洋服解読所
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Late1990's VERONIQUE BRANQUINHO Sheer Viscose Jersey Soft SK
¥35,000
BRANQUINHO氏がキャリアを始めた90年代後半、20世紀のアウトロに作られた初期作品。 多分98S/Sか99S/S、最初期。 この人の作品はどの時期でも絶対的な世界観に基いて作られています。 ですので、初期はクリエイションが濃くて良いね……なんて言うつもりはありません。 試しに2007年のA-MAGAZINEを辞書代わりに引いてみましたが、やっぱり微塵もブレてない。 暗くて強くて柔らかくてロマンチック。 言葉にすると貧弱ですね、何枚かページを撮って引用しておきます。写真の方が伝わる服です。 本品は極薄のレーヨンジャージーの表地と、その表地よりは多少厚みがあり少し青みがかった-やはり同じく-レーヨンジャージーの裏地によるレイヤード構成。 裏地が表地より控えなきゃならない……なんてルールは無視して、仄かなカラーコントラストがデザインされています。 ジャージー生地なので裾は全部切りっぱなし。両サイドがスワローテイルみたいに長く伸びていますね。 ロングスカートではないので、その軽快な足取りに花を添えるような感覚なのでしょう。 ウエストにはベルトがセットされています。 背面ウエストのファスナー縫製の段階で縫い込まれたベルトです。 で、このベルトに隠れるようにして控えめに並んでいるのがVERONIQUEのアイコンディテール、プリーツです。 そう、VERONIQUEと言えばプリーツスカートです。 ジャージー素材にプリーツってのも可笑しな話なんですけれどね。 数ミリの小さなインバーテッドプリーツを健気なまでに細かく細かく並べて、このスカートがどういう服なのかを懸命に示しています。 小さいディテールですけれど、これがあるのと無いのとでは作品に宿るロマンチシズム量が全く違う。 ウエストの仕様的にメンズでも履ける方がいるかもしれませんが、素材的にお薦め出来ません。 透ける訳ではないんですが、皆までは言わせないでください。 Made in Belgium サイズ表記36 ウエスト:~73 レングス:60/75 ・レングスはセンターとサイドで計測
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c80's GIANNI VERSACE Ex_Oversized 4_Tucks Black Slacks
¥21,000
特大のブラック・スラックス。 ヨウジの服を選べばこうしたサイジングのスラックスに出会うことはそこまで難しくありませんね。 その上で、この服にしか無い情緒もあります。 というか、全く遠慮無しに言うと根本的に全然違う。 アブラコウモリとミヤマアゲハくらい違う。 ドレスウェアの感覚に始まり、ブラックフォーマルを叩き台に据えて豪華に飾り付ける足し算のカッティング。 2セットのボックスプリーツを態と衝突させてボックス同士に重なりを付けてます。 ユニークなフロントデザイン。 ヒップポケットのウェルト/フラップの関係性も非常にヴェルサーチック。 (ヴェルサーチック=ヴェルサーチらしい) ほぼウェルトポケットってくらい太い片玉淵と、そこに意図して不完全に重なるV時のフラップ。 テーラードジャケットの内胸を見ているよう。 そして、この個体の特筆点はもう一つあります。 「このデザインの」ではありません。「この個体の」です。 ウエスト背面の寸法伸ばしです。 合計6cmも伸ばされてます。 裏面を見ると、ゆとり設計のあったであろう縫い代は他の箇所と同じ幅に揃えられています。 ってことはプレタポルテなのに縫い代4cmで製図してたのね、この服。 気に入らなければ詰めちゃっても良いのですが、これはこれで極めて個人的な背景があって良いなと思うのです。 このヴェルサーチの54サイズって、この寸法直しが無くともウエストで92cm。 この寸法でフロントにバックルピンループがあるってことは、もうタックインすること と ベルトでウエストをギュッと絞ることは前提でしょう。 それならウエストギャザーが派手に寄るこの個体の方が迫力が出るんじゃありませんか。 そんな訳で、このパンツはウエストよりも股下を見て検討していただくのが良いんじゃないかと思います。 漢くさいスタイリングに最高ですよ。 Made in ITALY OPTI_Zip サイズ表記54 ウエスト:98 ワタリ:41 股上:31 股下:73 裾幅:23
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c80's GIANNI VERSACE Broken_Tweed Mix_Grey Wide Slacks
¥24,000
かなり古いGianniより、ボロくなってきたツイードパンツ。 パッと見は普通のグレーですね。 ちょっと温かみのあるニュアンスグレーかな? 大方何かしらのメランジだろう、何色入っているのか、どれどれ………。 と、寄って眺めるうちに膝下に入った傷に気付きます。 デニムならいざ知らず、スラックスにこんなダメージは致命傷ですね。 可哀想に……と傷口を覗き込むと、やっとこのテキスタイルの本懐と目が合う。 ネイビーです。 傷口からフリンジ状に覗くのはネイビーの糸。 このあたたかいグレーにはネイビーが使われている。 それも、ファンシーネップみたいな、吹けば飛ぶ量ではない。 組成の緯糸がまるっとネイビー。 異様にデカいスラントポケットやサイドウエストのベルトループ(なんとこの箇所だけニット!)などなど、ヴェルサーチらしいグッドディテールが山盛りなのですが、それら差し置いて目白を押し除けるのがテキスタイルの素晴らしさです。 寧ろ、他のポイントは良い時代のGianniをご存知であれば想像の付くところ。 そうじゃない驚きがガッチリ宿っていたから選びました。 この感動含めて丸ごとこの服を捉えています。 他のパンツでもダメージスラックスの美学は作れるのかもしれませんが、それだけじゃないのがこの一本。 故にダメージ品ですがあんまり安くありません。すみません。。。 Made in ITALY サイズ表記44 ウエスト:66 ワタリ:32 股上:30 股下:74 裾幅:19.5 しかもサイズ感も結構人を選びます。。。。
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c90's GIANNI VERSACE Vivid_Green Silk 4_Tuck Slacks
¥24,000
SOLD OUT
もうお迎えいただいた服ですが、記録する必要があるので書き残します。 アシッドなビビッドグリーンのシルク。 テロテロのシルクにこの色を乗せるセンスはこの人でしょう。そりゃそう。 ウエストラインにアクセサリでも鎮座させるかのように作り込まれるベルトループ、そこから伸びるアイコニックなタックカット。 このタックは二重インバーテッドプリーツです。 内向きのタックと外向きのタックを向かい合わせで配置するインバーテッドプリーツを2回繰り返して、合計4タック。 脚から広がる畳み分量、凄まじい。 ご想像ください。 テロテロで、しかしコシのある上質なシルクが奇天烈な色彩を纏ってドカンドカンと暴れ回るドレープを。 「良いパンツの条件」なんて良い酒の肴ですよね。 人によって様々、いや、一人の人の中にも様々ありましょう。 その一つに「歩きたくなる」は間違い無くある。 このパンツがそうです。 「スタイリングを纏めてくれる」なんてのも、特に弊店は重視している項目です。 しかしそんなの知ったことかと言わんばかり、一歩一歩を楽しませてくれる本品もまた、絶対に良いパンツだと思います。 可愛いネイル、美しいアイウェア、上手くいったメイク、純金のリング……、これらに準ずる、自分のためのファッション・ピース。 Made in ITALY サイズ表記54 ウエスト:90 ワタリ:42 股上:34 股下:84 裾幅:22
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80-90's DOMON Deep_2_Tuck Cutting Black Wide Slacks
¥21,000
これぞDOMONって感じのパンツ。 真っ黒、彩度ゼロの平織りウールで仕立てる2タックスラックス。 これが 「ドカンと広げてギュッと絞る!」 のパンツです。 今回もう1着DOMONのパンツを紹介しているのですが、そのもう1着の方のページで使ったフレーズです。 この時期の日本のDCブランドの言う“ヨーロピアン・スタイル”ってのは大体ARMANIのことです。 しかし偶〜に、こうしてVERSACEの影響を受けてるデザインもあります。 めちゃくちゃ深い2タックと、そのタックに隠すように設計されたスラントポケット。 このポケットが大変渋いです。 わたくし痛く感激しています。 なんとスラントポケットの振りして完全独立型のウェルトポケットです。 贅沢な仕様ですね。 引っ掛け問題が好きな-そして多分フェイントで相手を軽やかに抜き去ることも大好きな-タイプの人間にしか刺さらないのかもしれませんが、これが刺さったからと言って、底意地の悪い人間だなんて自認されませんよう、くれぐれもお願いいたします。 ヒップポケットもカッコ良いですよ。 こちらも同じくウェルトポケットです。 このウェルト(箱)部分が普通の四角形とは違うのにお気付きいただけますでしょうか。 この長方形に仄かなテーパードが設計されています。 これはVERSACEをはじめ、服の中で「線」が作る視覚効果に丁寧に向き合うパタンナーがちゃんと在籍しているレーベルの仕事。 ベルトループも凝ってる。 もう、書こうと思うとキリがありません。 こんなのタックインして履きたいですよね。 真夏は暑いけれど、ある程度までは普通に取り回せる汎用性の高い生地です。 (その代わりウールのくせに真冬は寒い) Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:73 ワタリ:37 股上:33 股下:83 裾幅:17.5 股下は長めです。 裾のテーパードが途中で終わってるのを鑑みるに、裾上げしやすいようにしてくれているのでしょう。
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80-90's DOMON Airy_Blue × Soft_Brown Wool Straight Slacks
¥18,000
DOMONのそこそこ古いパンツ。 凱旋門タグのやつです。 明確に時期を特定出来ていませんが、別タグの書式的には80年代、若くとも90年代前半までの個体だと思います。 生地がめちゃくちゃ美しいです。 アッシュブルーとソフトブラウンの混ぜられたツイード。 糸の撚りを甘くしてテクスチャにロマンチックな浮遊感を与えていますね。 ただ、メンズウェア想定なので限度は弁えています。 こうした生地のクオリティはこの時代ならではだと思います。 魅力を伝えるのに言葉が要らないというか、先ず既に強烈な魅力があって、それを言葉にしたけりゃする……という感じです。 産地がどうだの、製作にかかる時間がどうだの、「苦労しましたエピ」を第一に語ってくるような生地屋とは違う。 あと僕の好きな「この時代のDOMON」ってタックパンツばっかり作ってるイメージでしたが、こうしたシルエットも作るんだ……とちょっと世界が広がったんです、この個体で。 タック無し、ミニマムなワンプリーツ分をフロントダーツに変換したフォーマット。 裾へのテーパードも控えめ。 ガツンと広げてギュッと絞る!みたいなパンツとはちょっと趣を変えています。 (ガツンと広げてギュッと絞る!みたいなDOMONも同時に出します) そんな感じで、出来上がってるのはブーツカットに見えなくもない、色気のあるストレートシルエット。 サイズやフィットバランス的に レディの皆様へもかなりお薦めです。 この時代の日本のメンズ服、結構小さいですからね。 Made in - (jp?) サイズ表記M ウエスト:69 ワタリ:30 股上:29 股下:73 裾幅:22 Mでウエスト69ってのは中々強気ですよね。 入れば最高です。
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c90's EMPORIO ARMANI Worn_Out Corduroy PT
¥15,500
着古しのライトコーデュロイ。 例えばラルフローレンとかの“それ”より幾分ライトで軽快な生地感。 軽快な生地感のパンツを求める人はコーデュロイ履かない。 でもこの時代のアルマーニではある程度定番的にリリースされてて、こんな着古し個体も含めて見渡すと結構球数も多い。 ってことはやっぱり需要があったということ。 カントリーがやりたいから太畝に振り切るとかじゃないんですね。 固定概念の隙間を巧みに潜り抜けて組み立てる洒脱なセンス。 このボリューム感でしか得られないニュアンスがあるのです。 そしてそのニュアンスというものは、しっとり沈んだダークブラウンに茶々を入れるように刻まれる白っちゃけたアタリであったりもすると思うのです。 1本に纏めりゃ良いのにってくらいに浅いタックを2本並べたフロント。 太過ぎるのも違う、しかし2タック&独立型玉縁ポケットという黄金様式は崩したくなかった、そんなところでしょうか。 目論見は見事に大当たり、ありそうで無い絶妙な隙間デザインとして完成しています。 古着として歳を重ねても尚。 Made in ITALY サイズ表記44 ウエスト:74 ワタリ:35 股上:31 股下:77 裾幅:18 これ書いてる今は日本の2月です。 これにコットンニットとか合わせるとちょうど良い気候です。 次は10月ごろから活躍しますでしょうか。
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70-80's US VINTAGE Hazy_Beige Flannels Work PT
¥12,500
良いサイズの70'sノータック。 この時代のアメリカ古着の定番。 あんまりクオリティが良い訳ではないけれど、だからといって現代から再現出来るわけでもない不可逆のニュアンス。 白とベージュのあいだ、やや白寄り。 お餅みたいな優しい色味。 触りは薄手のウールみたいな生地感。 でも時代的にウールを目指した化繊とかだと思います。 ドレッシーに寄せたい訳でもないのでしょう、バサバサと短繊維が毛羽立った生地目。 よく出す80'sイタリアのタックパンツとはまた違う空気感。 テーパー控えめ、綺麗なストレート。 タック無し、細いベルトループ、ミニマムなスラントポケット……。 旧時代から決別しようとする新時代のスリック・センス。 ヒップポケットのフラップとか凄く細いでしょう。この部分の情緒とかはデザイナーさんが拾いそう。 内タグはホワイトアウトしちゃってて判読不可能です。 このホワイトアウトから分かることは「洗える」及び、「前までの所有者は洗ってた」という事実。 つまりは化繊メインである可能性が高いですね。 気軽に取り回せる便利な一本です。 Made in - (us) TALON サイズ表記- ウエスト:79 ワタリ:33 股上:29 股下:77 裾幅:24 普段のカルテだとテーパーの効いたワイドパンツでクッションさせそうなスタイリングで、この個体に置き換えたりするとなかなか新鮮です。 こうして見ると1-2本の(時に3-4本の)タックが全体の雰囲気に与える影響というのもバカになりませんでしょう。
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L80's CLOSED by M&FG Oversized Cutting_Edge Jeans
¥48,000
SOLD OUT
M&FG Marithe & Francois Girbaud 彼らの沿革については弊店の「BALL」出品ページよりご参照ください。 さあ、80年代のM&FGだけを特別視する理由がしっかり詰まった素晴らしい個体と出会えました。 この人達のやった事は本当に大きなルールブレイクなのです。 90's後半からの ダーツやシームで表面を装飾したM+FGの場合、パターンの根本は何もいじらず、人体の抑揚をガイドラインにして手数でデコレーションするデザイン。 パッと見のビジュアルインパクトはありますが、特段新しい事をやっている訳ではありません。 このパンツに視点を戻しますと、先ずサイドシームが無い。 途中からはあるんですけどね。 ウエストから骨盤の最大カーブ位置までの、よりにもよって一番サイドシームが欲しい箇所にサイドシームが無い。 ここでの帳尻は、フロントの激深ダーツと ヒップ部分の変則的な切り替えで合わされています。 古いワークウェア/ミリタリーウェアに見られる巻き縫い(丸胴設計)とはまた違う、意図的にパターンを繋いだ極めて挑戦的な意匠。 洋服製図の根本ルールへの深い造形、そこからのみ辿り着く奇天烈なツイスト。 ドレス/クチュールの国ですからね。 こうしたカッティングへの嗅覚みたいなものは流石としか言いようがない。 この時代の彼らはこうした根本的なルールブレイクをやった上で、その他装飾を最小限にします。 やった事の大きさを見せつけるかのように。 だって、サイドシームがあったとてサイドのジップポケットは問題無く縫製出来たでしょう?この仕様。 サイドのポケットがサイドシームを跨いじゃうからサイドシームを移動しましょう/撤廃しましょう………ならまだ可愛げがあった。 全く見せつけるためにやってる。 縫製を解いて一枚のパターンに戻した時の面白さはJunya Watanabeの洋服に匹敵すると思います。 そんなセンスで作るのがあくまでカジュアルウェア。 他にいなかったのです。そんな作り手は。 Made in ITALY / CFM LAMPO_Zip サイズ表記52 ウエスト:82 ワタリ:36 股上:39 股下:75 裾幅:17.5 超貴重な大きめサイズ。 ファスナーも本当に豪華。
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80-90's RIFLE (ITALY) Worn_Out White Corduroy Jeans
¥16,000
SOLD OUT
80'sイタリアン・カジュアルの雄RIFLEのホワイトコーデュロイ。 コーデュロイパンツってのは、ヤングに向けるかアダルトに向けるかで、ジーンズベース/スラックスベースが半々に分かれるイメージ。 RIFLEは俄然ヤング向けです。 オッサンのファッションなんて知ったことか!くらいの勢いがあります。 しかしそれでも骨身にイタリアの柔らかなウィットが宿っているのだから憎めない。 ピスネームの位置&フォントからレイジーSそのまんまのポケットステッチまで、Leeを御手本に取ったサンプリング・デザイン。 模倣したレプリカを作りたいのなら、バックポケットのリベットはXのバータックになっているはずですが、その辺りは独自のバランス感覚があるのでしょう。 いや、適当なのかもしれませんけれど。 シルエットはどんなジーンズとも違う、ルーズな腰回りからのワイドテーパード。 それこそ、このシルエットだけは同時代のスラックスみたい。 どこを目指していたんだ。 様々な残像とか面影をパッチワークして作られた、ありそうで無いコーデュロイパンツ。 変な服なんだけど、見た目は普通の服だからちゃんとボトムスとしての責務を全うしてくれます。 ウエストの割に股上が浅めなので腰パン映えもします。 スタイリングでは結構落として履かせてました。 Made in ITALY LAMPO Zip サイズ表記36×30 ウエスト:84 ワタリ:34 股上:31 股下:76 裾幅:16.5
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1983's ISSEY MIYAKE Ex_Deep/Wide Cut Sarouel PT
¥39,000
SOLD OUT
83年、PLANTATIONでやればいいのにって感じのイージーサルエル。 スウェットパンツのポジションです。 ちょっと草臥れたテーラードジャケットとか、綺麗なドレスシャツとかと合わせたい、あの感じ。 でもスカートみたいな布の量感もある。 ジェンダーから解き放たれて獲得するフラットなドレープのパワー、これはメンズが男臭いブルゾンに合わせる時のスカート枠としても具合良く作用します。 一気にスカート履くのは心細いけれど……ってシチュエーションに丁度良い。 ストレッチ滅茶苦茶効きます。 このパンツの最大の魅力は股部分の美しいドレーピングですよね。 これはサルエルならではの特段深い股上に起因する……訳ではありません。 「股上の深さ」ではなく、「開脚の具合」によってこのドレープは作られています。 ハイキックも余裕で叩き込めるほどに開いて製図された脚設計、この脚が「閉じる時」に、特大分量の布はドレープに成り上がるのです。 ここんとこのシームを全然入れない-地続きに拘ったカッティングも必見なのですが、それは是非実物で。 さぁ、そしてそれらはキュッと絞られた長めの裾リブによって綺麗に着地。 どんな身長の方でもある程度以上に綺麗にクッションしてくれます。 合わせるシューズを選ばないユーティリティも獲得。 ほんのり褪せたような墨黒の色味も相俟って、ボトムスとして最高の働きをしてくれる万能ピース。 モードっぽくない服ともアグレッシブに合わせてみてくださいね。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:58-80 ワタリ:63 股上:54 股下:(85) 裾幅:11
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80-e90's ISTANTE Ex_Oversized 3_Tuck Corduroy PT
¥27,500
SOLD OUT
80年代後半、又は90年代初頭のイスタンテ。 ジャンニ・ヴェルサーチが妹のドナテッラ・ヴェルサーチに任せたライン……とされていますが、古いものには完全にジャンニ・デザインそのもの、というモデルがあります。 このパンツみたいに。 3タックを畳んだ大きなワイドパンツ。 ワタリもウエストもデカいです。 細い方がギュッとベルトで縛って履いてもカッコ良いですし、ウエスト合う方がドカンと履いても貫禄があって素晴らしい。 このオーバーシルエットとドレス感のバランス、デニムやワークパンツじゃ出せない。 そして要点は色です。 色が美しい。 一見、と言うかスマホの画面がササっと見てると普通のブラックコーズですね。 でも自然光の下、人間の生の眼で見つめると、どうも完全な無彩色ではない。 何かこう、色味のニュアンスが染み込んでる。 青緑みたいな、はたまたスーパーダークパープルみたいな極めて静かなニュアンスカラー。 ただ暗いんじゃなく色味が薄い、というところも良いのでしょうね。 この色味の印象のおかげで絶妙に柔らかくなってます。 色んな服と合わせてください。 一本あれば安心系のナイスボトムです。 Made in ITALY サイズ表記50 ウエスト:44 ワタリ:39 股上:33 股下:76 裾幅:22 バックウエストに開き跡あり。 おかげでウエストかなり太いです。
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Y's Switch Color Woven Corduroy PT
¥21,000
SOLD OUT
気の利いたコーデュロイパンツがあったらいいな、という時にやっと出たクレイジーコーデュロイ。 グランド(基布)が赤でパイルの畝が普通のブラウン。 グランドが赤! 着用につれコーデュロイが少しずつヘタレていき、その部分の色がグラデーションで変わっていく。 そして畝とグランドのコントラストがシャンブレーみたいな構造色の効果を作るもんだから、コーデュロイというマットなテクスチャなのに魅惑的な色の化け方をする。 凄い生地です。 こんなコーデュロイを探していた! デザイナーズだからこその奇天烈テキスタイルですね。 アルマーニか、ギャルソンか、イッセイか、はたまたプラダか……? なんと意外にもこれはワイズのデザイン。 そんな訳ですから、サイズバランスがとても良いですよ。 ヨウジっぽいルーズな雰囲気がコーデュロイに欲しい太さのドンピシャ。 ヨウジヤマモト感とかを一切気負わずスペシャルなコーデュロイパンツとして、アシッドなカントリースタイルにお迎えください。 Made in JAPAN サイズ表記- ウエスト:71 ワタリ:34 股上:32 股下:74 裾幅:22
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1980's GIORGIO ARMANI Accordion-Pleats Wool SK
¥32,500
SOLD OUT
80年代くらいのとても古いArmaniより、オールウールのアコーディオンプリーツスカート。 化繊を入れていないウール100%でここまでプリーツが綺麗に保持されているのが信じられない。 このプリーツも全然落ちない。 座ったりするとどうだろう、あまり推奨したくないけれど、かなり強固に癖付けられています。 普通に使う分には不安無くお楽しみいただけると思います。 普通に履いた時のシルエットは大人しいセミフレア。 しかしその分量は平置きで一周ぺたっと置けちゃうサーキュラーカット。 -アルマーニは妻に、ヴェルサーチは愛人に- なんて言説が流行ったそうですね。 レディースのアルマーニ、それもオールドピースってなると意外と出会う機会がありませんが、こういう服と出会うと納得しちゃう。 上品で控えめ、なのにラグジュアリーです。 Made in ITALY サイズ表記40 ウエスト:64 レングス:78 フロントのプリーツの谷部分に極小のピンホールあり
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1980's GIANNI VERSACE × RUFFO Royal_Purple Ex_Soft Leather Wide Slacks
¥63,000
これぞ宝石パンツでしょう。 ヴェルサーチはそもそも装飾なんざ使わずとも素材と線の美しさで我々の心臓を握っているんですよ。 それに気付かせてくれる、もとい、それを思い出させてくれるスペシャルピース。 何で例えることも出来ない。 何か一つのものの美しさを言い表す時に僕は例え話をよく使います。 今回は諦めるか、と思ったその時に菫(すみれ)の色を思い出しました。 菫か………。 いや、こっちの方が綺麗だわ。 このレザーパンツが履けなくなる頃、紫陽花を見ながら「あのヴェルサーチみたいに綺麗だね」なんて思ってください、こっちが先です。なんて。 この時代らしい太めのストレート。 ウエストには3タック。 シームに重ねるステッチはダブルステッチ。 大きく奇を衒ったカットはありませんが、シンプルな構造線と美しい色彩、そして革の艶かしさ、これら全てが織りなす饗宴に正しく手を添える仕様選定ですね。 1番景気が良かった時代に黄金期のRuffoが作ってるんですから、もう革質なんて言うに及ばずです。 目も手も奪われる極限水準。 この個体面白いのがフロントボタンって物を そもそもデザイン段階で削ぎ落としているんです。 故にフロントはファスナーだけ。 これが何を意味するって、絶対ベルトを巻こうね!って話だと思うんです。 ジャストウエストでベルトレスで履くとちょっとテンションが掛かった時に開いちゃったり最悪の場合ファスナーが壊れちゃったりします。 で、そんなメッセージを勝手に受信した私は嬉々としてベルトを巻く訳です。 勿論カラーアイテムで。 ロイヤルパープル×クリムゾン、か〜なり良いですよ。 アネモネの美しさとシャンデリアの煌めきの両方が混ざったみたい。 Made in ITALY LAMPO Zip サイズ表記- ウエスト:74 ワタリ:35 股上:31 股下:68 裾幅:21
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1986's PLANTATION in I. MIYAKE Primitive Bold Stripes Wrap_Taste SK
¥25,500
SOLD OUT
墓石みたいなライトグレーと浴衣みたいな藍色。 日本の涼しさを言い当てるような淑やかなカラーパレット。 そしてそれを十全に輝かせてくれるのはテキスタイルの質感。 この時代のイッセイミヤケを象徴する枯れたタッチ。 このレーベルの本質にある「侘び寂び」の強さたるや。 いやこの概念に「強さ」って修司はしっくり来ないんだけれど、でも強い。 柔らかくて儚くて、でもその根幹には絶対的な芯がある。 実際のところこの枯れ感、多分シアサッカーとかクレープを作る時の糸のテンションの取り扱いがキーになっているのではないでしょうか。 全身同時代のイッセイってよりも、この雰囲気で全体を巧くドレスダウン、いやワビサビダウンするような感覚でコーディネートしていただきたい。 ネイビーの無地のスウェットとかパーカー、よくあるアメリカ古着との合わせで充分でしょう。 そして少しドレッシーな足元。 どうでしょう、コーディネート考えるのが楽しみになってきませんか。 ウエストはオールゴムアジャスト。 結構幅広いウエストレンジの方にお楽しみいただけます。 着脱もとっても楽チン。 フロントは深い打ち合わせで重なったフェイクラップ仕様。 大きく開脚すると脚が見えますが、かなり深く重なってるのであまり脚見せたくない方もあまり不安無く使えると思います。 言っちゃえばこれって裾からウエストまでガッツリ開いたスリットみたいなことなので、歩き易さは最高。 スカートに不慣れなメンズへのエントリーピースとしても良さそう。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:56-70 レングス:83
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1989's PLANTATION in I.MIYAKE Wide Leg Silhouette Knit PT
¥25,000
SOLD OUT
80年代後期のプランテーション。 この辺りはもう90年代へ移行する空気を感じられるデザイン。 全部をウールニットで編み立てたコンフォート・ワイドパンツ。 混ぜ物無しのウール100%ってのも嬉しいポイント。 チクチクなんて勿論一切無縁、綺麗に整えられた毛質。 それをタップリ密に詰め込んだ、ズッシリ重たい素晴らしいニットパンツ。 本当に快適に履き回せる、超便利な一本。 裾にはリブとか設けないワイドレッグです。 ボンタンじゃなくてドカンです。伝わる? で、この手のニットパンツって長過ぎると困りますよね。 裾直しも出来ないし、踏んで格好良いタイプでもないし。 その点この個体は股下寸法がかなり丁度良い。 現代ハイブランドの無責任なスーパーレングスとは隔絶された、あくまで日常の枠組みの中にあるバランス。 股上寸法もしっかりあるし、ウエストのキックバックもちゃんと強い。 安心して何方にもお薦め出来る素晴らしい個体です。 イッセイの服とも合うんですが、イッセイ以外ともボーダレスに相性の良い一本。 楽に履けるスウェットパンツみたいな枠ですね。 色は仄かに赤みを感じるダークアッシュ。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:64-69 ワタリ:35 股上:43 股下:66 裾幅:28
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1993A/W PLANTATION in I.MIYAKE Asymmetry Tucked Cut Maxi SK
¥30,000
SOLD OUT
今秋たくさんご紹介しているPLANTATION 今秋たくさんご紹介しているスカート どっちの書き出しで始めようか、決められませんでした。 ちなみにスカートの前に括弧で(メンズ着用可能な)と、入れるかどうかも迷いました。 野暮ったいので外しました。 これは93年の秋冬の個体。 バブルの時代、つまりは世界観ぶつけ合いバトルの時代が閉幕して、ソフトエレガンスが台頭したe90's時点でのプランテーション。 もうね、この時代の空気感がそもそもプランテーションと相性良い。 生活着をベースに据えたコンセプトでしょう。 生地へのディープでニッチなアプローチと先進的なカッティングをやり切って円熟してきた頃、次はちょっとソフトに……って。 1番コンセプトに合致するベストタイミング。 生活し易い……つまり動き易くって、尚且つ取り扱いも楽ちんな服、但しそこにイッセイミヤケらしいカッティングエッジ付き。 本当に良い服多いです。 前後にアシンメトリーな大型タックを畳んだデザインのロングスカート。 左半身の布が右半身にグッと乗り上げるこの感じ、普通の和服を着ている姿の下半分を部分的に切り取ってきたようなデザインですね。 そしてスカートだから裾で繋いでいても構造的に変じゃない、という着地。 和服そのまんまのロングワンピース(又はコート)でこれをやると大変だけど、洋服システムならではのセパレートによって成立しています。 生地も勿論良い。 前提として枯れたような侘び寂び感はあるんだけど、秋冬も一枚で大丈夫そうな少し厚めの梳毛ウール。 例によって組織は変な感じ。何織りなのか分かりません。 ネイビーを寂れさせたような静かな色味。 それのほぼマキシレングス。又はミモレ。 例えばスカート履いたことないメンズへもお薦めしやすいバランス。 初めて履くスカートってスースーして寒いですし、ね。 ウエストでかなりの分量が畳まれているので見た目よりも裾幅は広がっていて歩き易いってのもグッドデザイン。 最後に。 このスカート、どこにも縫い目が見当たらない。 なるほど「一枚の布」か、と思いきや深く畳まれたタックの最奥部に縫合線が隠されていました。 なるほど…! イッセイミヤケ社のコンセプトを強調しつつ、洋服の「シームは隠したい」って古典的な美意識とも共鳴してる。 流石です、こうこなくっちゃ。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:60-67 レングス:86
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1987's PLANTATION in ISSEY MIYAKE Metal Hooks Design Loose Jeans
¥36,000
最近アイスウォッシュのデニムが好きです。 普通501合わせるようなところに、80's ITALYの捻ったユニークピースを代替するのなんて良いなと思います。 このプランテーションを良いと思ったポイントも大体同じような理由。 これがモンタナから出てても、フェレから出てても、ジルボーから出てても、アルマーニから出てても、さして不思議は無いし、きっと同じように飛びついたでしょう。 しかしながら、これを作ったのがプランテーション、延いてはイッセイミヤケ社だと感じさせてくれるポイントがあります。 テキスタイルです。 完全にアイスウォッシュデニムの様相を呈してはいますが、これ正確にはデニムではない。 デニム風のキャンバスです。平織り。 だからデニムを始めとしたサージ全般よりもノッペリ平面的。 綾畝に由来する生地肌の陰影が乏しいんですね。 裏表どっちもフラット。ベタシャンみたいな風合い。 淡い色なのに着古し感の少ないこの雰囲気、とても今っぽいと思います。 もう一個、ディテールデザインの切れ味。 これでしょ。 見た事ない形状のメタルホック。 メタルホックというか、メタルトグルか?縫い目に捩じ込むように嵌め込まれた金属パーツ。 丈夫な生地と丈夫な縫製あってこそですね。 さぁ、しかし付属なんてのは用意出来たらしまいです。 1番ヤバいのはこのポケット構造の作り方。 拝み合わせた2タック、つまりインバーテッドプリーツを先ず畳み、そのプリーツの内側にポケットを隠す。 次に各プリーツの山折り部分にメタルトグルを捩じ込んでプリーツの中にポケットを閉じ籠める。 ヒップシェイプのクセ取りを兼ねつつ、トグルシステムの開閉し易さにも寄与する構造。 ジーンズのコードをある程度踏襲しつつ、スラックスみたいなゆとりを作ってジーンズとは一線を画すシルエットを設計。 冒頭で触れたような80年代に隆盛を誇ったデザイナーズからも面白いユニークデニムは沢山出ていますが、そこに放り込んでも十二分に戦えるキレキレのデザイン。 極め付け、ここまでやってるけど全ての要素が確かに「PLANTATION」に由来する。 ここが本当に凄い。 Made in JAPAN サイズ表記M ウエスト:70 ワタリ:38 股上:28 股下:79 裾幅:16
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1980's KATHARINE HAMNETT LONDON Black Wool Wide Trousers
¥42,500
SOLD OUT
80年代ユーロ製造のKHLオリジナルピース。 CFM社の製造。 (初期のジルボーと同じ) 真冬にも不安無く履ける程度には頼もしい、真っ黒の中肉ウールフラノでの仕立て。 世紀を跨ぐタイミングで全くの別物に改造されたレーベルのひとつですが、今弊店をご覧いただいている皆さまはどちらを先にお知りになりましたか。 大方ライセンス以降のKHLではないかと思っています。 そうでないなら40代以上、又は最初から素敵な時代のKHLを知れたラッキーボーイ。 今店頭に何本か、80-90'sのオールドピースがユーロ/日本ライセンスのミックスで並んでいるのですが、兎に角美学が強固です。 ウエストからしっかりと拡げる腿周り、その拡張を担う内向きのタック、サスペンダーボタンとサスペンダー着用時のシルエットを美しくするハイバック・ウエスト。 あとは徹底的なテーラードシルエットの設計。 時として裾にまでタックを入れてシビアにゆとりを削ぎ絞ります。 あとはヒップポケットのアシンメトリーとかベルトループへの一捻り。 この個体はベルトループでの捻りがとっても興味深い。 先に言っとくと僕上手く説明出来ません。 「バックルピンループ」なるディテールがありますよね。 ベルトのバックルピンを通し前中心を保持することで、その位置の不本意な沈み込みを防いでくれるあの小さなループです。 80年代、ボリュームのあるパンツが求められると同時にタックインスタイルが台頭するのですが、その時分の美しいアウトフィットに必須となったディテールです。 VersaceとかM&FGは殆ど必ず入れていました。 そしてこのKHLも。 しかしこの個体はピンループがかなり左寄りに付いてる。 前中心にピロンっと付くのではなく、前中心から数センチ左の位置に、まるでベルトループのような様相でちょこんと付いているんですね。 ウエストベルトの切り替え線に挟み込むのではなく、他のメインベルトループと同じ様に叩き縫われているんです。 そしてサイズもおかしい。 他のベルトループより明確に小さい。 こんなピンループは初めて見ました。 この位置でのデザインにこそピッタリハマるベルトがあるのだと思うのですが、今のとこピッタリのソレは現れず、どうも謎のまま。 オールブラックのウール仕立て、独特のヌメり、そして覇権を握った黄金シルエットと小粋なディテールセンス。 サイズ合う方は是非。 ジャストも綺麗です。裾がダブル仕上げなので、少し大きめに履いてクッションさせるのも素晴らしく素敵です。 Made in ITALY (CFM) サイズ表記32 ウエスト:77 ワタリ:40 股上:33 股下:72 裾幅:16
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c80's EURO ADIDAS Retro Sport Taste Ex_Shorts
¥9,000
運動する時のショーツです。 こういう日常に近い距離で存在するものほど、そのルーツの差異が静かながらも強烈に伝わるのではないですか。 なんか、実家にありそう。 でも確実に無い。 2000年代のイタリア人の家庭にタイムリープする事が出来たなら、押し入れの奥の奥、クシャクシャになって押し込まれていたりするのでしょうか。 「あんたこれ、流石にもう着やへんか?こんなヘロヘロのやつ〜」 「ほんまにそれ私のか?そんな短いんもうよう着やんで〜」 イタリア人を妄想翻訳する時ってなんで関西弁なんでしょうね。 こういう薄いダル着って大掃除の時期に出て来るんですもん、寒くて眼中にも入りませんよね。 さてイタリアの80年代、色彩がファッションを支配していた時代のブラック。 現代とさして大きく変わらない柔らかな生地感、現代より些かぽってりと可愛いバランスのトレフォイル。 夏場にも良いのですが、トップスレイヤードで重さが出てきた時のボリューム調整役としても優秀ですよ。 PradaやChloeのミニスカートにロングブーツだとキメキメ過ぎちゃうところ、こういうのがあるとお洒落です。 実際は割と丁寧に保管されていたのかな、割と綺麗なコンディション。 Made in ITALY サイズ表記L ウエスト:66-74 ワタリ:35 股上:32 股下:6 裾幅:31 ウエストは平置きで66 ここからゴムで不安無く伸ばせる範囲が74程。 そしてドローコードもあるので自由に絞れます。
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c90's ARMANI JEANS Ecru Linen Casual Slacks (D.Stock)
¥17,500
今回セットアップっぽく同生地仕立てのジャケットもご紹介していますが、サイズ表記が違うので別々のページに分けています。 さてこちらも極めていなたい。 お察しの通り、“デザインされた野暮天”です。 前を見ると2タック+スラントポケット、いかにもアルマーニって感じの雛形です。 しかし後ろは違う。 スラックスっぽく作ったフロントとは打って変わってカジュアル。 なんとヒップヨークを入れちゃってる。 これは中々珍しい。 ジーンズにとっては必須要素ですが、ワークパンツでさえ入らないものもあるくらい、極めてカジュアルな記号ディテール。 そしてそこのシームでスラッシュポケット作ってフラップ追加。 ここはスラックス感が帰ってくる。 なんだこのミックスは。 ひとつひとつのディテールは普遍的なのに、その取り合わせが気持ち悪い。 分かります?肉じゃがの中にマカロニ入ってる感じ。 こんなのが古いアメリカ服から出てくれたりなんかすると面白いんですけどね。 ARMANIはそういう面白さまで守備範囲だったりします。 Made in HongKong サイズ表記44 ウエスト:78 ワタリ:35 股上:36 股下:84 裾幅:20.5
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80's CLOSED by M&FG Hard Damaged Worn_Out Jeans
¥27,000
SOLD OUT
定番のXヨーク製図。 これは貴重なオリジナルレンジ。 今までジルボーの服って絶対的な第一印象として「デザイナーズ」だったんです。 それは今も別に変わっていないし変わりようもないんですけれど、それに隠れてる「デニムウェア」であることってのを忘れてしまいがちです。 そう、これ仮に製図が普通のジーンズパターンだったとしても、この着古し感の時点で既に滅茶苦茶カッコ良いんですよ。 ジーンズとしてマッチョ。 身体が出来てる。仕上がってる。 そこにジルボーのカッティングエッジがトッピングされてる。 贅沢です。贅沢界隈。贅沢界隈?それはただの港区か。 でもこの贅沢ってのは、大トロに雲丹乗せるような頓狂じゃない。 ブリ大根です。 お互いがお互いを完璧に引き立て合って場外ホームランになるあの感じ。人間関係もかくありたい。 ちなみに、正確に言うとブリ大根って大根が若干ブリを喰ってるでしょう。成り上がり度合いの話ね。 このデニムで言うとブリが「M&FGのカット」ですよね。 そして大根ってのが、「デニムウェアである」という点。 ブリが大根をフックアップしてる。普段は釣り針でフックアップされる側のくせに。 これと同じくして、僕/etrakは例えば20%シルクの入ったウールをシルクウールと呼称します。 “割合の多い順”ではない。 少ない方、つまりトッピングになっている方を接頭辞にするんです。 これがブリ大根という言葉の構造です。 本当にどうでも良いところまで来ましたね。ちなみ過ぎた。 こうしてジルボーの速過ぎたカッティングセンスで味付けされた大根は、大根として素晴らしいうえに更に味の相乗効果でスパークします。 ただエゴイスティックにやりたいカッティングを盛り込むだけじゃない、あくまでデニムの本質/美しさを正確に捉えた上で慎重に執り行われる掛け算。 それは作った時以上に、数十年の時を経た今の方が魅力的なんです。この先も更に円熟し続ける。 チートですよね。 ここは料理に洋服が勝てるポイントでしょうか。 ヴィンテージという仕組みの絶対的な魔力。 ちなみにこれ貴重なメンズサイズです。 フロントボタンは打ち込みメタルと縫い付けプラの2段レイヤー。 縫い付けの方は多分後付けかな? 生地は所々汚れが散ってて、左膝には穴も開いてます。 他にも擦り切れ予備軍みたいに少し薄くなってる箇所がちゃんとあって、本当にリアル。 最初のused加工に甘えずに自分で着古した誰かがいるってことです。 このモデルでこのクオリティ、そうそう出会えません。 Made in ITALY (CFM) サイズ表記48 ウエスト:79 ワタリ:35 股上:36 股下:78 裾幅:18
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c90's LQ MEN Neutral Grey Semi_Wide Slacks
¥21,000
SOLD OUT
面白いレイヤードスタイルや色彩のスパークを楽しむ際の必需品、グレーのパンツ。 これはヨウジヤマモトが展開していたLQのデッドストック。 大体90年代くらいかと推測しています。 暗過ぎず淡過ぎないミドルグレーのウールギャバジン。 ちょいルーズなボディバランスは1タックから成るセミワイド・テーパード。 もうありとあわゆる要素がバランサー。 中途半端だなんてとんでもない、本当に「グレー」って色に求められることを徹底的に網羅している素晴らしいデザイン。 裾はダブル仕立て。 ここにワンポイント。 ターンナップした裾を留めるボタンを拡大デザインしてますね。 こういうのって裾の内面に小さなスナップボタン仕込んで留めるのが相場ですが、それを逆手に取ったアイデア。 この大きなボタン/ボタンホールはフェイクではなく実際に使えます。 使うタイミングは恐らく一生無いですが、だからこそ、そこフェイクで妥協しない姿勢が素敵です。 ビジュアルさえ良けりゃ細かい所は効率化していこうね!って体のいい妥協の言い訳を討ち滅ぼすため我々は心血を注いでいます。 ヨウジの服ではありますが、Sサイズでややコンパクトです。 インパクトのあるオーバーサイジングでお探しの方にはお薦めしませんが、ヨウジの良さってのはそこだけじゃないよなとご存知でいらっしゃる皆様へ。 Made in JAPAN サイズ表記S Dead Stock ウエスト:73 ワタリ:35 股上:31 股下:72 裾幅:18
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