洋服解読所
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2005S/S JUNYA WATANABE Fringe_Edge Design Jute Bag
¥32,500
ドンゴロスそのまま、みたいな野趣に満ちたテキスタイルチョイス。 まさかのジュンヤワタナベ。 バッグとしてのアウトラインの外側は全部フリンジ。 これどうやってるんでしょう。 素材は恐らく同一のジュートなんですよね。 フリンジ用に梳かしたものを別で用意して挟み込んでいるのかな。 まあそんな感じの、攻めた素材選定です。 こうしたプリミティブなマテリアルと 重厚な皮革を使ったハイエンドな仕上げ、そのコントラスト。 ここが最大の魅力です。 カバンとして骨組みがしっかりした上での、前衛的な遊び心。 雑に手持ちするのもよし、肩掛けもよし、絶好のサイズ感です。 レザー部分や表地は綺麗なコンディションですが、内側ライニングには少し使用感が見られます。 ご留意ください。 多分これはもっと使い込んだ方がカッコ良い品物だと思います。 サイズ:30×33
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SAZABY(Y2K) Anatomical Cutting Messenger Bag
¥22,000
Y2Kサザビーの稀少なストリート・デザイン。 メッセンジャー規模の大きめなショルダーバッグで、PRADA系列のボディバッグみたいなアナトミックカット。 しかしPRADA/miumiuでは出て来ない、パキッとしたサイバーブルー。 で、日本に勃興した小さなストリートレーベル群とも違う、バッグレーベルとしての確かな製造クオリティ。 この良いとこ取りが楽しいのです。 あんまり量産されなかったのか、SAZABYのお客様にはあんまり刺さらなかったのか、それともみんな雑に使い過ぎて現代に残っていないのか……、殆ど目にすることのない個体。 勿論誰とも被ることは無いでしょう。 名も無きデザイナーによる、俄デザイナーズを軽く凌ぐ新世紀ビジョン。
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c00's ITALY MADE Intrecciato Leather Small Boston Bag
¥12,500
2000年代くらい、イタリアのマイナーレーベル。 マイナーと言っても派手な広告をやってなかったってだけで、クオリティは一定以上、レザーアイテムとしての責務を全うしてくれます。(=バッチリ服装を引き締めてくれます。) イントレチャートのボディにビール色のベージュ、ハンドルなどの要所にはキャラメルブラウンのコーディネーション。 《革》と言えば!って感じのベタな配色です。 そしてこのベタが案外無い。ベタなはずなのに。 なんかこう、ピクニックにでも出かけたくなるビジュアルですね。 麦わら帽子の情緒でしょうか。 中には手作りのサンドイッチと小さなビニールシート入れるところまでは想像がつきます。 ギリギリ肩掛けの難しいハンドルサイズ。 手に持つしかないサイズ感。 利便性よりも随分情緒に振ってます。 便利ではない代わりに、持てば一気にジブリの世界観。 そうした空気を尊びたいとき何より先に排除したいのが「ブランドのロゴ」。 商売とか浅ましいマウントラリーからは早々にオサラバしましょう。 -- ・Made in ITALY ・ブラウンのレザー箇所にわずかなベタ付き →ハンドルレングス調節機能付近の重なっている部分。殆ど改善しましたが、高温多湿を避けてご保管ください。
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SAZABY (OLD) Mesh Knitting Work Handbag
¥12,500
鞄って洋服と違って 素材表記のタグ付けなくていいんです。 だからこの魔性のマテリアルが何なのか、辿り着けない。 麦わら帽子に使うようなストローやラフィアに近しいのかな、とは思うのですが。 何にせよ爽やかな夏風がビュンと吹き抜けていく素敵な自然素材です。 それを巧みに編み込んで作り上げられた総柄メッシュバッグ。 非都会的なマテリアルチョイスと手仕事の温もりを感じるクラフトデザイン。 そしてバッグボディからハンドルまでを同一線上に収めるサークルシェイプ。 あぁ今っぽい。 でもギャル過ぎない。 乗り切らない良いバランス。 こんなのをナイロンジャケットに合わせると楽しいのです。 しかもね ハンドル部分、ボディと同じ素材で可愛いフリンジが大量に結ばれてる。 ここがまた可愛い………。 S/Sの景色を何倍にも輝かせてくれるお出掛けデザイン。 Made in CHINA
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80-90's GUY LAROCHE 2-Tone Color Bamboo Handle Handbag
¥12,500
純白のコットンキャンバスとブラックレザーの切替デザイン。 マチも殆ど設けない細身のサークルボディ。 その丸いアウトラインから繋ぐように持ち手は熱曲げバンブー。 ゴシックなバランスのボディと有機的なハンドルセクション。 同じ図形を分かつ美しいアンビバレンス。 手持ちも良いですが、ライトアウターぐらいであれば肩掛け出来ます。 デザインやロゴやコンディションから現代ピースかと思いきや、これで結構古いみたいです。 大体ですが90年代くらい。 デザインは新しいままです。 現代に再度持ち出してください。
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BEST COMPANY by OLMES CARRETTI Soft Fabric Easy Shoulder Bag
¥9,500
チープな鞄です。 恐らくポリ系、へにゃへにゃの生地にゴツいロゴ刺繍がドカンと乗ったビジュアル。 “Best Company” って名前、こういう時に良いですよね。 知ってる人にはベスカンに見えるし、知らない人からしたらただのテキトーな企業風ロゴグラフィックに見える。 今一度冷静に見直してみると、こんな名前を自分のブランドに名付けられなくないですか? 「大きく出たなぁ」としか思われないでしょう。 さて、チープな個体ですが多分かなり珍しいんじゃないかな。 もしかしたらノベルティとかで配られた物とか。 そんな訳であまり重たい荷物は入れないでください。 怖くて試していませんが、耐久値も可愛いものだと思います。 普通に財布、スマホ、バッテリー、コスメポーチ、文庫本1冊、くらいなら余裕なんですが 怖いのは本とか水筒。 この辺の重たいものはなるべく避けてあげてください。 サイズ概寸:26×26 マチ:7 ストラップ:86
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1999S/S TSUMORI CHISATO Primitive Knitting Shell Design Shoulder Bag
¥27,000
ツモリチサト視点のY2Kデザイン。 マチ無し、内部セパレート無し、大部屋一枚取りの超横長ショルダーバッグ。 この時点で思う。 「なんだこの変なバッグは」 浅いブラックの丈夫なコットンドリルの上、同色のコットンニットをレイヤードしたテキスタイル。 ニット部分の方が光の吸収率が低いのでしょう、よりバサっと乾いた白っぽい質感。 クールだけどほんの少し優しさが漏れてる感じ。 調節無しのショルダーストラップまで同じ素材です。 ぱっと見はニットバッグなので、荷物入れたら伸びるのでは?? なんて心配しちゃう。 実際はコットンドリル部分だけが仕事をしているので心配ご無用。 何も考えず、手回り品はみんなポイポイ放り込んじゃいましょう。 読み掛けの文庫本も、貰ったキャンディも、遠慮して捨てられなかった包み紙も、どんぐりも貝殻もチケットも。 家に帰ったら丸ごとひっくり返して、今日がどんな一日だったか一緒に振り返りましょう。 この時代特有のクールで無機質な雰囲気に合わせつつ、ツモリチサトっぽい柔らかさもミックスされた見事なファニーデザイン。 注目こそされていませんが、そうそう出会えることの無いレアピースです。 この時代は、バッグのタグにさえ【SIZE】の表記があるんですよ。 そしてMサイズって? Made in China サイズ概寸:29×62 ショルダーストラップ:96
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c2000's SAZABY Fringe-Cuttimg Circular Shape Leather Bag
¥11,000
鞄とボールの中間地点みたいな丸っこいバッグ。 丸っこいシェイプを作るために張り巡らされた切り替えシーム。 この沢山のシームにここぞとばかり、華奢なレースをレザーで作ってみました!って感じのクラフトパーツが挟まれる。 このアイデア滅茶苦茶カワイイと思います。 色味の噛み合い方も完璧。 作り手は弊店ではお馴染みのサザビー。 古いモデルも素敵な物が多くありますが、殆どの年代でクオリティが綻ばないのが魅力。 特にハンドル周りの頼もしい作り込みが一貫して好きです。 肩に雑に担いだとして、バッグが袖で隠れて見えなかったとして、チラリ肩に掛かるハンドル部分だけでも可愛いんだから。 大きな傷や汚れはありませんが、軽い使用感があります。 シームを飾るレザーパーツの折れ癖とか、不本意なロールとか。 Made in CHINA
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OLD SAZABY 2-Rooms Design Olive Pocchet
¥11,000
古いサザビーのポシェット。 オリーブドラブのナイロンオックスボディに、リフレクター仕様のロゴパッチ。 ベルトや金具を共通して軍用装備みたいなソリッドな空気があります。 この時代はターゲットレンジが独特ですよね。 上品なコート羽織るレディはこんなテイスト選ばないでしょう。 さてこのモデルはそもそも、構造も非常にユニークです。 普通のポシェットとは根本的に違う、上下を二等分するような二階建て構造。 普通、バッグボディを丸ごと全部メインポケットにして、そこに小分けのポケットを増設していくでしょう。 でもこれはメインポケットを真ん中で横方向に割ってる。 中くらいキャパシティの部屋が上下で二つ生まれる構造。 つまり長財布が入らない。 これ結構ディスアドバンテージじゃないか? 長財布のキャパを削ってまでこうするメリットって何? どういう時にこの構造はメリットに転じるのか。 それは、細かい物を沢山入れる時。 深いポケットの中で小さな香水瓶やチケットが奥まで入ると、案外面倒くさい。 その点、こういう取り回しに特化したような構造であれば、ある程度は雑多に色々放り込めるし、荷物が過剰に互いを隠し合うこともない。 これを買う人のファッションだけじゃなくてライフスタイルまで深く想定した上でのデザインか。
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VINTAGE Pantograph_System Chain_Mail Mini Bag
¥11,000
古いパーティバッグに稀に見られるユニークなオープンシステム。 正式名称が分かりませんが、機構としては【パンタグラフ】ってのが近いと思います。 装飾と実効を兼ねる金具組みの上に付属のメタルキャップ。 パチっと小気味よく閉まります。 この手のバッグは本品のようにチェーンメイル(鎖帷子)で作られる物が多いです。 その鎖帷子の一枚一枚に細かく色付けをしてモザイクアートを作ったデザイン。 これって編み地の一つ一つに色替えを入れて柄を作るニットワークに似ていますね。 ざっくり言えば【どうぶつの森】のマイデザインと同じピクセルアート。 そうして作られるのは、これまたフェアアイル・セーターみたいなモチーフミックスの幾何学模様。 こんな華やかな情緒と、今やロストテクノロジーと化しつつあるメタルバッグ。 財布もスマホも入りません。 完全なパーティ用。 本当にリップ一本だけ入れて使う、なんてのもカッコよくって痺れますけれど、今ならカラビナとか使ってメインバッグにキーホルダー感覚で付けちゃうのも可愛いんじゃないかな。 Made in - タグ無し
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FRANK DANIEL (ITALY) Wine_Red Harako Leather Bag
¥12,500
ワインレッドのハラコレザー。 イタリア製のマイナーレーベル。 バケットバッグみたいな感じのバランスです。 割とマチとか広くてバケツみたいなビジュアル。 見た目は小さいけど奥行きがあるので意外と手荷物が入ります。 そして裏地作ってないからその作りの良さが丸見え。 レザーを縫い合わせた後の分厚い縫い代も綺麗にパイピングして包んでます。 中心部分のシームは縫い代広めに取って大きく縫い代折り返し。 で、その大きく折り返した縫い代を留めるべく選んだ小道具は、夥しい量の極小アイレット。 面白い発想だ。 絶妙なミニマルパンクって感じのビジュアルエッセンスと、製造合理の噛み合わせ。 ナイスデザイン。 内側のセパレートポケットもレザー。 ツルツルの上質なクレバースムースレザーが使われています。 夏にギャップポイントとしてサラッと持っとくと可愛い。 冬に持つのも、ボリューミーなアウターとの対比が効いて可愛いはず。 Made in ITALY サイズ概寸21×20 マチ9
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UNKNOWN Colombia Motif Primitive Design Bag
¥7,500
コロンビアをモチーフに取ったグラフィックの入ったバケットバッグ。 コットン、いやなんならポリエステルが混じっているような柔らかいキャンバス。 作りは結構粗末な感じ。 土産屋にありそうなクオリティ。 本当にコロンビアで作ってるのかも怪しいところ。 でも、それがちゃんと使い込まれてる所が個人的にカッコ良いと思う。 銭湯行く時とか、丁度良いサイズ感/テンション感です。 サイズ概寸 32×28 紐寸:90
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AGNES.B VOYAGE Body&Waist Fit Active Bag
¥9,000
アニエスベー・ボヤージュのウエストバッグ。 この手のカジュアルバッグで こんなにパッとしない配色ってあるんですね。 深過ぎないカジュアルなブラックである程度揃えられたカラーリング。 でもコードやジップタブは多少白を混ぜたり、徹底的に統一しない、余裕のあるディレクション。 VOYAGEラインの歴史は意外と古く、1993年からあるようです。 このウエストバッグも、ローテクアクティブの全盛期色とりどりなバリエーションが世に溢れた中、ちょっぴり天邪鬼な 趣味の良いパリジェンヌをターゲットにデザインされたのでしょう。 ベルトサイズはある程度自由です。 でも斜め掛けは基本的に難しいと思います。 そこ目的で紹介してません。 シンプルなワンピースやスカートスタイルに局地的にフックを加えてくれる、ボリュームピースとしてのバッグ。 是非アクセサリーベルトや他のウエストマークとレイヤードして遊んでみてください。
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VIA REPUBBLICA Red_Harako × Emboss Leather Combi Design Bag
¥13,000
完全にアクセサリー枠でピックアップしたバッグ。 こんな小さな面積の中に ・クロコダイルエンボス ・赤染めハラコレザー ・オリジナル可変ロックフロント あとはオリジナルのキーホルダーとミラーチャームとか…… 要素を詰め込みすぎ。 希釈前提の原液系リキュールみたいですね。 スマホと財布入れてジャストキャパ。 モバイルバッテリーとかコスメポーチとかはキツいんじゃないかな。 そこの所大丈夫であればとても良いです。 ハンドバッグサイズですけどアームホールの邪魔しない絶妙なハンドルレングス。 夏に使えばハラコが面白いギャップを作ってくれるし、冬に使えばサイズ感と素材コントラストがパキッとアクセントに光ってくれる。 めっちゃ可愛い。 Made in ITALY サイズ概寸25×12
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MOSCHINO “O”Shape Ring Design Tote Bag
¥11,000
モスキーノのトートバッグ。 程良いサイズ感。 部分的にレザー使い。 白レザーなので、底面とかはちょっと汚れあり。 ご丁寧に底面までレザーじゃなくていいのに。 結構 遊びがメタ的というか モスキーノ/MOSCHINO のロゴプリントが入ってるんですけれど、この文字の中で2箇所だけ、プリントじゃなくてメタルパーツで作られてるんですよね。 【O】です。 Oの部分だけ金属のリングで置き換えられてて、そのリングを起点にトートバッグのハンドルをデザインしてる。 この 何というか、1段階引いた俯瞰の視点、モスキーノですよね。 自分のアイデンティティも躊躇無くコンテンツ化しちゃう感じ。 あとロゴ横のレジスターマーク(R)もちゃっかりメタルパーツにしてますね。 権利関係には厳しいですよ、なんて意味合いでしょうか。 そこに関してもなんか……、いやいいや。 そんな感じで、デザイン滅茶苦茶良いです。 が、底面の軽い汚れに加えて、白レザーで組まれたハンドルもちょっと状態微妙です。 若干の汚れに加えて、側面のコバ塗りも劣化してきてます。 ラフに引っ提げる分には大丈夫ですが、あんまりフォーマルには使えなさそう。 あくまで古着感覚で。 Made in ITALY サイズ概寸 34×36 マチ8
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OLD SAZABY Hand_Stitch Design Ecru_Beige Leather Bag
¥11,000
少し古いSAZABYのレザーバッグ。 肩で雑〜に担いだ時に輝くハンドルデザイン。 編み込み部分まで綺麗にコバ塗りされたブレイズハンドルと、その根本を繋ぐ重厚な金属パーツ。 最近の気分として【ハンドル凝ってて雑に担げる】ってのが極めて重要なキーディテール。 【写真】というメディアなら尚更強調されるシチュエーションですが、前から見た時に肩に掛けてるバッグハンドル部分しか見えなかったとしても充分にアクセントになるパワー。 このモデルは色違いで幾つかご用意があります。 こちらは全体のトーンに軽く奥行きを持たせたい時とかに便利なニュートラルベージュ。 全体の形としては、底面がある程度定まってて緩やかにカーブした大型船舶みたいなシェイプ。 普通の手回り品なら何でもかんでも雑に放り込んで大丈夫な頼もしいキャパシティ。 レディース企画ですが、今はメンズ/レディース問わずお薦め。 サイズ概寸 38×25 マチ17 カラーリングがベーシックなので他の色より若干お安め。 両方面からトライし易い個体かなと思います。
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90's ALEXANDER McQUEEN Crack Design Leather Helmet Bag
¥45,000
初期のアレキサンダーマックイーン。 クラックレザーのビジュアルなのにしっとりテクスチャ。 魔法のような素材デザインから始まるミニマルなレザーバッグです。 一応、ポケットシステム的にミリタリーのヘルメットバッグをサンプリングしたものになるのかな。 このサンプリングに少しピンと来てないのは、その引用元とのテンションの差があんまりに大き過ぎるから。 ヘルメットバッグにしては小振りな(しかしデイリーには充分な)サイズ感はとっても上品だし、 キリキリと研ぎ澄まされたグランジビジュアルは、チープなDIYマインドじゃなく 創作表現に一切を惜しまない圧倒的な情熱を感じる。 ショルダーストラップまで残って、殆ど使用感無しのミントコンディションでご紹介出来るのは割と奇跡。 この時代のマックイーンは良過ぎて誰も手放してくれないし、バッグ類なんて使い易いの多いから……。 性別もシーンもほぼ選ばない最高の汎用性も素晴らしい。 マイスペシャルが未定の方はここらで終点です。 サイズ33×26 マチ5.5
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ANIARY 2Tone Leather Combi Design Box_Shape Bag
¥14,000
メインとなるパンチングレザーは、ブラウンが少し混じったような落ち着いた赤。 それを縁取るレザーはこっくりと深いブラウン。 華やかさと重厚感を共存させた素敵な色組み。 まず出てくる感想はそんな感じ。 多分、作り手の掌。 派手な意匠に頼らず 婉麗な色味と誠実なクオリティを武器とする日本のバゲージレーベル。 男女問わず持てるレディースバッグを今夏は強めに入れてます。 これもその筆頭。 ストラップ短めに設定してラフに肩に担ぐ感じ。 いやもうストラップ無視して脇に抱えるくらいのテンションで。 そうそう。 これくらいのバランスがあれば カジュアルスタイルにラフに担いだ時はドレスエッセンスとして引き締めてくれるし、 ドレススタイルで担いだ時にはそのボリューム感と色味が程よくラフなそよ風を吹かせてくれる。 小さなオリジナルキーリングも付いてるので、気分に合えばご活用ください。 サイズ概寸 31×33 マチ11
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R.NEWBOLD Primitive_Jute Design Hand Bag
¥13,000
コーヒー豆の運搬や土嚢なんかで見ることがあると思います。 麻で……それも一際粗い黄麻、その名もジュートで作られた麻袋。 ドンゴロスとか、またい、みたいな呼ばれ方をします。 丈夫である代わりに皮膚を擦りむきかねないくらいには粗い/荒いファブリックですから、洋服にはとても使えません。 しかしバッグとしてなら活路があるという訳。 そのオーガニックな雰囲気を「活かす」デザインが殆どの中、そのオーガニックな雰囲気を材料の一つとして取り扱い、挑戦的なミックスを試みたのが本品。 雑誌がすっぽり入るくらいのボディ。 ここがジュート。 しかしそこからオーガニックと真逆のワイヤーハンドル。 最高にクールなアンビバレンス。 たまらない。 そこからの追撃が更にクール。 ワイヤーハンドルにレイヤードされたのはなんと竹ぐらいの硬さに固められた厚紙。 変な素材を使ってる訳じゃない。 でも使い方&組み合わせ方がクレイジー。 何個かネジの外れた発想の広さ。 ポールスミスの廉価版 というネガティブなイメージを払拭するのは難しいかもしれませんが(そもそもそのイメージが別に間違ってない)、全部が全部陳腐な訳じゃないぞ、という事は十二分に知らしめられる個体でしょう。 やっぱり元はポールスミスのディレクションしたレーベルである、ということを思い出させてくれるワクワクアイテム。 サイズ:30×45
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HARLEY DAVIDSON Waist_Holded Messenger Bag
¥11,000
Y2K、ないしその近辺にて発生したバッグのハーネス化現象。 そのムーブメントに知ってか知らずか合致したハーレーダビットソンのメッセンジャー。 ウエスト(又はレッグ)ベルト付きのホールド性を強化したデザイン。 これは以前もご紹介しましたColombiaのメッセンジャーと同じ機構です。 しゃがんでもバッグがずり落ちて邪魔になることが無い。 「知ってか知らずか」と前述しましたのは、これ作ったのがハーレーダビットソンであるという点に起因します。 バイカーバッグとして、Y2Kのムーブメント関係無く機能性のみを重視して作られたデザインである可能性があるんです。 結果としては機能美、並びにそこから生まれるフェティシズムの混じった魅力 が宿っている訳ですが、出自が出自なだけに、中々“これはこう”と道筋を断言出来ないピースです。 サイズは結構大きめ。 ちゃんとメッセンジャーバッグって感じのサイズ感です。 40×28 マチ11 状態非常に綺麗です。
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HUGO BOSS Harness Design Asymmetry Bodybag
¥25,000
ボディバッグ/スリングバッグとして理想的な アシンメトリーのカッティング。 お好きな方、多いですよね。 私も とても好き。 そこにもう1セクション無理やりジップで追加ドッキングして身体をぐるりと一周ホールドしちゃったデザイン。 こんなのカッコ良いに決まってる。 ハーネスバッグというか ボディバッグというか…… とりあえず スリングバッグの領域からは 完全に抜け出た感じのシステムデザイン。 追加部分のセクションはジップで着脱可能で、 ここのセクション含めて ストレッチベルトで幅広いフィット調整が出来ます。 アウターの上からでも カットソーの上からでも、 季節やシチュエーション問わず 一気にカーゴエッセンスをプラスしてくれるゴープコアバッグ。 個人的にはアクセサリー的なポジションだと思ってます。 あんまり古くない近代ヒューゴボス。 バッグスリング仕様のウインドブレーカー出したり、ボンテージパンツ出したり、赤タグは面白い個体が多いですね……。 ちなみにこの手のハーネスバッグって 荷重の分散先が滅茶苦茶多いんです。 左肩とウエストとで分散出来るので。 そういうバッグって実はスーツに対してシルエットを崩しづらい、かなり良いポジションだったりします。 勿論ビジネスシーンには難しいですが、ただ人気再燃に乗っかっただけじゃなくメンズスーツの重鎮であるこのレーベルから出る意義ってのをちゃんと宿したアイテム。 それこそ世紀末にN.Barrettが提示したスポーティとオーセンティックの折衷を、その熱りが冷めてから地で行く感じのリアルなクリエイションですね。
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c90's SOGOOD EVA Materials Cyber Design Handbag
¥14,500
おおよそ90年代くらいかな。 EVA素材のバケットトート。 ゴムとかPVCに比べて軽くて劣化しづらい素材です。 熱には弱いです。 実際考え得るのは真夏の熱い車内で放置……とかが危ないですね。 サイバーというかハイドロというか、世界的に電脳世界がスタートしたこの時代を象徴するナイスデザイン。 あんまりに今の気分なので色々なスタイリングで多用してます。 このバッグの底面には底鋲を模して同素材での突起が作られています。 で、その一つに少しダメージがあります。 全体的には綺麗で劣化も無いグッドコンディション。 デッドストックなので当然と言えば当然ですが、それでもこの素材がこのコンディションで20年以上残ってくれるってのは貴重なケースだと思います。
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2002 NIKE Twisted Zip System Active Bag
¥14,000
好ましい時期のNIKEです。 有線の音楽プレイヤーを想定したシステマチックデザイン。 この時代のテクノレガシー。 斜め方向というか ねじれの位置の袈裟斬りというか 変なオープンライン。 非常にユニークなカッティングで仕立てられたデイパック。 ジップトップもこれまた変な形の樹脂パーツ。 これが割れてないのは結構奇跡。 ボディに巻き付けるフィッティングコードも入り組んでてカッコ良い。 なかなか出てこないヤツです。 また、 状態は良いのですがジップが変なカーブで作られてるので開閉ミスるとちょっと壊れます。 が、ジップテープの水平に気を付けて噛み直せば問題なく復活します。 これ見よがしに高級素材とか ロストテクノロジーが使われてる訳ではありませんが、 これは完全に「ヴィンテージバッグ」。 丁寧な取り扱いが必須です。 ご理解いただける方へ。
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TOUGH Tactical Design Small Cargo Bag
¥9,000
【SEOに淘汰されてしまいそうなブランドネーム】 5つ挙げよ 走って! えーと ・GIRL ! ・BITCH ! えーと…… あと何やろ…… ・sabotage !(審議) あと……えーと、えっと……! ……東京フレンドパーク伝わりますかね? SEOってのは 検索エンジン最適化 の意。 要するにインターネットで検索した時に ヒットしやすくする施作。 で、 こうした 【TOUGH】なんてブランドは それだけで検索しても多分全然ヒットしないんですね。 そうしたインターネットの海にこのまま飲まれるには惜しい、中々どうして気合いの入ったタクティカルデザインを多くリリースしているバッグレーベルです。 作り手は香港人デザイナージョーン・ウォン氏。 中国に変換される前の香港に流通していたイギリス軍のミリタリーアイテムにインスパイアされたタクティカルデザインが特徴。 で、御多分に洩れずこちらのショルダーバッグもゴリゴリのミリタリーテイスト。 スマホがちょうど入るくらいのサイズ感に、手の込んだUSED加工。 部分的にわざと素人感を出したリメイクステッチ。 ここにオーガニックというか、人の手の温もりをミックスしてくるの素敵です。 オリジナル制作のメタルプレートでのフラップロックシステムも秀逸ですね。 ドッグタグからのサンプリングか、色々刻印されてます。 あんまり定価が高いようなハイブランドじゃないんですが、あまりに凝ってる。 荷物少ない人に御推奨したいホリデイバッグ。 サイズ 19×13 マチ5
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