NEXT 10/5-6 TOKYO
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c80's GIVENCHY (Lic.) Ex_Soft Lamb Leather Skinny Gloves
¥8,500
スマホ非対応。 現代必需のガジェットから 半強制的に距離を取らせるファッションアイテム。 50-60年代、ファッションにおける最強のフォーマット 【カジュアル】が台頭した瞬間から衰退し続ける前時代的美意識の象徴。 80年代くらいでしょうか、古いライセンスのGIVENCHY。 裏地無しのシンプルな革手袋。 景気の良い時代ですから、裏地にファーやらカシミヤニットやら豪華なライニングを配置するハイブランドが多かったものですが、こちらは裏無しでも通用するくらい、裏まで滑らかなソフトラムレザー。 ここまで薄くしちゃって大丈夫か、というくらい極薄に漉かれています。 で、それが結構小さいサイズ感なので手の大きい方が無理して履こうとすると怖い怖い……。 私が6&1/2くらいなんですが、それでも入りません。 体感5&1/2くらいかなと思います。 金のメタルパーツとか 分かりやすいロゴとか無い静かなビジュアル。 分かりにくい同色ロゴはありますけどね。 バブルの粉っぽい残り香無し。 黒革のスキニーグローブでほぼ無地で品質もかなり上等です。 案外、探しても見つけづらいポジションかなと。 御手の小さい方は是非。 札付きデッドストック Made in - サイズ表記M →実際レディースSくらい
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2019A/W CHLOE by NATACHA RAMSAY-LEVI Coating Design Knit Balaclava
¥21,000
ナターシャが率いた19AWのChloeより リブニットのバラクラバ。 首部分で編み地を詰めたり、頭部という球体をリブニットでトレースするにあたって、技巧的な編み変えが巧みに張り巡らされていてとってもキュート。 若干ピンクに振れたようなカーマインっぽい赤。 ウールベースにポリエステルのミックス。 表面に軽いコーティングが入っているのか、表と裏で色味が僅かに異なります。 裏面の方が仄かにふっくらあたたかい色味。 この裏面をよく見てみると、赤と朱色が混じったような糸が使われていますね。 朱に交われば赤くなる……? まあいいや。 ここでの色味のメランジ感にポリエステルのミックスが表出してるのかもしれませんね。 ただのバラクラバで終わらず、ニットパーカーのデコルテを切り取ったようなカットラインを拾ってます。 ヘッドピースで終わらず、トップスのレイヤードにも全然干渉してくる面白いポジション。 面白いけど、使いこなすのはちょっと難しそうに見えますよね。 でもひっつめ髪にビーニー感覚で雑に被っちゃえば良いです。 前髪入れてサングラス掛けるとバランス良いのかな。 まあ違和感と無造作感を楽しむ服(?)なので、あくまで気負わずラフに。 だるだるにクッションさせてください。 あと、このストリート感を細かいところでも表現してるな〜と思うのが、バックネック位置に入るピスネーム。 このメゾンに「ピスネーム」?! ってなるでしょう。 ワークウェアじゃん、と。 この驚きのまま、新鮮に楽しんでください。 Made in ITALY
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OLD MIZUNO Mitten Cutting Analog Tech Gloves
¥16,000
ケミカルフェルトの3本指ミトン。 マルジェラでしか見ない形。 素材表記は有りませんが、多分ポリエステルやナイロン、アクリルなんかの類だと思います。 良くも悪くもウールの野生味は無し。 スチールラックに陳列されてそうな、無機質でシリアスなムード。 本当にオールドミズノか? まあそうなんですけど。 掌にはスリット機構が入ってて、装着地でもサッと指先を開けてスマホ触れます。 手首にはアジャストコード付き。 カッコよかったのでメタルワイヤーとカラビナでドッキングしてます。 これはオリジナルじゃなくて僕の遊び心。 こうすると外した時も首から掛けられて可愛いんですよ。 サイズ感はやや大きめ。 完全メンズサイズです。
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UNKNOWN Primitive Design Color-Beadswork Necklace
¥9,000
アステカとかマヤとか 所謂“古代メソアメリカ”方面の匂いを感じる、原始的な創作。 モンハン世界の絵柄とかがそんな感じですね。 綺麗なブラックビーズと、あえて色ムラを残したような質感の艶やかなカラービーズを組み合わせたビーズワーク。 長めのフリンジも付いてて、首紐部分にも等間隔で装飾が入ってて、なかなかパワーのある作り込み。 ・オレンジのドレスを着た人 ・ピンクのドレスを着た人 の2つあります。 どっちもテイストに合ってて可愛い。 悩んでください。
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c90's MOSCHINO Pearls Graphics Design Airy Silk Stole
¥11,000
Adrian氏の大活躍目覚ましいモスキーノより、オールドレンジのシルクスカーフ。 ピースマークやクエスチョンマーク等のモスキーノ定番のモチーフを、大小様々なボタンを並べて描いたグラフィック。 淡い紫の背景に白ボタン。 綺麗な配色です。 何よりこの色味ってのは90年代前半くらいの、ポストバブルのソフトエレガントにピッタリ。 実際の製造もそのくらいでしょう。 ボタンを集めてのテキスト曰く MOSCHINO IS PEARL KING ですって。 真珠の王。 なるほど。 Made in - (オーロラ社) サイズ概寸 38×152 縦長バランスのストールです。 巻き易いやつ。
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CLAUDINE VITRY Real Shells Bracelet
¥16,000
巻き貝を途中で切断して内部の螺旋構造を可視化したパーツ。 面白いアイデア。 しかもこの貝殻の内側部分のコードにまでビーズが通ってる!! 凄い仕事。 そしてそれを花弁のように放射状に配置するコードワーク。 カラーリングは南国のビーチシーンを思わせるトロピカルテイストでゆるっと統一。 こんな時代に珍しい、破茶滅茶にプリミティブで根源的な美的感覚。 子供の眼差しの其の儘を映したようなイノセンスと、それを美しくプロダクトにまで仕上げ切る丁寧な仕事。 この2つはなかなか両立しないと思うけれど、このフレンチマダムのIGアカウントを見に行くとなんか納得。 全然ガツガツしてない。 かと言って慎ましやかに、静かに纏まってる訳でもない。 そういう俗世的な数字の世界から解脱して、凄く自由にやってるように見える。 日本ではアッシュペーが見出してインポートしてるみたいだけれど、本当にアンテナが強過ぎる………。 サイズ感的には基本レディースサイズだと思います。 端のマグネットでパチっと開閉する構造。
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White Stones Short Necklace
¥12,500
材質不明です。 無垢なホワイトで統一されたストーンネックレス。 Tシャツの上からでも隠れず巻けるショートレングス。 留め金は古くさいスクリュータイプ。 多分結構古い個体なんじゃないかな。 基本的に石系って何かしら色が付いてる物を有り難がる前提があると思うんですが、だからこそオールホワイトが新鮮。 白Teeにこれとか巻くの 物凄く渋いんじゃないでしょうか。 サイズ概寸:38cm
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MARC JACOBS Boxing Gloves Motif Design Brass Necklace
¥9,000
マークジェイコブスのネックレス。 燻された金塗り。 重さ的に真鍮かな? ボクシンググローブのモチーフに、何やらテキスト刻印いり。 ORGAN DONOR オルガンドナー。 直訳すると臓器提供者。 しかしこれはDJ SHADOWのアンセム The Organ Donor でもあります。 正直どこをリファレンスとしているのかまでは判読出来ません。 しかし ボクシングが好きな人 ヒップホップが好きな人 そして、マークジェイコブスが好きな人 全員に刺さるんじゃないかな。 ちなみにORGAN DONORも その更に元ネタの Tears / Giorgio Moroder も 物凄くカッコ良いのでもしよかったらご一聴。 YouTubeにあります。
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A.P.C. Modified_Peacock Design Plate Necklace
¥12,500
あんまり紹介する機会が無い、 大振りなネックレスです。 華奢なチェーンと 醤油皿みたいなボリュームのプレートモチーフ。 古代の王族の首飾りみたいな 原始的なボリューム感ですね。 モチーフが抽象的で結構分かりにくいんですが、 これ多分クジャクのお尻……。 選ぶセンスから可愛過ぎる。 そしてAPCがこれやるの意外過ぎる。 粗野なカットソーとかスウェットにゴツっと重ねるだけで一気にキンとムードが引き締まって良いです。 あとはネックラインが深い時なんかにも、絶対重ねたくなっちゃう……。
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UNKNOWN Triple Line Layered Design Color Stones Silver Necklace
¥12,500
これもネイティブ・アメリカン系のデザイン。 ターコイズ系のカラーストーンとシルバーのコントラスト。 デコルテを綺麗に埋めてくれる3連ドッキング。 その3連レーンを端で取り纏めるシンカーパーツも可愛いです。 ここに刻印が入ってるのもまた良し。 似たデザインでもう一個出してます。 こちらは素材表記にSILVERの明記があります。 レイヤード相性がとても良いレングスですので、セットでのコーディネートも是非ご検討ください。
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19S/S DRIES VAN NOTEN Black Glasses Constructed Stole
¥40,000
この人のランウェイは傑作ばかりなんですが、このシーズンも素晴らしい。 過去や未来の引用ではなく《現代》を礼賛したディレクション。 ベクトルを違える諸要素が並行して混ざり合う時代……というのは、流行や潮流が多角化した現代では耳に慣れたセンテンスか。 その時代の風景も このレーベルのフィルターを通るとここまで美しく調和していく。 ミリタリーウェア-ワークウェア-テーラードコート-とマスキュランなテイストがズラリ並び、かと思えば精巧なクチュールワーク、婉麗なドレープ、華奢なシアーテキスタイルのカルテットが重なる。 シェルコートのナイロンが擦れる音と 重厚にあしらわれたスパンコールやビーズワークが跳ねる音がモデルの足音を追いかける。 毳毳しく染め上げられた羽飾りが眩しい。 かと思えばそのルックのキャミソールを首に巻き留めるコードはアウトドアギアに使われるようなユーティリティテイストだったりする。 《機能性とクチュールワークの融合》 と、どうにか一言に纏めるとそんな所だけれど、いやいや、それを取り持つバランス感覚のいかに洗練されたことか。 それらを見つめる視点の解像度の、如何に豊かなことか。 本品はその圧倒的なボキャブラリの中の小さな1ピース。 ランウェイでも多用された、無数のバンブービーズを組み立てる糸仕事。 このストール自体はランウェイで登場していないものの、前述したそれらは《クチュール性》の象徴として、スウェットシャツやモッズコート等の現代衣服と織り交ぜてスタイリングされる。 なればこのビーズストールも、雑多なるボロ着に混ぜ込むくらいでこそ、その本懐を遂げようというもの。 --- そんな感じで、カルテではヴィンテージと混ぜて美しいギャップを模索してみました。 色もテクスチャも軽くなりがちなサマーシーズン、この超尖ったマテリアルはどんなスタイルも忽ち独創的に引き締めてくれるでしょう。 総手仕事で、長さは首に一巻きか、巻かずに垂らすか……くらい。 長過ぎても危ないですからね、これ。 このくらいのレングスが実際ベストだと思います。 贅沢の極みみたいなストール。 ストール? ストールとプリミティブジュエリーの中間地点みたいな存在か。 言わずもがな デリケートな商品ですので、 くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。 デッドストックでのご用意です。 レングス:124
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MOSCHINO C&C White-Fangs Design Chain Bracelet
¥32,000
MOSCHINOのファングブレス。 煌びやかなゴールドチェーンに、丁寧なワイヤー仕事で取り付けられた幾つもの牙状のモチーフ。 牙か爪かは、当方生物学に明るくないのでサッパリわかりませんが、第一印象は牙……。 さぁこの感覚。 ブルジョワジーとプリミティブが入り混じるこの感覚。 一番近いのは、 貴族の家の壁にハンティングトロフィーが生えてるあの感じ。 プリミティブと遠く離れた位置にあるのに そのエッセンスを躊躇無く取り込むセンス。 それをヘルシーに現代的に、尚且つ装いに取り込める最小単位として設計したデザイン。 夏これあると楽しいですよ。 両手に付けちゃったり、二つ繋げてネックレスにしたり。 あとはたまに冬の重たいコートで袖丈の短いヤツがあるでしょう。 アレの袖口からキラリ覗かせたり。 ノーブルな目線で見るなら悪趣味だけれど、ファッションの楽しい所をピュアに追い求めるレーベルからこそ生まれるビジュアルです。 ----- こちらは2点纏めてのお値段です。 一個ずつのバラ売りも賜っておりますので、ご希望ありましたらInstagramにてDMください。 その場合は各¥16.000-です。
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1993S/S CdG Crazy Tuck Design Asymmetry Wrap Apron
¥45,000
何と呼べば良いかイマイチ分かりませんが、一先ず「エプロン」としてご紹介してみます。 ランダムにタックの入ったプリーツスカートのような布を、Z字に折り畳んでウエストベルトと繋いだ構造。 身頃が前半分しか無い巻きスカート、みたいな感じです。 このアイテムにも、紳士服らしさの強いオーセンティックなスーツ地が使われていますね。 この度出品タイミングを同じくするCdGのアイテムでもキーワードとして扱っていますが、「スーツ」というのはやっぱり近代ファッションにおいて重要なアイテムでした。 それは男性性の象徴であり それは安定性の象徴であり それは普遍性の象徴でありました。 それらの強固な定型をグチャグチャに破壊し、無理矢理にでもレディースクリエイションの材料に用いるこの姿勢は、このレーベルにおける“コムデギャルソンらしさ”を象徴する一幕。 プリーツも エプロンも スカートも どれも、それまでの時代にスーツを着る男達にとっては縁の無いもの。 だからこそ、そこへ改造すること自体が既に反逆として成立する。 コムデギャルソンを着ることは 精神性を着ることです。 しかし、コムデギャルソンを形成しているのは精神性だけじゃない。 他の追随を許さない、世界トップ水準の縫製/製品クオリティ。 これもまた、このレーベルにおける極めて重要な要素です。 クリティカルで明確なコンセプト エネルギーに満ちたビジュアル その全てを具現化する技術力 この3つがあって トップ・アヴァンギャルドは成立しています。 ランダムプリーツに塗れたエプロンにもウエストダーツがある。 ランダムなプリーツの奥にポケットがある。 既存の価値観を破壊するクリエイションですが、その破壊は、洋服としてのクオリティだけは一切損わないよう極めて繊細に執り行われているのです。 スカートにもパンツにも、ありとあらゆるスタイリングに重ねられるユニークなアクセサリー・ボトムスとして。 男女問わず、季節問わず。 Made in JAPAN サイズ表記- ウエスト:F レングス:93
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BACCARAT Crimson Crystal Top Silver-925 Necklaces
¥16,000
バカラ社のクリスタルネックレス。 ドラキュラが首から提げてそうな造作。 ゴシック過ぎないけれど迫力のある丁寧な作り。 牙っぽくもあり アンプルっぽくもあり。 ドラキュラなら緊急用の血液とか入れるんでしょうね。 このクリスタル部分の美しさは流石バカラ社といったクオリティ。 そして台座やチェーンもシルバー925で作られています。 特にチェーンは小振りなのにかなり重厚なリングで組まれていて大迫力。 メイントップの邪魔をしないけれど、ジャラリと重い音を立てます。 これ付けて飛び跳ねると胸骨にゴツゴツ当たってかなり痛いので、飛び跳ねる時には非推奨。 オールシーズン活躍してくれそうですが、やっぱり夏は最高。 華奢なチェーン類とはまた違った引き締め方をしてくれます。 カットソーは勿論、ヴィンテージのスウェットシャツとも素晴らしい相性。
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J.CREW Seahorse Design Glazed Bangle
¥19,000
冗談みたいに素敵なデザインが 冗談みたいに意外なレーベルから。 温かみに満ちたタッチで造形されたタツノオトシゴのバングル。 背景の白からタツノオトシゴの黄色、海の泡に緑。 どれも丁寧に釉薬を塗った美しい仕上がり。 でも、そんな中でタツノオトシゴの紋様やヒレ部分にだけ釉薬を乗せずに地金の輝きでコントラスト。 モチーフ選びも素敵なんですけれど、抜く所洒脱に抜いてくる、鮮やかな感性。 煌びやかなだけじゃない、機知に富んだファンタスティックな一本です。 カチッと開閉するタイプ。 開く時にちょっと勇気が要ります。 勢いがよ過ぎると華奢なチェーンに響きますから、最初は少し慎重にお試しください。
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UNKNOWN Color Stones Mix Short Necklaces
¥16,000
マラカイトとローズクォーツでしょうか。 貴石の世界はあんまりに奥が深くって断言が出来ませんが、ピーコックグリーンの半透明石と、ノイズの入ったクリスタルのコンビデザイン。 丁度、一般的なクルーネックのTシャツと襟ぐりが被るくらいのレングス。 涼やかで程よくプリミティブ。 合わせる服装が“そう”じゃないほど映えるやつ。 裸にシャツ、みたいな時にあるとカッコ良いですよね。現実的じゃないけど。
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UNKNOWN Shell-Needles × Wood -Beads Combi Necklaces
¥11,000
木や貝殻を肌理細やかに磨き上げた造作。 それらを几帳面にシンメトリー配置。 プリミティブ。 紀元前の美的感覚。 2000年、いやもっと昔から、気の遠くなるような年月を経て尚思う。 カッコ良い と。 どれだけ時代を越えられるか それはデザインの確度に拠ると思う。 これもまた、完全にマッチし切らない、別ベクトルのファッションの中に迷い込ませてください。
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2019A/W MISTER IT. Silk Scarf Textile Sheer Gloves
¥12,500
2019A/Wのコレクションでキーピースとして複数のルックで着用されていたシルクグローブ。 既存のシルクスカーフを素材に使ったような柄配置ですね。 不特定多数じゃなく、特定の誰かに向けて考えられるデザイン。 これは極めて現代的なアプローチだと思います。 人との繋がりが広く浅く広がり続ける現代への なんと言うかこう、 アンチテーゼとまで言うと大きいんですけれど、上手く言えないな。 薄い関係性が当たり前になっているからこそ逆説的にブッ刺さると言うか。 例えばシンガーソングライターは、 誰か1人を思って音楽を作ったとしても、 それをその1人だけに送る訳じゃありませんよね。 一応ビジネスとして不特定多数に-結果として-広く届けますけれど、想像源はその1人であるが故に、その深度は突き抜ける。 歌詞やディテールの確度が研ぎ澄まされる。 このグローブにもモデル名があります。 これはデザインを始めるにあたっての宛先がそのままモデル名になっています。 “Sylvia” 例えば このレーベルの最初のコレクションは、前職マルタンマルジェラのアトリエチームのメンバー 一人一人を着想源に、その一人一人に宛ててのデザインが発表されました。 このSylviaも、恐らくは砂川氏の人生の何処かで関わった人の名であり、そしてこれはその人へ向けた-又はその人から着想を得た-デザインです。 シースルーグローブという事は 御結婚とかでしょうか。 であれば白を選ぶのかな……? まあこのモデルに関して私は何も公的な説明を見ていないものですから、知る由もございません……。 左手の手首付近にとても小さな穴があるのと、微細ながら全体的にシルク裏接着心地の浮きがみられます。 サイズ感は6〜6&1/2くらい。 レディースのMくらいです。 伸縮性は無いのでピタピタに着用するものではありません。 その辺、ある程度ゆとりを持たせて設計されています。
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DOMINIQUE FRANCE Royal Navy Classic Silk Tie
¥11,000
ネクタイです。 良いやつ。 それも凄く。 弊店は基本的にドレスを真正面からやることはありませんから、この手のネクタイの役割ってのは十中八九「スパイス」です。 そしてスパイスとしてドレスエッセンスを差し込むに当たって、こんなのがあると最高。 フランスのエクスクルーシヴ・レンジより ドミニク・フランスのトリプルクラウン。 今でもハイエンドのトップオブトップ、最前線で輝き続けるブランドですが、マスに向けたコマーシャルを殆ど行っていないため知名度は高くありません。 (フランスってそういうの多くないですか?) 然し乍らこのブランドを象徴するヘビーシルクの特別な質感、シルクでありながら埒外に重厚なボリュームは一般的な【シルクネクタイ】のイメージを軽く覆します。 無闇に名を広げる必要が無いクオリティ。 さて、このブランドの基幹アイテムでもある「ネクタイ」。 その圧倒的な品質に加えて、ウィットに富んだ豊かな遊び心もその魅力のひとつ。 何処で裁断してもある程度一定の柄ピッチが保たれる総柄(ネクタイによくあるでしょう)とは違い、そのネクタイのためだけに織られたテキスタイルですから、リピート皆無-1本/1柄の柄ピッチで作られています。 そしてそれらは一度見たら忘れられない独創的なビジュアルであることも多いですが、この個体はそれらとは少し違うポジション……。 このブランドの中でも比較的落ち着いたシックなビジュアル。 少しミルキーに濁した深く柔らかいネイビーに、変則ピッチでのロゴ入りレジメンタルストライプ。 今ネクタイとして差し込みたいエッセンスはミケーレみたいなワンアンドオンリーではないので、これくらいニュートラルだと気分ピッタリ。 クラシカルなムードでありながら、剣幅がそこまで太くないモダンなバランスであるというのも素晴らしい。 あとこれは良くも悪くも、なのですが レングスが割と短いです。 ヨーロッパっぽいロングレングスかと思いきや、日本人でも扱いやすい145cm。 あんまり気取らないシンプルなノットでサラッと巻きたい時なんてとても良いんじゃないかなと思います。 Made in FRANCE 全長:145 大剣巾:7.5
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D2SQUARED United_Skulls Graphics Dirty_Design Viscose Stole
¥9,000
フルヴィスコースのテロテロなソフトストール。 所々汚し加工があったり、裾は断ち切っただけのラフな仕様だったり。 ポストエディスリマンの時代、00's後半くらいにそのフォロワーレーベルに挙って愛されたモチーフデザインですね。 LOVELESSとかにありそうな。 このデザインは United States ……アメリカ国旗における 星(States)を 骸(Skulls) に置き換えるというブラックジョーク。 そうしたダーティ・グランジの世界観に合わせて、 ブランドロゴも岩に石で彫り刻んだようなワイルドな筆致。 こんなのも今ならまたファッションとしてまた輝いてくれるでしょう。 無機質なソフトテックとか、 甘めなフェミニンスタイルとか、 意外性こそが決定打になる時に面白いです。 あくまでミックスエッセンスとしてお楽しみください。 Made in ITALY サイズ:約85×140cm
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70-80's NINA RICCI Flower Graphics Full_Printed Silk Scarf
¥12,500
古いニナリッチのシルクスカーフ。 芸術的な画面のフルプリント。 お花にあんまり明るくないのですが、この花は何でしょう。ガーベラ? いずれにせよ、色彩設計の時点でかなり攻めたディレクション。 お花の下を塗りつぶしたような構図もかなり前衛的。 これは、有名な絵画なり/技法なりが元ネタにあるのかな、とグーグルレンズ検索にかけたのですがコレってのはヒットせず……。 ニナリッチのオリジナルっぽいですね。 突き抜けた青空。 カラッと涼やかなヨーロッパの初夏を想わせるデザイン。 一般的なシルクスカーフよりも一段階ハリのある、パリッとした生地感。 この生地感のおかげで発生するツヤ感は普通のソレとはちょっと違う。 若干硬質的で軽やか。 テロテロのシルクスカーフ特有の粉っぽさが無い。 良い意味で面白い差別化の図れる個体だと思います。 まあそんな所気にせず、その婉麗なグラフィックに一目惚れいただいてよいのですけれど。 端はちゃんとよりぐけ始末。 もう流石というか、文句無しに綺麗な仕上がりです。 Made in FRANCE サイズ77×77
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LAND'S END Parrot_Green Chuky_Boa Bucket_Hat & Gloves Set
¥9,000
バケットハットとグローブのアンサンブル。 チープなアクリルボア仕立て。 シームで縫い代を表出してムートンっぽい表情を引用してますね。 個人的にランズエンドって結構【色展開】が強いなと思います。 売れ筋/not売れ筋 とか気にせずに平等に展開してるというか。 なのでこんな攻めた面白い色も見つかります。 Bottegaが巻き起こしたパラキートブームから一歩引いたようなパロットグリーン。 ハットがXLで グローブがS(6 1/2)です。 ハットはゆるゆるのルーズフィットで、 グローブはSと言えどレディースには若干大きめ。 帽子頭周:約63cm ファニーピースとして季節感無視して変拍子でアクセサリー使いしても楽しいでしょう。
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ATO (ITALY) Crimson_Red Silk Knit Ex_Long Nallow Stole
¥15,000
atoにこんな個体があったのは全く知りませんでした。 イタリア製、ニットタイみたいな出立ちのスーパーロングストール。 そもそも工場が違うというか、向こうのこの辺得意な工場に発注したのかな。 個人的に大好きなシルクニットの仕立て。 いや、そうなんです。 エッジの処理なんかを見るとこれは完全にニットタイなんですよね。 でも長さが狂ってるんです。 265cm。 ネクタイにおけるベストレングスって 身長から10~15cmを引いた値です。 これをネクタイと言い張るには 250cmくらいの人を連れて来なければなりません。 そんな訳ですから、使い方はこんな感じ。 2000年代のH.Slimaneを筆頭とした ロング&スリックの、デカダンなスタイル。 そこからグランジの空気を濾過してクリーンに着地させたデザイン。 カジュアル以外のスタイルにも、グッと合わせ易くなっていると思います。 膝下までだらりと垂らして、ビュンビュン靡かせてながら歩いてください。 ロングレングスアウターとの相性は勿論のこと、今回みたいにAラインを作る時のラインベクトル補強にも大活躍してくれます。 Made in ITALY サイズ:7×265
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a2000's A.P.C. Color Switched Design Short_Length Wool Stole
¥8,500
ポジションとしては サッカーマフラーの代わりです。 なんてことないウールのショートマフラー。 フリンジ無し。 本体もかなりのショートレングス。 ここまで素っ気ないマフラー初めて見た。 YELLOW×BLACKのツートン。 私の住んでいる地域では、時期によってちょっと使いにくいタイミングもありますが、可愛い配色。 珍しいイングランド製のAPC。 イーストバイウエストタグのぼちぼち古い個体です。 何が面白いって、 このツートンカラー、織りとかプリントとかじゃなくって愚直に全部切り替えて縫合してるんですよね……。 別にこれって 生地はゴワつくし、見た目的にも良くなる訳ではないし、綺麗なデザインじゃないと思います。 でもコンピューター入力でポチッと出てくるマシンジャカードじゃ作れない味がある。 ダメージとか汚れ以外で作る“味感”。 それもマフラーでそれをやるんだから、本当尖ってる。 Made in ENGLAND サイズ:120×14
日本国内送料無料