洋服解読所
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2008A/W ISAAC SELLAM Lamb Leather Aviator Cap
¥36,000
SOLD OUT
WW2、及びそれ以前の時代にRAFにて採用されていたフォーマットをそのまま引用したデザイン。 Lewis社が作ってた形です。 狭いコックピット内で万が一にも邪魔にならないコンパクトなサイジングとタイトに締められるフィット感。 そしてヘッドホン状の通信機器に準じて設計された耳周りの構造デザイン。 複雑な構造ながらもスピーカーパッドを容易に着脱出来るようスナップボタンを巧みに取り入れて設計されています。 そしてやっぱり流石アイザックセラム、その風合いはヴィンテージそのまんまと言っても差し支えない。 歴戦を潜り抜けたような草臥れ感と丁寧な作り込み、ファッションプロダクトにおける「オーラ」ってものを説明する時にはこれを見せれば済む。 誰にでも似合う訳ではないんですが、意外とアルチザン以外のテイストとも良い感じに合います。 「合う」の水準も人それぞれですけれど、上手く使っていただけるエキスパートにお迎えいただけますように。
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JEAN PAUL GAULTIER FEMME Hairy Design Sheep Fur Beanie
¥35,000
SOLD OUT
ノルディック風味の田舎っぽい編み柄をポップなブロックチェックで挟んだ隙間無しボーダー。 ロングトップ&ロングイヤー仕様のとってもユニークな型紙。 小人っぽいというか、キャラクターっぽい形です。 優しい色味だけで構成されているのにインパクトは抜群。 スタイリングのオリジナリティを最高点で完結させてくれる。 そして触れなければいけませんよね、ビーニー、いや「帽子」というシステムそのものにとって革命的である「ファートリム」のアイデア。 被り口裏面に毛足の長いリアルファーを配したデザイン。 金髪のカーリーヘア、それもファーの中でもかなり長めですね。 被ると“そういう人”にすっかり変身出来てしまう。 ファッションを構成する諸要素の中で異彩を放つキーセンテンス「変身」。 マスクや仮面ともまた違う、顔を覆い隠すわけでもない別の人相への印象の転換です。 金髪じゃない人にこそおすすめしたい、日常とパーティの狭間の帽子。 小旅行感覚で被れるストリート・マスカレード。 ニットそのものには豊かな伸縮性がありますが、被り口のレザーにはあまり伸縮性が無いので可能であれば御試着の上御検討いただけたら幸い。 是非お試しにいらして。 Made in JAPAN サイズ表記40
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2018A/W EMPORIO ARMANI Sky_Blue Goat_Fur Ribboned Collar
¥27,500
アオヤギさんたら読まずに食べた……。 青柳さんじゃないですよ、青山羊さんです。 ゴートファーを青く染めた付け襟です。 超長毛ファーとベルベットリボンの豪奢な掛け合わせ。 肩まで覆う程の大振りなサイズ設計はあらゆるアウターを大変身させる。 勿論スウェットやセーターさえも。 先ず色が素晴らしい。 冬とその前後でしか使えない(であろう)季節感のマテリアルにアンニュイな水色。 明るいんだけど少しスモーキー、爽やかになり過ぎないトーンバランス。 なんて上品な色なのかしら。 こんな大胆な素材使いと卓越した色彩感覚、どうも何人かのデザイナーがよぎりますね。 ミウッチャとか、カスティリオーニとか。 これがリリースされたのは2018年の秋冬。 レディースのプレタにも、ラグジュアリーとストリートの融合が浸透してきた頃のデザイン。 ストリートから生まれた滾らんばかりのエネルギーは映写しつつ、リュクスで絢爛な素材選定でラグジュアリーブランドとしての立ち位置も毅然と示すディレクション。 みんながみんな、デムナの作った新世界にどう対抗していくかのアンサーを探していた時代ですね。 贅沢なものに対する風当たりが強くなったタイミングでこれを出せるパワー、社会に合わせて作るんじゃなくて社会へのメッセージを作品に込める姿勢、それこそファッションデザイナーの存在意義です。 去年のコートに合わせるとまたもう一度新鮮な気持ちで楽しめる(飽きたコートなら尚更ね)のは勿論、アルマーニ性を加味するなら瀟洒なドレスやワンピースにアクセントとして重ねちゃうのも素敵ですよ。 リアルファーなのでフォーマルな場には不向きですが、二次会以降のドレッシーな場にはきっと華を添えてくれましょう。 リボンは結ばず、適当に肩掛けするくらいがお洒落です。(お料理には気を付けて) ちょっと無造作にアシンメトリーにズラしたりして。 あとは普通にメンズにも楽しく使って欲しい。 着古したレザーアウターなんかに重ねるのも、キレがあって僕はとっても好きですよ。
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MARNI Black Mouton Fur Ribboned Collar
¥27,500
SOLD OUT
ブラックのムートン一枚革で仕立てられたつけ襟。 MARNIは最高のマテリアルでポップなプロダクト作る度量があって素敵ですよね。 ハイメゾンの毛皮製品を請け負うCiwi Fursから分岐して誕生したレーベルなだけに、こうしたリアルレザー方面は絶大な信頼感があります。 一枚革と言いましたが、この襟にはキチンと襟腰と襟折れ線が設計されています。 ペタっと被せるだけで終わりではないのです。 普通のジャケットの襟と同じ製図感覚、綺麗に立体的に襟腰が立つよう作られています。 さてその襟腰側の下端にはメルトンくらい目の詰んだ厚手のウール地のフレーミングが入り、そこからフロントリボンが生えてます。 細かい所まで芸が細かいでしょう。 「つけ襟」、可愛いけどパクられやすいチープなアイテムカテゴリですからね。こうもガチのプロダクトクオリティが伴っていると何も不安無く堂々と楽しめます。 リボンの先端はもう一回控えめにレザー挟んでフィニッシュ。 だからそういう所ですって。 Made in ITALY -フリーサイズ ちなみに これがあると80's ITALYのスウェットとか信じられないくらい新しく/可愛くなります。 「可愛いけどチープさが難しいな…」って服と最高の相性。
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PAUL&JOE (OLD) Various Colors Knitting Stole
¥14,000
SOLD OUT
天才の色組み。 本当に良い色。 誰のデザインだったとしても問答無用。 DriesかKenzo、大穴で00's後半のmiumiu感もあるか。 まさかのP&Jでした。 地味に結構好きなレーベルなんです。こんなのもあるんですね。 組成不明ですが、大方ウール100です。 出自不明ですが、多分フランス製です。 ウールフェルトじゃないニットのマフラー、そもそも好きなんです。 「編み物」に記号的に宿るあたたかみってありますよね。 手仕事のそれに、最近はどうも惹かれているのです。 ただあたたかいんじゃなくて、こう、人のプリミティブなあたたかさみたいな部分。 これが手編みかどうかは知りませんけど。 こんなのをね ファッションに興味無い人が野暮ったく、ぐるぐる巻きにして雑に使っていて欲しいんですよ。 贅沢を言ってるのは分かっています。 サイズ 158×25
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c90's GUCCI Clear_Buckle Bold_Body Belt
¥24,000
ほんのりパープルに色付いた透明なグラスバックルの奥に鏡面。 真正面から撮影しようとすると私の真剣な顔が写ってしまう。 気を付けました。 ウエスト寸法だけ見ると「お?メンズもいける?」とは思いますけど、これは女の子がヒップへのくびれに引っ掛けるように巻くアクセサリーベルト。 ウエストマークとは少し違う、ローウエスト/ローライズを強調するためのマーク。 冬とかおへそ出すの寒いでしょう。 スリムフィットのニットやワンピースの上からでも、なんならハイウエストのパンツの上から巻くだけでも言いたい事は伝わるはず。 こうしたローライズデザインを起点に組み立てられたY2Kのセクシャリティ。 妖しいカラーパレットも艶っぽいパテントレザーも、全てはこのレーベルが言い当てたこの時代の社会欲望。 Made in ITALY ウエスト:75-80 ベルト巾:9 全長:85 - メインボディは丈夫なゴムベルトですので、ちゃんとお好みのセットポジションでお楽しみいただけます。 ゴムの劣化もまだ殆ど見受けられません。 (一部端に軽微な綻びアリ) まだまだお供してくれるでしょう。
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PRADA Harp_Seal Fur Bucket Hat
¥65,000
SOLD OUT
Harp Seal =タテゴトアザラシ。 ハープってあのハープです。竪琴。 ありとあらゆる動物の毛皮を取り扱ってきたPRADAの歴史の一端を垣間見るに適当な個体。 洋服、もといファッションに用いられる動物毛皮というのは基本的に人類が家畜化に成功したものばかり。 牛、豚、馬、羊、兎、鹿、山羊、等々。 (鹿は微妙?) その領域の外側での素材はエキゾチック・レザーなんて呼び方をされますが、それらを扱ってきたレーベルの中で最も知名度が高いのはこのPRADAでしょう。 爬虫類をはじめ、以前は弊店でもビーバーのファーとかありましたね。 これらの使用は人類の社会が平和に豊かになるにつれ発生する動物愛護の観点によって嫌悪されつつあります。 ここ数十、及び数百年で穀物の品種改良が発展し、今はもうヨーロッパでも動物を狩らなくても生きていけるようになりましたものね。 それ以前数百万年は動物は愛護の対象ではありませんでしたから、急速な近代化によって価値観のアップデート(もといモダナイズ)に個人差が発生しています。 ここでは現代視座で語るとして、アザラシは殺されるべきではありません。 同社は2020年以降、食肉用以外の動物の毛皮を使用しないことを宣言しました。 こうしたアイテムも、もう増える事はないでしょう。 (生かすだの殺すだの、もう完全に選択をする側ですね、人間は。) さて、そんな社会におけるこの帽子の存在意義とはなんでしょう。 「もう作られないからレア物じゃん!」ですか?万が一そうならブラウザバックしてくださいね。 今の僕が思うに、それは「人類は“そう”であったこと」の記録です。 見たことのないものに惹かれる気持ち、 触ったことのないものに触りたい気持ち、 一目惚れしたものを我が物にしたい気持ち、 そういった原始的な好奇心と欲望の記録です。 狩猟文化の名残? それもあるかもしれませんね、でもそれって擁護側の意見になりがちだからここでは無し。 これを「価値」の高いものとして声高に叫ぶことはありませんが、非常に大きな「意義」のあるものとして、テキストだけでもここにアーカイブします。 冷たい海で生きていく動物ならではの圧倒的な毛の密度と異様なテクスチャ、そして意外と張りのあるベースレザー、その他の素材では成立しない唯一無二の触感です。 サイズはXL。男性でも普通に被れる極めて珍しいサイズ。 Made in ITALY サイズ表記XL 頭周:60-60.5
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2019A/W PRADA Long Hairy Mohair Pilots-Hat
¥65,000
SOLD OUT
飛び道具過ぎるんだけど、そもそも飛ぶ仕事の帽子だからそりゃ飛び道具か。 ほんのり紫みも感じる独特のブルーモヘヤのパイロットハット。 パイロットハットは2019の春夏から継続して登場。 この秋冬コレクションの方がカラーパレットに攻めっ気がらありますね。こっちの方が僕は好きかも。 何でも出来るアトリエに、トコトンふざけたオーダー。 こういう最高の作り手達が全力でふざける奴、大好きです。 ランウェイを見て思ったのは、上手に纏めようなんて思わずにいようということ。 そもそもパイロットハットなのだ。 日常からしたら異物だ。 馴染もう、だとか 上手く色を合わせて、だとか いいいいそういうの。 トキメキの初期衝動のまんま被ってポップにいけばそれで十二分に楽しいのだということ。 強いて言えば テーラードジャケットなんかの真面目っぽい服にこんなのを合わせるのとっても可愛いよな、というのは感じました。 Made in ITALY サイズ表記M 頭囲:57.5-58
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STORAMA MASTERPIECE 【The kiss】 Design Knitting Stole
¥39,000
ストラマお得意の名画ニットストール。 クリムトの【接吻】です。 ウィーン分離派のBOSSにしてシーレの御師匠様。 弟子のシーレ共々、日本での人気も凄まじいものがありますよね。 12月には大阪にて企画展がありますよ。 「クリムト・アライブ」 in 堂島リバーフォーラム。 それ以降もずっと可愛がって欲しい一枚ですが、先ずはそれに向けてご紹介してみます。 「絵画」というちょっとハードルの高いモチーフと、「ニット」という温かみに満ちた素材のマッチング。 編み物だからグラフィックプリントみたいに精密に絵を描けないんです、そこから生まれる ゆるさ がまた可愛い。 そして、「扱うモチーフも有名だし、ニットでキャッチーに作ってるし、なんかポップ過ぎるかな………」という気持ちを圧殺してしまうだけの特大ボリュームこそがこのプロダクト最大の魅力。 デカいです。 分厚いです。 くるくる巻いてディスプレイしていますが、そのビジュアルは完全にだし巻き玉子。 変なで編まれただし巻き玉子です。 バサっとショールみたいに羽織って背中で愛を叫ぶのも素敵ですし、マフラーみたいにぐるぐる巻いてもちゃんと可愛い。 なによりちゃんと温かいです。 道中は首、美術館に着いたらショール、みたいな使い方で如何でしょ。 分厚いニットだからシワにもなり難いですし。 サイズ概寸:71×196
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A.P.C. Dog_Ear Type Winter Work Cap
¥15,000
SOLD OUT
APCの作るワークキャップ。 ホームセンターに売ってそうなチープなナイロン仕立てのビジュアルに意外性のあるドッグイヤーをプラス。 耳を跳ね上げて上で紐結ぶのも可愛いですし、この個体は特に、顎下でキュッと結んじゃうのも可愛い。 早朝畑仕事にいくおじいちゃんみたいな、素敵な野暮ったさがあります。 フロントにはジップポケット。 しかも斜め向き。 右利きの人からすると遠い、やや左寄りのポジション。 でもジップの向きは左利きの人にも使い難いよな?という感じです。 元ネタがあるのかもしれないけれど、こちらではリサーチ叶わず。 ともかく、なんか可愛いヤツです。 オジサン臭さがドッグイヤーのあざとさを上手い具合に消してくれてる。 色も相まって、メンズも照れ無く普通に被れるはず。 Made in FRANCE サイズ表記M 頭周概寸:60
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90-2000's BYBLOS Funky Monky Design White Leathes Belt
¥15,000
なんか妙なタイトル付けちゃいました、でもこれはファンキーモンキーでしょう?仕方無いと思います。 レイアップみたいな姿勢のグリーンモンキー。 ゴールデンエッグスみたいなカクカクの絵柄。 で、股間に星。 動物なんだから別に隠さなくていいのに。 なんならイラストだから描かなくていいのに。 でもそこを態々「隠す」を選ぶってことは恥ずかしいものとして認識しているということ。 こんな話があります。 「くまのプーさん」、ご存知ですよね。 プーさんって上だけ服着てるでしょう。 服着るってことは身体を隠す意識があるということ、だのに下は履いていない。半裸は半裸でも下裸。 これが倫理(?)的に不適切として子供の遊び場での掲載を禁止されたことがあるんです。(ポーランド) このサルもそうです。 隠しは入ってるものの、意思を持って全裸を選んでる。 そんな訳でファンキーモンキーです。 哀れなオナガザルよ……。 何も皮肉は入っていません。 イタリアの古豪Byblosによるファニーピース。 折角サルなんだからBapeのデニムとか合わせるのも可愛いのでしょうか。 Made in ITALY サイズ表記44 ウエスト:76-86 ベルト巾:3.9 レングス:99
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c80's J.C.de CASTELBAJAC Modified Leopard Oversized Knit Stole
¥19,000
SOLD OUT
絶妙なドヤ顔でこっち見てる豹。 その顔でこっち見んな。 と思いきや、この豹はスカーフの端をぐるりと囲み、対角線で尻尾をこちらに擡げているじゃありませんか。 そうかお前は、狂乱の時代の犠牲になって、無惨にも絨毯に変えられてしまったのか……。 こっち見んなとか言ってごめんよ。 そんな時代もありましたね。 そしてこのジャカードニットストールは実際のところ全部ウール、またはそれに類する素材で作られているため悲観する必要はそんなにありません。 可哀想な豹はいなかった。そうだね? え、ジャカードニットでジャガーデザイン……?ジャガードってこと? さて絨毯の真ん中には筆記体で何やらごちゃっと書かれていますね。 これは Jean Charles de Castelbajac と読みます。 ジャン・シャルル・ド・カステルバジャック です。 リピラフタミー。 カステルバジャックの本名。 そしてこの字体は80年代以前のタグでのみ見られたオールドサイン。 90年代の筆記体とはまた少し違うんですよ。 分かる人にだけ分かる、コアな服好きのためのロゴアイテム。 ジャカードニットの裏面もまた地味なダークブラウンの豹柄になってて可愛いですね。 裏表ヒラヒラと靡かせながら、このサイズ感を活かして楽しみたい一枚。 フードみたいに頭に巻いたり、ショールみたいに羽織ったり、ミニテーブルに敷いてみたり。 あとは見えてほしくない段ボールに被せてみたり。 サイズ 125×125
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80-90's PRADA Exotic Leather Gloves / Size:8
¥55,000
一般的に殆ど市場に流通しない 一定ラインより更に古いPRADAのオールド個体。 メンズファッションに参入する前のPRADAです。 Miucciaが指揮を取るようになってからは、メゾンであると同時にデザイナーズレーベルとしての顔を持ち合わせるようになりましたが、このメゾンは元々皮革製品メーカー。 泣く子も黙るハイエンドからユニークなエキゾチックレザーまで、他の錚々たる作り手を抑え、イタリア王室御用達の地位を獲得していました。 世界大戦に伴って、一度その威光は落ち込みますけれど、Miuccia女史の参加により、今では誰もがその名を知る最高のメゾンへと発展したのです。 この革手袋は、そうした《デザイナーズ化》以前の、レザーメーカー時代の矜持をありありと見せつけるプロダクト。 不揃いな鱗目が見せるワイルドな野趣。 それらが丹念に鞣されて生まれる怪しい光沢。 同国に乱立したハイクオリティなレザーメーカーと比べて尚際立つこの迫力。 メンズラインが無い時代ですが、サイズ表記は8。 人によっては、メンズでも充分に楽しめる貴重なサイズです。 Made in ITALY
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80-90's LQ MEN Red_Band Design Leather Chukka Boots
¥39,000
ヨウジヤマモトのLQ。 弊店でも度々ご紹介して来ました(そして旅立ちました)が、今回ブーツもご紹介。 ブラックレザー×クレープソールのチャッカブーツ。 ソールとアッパーをゴムバンドで結束しているかのようなバンド風デザインがとってもユニーク。 ここは部分的にクリムゾンのスエードレザー。 スエードの上に、毛羽立ちを潰すような加工で唐草模様がデザインされています。 エンボスって言うとちょっと違うのかも。 強く押し込んで凹凸で柄を作ってるってより、あくまで表面加工ですね。 クレープソールのシューズですが殆ど擦り減りが無いグッドコンディション。 これくらいの年代でそれが残ってる事自体が随分な奇跡ですが、それがLQだなんてもう。 ヨウジっぽいルーズなパンツとの相性が凄まじい。 サイズ合う方はどうかお見逃し無く。 アッパーに少しスレ、スエードに多少の黒ずみが見受けられますが、全体的にまだまだ良好なコンディション。 サイズ表記25.0
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SAZABY(Y2K) Anatomical Cutting Messenger Bag
¥22,000
Y2Kサザビーの稀少なストリート・デザイン。 メッセンジャー規模の大きめなショルダーバッグで、PRADA系列のボディバッグみたいなアナトミックカット。 しかしPRADA/miumiuでは出て来ない、パキッとしたサイバーブルー。 で、日本に勃興した小さなストリートレーベル群とも違う、バッグレーベルとしての確かな製造クオリティ。 この良いとこ取りが楽しいのです。 あんまり量産されなかったのか、SAZABYのお客様にはあんまり刺さらなかったのか、それともみんな雑に使い過ぎて現代に残っていないのか……、殆ど目にすることのない個体。 勿論誰とも被ることは無いでしょう。 名も無きデザイナーによる、俄デザイナーズを軽く凌ぐ新世紀ビジョン。
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AQUASCUTUM 145th Anniv. Design Silk Scarf
¥12,500
SOLD OUT
無双仕立ての特級シルクサテン。 フリンジはボディとは別素材でゼロから縫い付ける仕様。 ボディの先端をそのまま捻って作る量産型フリンジとは違う、大変なやつ。 この極めてラグジュアリーなシルクストールを彩るのは、170年以上の歴史を積み上げて来た老舗のデザインスケッチアーカイブ。 今やアイコンとなったトレンチコートを登場させずとも、レディースへ向けたコートのバリエーションはこうも様々。 このストールをどんなビジョンで使って欲しいのか、鮮明に伝わりますね。 ただ申し訳ないけれど、現代日本における我々はその意志を汲み取ったり、あえて無視して自分達の美意識でカオティックにミックスしたりします。 ターバンみたいに巻いたり、カジュアルなキャップとレイヤードしたり、サッシュベルトみたいに巻いてしまったって良いでしょう。 勿論メンズ/レディースどっちで使ったって良い。 緊張感すら感じる程のハイエンド、これが名だたるファッションハウスでなくアクアスキュータムから出るという意外性込みでお楽しみください。 Made in ITALY サイズ:31×168
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POLO RALPH LAUREN Irregular Big_Buckle Design Leather Belt
¥24,000
SOLD OUT
ベルトの途中に馬鹿みたいにデカいバックルが割り込んだデザイン。 このデカバックルは今だけ便宜上バックルと呼んでいますがベルトの開閉に直接関与しません。 これとは別で、一般的なピンループ仕様の普通のベルトバックルが中心にあります。 完全にアクセサリー感覚です。 とりあえず普通に(?)巻くと、デカバックルはパンツの右ポケットくらいの位置に来ます。 極めてイレギュラーなビジュアルですけれど、可愛いでしょう。 そう、可愛いのは間違い無いんです。 綺麗なスラックスとも問題無くマッチして、普通サイズのベルトループしかないパンツであっても、インパクトのあるボリュームベルトとしてコーディネート出来る。 しかもメンズサイズ。 こんなの今とても、とても良いですよね。 古着屋で探してもまぁ見つからないだろうと思っていましたが、じゃあサラ着なら当てがあるのかという話。ありません、すみません。 さてこのベルト、着用手順が(も)イレギュラーです。 先ず問題のデカバックルを右腰に据えて、そこを起点に両橋のボディをそれぞれ通していくかたち。 なのでメインバックルがある方と、バックルに通す穴が開いてる方の両方をチマチマとベルトループに通していく時間がある。 普通のベルトと比べて何とも違和感のあるセッティングですが、一旦履いちゃえばそこからは普通の着用感です。 数回着用したらセッティングにも慣れてしまいます。 ド真ん中じゃなくて片方に特大のアクセントを付けたデザインベルト、どう使います?ワクワクしますよね。 片方だけタックイン感覚でトップスの裾を引っ掛けてアシンメトリーな落ち感作りますか。LOEWEみたいで素敵かも。 ウォレットチェーンなんかも繋げたくなりますよね。 いや、なんならキーホルダー類もここに付けちゃっていいんじゃないかな。 「ポロバイ」ではない「ポロラルフ」、流石のハイエンドです。 こんなの出てくるんですね。 僕もそう思います。 Made in CHINA サイズ表記M ウエスト:80-90 ベルト巾:2.0/3.2/7.7 レングス:98 ※ベルト巾は ベルト巾/メインバックル巾/大パーツ巾 の順番です。 3.2cmのメインバックルを通せれば、着用できる計算になります。
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COMME des GARCONS Long_Plate Design Leather Belt
¥21,000
SOLD OUT
コムデギャルソンのユニークなレザーベルト。 このベルトはバックルが滅茶苦茶に長いのが特徴です。 30cmくらいあるんですよ。 このスーパーロングレングスですから、ある程度は人体のウエストに沿わせた自然なカーブが付いています。 これってアレに似た風情があると思うのです。 ISSEY MIYAKEの80A/Wにてデザインされた「BODICE」。 女性のウエスト部分を大きく模った真っ赤なプラスチック製のアレです。 アレを至極シンプルに、日常に馴染むファッションアイテムに落とし込んでいくとこんな風ではありませんか。 ストレッチの無い固形物で人体の一部(ここではウエストの曲線)を最初から規定するデザイン。 ただビジュアルが面白い、だけではないのです。 巻くと分かります。 普通のベルトよりも何かこう、“縛られている感”があります。 それはギュッと強く細く締め上げることで生まれるのではありません。素材の性質、“固形”という一点のみによって齎される新しい違和感。 ここまで書いておいてアレなんですが、バックル部分の素材は不明です。恐らくプラスチックなのですが、まあまあ硬いです。 さて、このベルトを巻くと履いていたパンツがどれも全く新しいものになったような感覚になります。 これはとても重要な事です。 パンツはスタイリングの中で最も大切な洋服です。 不朽のマイ・ベーシックを揃えられた方も少なくないでしょう。 ベーシックであることは頼もしいことですが、往々にして飽きもやってきます。 そんな時に折角のマイ・ベーシックを手放してしまうのは余りにも勿体無い。 こうしたユニークなベルトなどの小物を使って印象をアップデートしていきましょう。 サイズ表記70 ウエスト:59-74 ベルト巾3.0
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Y2K ADIDAS Active Design Totebag
¥20,000
SOLD OUT
adidasの古いトートバッグ。 これはY2Kの影響下にあったデザインだと思います。 トートバッグの形をしているものの、魂はゴリゴリのテクニカル・アクティブ。 中を覗くとボディバッグ顔負けのマルチセパレーション。 どれだけ細かくバゲージを想定していたのか。 実際の使い勝手も抜群。 上品な外見からは想像もつかないメッシュポケットの羅列に、同寸でのポケットリピートなんてアイデアも。 この同寸リピートポケットにはノートパソコンとかピッタリですね。 外付けのポケットにもちゃんとジップが付いてる。 これが凄く良い。 すぐ使う手回り品、持ち充とかスマホとか入れる時の安心感が違います。 トートバッグと言えばバッグの中でも取り分け簡素に扱われてしまいがちなカテゴリですが、トートバッグでこれだけ中身に力を入れたプロダクトは古今東西を見回したって殆ど出会えない。 最安値のシーチング/ブロードにイラストを乗っけただけのチープとは訳が違う。 これで近年モノじゃないってのもまた特別感があって素晴らしいでしょう。 これはなかなか被りませんよ。 老若男女問わず、どなた様も是非です。 サイズ 33×40 マチ10
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90-00's HYSTERIC GLAMOUR Huge Buckle Design Bold Belt
¥15,500
当てつけかなってくらい主張の強いベルト。 ヒスはこういうブランドだから、別に当てつけでも何でもないんだけれど、これを現代ファッションに持って来たいと思う僕の心が当てつけじみてるんだろうな。 “お上品なスラックスにぶつけて欲しい枠”です。 ストリートファッションの太いデニムとか、00's懐古ギャルに巻いて欲しい訳じゃない。 あくまで当てつけです。 正解が見え切ってつまらないスタイリングって沢山あるでしょう。 服自体は素晴らしいのに、世に溢れるスタイリングが陳腐過ぎて辟易してしまう服。 皆さんの頭の中にもきっとある。 そうした曇天を突き破ってくれる槍です。 言い方が回りくどいですか。 ギャルソンとかイッセイに合わせて欲しいと思っています。 巻く側も巻かれる側も、どっちも新しくなります。 ウエスト:82-97 レングス:110 ベルト巾:3.8 ※厚みが結構あるのでベルト巾に0.2~0.3を足してご検討ください。
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c2000's D&G Gold_Glitter Knit Long Stole
¥16,000
SOLD OUT
巻き物の秋到来。 キラキラ優美に輝くグリッターニットで仕立てられたロングストールです。 10cm程の細巾ボディで320cmのレングス。 巻かずに垂らす場合は180cmくらいは身長が必要になる計算。 数回軽く巻いても素敵なニュアンスが出ますし、これだけレングスがあると蝶結びも余裕で決まります。 グラムロックの空気がパンパンに充填された濃厚なアクセサリー。 細身のジャケットとシャツの間にレイヤードしたり、野暮ったいアウターに蝶結びを合わせたり、ああもう、ただでさえ楽しい秋冬のファッションが更に楽しくなりますね。
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80-90's CELINE Printed Silk Long_Body Scarf
¥12,500
明るく優美なソフトベージュのシルクポプリン。 正方形ではなく巻き物に向くロングボディのデザイン。 首元にネッカチーフとして仕込むにも丁度良いバランス。 ベージュ×ブラウンのベースに乗馬や馬具のグラフィックを散りばめた構成り ラグジュアリーブランド定番の趣味ですね。 ここでのジョッキーの服装の中に上手い事スカイブルーを入れてアクセントとしています。 美しい配色。素晴らしいセンス。 こうした色彩選定の妙があると、重苦しいアースカラーが一気に軽妙に華やぎます。 シルクスカーフ、それもセリーヌ。 なんかこう「如何にも」って感じです。 この如何にも感、何だかんだでウキウキしちゃいますよ。 簡単には出会えない好条件で、状態も非常に綺麗。 楽しみにしている大切なご予定に、是非こちらも連れ出してくださいませ。 Made in ITALY
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c90's FRANCE MADE Bold Body Black Leather Belt
¥18,000
SOLD OUT
丸っこくてゴツいバックル 表裏共に綺麗でスベスベなのにぶっといボディ これが中々無いですよね。 今欲しい最高の条件。 綺麗なベルト、大体細身。 太いベルト、大体仕上げがラフ過ぎ。 そんな前提を華麗に飛び越えてくれるナイスワン。 しかもフランス製。 一枚革は硬くないけど柔らか過ぎることもない、ベルトとして頼もしい完璧なボリューム。 とあるレザージャケットの腰に巻く用に用意しましたが、これはスラックスにも合わせたいですよね。 タックインしてベルトでリズムを作る時、これだけボリュームがあるとちゃんと面白く仕上がる。 違和感と言うと大袈裟かもしれないけれど、普通のドレスベルトじゃ出せない絶妙な空気感。 ウエスト合う方は是非。 ウエスト:77-87 レングス:100 ベルト巾:3.8
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ALAIN MANOUKIAN (FR) Milky Navy Ostrich Leather Belt
¥12,500
70-80年代のフランスで愛された、アラン・マヌキャンのレザーベルト。 この個体はキャリア晩年くらいの物でしょうか、異様にコンディションが綺麗です。 勿論フランス製のオリジナル。 (ライセンス個体がそもそも無かったような?) 美しいミルキーネイビーに染め上げられたオーストリッチのヌバックレザー。 レザーでこういうネイビーって難しいらしいですね。 キラリ金色に、品良く輝くバックルとのコンディネーションは120点。文句無し。 ド派手なユニークポイントが主張してる訳ではありません。 しかし、全箇所、良い。 Made in FRANCE サイズ表記28/70 ウエスト:65-75 レングス:82.5 ベルト巾:3.0
日本国内送料無料
