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90's ALEXANDER McQUEEN Crack Design Leather Helmet Bag
¥45,000
初期のアレキサンダーマックイーン。 クラックレザーのビジュアルなのにしっとりテクスチャ。 魔法のような素材デザインから始まるミニマルなレザーバッグです。 一応、ポケットシステム的にミリタリーのヘルメットバッグをサンプリングしたものになるのかな。 このサンプリングに少しピンと来てないのは、その引用元とのテンションの差があんまりに大き過ぎるから。 ヘルメットバッグにしては小振りな(しかしデイリーには充分な)サイズ感はとっても上品だし、 キリキリと研ぎ澄まされたグランジビジュアルは、チープなDIYマインドじゃなく 創作表現に一切を惜しまない圧倒的な情熱を感じる。 ショルダーストラップまで残って、殆ど使用感無しのミントコンディションでご紹介出来るのは割と奇跡。 この時代のマックイーンは良過ぎて誰も手放してくれないし、バッグ類なんて使い易いの多いから……。 性別もシーンもほぼ選ばない最高の汎用性も素晴らしい。 マイスペシャルが未定の方はここらで終点です。 サイズ33×26 マチ5.5
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1999 PRADA Red Neoplain Square Shape Bodybag
¥42,000
お前が始めた物語だろ Neil Barrett……… CSM卒業後すぐGucciに見出され、95年にPRADA社にメンズのスタートを提案し鳴り物入りで参画したニールバレット。 彼が限界まで洗練させたこの時代のゴープコアは、時代を完全に席巻し、後に続くミニマルテクノの潮流を強烈に決定付けました。 陳腐なケミカルファブリックで真似しても面白味が生まれない。 PRADAでこそ成し得た貪欲な素材開発、その果てにあるデザインファブリックでやるからこそ成立するミニマルビジュアル。 このバッグは薄いネオプレンみたいな面白いマテリアル。 ボンディングありきの生地デザインです。 この生地確かに鮮烈でカッコ良いんですけれど、ちゃんとデメリットもあって。 経年劣化に伴ってちょっと嫌な匂いがするんですよね。 これはスニーカーの加水分解とベクトルを同じくする、最先端を最初に走った化学服飾の宿命。 ポリウレタンコーティングとかボンディングとか、薬品ベタ塗り系のケミカルな挑戦に凡そ付いてくるものです。 セーフ/アウトの判断が分かれる要素ではあるので、願わくばポップアップで実物を精査いただいた上で売れて欲しいアイテム。 動画撮影のため紙帯は切ってしまいましたが、使用歴無し、初期包装のままの状態です。 でもアタリの出る位置に保管時に付いたであろう黒っぽい薄汚れが見られます。 軽微なものですが、一応ご留意ください。 カード付きの好条件です。 このカード自体のデザインまで世界観がガチガチに作り込まれてて本当にカッコ良い。
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AXISE Mechanical Green Anatomical Shape Bodybag
¥9,000
可愛いんだけど何か、見覚えがある……? そう、こんなマイナーカジュアルを 弊店一回入れてました。 以前と同モデル、AXISEのアナトミカル・ボディバッグ。 生地は青銅器みたいな奥ゆかしい色味を乗せたナイロンオックス。 良い色味。 アンニュイなスモーキートーンの洋服達と相性良さそう。 ナイロンオックスの素材感が独特なので奥行きも出ますし。 ファスナートップはオリジナルの造形。 3連穴空きで先端にオレンジの半球。可愛い。 同時代のサングラスデザインでも、たまにこんなのありますね。 そこはかと無く香る電脳回路要素。 プリント基板みたい。 実際の収容キャパシティも意外と頼もしいですよ。 システマチックに沢山ポケットが重ねられています。 コンディションも良好。 バッグでありながら、アクセサリーでもあり、ベストでもある、そんなテクノエッセンス。
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2004-SP NIKE Paded Stitched Nylon Shell Pocheette Bag
¥9,000
現代MA-1みたいなちょっと硬めのナイロンシェル仕立て。 身体に当たる面は過保護な中綿&ステッチのパデッド仕様。 2004年のNIKEより、小さめのポシェットバッグ。 長財布とスマホとタバコとライター、 それで丁度くらい。 最低限のキャパシティ。 この小さいサイズ感で アウターみたいな生地、アウターみたいなパデッド仕様、って所が可愛いです。 いくらでも調節の効くストラップシステムと接続部分のユニークなプラパーツ。 同時代のテクノエッセンスが良い感じに入ってきてます。 このテンション低いアッシュカラーも時代を映してますね。 荷物少ない方へは滅茶苦茶オススメ。 サイズ 20×14 マチ6
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90's MASAKI MATSUSHIMA Contrasted_Bottom Design Small Leather Bag
¥16,500
パッと見は普通のユーティリティサイズバッグ。 底面のアヴァンギャルドで鮮烈なアイデアはどんなシチュエーションで輝くのかな。 普通に肩掛けで使っている分には、側から見た時底面まで見えないし。 (ワンちゃんからは良く見えるかもしれないけれど) かと言ってこれ見よがしに机に置くのもちょっとわざとらしいか。 ともすればベルトや靴下、アンダーウェアよりも人目に触れない、なのに隠されているわけじゃない位置での遊び。 そう思うと、バッグの底面を主役にしたデザインってのはとても贅沢ですね。 マサキマツシマデザインにおいて頻出するディテールボキャブラリ。 デッドストックであるかどうかは不明ですが、殆ど使用感の見られない箱付き美品。 サイズ感としては 長財布とスマホ、その他ちょっとした小物や文庫本とかで丁度良いキャパシティ。 サイズ14.5×19 マチ4.5 箱付き美品
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HUGO BOSS Harness Design Asymmetry Bodybag
¥25,000
ボディバッグ/スリングバッグとして理想的な アシンメトリーのカッティング。 お好きな方、多いですよね。 私も とても好き。 そこにもう1セクション無理やりジップで追加ドッキングして身体をぐるりと一周ホールドしちゃったデザイン。 こんなのカッコ良いに決まってる。 ハーネスバッグというか ボディバッグというか…… とりあえず スリングバッグの領域からは 完全に抜け出た感じのシステムデザイン。 追加部分のセクションはジップで着脱可能で、 ここのセクション含めて ストレッチベルトで幅広いフィット調整が出来ます。 アウターの上からでも カットソーの上からでも、 季節やシチュエーション問わず 一気にカーゴエッセンスをプラスしてくれるゴープコアバッグ。 個人的にはアクセサリー的なポジションだと思ってます。 あんまり古くない近代ヒューゴボス。 バッグスリング仕様のウインドブレーカー出したり、ボンテージパンツ出したり、赤タグは面白い個体が多いですね……。 ちなみにこの手のハーネスバッグって 荷重の分散先が滅茶苦茶多いんです。 左肩とウエストとで分散出来るので。 そういうバッグって実はスーツに対してシルエットを崩しづらい、かなり良いポジションだったりします。 勿論ビジネスシーンには難しいですが、ただ人気再燃に乗っかっただけじゃなくメンズスーツの重鎮であるこのレーベルから出る意義ってのをちゃんと宿したアイテム。 それこそ世紀末にN.Barrettが提示したスポーティとオーセンティックの折衷を、その熱りが冷めてから地で行く感じのリアルなクリエイションですね。
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c90's SOGOOD EVA Materials Cyber Design Handbag
¥14,500
おおよそ90年代くらいかな。 EVA素材のバケットトート。 ゴムとかPVCに比べて軽くて劣化しづらい素材です。 熱には弱いです。 実際考え得るのは真夏の熱い車内で放置……とかが危ないですね。 サイバーというかハイドロというか、世界的に電脳世界がスタートしたこの時代を象徴するナイスデザイン。 あんまりに今の気分なので色々なスタイリングで多用してます。 このバッグの底面には底鋲を模して同素材での突起が作られています。 で、その一つに少しダメージがあります。 全体的には綺麗で劣化も無いグッドコンディション。 デッドストックなので当然と言えば当然ですが、それでもこの素材がこのコンディションで20年以上残ってくれるってのは貴重なケースだと思います。
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2002 NIKE Twisted Zip System Active Bag
¥14,000
好ましい時期のNIKEです。 有線の音楽プレイヤーを想定したシステマチックデザイン。 この時代のテクノレガシー。 斜め方向というか ねじれの位置の袈裟斬りというか 変なオープンライン。 非常にユニークなカッティングで仕立てられたデイパック。 ジップトップもこれまた変な形の樹脂パーツ。 これが割れてないのは結構奇跡。 ボディに巻き付けるフィッティングコードも入り組んでてカッコ良い。 なかなか出てこないヤツです。 また、 状態は良いのですがジップが変なカーブで作られてるので開閉ミスるとちょっと壊れます。 が、ジップテープの水平に気を付けて噛み直せば問題なく復活します。 これ見よがしに高級素材とか ロストテクノロジーが使われてる訳ではありませんが、 これは完全に「ヴィンテージバッグ」。 丁寧な取り扱いが必須です。 ご理解いただける方へ。
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TOUGH Tactical Design Small Cargo Bag
¥9,000
【SEOに淘汰されてしまいそうなブランドネーム】 5つ挙げよ 走って! えーと ・GIRL ! ・BITCH ! えーと…… あと何やろ…… ・sabotage !(審議) あと……えーと、えっと……! ……東京フレンドパーク伝わりますかね? SEOってのは 検索エンジン最適化 の意。 要するにインターネットで検索した時に ヒットしやすくする施作。 で、 こうした 【TOUGH】なんてブランドは それだけで検索しても多分全然ヒットしないんですね。 そうしたインターネットの海にこのまま飲まれるには惜しい、中々どうして気合いの入ったタクティカルデザインを多くリリースしているバッグレーベルです。 作り手は香港人デザイナージョーン・ウォン氏。 中国に変換される前の香港に流通していたイギリス軍のミリタリーアイテムにインスパイアされたタクティカルデザインが特徴。 で、御多分に洩れずこちらのショルダーバッグもゴリゴリのミリタリーテイスト。 スマホがちょうど入るくらいのサイズ感に、手の込んだUSED加工。 部分的にわざと素人感を出したリメイクステッチ。 ここにオーガニックというか、人の手の温もりをミックスしてくるの素敵です。 オリジナル制作のメタルプレートでのフラップロックシステムも秀逸ですね。 ドッグタグからのサンプリングか、色々刻印されてます。 あんまり定価が高いようなハイブランドじゃないんですが、あまりに凝ってる。 荷物少ない人に御推奨したいホリデイバッグ。 サイズ 19×13 マチ5
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BAND OF OUTSIDERS B-Logo Waistbag/Bodybag
¥7,000
ゴダールの名作 【Bande à part】の英題を名に冠した LAのハイカジュアル。 創設者のScott Sternberg本人のデザインした物が人気ですし、私もそれに同意です。 このバッグはそうでない時期のプロダクト、つまり最近のやつなんですが、内側の縫製仕様が非常にハイクオリティだったのでご紹介。 フロントにドカンと【B】のロゴパッチ。 まあビジネスピースですね。 スコットバーグはやらない系統ではあるのですが、だからと言って見切るのも少し勿体無いかも。 ジップ裏柄のエッジも、ジップ終点裏側のゴチャッとしたポイントも、綺麗にパイピング。 しかもそのパイピングと同素材で繋げて裏地にしたり、メインポケットは総裏にして更に縫い代をパイピング。 こんなサブカテゴリにここまでちゃんとした縫製。 ハイブランドとしての矜持を感じ取るに充分なクオリティ。 只のカジュアルじゃなく“ハイ”カジュアルであり続けるのはこういうとこだと思います。
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JUNKO SHIMADA Harness Design Neoprene Bodybag
¥36,000
聞き間違いか 読み間違いか はて 何度目を擦ってもジュンコシマダだ。 特徴的なシステムデザイン。 呼応するテクノファブリック。 皆様にはもう 皆まで言わずとも、という感じでしょう。 ヒリヒリするデザインですね。 揉めたんでしょうか? 無事通ったんでしょうか? 真実は歴史の闇の中。 想像通りの事が起きていたなら、 流通量は更に僅少でしょうね。 モードシステムのエラーピース。 ちなみにこちらはベルトのサイズ調整レンジがかなり広く、正にオールサイジングという感じ。
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MANCHESTER UNITED (VTG) Big_Size Drum Bag
¥11,000
やんわり推定80年代くらい。 レトロなスポーツバッグ。 学生が合宿とかで使うような大容量ボストン。 まさかのマンチェスターユナイテッド。 カッコ良すぎる。 自分が学生の時に出会えてたらどれだけ幸せだったか。 これで練習に行きたかったし これで修学旅行とか行きたかった。 この個体はこの時代にあっても尚グッドコンディションを誇る訳ですが、ということはつまり コイツも同じ気持ちなんじゃないですか。 今からでも、色んな所に連れ出してやって、使い込んでやってください。 サイズ 横巾:63 側面円直径:33
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UNKNOWN Glass Beads & Spangles Textile Design Pochette
¥7,000
ペールパープルのデザインポシェット。 ガラスビーズで組まれたアーガイルの中でスパングルが作るダイヤライン。 それの総柄。 凄まじい手数。 もとより輝度の高いサテンアッパーにこれが乗っかる訳ですから、小さめサイズではあるものの、存在感は頭ひとつ抜けています。 その上ショルダーストラップも装飾と同じガラスビーズで組まれています。 肩紐そのものが最早デコレーションの一部にさえなるという贅沢さ。 ポケット口、ジップとの接合部分は手まつりで丁寧に縫合されています。 ここも素晴らしい。 光り物は、輝きに負けないだけの作り込みが必須要件ですからね。 サイズ 14.5×13 紐110
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Y2K TETE HOMME Cords Gather Design Waistbag
¥9,000
グロッシーナイロンドリルで仕立てられた カジュアルバッグ。 古めの、でも80年代までは遡らない……くらいの、テットオムです。 斜め掛けは若干厳しそう。 大人しくウエストバッグとして使うのが安牌。 いやしかしこれデザインが可愛いです。 こうした光沢のあるファブリックを使ってくれると、バッグのボディに通されたユニークなコード&ギャザーが120%映える。 実際コードで縛ったところで中の荷物を固定出来るくらいしか実利のメリットは無いのですが、固定する必要のある荷物って何ですか。 あんまり無いですよね。 コードも、それを引き絞ることで生まれるギャザーも、【装飾】なんです、8割型。 タクティカルアイテムやカーゴテイストのアイテム群、その中に光るアビリティディテール。 この機能美が放つ輝きは、このバッグみたいな実利を伴わない【装飾的ユーティリティ】なる概念を生み出す訳ですが、この表層的なデコレーションは本質的ではない物でしょうか。 いやいや。 私は 【本質的じゃないこと】 これもファッションの本質のひとつだと考えています。 今も昔も清濁入り混じった、どうしようもなく愛おしい営み。 バッグを飾る材料が【宝石】や【彫金】から【ボンテージ】と【ギャザー】になっただけの話。 其々の時代に誰が何を選ぶか。 美醜の価値観が山の天気の如く移ろうモードゲーム、終わりの無い材料選びです。 最後に蛇足ながら現実的な事を付け加えます。 ジップ端の裏面、強い負荷が掛かるポイントなんですけれど、この部分に補強のリベットを兼ねたジョイントパーツを打ち込んでいます。 私ここがとても好きです。 なんて斬新。そして合理的。 既成定形に囚われない視野の広いディテールデザイン。 素晴らしい一手じゃありませんか。 サイズ概寸 25×16 マチ6
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c80's BORRELLI Colorfully Leather “PET_BOTTLE” Holder
¥32,500
これは完全にマニア諸賢のみに向けた、 極めてニッチなコレクタブルピース。 推定1980年代、ナポリの英傑ルイジ・ボレッリによる多色リアルレザー仕立ての『ペットボトルホルダー』です。 いやもう 何それ……?? 本当に意味が分かりませんね。 エルメスくらいじゃないんですか、こんなラグジュアリーな仕様でペットボトルホルダーなんてニッチなアイテム作ってくるの。 ルイジ・ボレッリの名は皆様ご周知のことと存じますが、こんなブランドじゃないんです。 ナポリ仕立ての軽やかで美しいシャツを中心とした老舗のカミチェリア。 57年の会社設立当初から現代まで、洒落者達に好まれてこそ きましたが、こんな珍品まで存在するとは聞いてない。 金色の特注金具に、極めて美しい発色で仕上がったリアルレザー。 それを4色も……。 馬具じみた意匠の装飾も贅の極みでしょう。 数寄者の顧客が我儘を通したのか、イタリアの陽気なお国柄が極まった特異点的プロダクトなのか。 何れにせよ尋常ならざる好景気がその背景には浮かんできますね。 現代では絶対に出てこない………なんて書こうとしましたけれど、よく考えれば 趣向が多様化してオリジナリティこそが大きく崇められるこの現代シーンだと、逆に出てきそう。 シュプリームだってたまに出すじゃないですか、こういう超例外的飛び道具。 つまりこの“誰が使うねん”感に満ちたクレイジーピース、案外皆様の御気分にマッチしているのではないかと少し感じているのです。 (事実、私だってめちゃくちゃ欲しいですからね。) 夏にこそ映えるアイテムですが、折角ですから色んな季節で使ってみてください。 ペットボトルで塞がれる片手がスッキリ空くの、とても快適ですよ。 適応サイズは一般的な500mlサイズ。 リアルレザーですので、結露が発生するオケージョンでの御使用はお勧めできません。 夏場は常温のドリンクの方が安全かと。 また、ナイロンオックス調のスポーティなショルダーストラップには、薄いながらも多少の汚れが見られます。 古い物ですので仕方無い部分もありますが、本体はかなり良いコンディションを保っています。 以上ご留意のうえ是非ご検討くださいませ。
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2012 Y'SACCS Gold Leather Intrecciato × Spangle Layered Design Bag
¥12,500
ワイズ社のアクセサリーレンジとしてワイズ社メインラインとは別枠で展開されたコラボレーションライン、イザック。 こちらは2012年モデルです。 カルテでも何度かご紹介したタクティカルでシステマチックな雰囲気はもうこの時期になると影を潜めますね。 しかし、じゃあつまらないラインになったのかと言うとまだまだそんなことはなく、こんなユニークなバッグもリリースされていました。 金塗りのレザー(人工か天然か今ひとつ判別付かず)のイントレチャートで仕立てられたハンドバッグです。 ボッテガヴェネタが世に広めた革細工技法ですが、このバッグではボッテガの様にピタリと短冊を敷き詰めたりせず、あえて隙間を空けた緩めの織り込み。 これで革の量を節約してコストカットしちゃうぞ、なんてセコい話では勿論なくって、このローピッチは[レイヤード]への布石。 この革短冊の隙間から光るんです。 “スパングル”が。 ゴールドという強烈なカラーコードを合わせながら、素材感ではまるで対極にある両マテリアルを掛け算。 一面キラキラ、ではなくイントレチャートの隙間から覗かせようぜ、というのがこのバッグのデザイン。 粋ですね〜〜……。 ゴールドという、粋とは中々離れた位置にあるカラーリングなんですが、これくらい気の利いた事してくれているなら許されるんじゃないですか。 オールシーズン、華のあるアクセントピースとして活躍してくれそう。 持ち手は隙間無しのギチギチの編み込み。 持ち易い。 持ち手含む全体的なコンディションも勿論良好。 オリジナルのミラーチャームは外しちゃっても良いかもです。 サイズは追加写真をご参照ください。
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UNKNOWN Technical Knitting Fringe Bag
¥8,500
伸縮性に富んだユニークなストレッチニッティング。 バッグボディの中程に部分的にあしらわれた藁人形みたいな編み変えがファンタスティック。 主張の強いクリムゾンレッドという色味なだけに、こういう「実は凝ってる」系のディテールデザインは一層輝きますね。 色味だけで勝負してる訳じゃないぞ、という感じで。 そしてバッグボトムにはフリンジが揺れる。 滅茶苦茶可愛いじゃないですか。 と思ったらハンドル接合部分のニッティングも滅茶苦茶装飾的じゃないですか……。 編み地そのものを装飾材料にしちゃうある種のミニマリスム。 表層的に取り繕うデコレーションも素敵ですが、こういうのがやっぱり好きです。 何もタグが付いてないので個人作だったりするのかな。 ハンドメイドというかこういうのってクオリティに一抹の不安が残るのが実情かもしれませんが、その点一切懸念無くお迎えいただけるクオリティだと思います。 大方1980〜90's辺り。
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1999's NIKE Milky Blue Nylon Waist Bag
¥7,500
世紀末、1999年の春にリリースされたウエストバッグ。 フルナイロンでの仕立て。 少しクセのあるミルキーな青色とブラックのツートンカラー。 デザインは非常にシンプルですね。 メインポケットと外付けのサブポケットの2ポケ構成。 メインポケットはツインジップの中心オープン。 外付けポケットはシングルジップ。 その全てに金属製のロゴトップ。 フォーマルな場を除いて何処でも誰でも、気軽に使えるホリデイバッグ。 そのまんま90's ストリートカジュアルに使うよりは、もう少し異要素に混ぜて新しいカオスを楽しみたいアイテム。 ウエストバッグとしてご紹介してますが ベルトを広げれば一応斜め掛けも視野に入るかなと。 ベルト:72-116 ボディ:14×25 マチ7
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R.NEWBOLD Primitive_Jute Design Hand Bag
¥13,000
コーヒー豆の運搬や土嚢なんかで見ることがあると思います。 麻で……それも一際粗い黄麻、その名もジュートで作られた麻袋。 ドンゴロスとか、またい、みたいな呼ばれ方をします。 丈夫である代わりに皮膚を擦りむきかねないくらいには粗い/荒いファブリックですから、洋服にはとても使えません。 しかしバッグとしてなら活路があるという訳。 そのオーガニックな雰囲気を「活かす」デザインが殆どの中、そのオーガニックな雰囲気を材料の一つとして取り扱い、挑戦的なミックスを試みたのが本品。 雑誌がすっぽり入るくらいのボディ。 ここがジュート。 しかしそこからオーガニックと真逆のワイヤーハンドル。 最高にクールなアンビバレンス。 たまらない。 そこからの追撃が更にクール。 ワイヤーハンドルにレイヤードされたのはなんと竹ぐらいの硬さに固められた厚紙。 変な素材を使ってる訳じゃない。 でも使い方&組み合わせ方がクレイジー。 何個かネジの外れた発想の広さ。 ポールスミスの廉価版 というネガティブなイメージを払拭するのは難しいかもしれませんが(そもそもそのイメージが別に間違ってない)、全部が全部陳腐な訳じゃないぞ、という事は十二分に知らしめられる個体でしょう。 やっぱり元はポールスミスのディレクションしたレーベルである、ということを思い出させてくれるワクワクアイテム。 サイズ:30×45
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Y2K ADIDAS Systematic Design Waist_Bag
¥8,000
アプリコットイエローとコンクリートグレー。 最高の色組み。 ロックマンならガッツマン。 メダロットならカブト。 トランスフォーマーならバンブルビー。 ボーイズバイブスを燃え滾らせる最高の色組み。 何度でも言う、最高の色組み。 ウエストバッグというアイテム自体もこの色組みに大きくバフを掛けてますね。 フロントのアクションプリーツ風のラインが開いてポケットになりますし、ボディ裏面の隠しポケットが内部に作る袋布スペースを内ポケの土台にしてたりします。賢い。 普通のウエストバッグよりもユニークでクレバーなポケットシステムが組まれていますし、製造もシャンハイ。 のっぺり画一化されちゃう前のY2Kエネルギーアイテム。 ベルトを伸ばし切れば一応斜め掛けも出来ます。
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HYSTERICS (OLD) Red Suède Leather Wallet_System Bag
¥12,500
ヒステリックスのレザーバッグ。 ウォレット以上、ポシェット未満。 使い込まれた深いクリムゾンレッドに、財布風のシステマチックなポケットデザイン。 フラップを開ければ型押しのロゴが堂々と鎮座。 ショルダーストラップには等間隔のメタルスタッズと、ロゴ刻印の入ったメタルジョイントが光ります。 攻撃的なまでに真っ赤なレザー、 ギラギラ光るメタルパーツ、 そしてこの個体に関しては使い込まれたスエードの風合いさえも我が物としているように思います。 正にヒステリックグラマー。 何と合わせても可愛くなりそうなビジュアルパワー。 「よく考えれば今日別に財布要らないな?」 という日は小銭とカードを詰め替えて軽やかにお出かけしましょう。 コンディションは10段階中6くらい。 全体的に使用感があります。 また、ファスナーオープンの端、薬剤での接着が剥がれている部分があります。 (写真8枚目) あまり乱暴に扱わなければ進行も無い部分ですが、一応ご留意ください。
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PAVILLON Black Clochet × Wood Combi Design Hand Bag
¥9,000
SOLD OUT
クロシェニッティングと天然木材。 両方真っ黒ですが、素材選びのせいで飛び切りオーガニックで温かいイメージ。 底面の凝った画面作り、ハンドル接続部分の丁寧な巻き込みは目を見張るクオリティです。 クロシェの内側、裏地として使われたボディは勿論裏地生地だけで表も裏も作り切ってて、それだけでバッグとして成立するところに装飾としてのクロシェレイヤードですね。 縫製仕様も縫製の質も文句無し。 内側には小さめのポケットが1つ。 全体の容量としては ちょうどスマホと財布くらい。 PAVILLON FRANCEとありますが、フランス製造のタグや印字は無し。 本当のフランスプロダクトというよりは、フランスにルーツを持つか、或いはディレクションとして付いてるだけの文字かな。 何にせ、その名に恥じないプロダクトではあると思います。 根本的には恐らくレディースアイテムです。 が、今ならメンズにも普通に御推奨したいところ。
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UNKNOWN Full_Spangles_Flapped Design Hand Bag
¥9,000
SOLD OUT
アッパーをフルスパングルで仕立てたミニバッグ。 現代のスマホがギリギリ入るだけの孅媛なサイズ感。 (お財布は無理っぽい) これ面白いのがね、ジャケットとかコートのポケットみたいに「フラップ」が鞄口に被さってるんですけれど、そのフラップもスパングルで作られてるんです。 で、 この「スパングルフラップ」、 これはバッグのボディみたいにある程度丈夫な「基布」にスパングルを重ねたものじゃなく、本当にスパングル“だけ”で作られたフラップなんです。 よって超華奢で、シャナリ綺羅綺羅、美しく揺れ靡く。 アクセサリーよりもアクセサリー然とした装飾性。 それがこんな淡くて儚いペールブルーで。 本当に可愛い。 なかなか出て来ません。 また、チェーンハンドルは特殊な巻き方で装飾アレンジがされています。 恐らく解いてショルダーバッグくらいの長さにも付け直せるものですが、今の巻き方を私が再現出来るか不安ですのでこのままご紹介させていただきます。 ご容赦を。
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ITALY MADE Camouflage Pattern Hairy Calf Skin Bag
¥9,000
SOLD OUT
カモフラージュ柄がプリントされたハラコレザー。 ハラコとは言いますが、カーフレザーとタグにあることからも、実際に腹子の革を……という訳ではなさそうですね。 さて丁寧に柄プリントが載せられた美しいマテリアルですが、こうしたビジュアル至上主義のアイテムって実用性を犠牲にしていることが往々にしてありましょう。 しかしながら本品はかなり実用性を重んじて設計されていますね。 財布もスマホも入りますし、バッグインポーチも付属しています。 マチを大きくとったボックス型のボディは型崩れしないよう、底面に床板が配置されています。 ここも個人的に目を惹かれたポイントなのですが、この床板がボディに縫い込まれている。 表地と裏地の間に挟み込むとかじゃなく、底面のシームに追加で噛ませる手法。 なかなか無い、優しい一手間です。 バッグの口は同素材、ハラコレザーのコードでゆるく縛れるようになっています。 ハンドバッグ用のハンドルはしっかり芯材が入っており、ショルダーバッグとして背負っている時も形状が安定しています。 ココ大事。 そして長めに取られたショルダーストラップは取り外し可能ですのでハンドバッグとしてもご転用いただけます。 ハラコレザーの特性上、どうしても抜け毛は少し煩わしいことと存じますが、ハンドバッグにすることでそこも軽減出来そうです。 こうしたデメリットが許されるだけのビジュアル的魅力、トキメキの詰まったバッグかと存じます。 サイズ 底面:9×16 高さ:24
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