABYが作ってるだけあって、鞄として非常にクオリティが高いですし、ファスナートップもちゃんとオリジナルで凝ったプロダクトを作って採用してますよね。 こうした「道具」としてのDNAが前提にあるアイテム(鞄とか靴とか)は、やっぱり専門家が作った物に安心感があります。 ファッション屋が作るのではなく、専門家がファッション的感性で上手く作った物の方が完成度が高いと言うか。 現代での様々なコラボレーションワークの内容がそれを証明していますよね。 コンディションもサイズレンジも非常に良好です。 どなたにもお薦め出来るバッグ。 ベルトアジャスターが骨に当たる……みたいな初歩的なデザインミスも勿論無し。
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c9O's KRIZIA UOMO Wool×Camel W_Face Tailored CO
¥80,000
先日ニットウェアにて幾つか例をとって紹介したKRIZIA UOMOのクリエイション。 その白眉というか、洋服屋としての本気を感じるピースがこれ。 これはニットウェアみたいに幾つも出せません。 ウール×キャメルの柔らかなフラノを用いたリバー仕立てのコート。 2枚のファブリックを極めてミニマルに中縫いで張り合わせ、その縫製のみで全てを構築する狂気的な仕立て方法。 見れば見るほど、誰が出来んねんという気持ちが湧き上がりますが、ハイファッションの世界ではしばしば見かけることのある仕様です。 ただここで言うハイファッションというのは、なんと言うか、ガチのそれ。 僕も服がとても好きですが、古着屋をやっているうちはプロパーで買えるような日は来ないのでは無いでしょうか。いや頑張りたいところです。 さてUOMOラインならではのオーバーサイズ設計、KRIZIAならではの尖りすぎない余裕と貫禄のある優しいムード、この掛け合わせが本当に素晴らしい。 リバー仕立てをこの上なく活かし切るデザインが成された個体だと思います。 ヒラリ裾が翻った時の見え方、中にKRIZIAのニットを挟んでも破綻しないフィッティングバランス、一切奇を衒わずとも一目で伝わる情熱と偏執。 どこをどう切り取っても美しい、柔らかくも彫刻的な迫力のある一着です。 恐れ入りますがご試着の際は必ずお手周りのアクセサリーをお外しくださいませ。 Made in ITALY サイズ表記50 肩幅:49 身幅:57 着丈:122 袖丈:66
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c2000's ADIDAS (EURO) Red_Stitches Faded Black Thermal Hoodie
¥17,500
浅いブラックのサーマルボディに赤いステッチが最高にカッコ良い。 これがユーロ企画のadidasじゃなくても、恐らく殆ど同じ値段を付けたと思います。 フード裏の見返しでのみ赤を使うのもニクいし、裾が絞られずフリーフォールしているのも最高。 裾にロックミシンの赤ステッチ、加えてトレフォイルが刺繍されているから、レイヤードしてベースピースになった時にも大活躍。 そして極薄サーマル特有の落ち感が、XLというオーバーサイズと極めて好相性。 ダボっと着れるのに身体の線はある程度拾う。 レーヨンでも入っているのかという婉麗なドレープ。 なんて思ってたら40%はポリエステルが入ってました。 レーヨンじゃなくてよかった。 実際入ってたら洗濯に手間がかかりますからね。 adidasでそれは、なんかちょっと違うじゃないですか。 デザイナーズでそれは分かりますけど、adidasはラフに着れる服であって欲しい。我儘で申し訳ない。 さて、このビジュアルパワーのままカッコ良く、それこそオールブラックでカッコつけてもらっても最高ですし、ハイエンドなコートの中に挟んだりするのも堪らなくお洒落だったりします。 サイズを差し置いても、本当に色んな人の色んなスタイルにフィットしてくれるピース。 「あれば助かるよね」の数歩先。 優秀なユーティリティと代えが効かないユニークネスの両取りです。 Made in THAILAND サイズ表記XL 肩幅:57 身幅:58 着丈:70 袖丈:72 裄丈:101 Cotton60/Polyester40
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c2000's STILL DIGGIN' Piping_Details Design Baggy Denim
¥18,000
SOLD OUT
ETRAKをご覧いただいている方でB-BOY、又は元B-BOYの方はいらっしゃるのでしょうか。 そうであれば是非懐かしんでください。 そうでない方は是非フレッシュな目線でお楽しみください。 Muro氏のStill Diggin'より、ブラックデニムのルーズバギーです。 ストリートレーベルにあるまじき凝り具合。 ソリッドなブラックデニムにミニマルなディテールメイクの数々。 バックポケットは入口もエッジもパイピング。 サイドポケットはジップ開閉。 裾のサイドパートにはシャツの袖口みたいな剣ボロ型のパッチパーツ。(なんとこれもパイピング済) その剣ボロ型パーツが裾幅を絞るアジャスターになってます。 絞った後ボタンが見えない完全比翼仕立て。 ミニマル過ぎるぜ。 個人的にストリートレーベルはどこよりも裾幅に拘って欲しいので、こういうのとても好きです。 そして作り手も履き手もキッチリ拘った結果、裾の剣ボロ型パーツのエッジパイピングだけに ささやかな擦れダメージが入ってます。 つまりこれは、ボディの裾線よりほんの少し下がった位置のパーツのみが擦れてたという証拠。 頭が下がる。 ちなみに本来このモデルは可変式のバムポケットが付きます。 左サイドのD環群の何処にでも取り付けてね、というデザインなのでしょうけれどこの個体では欠損。 ヒップの擦れ感が左右均等に入っていることから、前オーナーは多分最初から外してますね。 さあ、コレが邪魔になるのはどんなシチュエーションでしょうか。 Made in - サイズ表記32 (内タグ無し) ウエスト:80 ワタリ:36 股上:34 股下:78 裾幅:22→18
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INDRESS by WIES SCHULTE Feathers Gathered Design Neckcace
¥15,500
アントワープ王立芸術アカデミー出身のWies Schulteが様々なメゾンで修行を積んだのちスタートしたINDRESS。 カステルバジャックの元で経験を積んだデザイナーですから、このフェザーネックレスのトリッキーな色彩感覚も合点がいきます。 ピンク/オレンジ/ネイビー/イエロー そして倍量のベージュ。 ベージュで色のバタ付きを柔らかく抑え込むセンス。 そしてベージュの羽は2種類。 異様にフワフワしてる方はオーストリッチです。 このレーベルのアクセサリーで頻出するモチーフ。 羽根をちゃんと使うブランド、最近はなかなかありませんよね。 昔々から根付くヨーロッパのハイファッションをしかと感じる婉麗なエッセンス。 ハットにアクセントで付いていると使うのが難しいですが、こんな風にコンテンポラリー・ジュエリーの感覚で作り直してくれると、またフレッシュに使えます。 今回のネックレスなんて、構造自体は至ってシンプルですから、メンズがパーカースタイルにサラッと混ぜちゃうのも凄くお洒落です。 ・鳩尾くらいまでのロングレングス。 ・しかしそのボリュームは限界まで削ぎ落とされている。 これは中々無い秀逸なバランスだと思います。 ブリンブリンになりたくない時の主役候補筆頭。
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UNKNOWN Chunky Body Full Leather Casquette
¥25,500
SOLD OUT
フルレザー仕立てのボリューミーなキャスケット。 6パネルでの野暮ったい構成。 そのパネルもエッジベルトもブリムも、果てはトップボタンまで、全部しっかりレザー。 牛革か馬革でしょう、かなり丈夫で厚みのあるレザー選定。 そして裏地は無し。 代わりに、革単品段階か製作工程かで入ったような雑な印字が見えます。 全パーツに「M」と書いてあるように見えます。 恐らくエンドユーザーに見せるための文字ではなさそう。 かなり古い帽子に見ていますが、MということはS/Lも作っていたのか……? 他にレーベルやデザイナーを示すようなタグやヒントは見当たりません。 完全匿名、しかし必ず素晴らしいセンスと美学のもとに作られた逸品。 相当古い物と見込んでいますが、サイズ展開という概念が存在するのと、トップボタンのレザー使いがお洒落過ぎるのが懸念点。 50年代前後の帽子でこれやるか?という所感。 洒脱な感性で作られたヴィンテージか、その情緒を大切に丁寧にデザインされたオールドレンジ、くらいの物かなと推測しています。 タフなレザー特有の荒々しさこそ残りますが、大きなダメージや不具合は無いグッドコンディション。 そしてメンズがちょいゆるで被れるグッドサイズ。 (ここがとても重要です) カーリーヘアやロングヘアでも被れる、むしろその方が似合う雰囲気ですね。 サイズ表記 多分M 頭周:58.0cm
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DE FACTO (GREECE VINTAGE) Metal_Toggle Design Active JKT
¥36,000
冬空との境界が眩むほどに柔らかく澄んだ ヘイジーグレー。 いや“ヘイジー”グレーというよりも 霧そのもの みたいな色味です。 何処から来たのか。 なんとギリシャです。 この年代で殆ど見ることの無い -恐らく殆ど存在もしていない- ギリシャ製の古着。 フロントのカラーコントラストと重厚なメタルトグルが印象をピリッと引き締めていますから、リアルクローズとしての登用も比較的簡単。 足元に黒のドレスシューズを合わせるまでもない。 バランスを取ろうとしても 取ろうとしなくても 良いところに連れてってくれると思います。 それも好き好きでしょうけれど。 それにしても…… こんなのがあるんですね。しみじみ。 見た目はイタリア服です。 一応西向きにはイオニア海を挟んでイタリア半島がありますが、それでもこの国からこの手のマリンテイストジャケットが出るということは、舞台はエーゲ海でしょう。(妄想ですよ) 何よりも青い青。 それを囲む岩肌と真っ白の家々。 こうした根本的な環境カラーパレットが起因しているのか、イタリアとは何処か根っこから違う感じのカラーリングです。 さあサントリーニ島ぐらいパキッとした白は観光地用でノーカンにしたとしても、それでもギリシャの建物に使われる色は白が圧倒的多数。 これは強い日差しによって家が高温になるのを防ぐ意味合いもあるのですが 大きいのはその地層成分。 あの辺りは石灰メインの土壌なんですって。 最も簡単に量を用意できた塗装材であり その土地ならではの特需にもピタリとハマる、ということであのエリアは白いのです。 そんな街並みに 綺麗に馴染みそうな “推定リアル”なヘイジーブライト。 【現代はミックスの時代です。】 30年前から言われてるセンテンス。 そんな中でもまだ陳腐にならない 貴重な未踏エッセンス。 是非ミックスボキャブラリに仲間入りさせてください。 Made in GREECE サイズ表記XL 肩幅:57 身幅:63 着丈:71 袖丈:59 チラホラ軽微な汚れが散見されます。 一応御留意のうえご検討ください。 コンディションは非常に良いです。
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c90's PAUL SMITH JEANS Half Zip Front P/O Safari SH
¥25,000
ポールスミスがカジュアルラインに思考回路を切り替えてデザインしたワークウェア。 手の込んだマチ付き裾線。 プルオーバー故に広く取った身巾。 ワークウェアとは思えないほど高くて品の良い襟設計。 そして形状から丸ごとオリジナルで作った刻印入りのririジップ。 一般的に言われる「ハーフジップ」って、ハーフと言いつつ実際は1/3とか1/4であることが多いんだけれど、これは実際にハーフジップですね。 全部開けて着るのもお洒落なニュアンスが出て素敵ですよ。 襟が綺麗だからちょっと勿体無いかな……? 兎も角、普通のワークシャツと同じ感覚で気軽に使ってみてください。 デザイナーが凝らした品の良い趣向が勝手にスタイルに個性を滲ませてくれます。 「なんか違うな」であり「実際違う」。 ユーロ企画のPSはこういう渋いピースも抜群に上手い。 こういう「無い古着」枠ってのは結局グッドレギュラーという言葉で括られている古着達が担ってくれている訳ですが、この時期のPSはそこを綺麗に撃ち抜いてくる。 「普通の古着」の普遍性とデザイナーズ特有のユニークネス、どちらも丁度良い濃度。 Made in - (タグの解読不能) サイズ表記S 肩幅:51 身幅:59 着丈:84 袖丈:63
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c1990's G-FORCE Pink Corduroy Switch Design PT
¥20,000
今とても気分です。 ピンクのボトムス。 やっぱり圧倒的に数が少ないのは、そのスタイリングの難しさに起因するのでしょうか。 ETRAKで選ぶ基準の物か否かに関わらず、探すと全然出会えません。 ただ、これくらいパワーのある個体なら、スタイリングの難しさも乗り越えていけましょうか。 G-FORCEの3段スイッチデザイン。 凄い事してます。 コーデュロイ/ピケ/HBTのトリプルミックス。 この3種類をピンク絞りで探すのは大変だったでしょうね。 夏用の生地ならもう少しピンク確率も上がったのかもしれませんが……。 ちなみにウエスト端には近似色の杉綾テープでトリミングが入ってますから、これもカウントすると4段切替。本当にエネルギッシュ。 骨組みは普通の太さのワークパンツです。 これだけ派手な生地使いなんだから、シルエットにもう少し癖があっても良かったんですけどね。 ちなみに、普通のワークウェアや、そこを起点にデザインされたワークテイストのジャケットは案外合います。 既定路線が用意されたスタイルであればあるほど、このクレイジーピースは輝くのでしょう。 そんな意味では、普段のETRAKらしいスタイルってよりも、オーセンティックを愛する人が勇気を持って崩しに使う一手という感じでしょうか。 又は、そんなのも巧くやれちゃうチャレンジャーのための………って感じ。 こういう難しい服に悩める事自体がラグジュアリーな事柄だと思います。 アン・イージーパンツ。 Made in - (ENGLAND?) サイズ表記S ウエスト:76 ワタリ:33 股上:26 股下:75 裾幅:18 ややローライズです
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2004S/S CHLOE by PHOEBE PHILO Leather Codes Strapped Viscose Top
¥60,000
ラスタカラーのショルダーストラップからぶら下がるレーヨンのロンTeeという構図。 このロンTee部分は肩先を超えるほどのオフショルダーになっていて、それを落とさず着るために、ストラップが増設されている仕組みです。 そしてこの3色のストラップはなんとラムレザー仕立てのチューブコード。 Chloeが世界トップレンジのハイブランドであった事を思い出させてくれる。 配色もレゲエっぽくて好ましい。 夏から逃げるのではなく真っ向からちゃんと楽しむサマーバイブスをインストール出来ます。 さあ、ここから先がトップクリエイター達の仕事。 ロンTeeにレザーチューブ縫い付けて終わりではありません。 ロンTeeのボディ内部にまでこのチューブは貫通しています。 肩からデコルテ、バストトップを通った後はサイドに向かい、背面では肩甲骨を回って肩に帰ってくる周遊式ループチューブなのです。 そして、このレザーコードの強度(張り感)によって、柔らかなレーヨンボディは彫刻的なドレープを描きます。 実はこのトップスは平置きにすると極端なワイドボディ。 実際に人体に着用してレザーコードが重力通りに落ちた時、ワイドに設計されたレーヨンボディの全てが均等に華やかなギャザーフレアに化ける。 なんてテクニカルな発想とスキルなのでしょう。 極端な事を言えば、この服はレザーコードが本体で、レーヨンのボディはドレープを可視化するための媒体に過ぎないとすら思うのです。 流石Phoebeと畏敬の念を禁じ得ない。 ・普通、服のドレープって肩が起点です。動かない物じゃなきゃ、ドレープの起点にはならないのです。しかし、服の内部に構造物を通し、服と構造物の質量差によって新しい起点を増設するこの手法は、本来のドレーピングのセオリーを根本から覆す発想です。ドレーピング(製図)の地平を更に切り開く核心的な/革新的なアイデア。 仮にこれのレザーコードがブラックならオールブラックのシックなスタイリングにもマッチしたでしょう。 それこそロング丈のフレアスカートなんて合わせるとカッコ良い。 しかしPhoebeのチョイスはラスタカラーです。 シックに染め切るのではなく、あくまで彼女視点のボヘミアンを描いたデザイン。 そのバランスこそが当時の全盛期Chloeだったのです。 先ずは使い込まれたオーバーサイズ・デニムなんて如何でしょうか。 Made in ITALY サイズ表記XS 身幅:45 裄丈:79 着丈:57 単品写真は構造可視化を優先しているので色味にブレがあります。 色味はスタイリング写真が正確です。 ブラックです。
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e2000's NIKE Neo Urbanism Design Active Shell JKT
¥12,500
コンパクトに着用出来るサイズ感のNike。 2004年、アナトミカルカットの黄金期。 ETRAKが良しとするこの時代のNikeでジップ破損無し、レイヤードや着座にも都合の良いダブルジップ、都市的ユニークディテールの差し込み……と、欲しい要素を取りこぼさず、マイナス要素は振り払われた グッドピース。 パシッと張りのある薄手のナイロンシェルは、淡いスカイブルーが作る軽快なビジュアルイメージを更に補強します。 ラグランスリーブの構造線を部分的にリピートしながら独自に展開したサイドパートが非常にクール。 普通の脇身頃から大きく後ろにツイストした流線型のパターン。 ここでグレー。 このカラーコントラストが、着用者の腕の動きを効果的に可視化します。 少し後ろにツイストしていることで、常に腕が前に触れているような効果もあるのでしょう。 “アクティブ・ムード”への製図部門でのアプローチは、この時代に究極されたと思います。 そのグレーパートとの切り替え位置には、左胸側にのみジップポケット。 (ベンチレーションも兼ねてるのかな) そして右袖口、手首の位置にはベルクロ開閉の極小ポケット。 ここは小銭か何かでしょうか。 ボディのメインポケットも、多少の運動では荷物が落ちないよう、玉縁で入り口を一度覆う構成になっています。 薄い服に色々なアイデアが盛り込まれていますが、その全てのディテール選定が同じ方向を向いています。 美しいデザインです。 ユニセックスで是非。 Made in CHINA サイズ表記M (Womens/M) 身幅:51 着丈:63 裄丈:83
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1998's HELMUT LANG Slit_Cut Manipulated Sleeve Tee
¥36,000
HELMUT LANGの傑作、スリット・スリーブのシリーズ。 ニュートラルなソフトグレーの色味。 力抜けてて良い。かなり抜けてる。 基本的にレディースサイズですが、メンズがピタピタに着ててもカッコ良いのです………。 まあこんな古いLangのカットソーを無理してそんな感じで着ちゃうと 直ぐどこか破れちゃうだろうから非推奨。 さてさて、このスリット・スリーブ、ある程度有名ですし もう皆さん結構ご存知ですよね。 実物をまじまじとご覧になったことはありますか? これね、スリットを入れる前の袖構成がテーラードジャケットみたいなんです。 テーラードの前振りを作る2枚袖のシームがTシャツに入ってる。 つまりTシャツ一枚であれど、根本的なシルエットの良さの追求をやめてない。 ここ、正直殆ど意味無いんです。でも僅かには ある。 Tシャツというライトなカテゴリにおいて その「僅か」に妥協しないのが最高。 前袖はアームホール起点のスリット。 しかし後袖はアームホールではなく袖の縦シーム起点のスリット。 要するに、後ろだけスリットの始まりが遅いんですよね。 前述したテーラード風袖シームがあるからスリットの位置とスラッシュ量を微調整出来ている……というカラクリ。 このパターン思い付いてる時点でHELMUT LANGは伝説になるべきデザイナーだと分かる。 袖にラインを入れず、製図だけで腕章に類する情緒を想起させられる作り手。 Made in ITALY サイズ表記S 肩幅:40 身幅:41 着丈:53 袖丈:14
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1991S/S PLANTATION Intersia Knitting Pattern Wrap SK
¥24,000
古いプランテーションの巻きスカート。 薄めのウールジャージーをインターシャで編み立てて、ダブルブレストのような構成でボタン留め。 昔の着物とかに使われたシンプルな柄のオムニバスを、ニットで再現していますね。 多分、少しだけ入ってる市松模様がめちゃくちゃ効いてる。 織りや染めで表現すれば豊かな陰影やニュアンスが手に入るところ、あえてニッティング。 それもインターシャ(嵌め込み)。 するとどうなると思いますか。 色味がフラットになって、色の切り替えがパキッと入ります。 なんかこう、良い意味でチープでポップな雰囲気が出るんですね。 当時視点でのモダン感というか。 で、素材はキッチリ上質なのを使って丁寧に生地作りしているもんだから、そのチープさが良いアクセントに化ける。 同時代のISSEYみたいな滋味豊かな服と合わせるとポップなアクセントが全体印象の軽量化に / そしてポップな服と合わせると素材の品格がムードを静かに引き締める役割に - なってくれる。 今回のスタイルサンプルはどちらの実演だと思いますか。 後者です。 ETRAKで扱うような時代のNikeを合わせても、このスカート独特のテンションの低さ(素材そのものの上品さによるものなのかな)が全体のトーンを落ち着かせてくれます。 ウエストゴムも状態良好。 コンディション良く残っていますから、キッチリ伸びてキックバックしてくれます。 メンズでも履ける方は少なくないはず。 クロップレングスの抜け感、スカートでも是非楽しんでくださいね。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:67-76 レングス:91 付いているタグはIMIIですが、これは90年台に入り 公式には廃止されたIMII期のサンプルタグを社内では普通に使っていたのでしょう。
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1990's GHOST MAN Herringbone-Stitches Full Viscose Tailored
¥108,000
GHOSTのメンズ個体。 レーベルについてはあまり説明しない方がシーンのためでしょうか。 GHOST自体が極めて数の少ないレーベルですが、メンズラインの「MAN」ともなれば、そこから更に輪をかけて珍しい物です。 珍しい物を……というのはETRAKの全品に共通する大前提ですから、取立てて、それもご紹介の冒頭に、こうして書き添えることは基本的にしません。 例外となるのはこういう服です。 珍しいということは他と違っていられる保障が強まるということ。 他と違っていたい、唯一でいたい、という欲望を本質に内含する“ファッション”という営みにおいて、これは立派な煌めきです。 他の骨董品収集と違うのは、それを身に纏える点。 それを“自分”という概念の枠組みとして取り入れていくことが出来る点。 昨今、稀少性とネームバリューの両概念は融合し、稀少であるが故に高騰し、高騰が知名度を更に押し上げるという構図。 今考える“稀少性”というのは、服のフィジカル面だけではなく、印象や情報の側面を無しには語れません。 端的に言えば、どれだけ稀少であれど誰もが知っている服なら興は削がれる訳です。 こうしてETRAKで書いている文章もね、それを情報として摂取して終わり……じゃなくて、摂取した情報がスタートラインになって欲しいのです。 それを基に発展する感想や考え、ワクワクするような感覚、そうしたモノを貴方だけのパーソナルな価値として誇って欲しい。 ……そんな感じです。 GHOSTのジャケット、見ていきます。 このレーベルなのでやっぱりヴィスコースで作られています。 正直、手に持った瞬間には「ヴィスコース感」はありません。 トロトロしていない。 中々しっかりした生地、ここに一般的に想像されるあの華奢な婉麗はありません。 レーヨン特有の柔らかさを利用して膨らませたファットなテキスタイル、そこに太糸ステッチでヘリンボーン柄を敷き詰めたデザイン。 このステッチでテキスタイルのふっくら感を引き締めてて、これが天然のキルティング・ステッチの様相を呈すというわけ。 豊かな凹凸感が小気味良い。 あくまでメンズウェアとして展開されていますから着地点自体は地味というか、日常的に使える範囲に上手くアジャストしていますが、アイデア&テクニック自体は非常にユニーク。 「ヴィスコースの仕様と、その特性の利用を前提にメンズラインを展開してください。」という仕事であったとして、例えばドレープ使ってゴシックに……みたいな 誰でも想像の付く範囲をキッチリ飛び越えている、流石のアイデアクオリティ。 ゆったり着られる大きめのボックスシルエットで、袖口は途中まで本切羽。 この袖口のセンスもまた非常にユニークですね。 (ちなみに家庭洗濯出来ます) Made in ENGLAND サイズ表記4 肩幅:51 身幅:60 着丈:83 袖丈:63
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c90's HLS FREE WEAR Check_Pattern Easy_Waist Cargo PT
¥24,000
パジャマっぽさとストリートっぽさを融合させたカーゴパンツ。 ゆるっとしてるのにちゃんとカーゴ。 よく見ると珍しいな。じわじわ良さが沁みてくる。 イージーウエスト&トランクスみたいな前ボタン構成から生まれる独特のリラックスムード。 それこそ本当にトランクスがそのまま伸びてカーゴパンツになったような雰囲気。 生地も丁度良い具合に力が抜けてる。 ギンガムチェック風の親しみやすいモノクロチェックは、目の細かいハウンドトゥース構成。 でも下着みたいな薄いポプリンではなく、パシッと頼もしい軽量のフランネルでの仕立て。 これはコットンとアクリルの混紡。 不必要にモケモケしてないけれど、アクリルの肌離れの良さを上手く抽出して作られたフランネルって感じの印象。 本物のカーゴパンツに必要なタフネスは無いけれど、日常生活に欲しいコンフォートという面では完璧。 イージーパンツ枠でこういうの、中々無いと思います。 大衆がカジュアルを求める風潮と、フランスという国のお洒落の矜持、その妥協点という感じの趣ですね。 こんなバランスも、この時代ならではでしょうか。 80年代には存在していたようです、H.LANDERSというフランスのカジュアルレーベルより。 白黒の交差が作る中途半端なグレービジュアル、ルーズなフィッティングバランス。 パンツとして優秀過ぎる。 兎に角守備範囲の広い優秀なボトムス。 テーラードジャケットやコートなど、フォーマルなエッセンスを懐柔しながら作る現代ファッションに必要不可欠な存在。 スウェットより軽いので、スウェットパンツより使える季節が広いのも嬉しい。 Made in FRANCE サイズ表記S ウエスト:60-74 ワタリ:34 股上:34 股下:78 裾幅:21 裾に一部汚れ残りあり (プロクリーニング済み)
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80-90's BALL (Lic.) Worldwide Adventure Print Worn_Out Blouson
¥16,000
SOLD OUT
昔のBALL。 ライセンスですがちゃんと古いです。 当時らしいワッシャーナイロンの風合いをミックスしたコットンブルゾン。 -プリントグラフィックが良い!注目! 背面には色んな国のグラフィック。 ワールドワイドが今よりずっと尊ばれていた時代の名残。 この手のアドベンチャー系グラフィックって、アフリカをテーマにしたものが多いんです。 ヨーロッパにいない動物のスケッチとか、現地の地図とか切手とか、冒険が貴族のステータスだった時代の価値観です。 この個体はアフリカ以外も色々周ってますね。 スウェーデン、ハワイ、フランス、オランダ、そしてアフリカ。 本当、色々。 共通点? 分かりません。 そしてアーチロゴには 【Accidental Manufacture】 偶発的な製造 ですか。 どういう意味なんだろう。日本語に直してるのに分かりません。 分からないことだらけです。 さて、実際に様々な国を駆け回って来たかのようなコンディション。 傷は無いけど汚れや色褪せは結構残ってます。 写真にある程度写し切れましたが、この手のボロ着も大丈夫な方へ。 こういうジジくさいカジュアルブルゾン、こんなコンディションも非常にカッコ良いと思います。 ボディバランスは当時の横長ボックスボディを更に過激にした感じ。 肩パッドは無いけど、肩の印象を強めるために太くモディファイされたエポレット風のパーツレイヤード。 ここで一枚重ねることで、肩の落ち感を調整してます。 そして、裾も良い。 サイドパートのみのシャーリング配置ながら、そのキックバックは未だ強烈。 留めたい所でギュッと留まってくれるブラウジング・テーパード。 胸ポケットはジッパー開閉なので喫煙者も安心。 (勿論、現状変な匂いはありません) 飲みの場でちょっと外したリングなんかも、ここに入れちゃいましょう。 総括、ポイントは肩でしょうか。 サンローランを筆頭に、肩パッドで作るネオレトロの空気感は気になるけど、あくまでナチュラルに取り入れたい……という御気分にピッタリ合致してくれると思います。 先ずは是非スラックス合わせで。 Made in - サイズ表記M 肩幅:59 身幅:66 着丈:63 袖丈:56 裄丈:87
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