洋服解読所
-
2005S/S JUNYA WATANABE Fringe_Edge Design Jute Bag
¥32,500
ドンゴロスそのまま、みたいな野趣に満ちたテキスタイルチョイス。 まさかのジュンヤワタナベ。 バッグとしてのアウトラインの外側は全部フリンジ。 これどうやってるんでしょう。 素材は恐らく同一のジュートなんですよね。 フリンジ用に梳かしたものを別で用意して挟み込んでいるのかな。 まあそんな感じの、攻めた素材選定です。 こうしたプリミティブなマテリアルと 重厚な皮革を使ったハイエンドな仕上げ、そのコントラスト。 ここが最大の魅力です。 カバンとして骨組みがしっかりした上での、前衛的な遊び心。 雑に手持ちするのもよし、肩掛けもよし、絶好のサイズ感です。 レザー部分や表地は綺麗なコンディションですが、内側ライニングには少し使用感が見られます。 ご留意ください。 多分これはもっと使い込んだ方がカッコ良い品物だと思います。 サイズ:30×33
-
A.P.C. Coating-Cloth Black Bucket Hat
¥12,500
オールドAPCのバケハ。 コットンにコーティングを入れたマットブラック。 コーティングですから、多少は雨に強かったりするのでしょうけれど、もうずいぶん昔の個体ですから実用性にはあまりご期待なさらないでくださいね。 劣化臭はしません。 それにしても、こんなマッドチェスター驀地って感じのビジュアルをAPCが作るのはちょっと意外かも。 驀地と書いてまっしぐら、と読むのもちょっと意外かも。 廉価品が氾濫したカテゴリだからこそ、なんて事ない黒バケハ、被りづらくなりました。 そんな中、これなら……!という救世ピース。 ロゴ無しが嬉しい。 そして、雑多な有象無象らとは明確に何か違う……という雰囲気がもっと嬉しい。 凝った生地デザインもそうだし、無駄にステッチ入れないデザインもそうだし、程良く使い古された風合いもそう。 諸要素が綺麗に落ち合ったスペシャル。 こんなコーティング生地ですから、製造は……? と思えば、まさか本当にUK製造。 スコットランドの雨に生まれた実用由来のバケットハット。 Made in SCOTLAND イーストバイウエスト社取扱 一周:約56cm
-
SAZABY(Y2K) Anatomical Cutting Messenger Bag
¥22,000
Y2Kサザビーの稀少なストリート・デザイン。 メッセンジャー規模の大きめなショルダーバッグで、PRADA系列のボディバッグみたいなアナトミックカット。 しかしPRADA/miumiuでは出て来ない、パキッとしたサイバーブルー。 で、日本に勃興した小さなストリートレーベル群とも違う、バッグレーベルとしての確かな製造クオリティ。 この良いとこ取りが楽しいのです。 あんまり量産されなかったのか、SAZABYのお客様にはあんまり刺さらなかったのか、それともみんな雑に使い過ぎて現代に残っていないのか……、殆ど目にすることのない個体。 勿論誰とも被ることは無いでしょう。 名も無きデザイナーによる、俄デザイナーズを軽く凌ぐ新世紀ビジョン。
-
19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole
¥36,000
この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
-
DISCOVERED Braid_Belted Design Nubuck_Leather Engineer Boots
¥13,000
ディスカバードのショートエンジニア。 編み込まれたブレイズベルト×2。 これ、可愛いだけじゃなくて ベルト穴がなくても好きな位置で固定出来るって実利も隠れてるんです。 良いディテールデザイン。 機能を押さえつつ、武骨な印象のエンジニアブーツが華やかにアップデートされています。 最低限バフをかけた、限り無くスムーズレザーに近いドライヌバックレザー。 ソールやヒール含め、全体的に殆どすり減りの無いグッドコンディションですが、レザーに若干の色褪せやムラ感が見られます。 でもこれはカジュアルスタイルに優しく馴染むテクスチャ。 ピカピカじゃないってのがアドバンテージに好転するシチュエーションってのは必ずあります。 小綺麗な、でも少し褪せたような古いスラックスとか捩じ込んで楽しみたいピース。 そんな使い方が出来るブーツが今とても気分です。 サイズ表記M
-
90-e00's FILA Flip-Up System Sport Style SG
¥18,000
FILAのスポーツグラス。 機能追求の果て、最終着地点がファッション視点で見てもカッコ良い……という理想的な機能美の生まれ方です。 着脱可能なフリップアップシステムに、替えレンズにバリエーションのあるメインフレーム。 顔へのフィット感は勿論のこと、日本人に向けて高めに設計された鼻当てが非常に親切。 しかもここも、極めて滑りにくい。 これによって、「ちょっと顔から浮いてる感」が発生します。 スピード系のアイウェア特有の顔面へのスキニーフィット、その前提を裏切って生まれる「道具っぽさ」。 これは「マスク感」にも化け得ます。 OakleyやJPGよりも数段野暮ったい。 しかしそれは実用性能に基づく、ある種の重みがある野暮ったさ。 この野暮ったさこそが個性であり、誰かの新しさのヒントです。 替えレンズの入った専用ケース付き。 オリジナルのグラスコードも付属。 説明書まで残ってます。 DEAD STOCK
-
IM PRODUCT Authentic Design Soft Leather Belt
¥12,500
imのプロダクトは、そのラインの性質上アノニマスな物が多いですよね。 カロリーの高い服が好きなもので、あまり縁無いラインでしたが、こういう「制服っぽい」デザインは大好物。 imらしさを無理に曲げず、ファッションとしてのワクワクする新しさもちゃんとある。 この「制服っぽさ」ってやつは、U.K.のスクールブレザーを着て向こうの空気を感じるタイプのそれとは、どうも根元が微妙に違ってそう。 これは例えば、LIVEのスタッフTeeとか、店頭スタッフ用の限定カラーとか、そういう「非売品感」の方に近いような気がします。 先端がトキントキンに尖らされた、トロトロのハイクオリティ・レザーベルト。 レザーベルトとして頼もしいくらいの分厚さはあるのに、その厚みに反してめちゃくちゃ柔らかい。 この柔らかさは、床に置く時くねくねSの字にも自由に置ける、しかし強くぐるぐる巻きにしても元の形に戻ろうとしないことからも、写真で伝わるんじゃないでしょうか。 適合ウエストが広くないのがネックですが、ベルトに選ばれたウエストの方は是非ご検討くださいね。 ウエスト:78-83 レングス:94 ベルト巾:2.5
-
c80's PLANTATION in ISSEY MIYAKE Felted Wool Chunky Gloves
¥20,000
冬用の軍手、みたいな どんくさいビジュアル。 こんなのファッションとして使うの、たまらなくお洒落だと思います。 掌~指部分はフェルトウールみたいな縮絨系テキスタイル。 手首部分には構成の違うリブニット。 でもこの両素材、原料となる糸は同じものだと思います。 全く同じ色をしています。 同一原料をそれぞれ違う生地に組み立て、最後に縫合。 この時点でちょっと面白い。 テキスタイルの根本からデザインを始めているイッセイミヤケ社でこそのクリエイション。 これはやってる事が面白いってより、その姿勢がカッコ良いって話ですね。 フィッティングは とってもルーズ。 「サイズが大きい」んじゃなく、「フィット感がルーズ」。 サイズ自体はそこまで大きくない。 指の長さで言うと、レディースのLとかメンズのSくらいの感覚。 でもそれがスカスカ。 全然指に吸い付かない。 美麗な革手袋や作業用パワーグローブに慣れているとすっかり忘れてしまいそうな、物凄く原始的な「手袋」の記憶。 子供の頃の手袋ってのはどれも、今見ると愛おしいくらいに野暮ったく、温かく、そしてぽってりルーズなフィッティングでしたよね。 あの感覚を思い起こす、斜め上からのプリミティブ・デザイン。 素材感はA/Wなんですが、これはファッションを楽しくしてくれるアクセサリーとして季節問わず紹介したい。 真っ向勝負でこの可愛さを伝えたい。 - 内タグがありませんが、大方ウールメインです。 もしかしたらナイロンが入るか、くらい。 ブランドタグはプランテーションの細タグの中で最も古いフォント/仕様のもの。 80年代か、浅くても90年代前半の個体です。
-
MOSCHINO C&C Silk Chiffon Tied Plate-Choker
¥27,500
ゴツいメタルプレートの両端に美しいシルクシフォン。 この長く靡くシフォンを首に巻き付けて結ぶタイプのチョーカーです。 首にピッタリジャストくらいの丈感も、インパクト充分なボリューム感も、これぞ!って感じのモスキーノ・ファンタジー。 フェティッシュになり切らない、どこか良い意味での馬鹿馬鹿しさも感じられるバランス。 根本的に華やかでラグジュアリーなんだけど、その華やかさを鼻にかけないのがモスキーノの良いところだと思います。 ボロいTシャツに合わせるのは絶対可愛いでしょう? でも華やかさの欠片も無いナイロンジャケットとかにあえて合わせるのも、また可愛いですよ。
-
HUGO BOSS Unseemly Shields Flame Design Mask Sunglasses
¥35,000
やろうと思えば何でもやれるレーベル。 オーセンティックのクオリティは言わずもがな、その先にある飛び道具的スペシャルピース。 こんなラディカルなデザインをメインで作るレーベルではありませんから、必然的に出会える可能性は殆ど皆無。 その代わり、出て来たら凄い。 ティアドロップ・サングラスの特性を極限まで拡大解釈して印象が反転するところまで突き詰めてしまった。 左右のレンズを一枚に繋げたシールドグラス。 もはやゴーグルか、はたまたマスクでしょうか。 或いは宇宙服への憧憬すら感じます。 BOSS流のスペースエイジ・デザイン。 アクティブギアメーカーではなくBOSSが作っているので、根底にダンディズムが流れてる。 このわずかな雫のバランス。 ともすればキッチュになるアイテムカテゴリを重厚に引き締めてくれるピースです。 飛ばしたアイギア。 少年の心を忘れない大人達、又は大人になりたい僕たちへ。 Made in ITALY ・オリジナルケース付属
-
BLACK FLYS “DAMIAN-Ⅲ” Flame-Frame Design Monster Sunglasses
¥52,500
BLACK FLYSの傑作Damian-Ⅲ 猛々しく燃え盛る焔を眼に宿したようなブッ飛んだフレームデザイン。 フレイム・フレームってね。() あまりにカッコ良い。 まるで世界の果てのクワガタのような、一見ランダムで入り組んだ流線。 神が作った、奇跡みたいな有機性。 それをケミカルド真ん中のグラデーション・クリアフレームにて。 部分的に使われた異素材、この取り合わせも素晴らしい。 動物の爪か牙か、はたまた蠍の毒針か、みたいな造作に、透明なラバーで出来たスプリングもレイヤード。 これがグリーンってのが一番ヤバい。 色々憧れながら見てきましたが、このMonster Energyみたいなグリーンはこのフレームデザインのアシッドネスをこの上なく強く補強する。 実際に大波を前にした心臓の昂り、生きるか死ぬかのスピードで駆け降りるダウンヒル、本当に【血眼】になった者にのみ許される共鳴。 この一点においては、ゴルチェもミクリも絶対に追い付けない。 スピードカルチャーが血に流れているからこその説得力。 誰よりも疾いスペシャル・ワンです。 付属品はありませんがコンディションは良好。
-
AFRICAN-MADE Pattern Beaded Leather Bangles
¥12,500
アフリカンジュエリーです。 これはマリ共和国で作られたもの。 マップ見ずに「あそこね」って言える方どれだけいらっしゃるのか。 西アフリカの内陸国です。 マップのスクショも貼っておきます。 ギニア湾に謎のピンが立っているのは多分バグです、気にしないでください……。 さてこれ滅茶苦茶良いです。 ブラウンのリアルレザーの上にハンドステッチでビーズを抜い敷き詰めて柄を作ったデザイン。 小振りなバングルですが、凄まじいエネルギー。 ビーズの内側にはバングルの表面に膨らみを作るための棒状の詰め物(中綿?)が入っています。 サイズ的には恐らく女性向けかなと思います。 骨格によっては男性でもいけるのですが、本当に骨によるとしか言えません。 内側直径でおよそ6.5cm。 そしてレザーなのでそこそこ柔らかいです。 (伸縮性はありません) 合う方は是非取り入れて欲しい本当のプリミティブ。 ナイキのシェルジャケットとか面白いですよ。 各:¥12,500- 両方纏めて:¥22,000- (DMください) Made in MALI
-
PAUL SMITH Funky Color Design Cotton×Leather Belt
¥12,500
ラスタカラーとはまた違う、陽気な温度感のあるカラーパレット。 一般的なラスタカラーのトリコロールに、もう一個、よりメイドを落としたディープグリーンの追加。 ここがブラックならデザインの意図ももう少し明瞭に分かったものですが、絶妙に掴めないデザイン。 そんなカラフルなレザーコードを縫い叩くボディは分厚いコットンテープ。 綾テープを広幅に拡張したようなやつ。 何かに例えようとしましたが、普通に一般的なカジュアルベルトに使われるあの素材ですね。 スペイン製、日本に入ってくるレンジとはまた違う世界のポールスミス。 ヨーロッパ流通の個体かなと推測していますが、その文脈があった上での非西洋的エスニック・テイスト。 土や海の香りを感じるビジュアルで、然し乍らプロダクトクオリティはヨーロッパメイドの惚れ惚れする完成度。 色々と良いとこ取りされた《デザイナーズである意味》ってのを強く感じられるベルトです。 Made in SPAIN サイズ表記34 ウエスト:83-93
-
c00's ITALY MADE Intrecciato Leather Small Boston Bag
¥12,500
2000年代くらい、イタリアのマイナーレーベル。 マイナーと言っても派手な広告をやってなかったってだけで、クオリティは一定以上、レザーアイテムとしての責務を全うしてくれます。(=バッチリ服装を引き締めてくれます。) イントレチャートのボディにビール色のベージュ、ハンドルなどの要所にはキャラメルブラウンのコーディネーション。 《革》と言えば!って感じのベタな配色です。 そしてこのベタが案外無い。ベタなはずなのに。 なんかこう、ピクニックにでも出かけたくなるビジュアルですね。 麦わら帽子の情緒でしょうか。 中には手作りのサンドイッチと小さなビニールシート入れるところまでは想像がつきます。 ギリギリ肩掛けの難しいハンドルサイズ。 手に持つしかないサイズ感。 利便性よりも随分情緒に振ってます。 便利ではない代わりに、持てば一気にジブリの世界観。 そうした空気を尊びたいとき何より先に排除したいのが「ブランドのロゴ」。 商売とか浅ましいマウントラリーからは早々にオサラバしましょう。 -- ・Made in ITALY ・ブラウンのレザー箇所にわずかなベタ付き →ハンドルレングス調節機能付近の重なっている部分。殆ど改善しましたが、高温多湿を避けてご保管ください。
-
2002s PUMA×JIL SANDER Caterpillar Sole Design Spike
¥36,000
※《ジャンク扱いです》 Jil Sanderによる新世紀PUMA。 同時代におけるモード世界の方向性を決定付けた作り手の1人、彼女を的確に招聘出来たこと。 これはこの時代のPUMAの最大の功績。 その後のクリエイティブなコラボレーションワークの数々、その素晴らしさは後年の目利き達によるキュレーションによりご周知のことでしょう。 サッカースパイクをベースに、その特性を殺さぬよう、尖ってる所は更に尖らせて【新しい何か】として更に突き詰めたデザイン。 レッドラインとエンボスだけで表現するアイコニックなプーマカーブ。 格子状に組み立てられた唯一無二のソール設計。 シャークソールを4方向に組み合わせたような。 このコラボレーションワークの一群の中でも一際飛ばしたビジュアルメイク。 ミニマムに削ぎ落とすだけでなく、なるべく大きな音を立てずに、なるべく大きなインパクトを生み出す仕事。 ミニマリスムの騎手が手掛けるスニーカーとしてこれ以上無い完成度です。 着用感はほどほど。 薄汚れはありますが、傷や擦り切れは無し。 重要なソールは全部位が無事に残っています。 瓦解やソール剥がれは見られませんが、経験上 実際履いたら10分くらいで壊れてくるんじゃないかな。 恐れ入りますが実用目的でのご注文は推奨しておりません。 返品/返金も出来ませんので、ご留意の上ご検討ください。 Made in Vietnam サイズ表記29cm
-
2002A/W JOHN GALLIANO Real Leather&Fur Patched Oversized Scarf
¥32,500
2002年のジョンガリアーノのストール。 力作です。 アセテートとレーヨンを混ぜた重たい生地に 飛び切り豪華で、無駄に(?)手の込んだ造作。 絢爛に染め上げたリアルレザーやミンクのファーを繊細に切り貼りして作り上げるグラフィックは金魚。 蘭鋳のような頭とぽってりしたボディ、尾鰭もドレープ強めの華やかな形状。 蘭鋳は尾鰭がコンパクトなので、このモチーフに似ているのはオランダシシガシラじゃないかな。 ジョンガリアーノが好きそうな(ド偏見だな)、ド派手な品種です。 ストール端でソバージュヘアのように伸びるフリンジはオールシルク。 所々絡まってるのがリアル。 ここまででお察しいただけるように、とってもキッチュでエキゾチックで毳毳しいコレクションでした。 言っちゃえば上級者向けのデザインだとは思いますけれど 今のMARC JACOBSの可愛さに御共鳴いただける人にはきっと刺さりますよね。 あまりに熱量の高い、スペシャルクラスの大判ストールです。 Made in ITALY サイズ概寸: 65×260 フリンジ含む ラバータグは欠損
-
2000S/S JOHN GALLIANO Airy Embroidery Oversized Stole
¥32,500
旧タグ時代のジョンガリアーノ。 極薄のシルクシフォンに豪華絢爛な総花刺繍。 刺繍とは言ってるけれど、もしかしたら生地を織る段階でパイルを植えたデザインかもしれません。 と言うのも、この花々は見る角度によって明るさが全然違います。 順毛で見るとパッと明るいのですが、逆毛で見るともったり濁った、夕闇の色味に一転。 こんなのって、ベルベットとかコーデュロイとか、毛並みに順/逆の概念があるテキスタイル特有のものかなと。 そして各端で縫い合わされた内部には、件のパイルから抜け落ちたのか、糸屑が少し残っています。 この時代のこの人だからやれる破天荒なビジュアルビジョンとテキスタイルデザイン。 レディースコレクションの品物ですが、メンズにもトライしてみて欲しい一枚。 巻くだけでコーディネートを一面お花畑にしてくれる訳ですから、あんまり簡単ではないのですが。 Made in FRANCE サイズ概寸:236×60
-
MARNI Real Lamb Boa Leather Collar
¥30,000
マルニの付け襟。 リアルムートンファーでのお仕立て。 カスティリオーニのルーツでもあるレザークラフトそのものの強さと、この時代のMARNIらしい自由なコラージュ感覚が見事に共存しているピースです。 当時のコンテンポラリーなハイファッション界隈には無かった服と合わせたい。 天邪鬼なので。 それは例えばレトロなイタリアン・アメカジであったり もう一段階古いアメリカン・ワークウェアだったり。 男くさいアイテムと合わせるのも新しくて楽しいと思います。 季節問わず、あくまでイレギュラーエッセンスとして真夏にもガンガン挑戦して欲しい。 流石に暑いから、あくまで願望止まりですけれど。 Made in ITALY Free Size
-
SAZABY (OLD) Mesh Knitting Work Handbag
¥12,500
鞄って洋服と違って 素材表記のタグ付けなくていいんです。 だからこの魔性のマテリアルが何なのか、辿り着けない。 麦わら帽子に使うようなストローやラフィアに近しいのかな、とは思うのですが。 何にせよ爽やかな夏風がビュンと吹き抜けていく素敵な自然素材です。 それを巧みに編み込んで作り上げられた総柄メッシュバッグ。 非都会的なマテリアルチョイスと手仕事の温もりを感じるクラフトデザイン。 そしてバッグボディからハンドルまでを同一線上に収めるサークルシェイプ。 あぁ今っぽい。 でもギャル過ぎない。 乗り切らない良いバランス。 こんなのをナイロンジャケットに合わせると楽しいのです。 しかもね ハンドル部分、ボディと同じ素材で可愛いフリンジが大量に結ばれてる。 ここがまた可愛い………。 S/Sの景色を何倍にも輝かせてくれるお出掛けデザイン。 Made in CHINA
-
80-90's GUY LAROCHE 2-Tone Color Bamboo Handle Handbag
¥12,500
純白のコットンキャンバスとブラックレザーの切替デザイン。 マチも殆ど設けない細身のサークルボディ。 その丸いアウトラインから繋ぐように持ち手は熱曲げバンブー。 ゴシックなバランスのボディと有機的なハンドルセクション。 同じ図形を分かつ美しいアンビバレンス。 手持ちも良いですが、ライトアウターぐらいであれば肩掛け出来ます。 デザインやロゴやコンディションから現代ピースかと思いきや、これで結構古いみたいです。 大体ですが90年代くらい。 デザインは新しいままです。 現代に再度持ち出してください。
-
80-90's FRANCE MADE Soft Contrast Color Leather Belt
¥9,500
フランス製のちょっと古いレザーベルト。 ぽってり大きめのラウンドバックルは革張り。 こんなカーブにビジュアルアクセントとして別色ステッチを走らせられるのは本当に縫製が上手い作り手だけ。 さて、ブラックだと思っていたベースボディはブラックじゃありませんでした。 これダークネイビーとダークグリーンのツートン。 蛍光灯の下じゃ分からないくらいのダークトーン。 遊び方が本当に上品です。 ボディがやや太いので巻けるボトムスは限られますが、ちゃんと巻けると鮮烈なアクセントになってくれましょう。 レディースっぽいデザインですし、サイズ感的にも多分レディース企画なんですが、メンズに今取り入れて欲しいエッセンスでもあります。 Made in FRANCE サイズ表記28/70 ウエスト:64.5-74.5 レングス:84 ベルト巾:3.9
-
c00's DUNHILL Minimal Design Calf_Skin Belt
¥12,500
レーベルのイメージよりも幾分ソリッドにデザインされたレザーベルト。 ロゴをデフォルメしたバックルデザイン。 余り部分を内に仕舞い込む小綺麗な構造デザイン。 そこにダンヒルらしい最高水準のマテリアル選定。 極めて滑らかで、しかしベルトとしての堅牢性は損なわない完璧なカーフレザー。 ギラギラし過ぎない、趣味の良い大人目線での2000年代。 もしかしたら2011春モデル? Made in ITALY サイズ表記 32/82 ウエスト:78-88 レングス:96 ベルト巾:3.0
-
80-90's JPN VTG Full Mesh Design White Leather Shoes
¥19,000
日本製の白レザーシューズ。 80-e90'sの勢い。 ソール部分以外、全部革紐織りのメッシュ仕様。 素材選びの時点で激烈に可愛いのですが、それで仕立てられたラストのシルエットがまた美しい。 このドレッシーなシェイプと カジュアルで抜け感のある素材デザイン。 これも素敵なギャップ。 殆ど使用感の無いミントコンディションでのご用意です。 ソールを見ても歩行履歴すら無さそう。 加水分解の劣化とも無縁ですから、実用品として安心してお求めいただけます。 Made in JAPAN サイズ表記24&1/2 (24.5cm)
-
AGNELLE Leather Fringes Design Open_Finger Gloves
¥12,500
Made in ITALY サイズ表記7 (実際は6~6&1/2くらいで小さめ)
日本国内送料無料