NEXT 10/5-6 TOKYO
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c90's HYSTERIC GLAMOUR Utility Systems Design 2-Way Bag
¥18,000
アメリカのKIVA社に別注を掛けた 90年代別のヒステリックグラマー。 登山用本格ギアバッグをはじめ、アメリカ軍の装備生産サプライヤーとしても知られる質実剛健を絵に描いたようなメーカーです。 で、質実と剛健だけで終わらない。 合理的な建築センスもここのバッグの代名詞。 レングス可変のトートバッグをベースに、リュックサックとして転用可能なストラップも配置して、そのストラップの締結によってバックの入り口を絞れるという多重効率デザイン。 そして、トートバッグに付いてて嬉しいのが外付けポケット。 このバッグにも充実した外付けポケットが付いてます。 過保護な差し込みバックルを開けると…… 何とまあ、想像の5倍くらいのセパレートポケットの数々。 大量のペンポケット、サイズ別でまた縦長ポケット、安心感のあるジップポケット、、、などなど。 なるほど確かに、この時代のギア系のバッグ類にはこうしたユーティリティアイデアが凝らされていましたね。 そしてそれらは、近年の収納効率だけを重視した無情緒なプロダクトには無い、ローテクの風情があります。 そんな、ローテク情緒と実用性を最高水準で両立させたプロダクトがこのコラボバッグ。 インクブルー×ブラックの悪ガキっぽいカラーリングも正に90'sエッセンス。 NIKEのスニーカーとのマッチングが前提にあったりしたのかな。 Made in USA サイズ概寸 50×50 マチ20
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VIA REPUBBLICA Red_Harako × Emboss Leather Combi Design Bag
¥13,000
完全にアクセサリー枠でピックアップしたバッグ。 こんな小さな面積の中に ・クロコダイルエンボス ・赤染めハラコレザー ・オリジナル可変ロックフロント あとはオリジナルのキーホルダーとミラーチャームとか…… 要素を詰め込みすぎ。 希釈前提の原液系リキュールみたいですね。 スマホと財布入れてジャストキャパ。 モバイルバッテリーとかコスメポーチとかはキツいんじゃないかな。 そこの所大丈夫であればとても良いです。 ハンドバッグサイズですけどアームホールの邪魔しない絶妙なハンドルレングス。 夏に使えばハラコが面白いギャップを作ってくれるし、冬に使えばサイズ感と素材コントラストがパキッとアクセントに光ってくれる。 めっちゃ可愛い。 Made in ITALY サイズ概寸25×12
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MOSCHINO “O”Shape Ring Design Tote Bag
¥11,000
モスキーノのトートバッグ。 程良いサイズ感。 部分的にレザー使い。 白レザーなので、底面とかはちょっと汚れあり。 ご丁寧に底面までレザーじゃなくていいのに。 結構 遊びがメタ的というか モスキーノ/MOSCHINO のロゴプリントが入ってるんですけれど、この文字の中で2箇所だけ、プリントじゃなくてメタルパーツで作られてるんですよね。 【O】です。 Oの部分だけ金属のリングで置き換えられてて、そのリングを起点にトートバッグのハンドルをデザインしてる。 この 何というか、1段階引いた俯瞰の視点、モスキーノですよね。 自分のアイデンティティも躊躇無くコンテンツ化しちゃう感じ。 あとロゴ横のレジスターマーク(R)もちゃっかりメタルパーツにしてますね。 権利関係には厳しいですよ、なんて意味合いでしょうか。 そこに関してもなんか……、いやいいや。 そんな感じで、デザイン滅茶苦茶良いです。 が、底面の軽い汚れに加えて、白レザーで組まれたハンドルもちょっと状態微妙です。 若干の汚れに加えて、側面のコバ塗りも劣化してきてます。 ラフに引っ提げる分には大丈夫ですが、あんまりフォーマルには使えなさそう。 あくまで古着感覚で。 Made in ITALY サイズ概寸 34×36 マチ8
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ARUKAN Scales-Leather Small Boston Bag
¥25,000
真っ黒に統一されたシンプルなミニボストン。 財布とスマホを入れるだけの 必要最低限サイジング。 合わせを選ばない分、大きな化学変化もありません。 どんな時でもある程度以上の相性のもとサッと選べる良いバッグ。 勿論、コンサバになり切らないだけの、急所を狙い撃つナイスデザインが入っています。 それは素材選定。 総鱗のエキゾチックレザー。 この鱗も、バッグサイズに合わせて小振りで上品なサイズ感。 あまり大きな革が採れる素材ではありませんけれど、ハンドルの影に隠れて見えなくなる位置に上手く切り替えを入れることで、極めて整った左右対称のビジュアルに仕上げています。 サラッと流しちゃいそうながらも 結構エグいクオリティ。 サイズ概寸 26×11 マチ7
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TURUK ABO Cutting Edge Design Leather Bag
¥35,000
ハンドル付け位置での凝ったカッティング。 ジップポケット端でのSIMカードみたいな端材の噛ませ補強。 面白いことしてる。 丁寧な革紐仕事と その簡略化を表に出さぬよう結局凝られたフラップデザイン構成。 どれも素晴らしい。 大きめサイズの黒レザーバッグ。 これを肌理細やかなハイエンドレザーで仕立ててくれるだけで嬉しいのに、ここまで繊細に張り巡らされた鮮烈な美意識。 サイズ概寸 37×28 マチ11
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FRANK DANIEL (ITALY) Wine_Red Harako Leather Bag
¥12,500
ワインレッドのハラコレザー。 イタリア製のマイナーレーベル。 バケットバッグみたいな感じのバランスです。 割とマチとか広くてバケツみたいなビジュアル。 見た目は小さいけど奥行きがあるので意外と手荷物が入ります。 そして裏地作ってないからその作りの良さが丸見え。 レザーを縫い合わせた後の分厚い縫い代も綺麗にパイピングして包んでます。 中心部分のシームは縫い代広めに取って大きく縫い代折り返し。 で、その大きく折り返した縫い代を留めるべく選んだ小道具は、夥しい量の極小アイレット。 面白い発想だ。 絶妙なミニマルパンクって感じのビジュアルエッセンスと、製造合理の噛み合わせ。 ナイスデザイン。 内側のセパレートポケットもレザー。 ツルツルの上質なクレバースムースレザーが使われています。 夏にギャップポイントとしてサラッと持っとくと可愛い。 冬に持つのも、ボリューミーなアウターとの対比が効いて可愛いはず。 Made in ITALY サイズ概寸21×20 マチ9
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c00's Ash Color Ostrich-Intrecciato Leather Bag
¥15,000
明るいグレージュカラーのオーストリッチ。 ビジュアルとしては イントレチャートで仕立てられたボディと、スムースレザーを編み込んだクラフトテイストのハンドルのコンビ。 なんですけれど、これ面白いのがイントレチャート部分も全部オーストリッチを使ってるんですよね。 パッと見た感じだと、バッグの端のフレーム部分だけオーストリッチで、イントレチャート部分は同色のスムースレザーに見えます。 しかしよく見ていくと、イントレチャートを構成する細巾のレザーテープにもオーストリッチの凹凸が散らばってる。 この辺りはレディース企画でもメンズ/レディース問わずユニセックスで楽しめる丁度良いところ。 底面の作り込みも丁寧で良い感じ。 「オーストリッチ使ってまっせ!」のキーホルダーは外出の時は外しちゃった方が良いかもですね。 サイズ概寸 37×30 マチ11
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OLD SAZABY Hand_Stitch Design Ecru_Beige Leather Bag
¥11,000
少し古いSAZABYのレザーバッグ。 肩で雑〜に担いだ時に輝くハンドルデザイン。 編み込み部分まで綺麗にコバ塗りされたブレイズハンドルと、その根本を繋ぐ重厚な金属パーツ。 最近の気分として【ハンドル凝ってて雑に担げる】ってのが極めて重要なキーディテール。 【写真】というメディアなら尚更強調されるシチュエーションですが、前から見た時に肩に掛けてるバッグハンドル部分しか見えなかったとしても充分にアクセントになるパワー。 このモデルは色違いで幾つかご用意があります。 こちらは全体のトーンに軽く奥行きを持たせたい時とかに便利なニュートラルベージュ。 全体の形としては、底面がある程度定まってて緩やかにカーブした大型船舶みたいなシェイプ。 普通の手回り品なら何でもかんでも雑に放り込んで大丈夫な頼もしいキャパシティ。 レディース企画ですが、今はメンズ/レディース問わずお薦め。 サイズ概寸 38×25 マチ17 カラーリングがベーシックなので他の色より若干お安め。 両方面からトライし易い個体かなと思います。
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90's ALEXANDER McQUEEN Crack Design Leather Helmet Bag
¥45,000
初期のアレキサンダーマックイーン。 クラックレザーのビジュアルなのにしっとりテクスチャ。 魔法のような素材デザインから始まるミニマルなレザーバッグです。 一応、ポケットシステム的にミリタリーのヘルメットバッグをサンプリングしたものになるのかな。 このサンプリングに少しピンと来てないのは、その引用元とのテンションの差があんまりに大き過ぎるから。 ヘルメットバッグにしては小振りな(しかしデイリーには充分な)サイズ感はとっても上品だし、 キリキリと研ぎ澄まされたグランジビジュアルは、チープなDIYマインドじゃなく 創作表現に一切を惜しまない圧倒的な情熱を感じる。 ショルダーストラップまで残って、殆ど使用感無しのミントコンディションでご紹介出来るのは割と奇跡。 この時代のマックイーンは良過ぎて誰も手放してくれないし、バッグ類なんて使い易いの多いから……。 性別もシーンもほぼ選ばない最高の汎用性も素晴らしい。 マイスペシャルが未定の方はここらで終点です。 サイズ33×26 マチ5.5
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ANIARY 2Tone Leather Combi Design Box_Shape Bag
¥14,000
メインとなるパンチングレザーは、ブラウンが少し混じったような落ち着いた赤。 それを縁取るレザーはこっくりと深いブラウン。 華やかさと重厚感を共存させた素敵な色組み。 まず出てくる感想はそんな感じ。 多分、作り手の掌。 派手な意匠に頼らず 婉麗な色味と誠実なクオリティを武器とする日本のバゲージレーベル。 男女問わず持てるレディースバッグを今夏は強めに入れてます。 これもその筆頭。 ストラップ短めに設定してラフに肩に担ぐ感じ。 いやもうストラップ無視して脇に抱えるくらいのテンションで。 そうそう。 これくらいのバランスがあれば カジュアルスタイルにラフに担いだ時はドレスエッセンスとして引き締めてくれるし、 ドレススタイルで担いだ時にはそのボリューム感と色味が程よくラフなそよ風を吹かせてくれる。 小さなオリジナルキーリングも付いてるので、気分に合えばご活用ください。 サイズ概寸 31×33 マチ11
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R.NEWBOLD Primitive_Jute Design Hand Bag
¥13,000
コーヒー豆の運搬や土嚢なんかで見ることがあると思います。 麻で……それも一際粗い黄麻、その名もジュートで作られた麻袋。 ドンゴロスとか、またい、みたいな呼ばれ方をします。 丈夫である代わりに皮膚を擦りむきかねないくらいには粗い/荒いファブリックですから、洋服にはとても使えません。 しかしバッグとしてなら活路があるという訳。 そのオーガニックな雰囲気を「活かす」デザインが殆どの中、そのオーガニックな雰囲気を材料の一つとして取り扱い、挑戦的なミックスを試みたのが本品。 雑誌がすっぽり入るくらいのボディ。 ここがジュート。 しかしそこからオーガニックと真逆のワイヤーハンドル。 最高にクールなアンビバレンス。 たまらない。 そこからの追撃が更にクール。 ワイヤーハンドルにレイヤードされたのはなんと竹ぐらいの硬さに固められた厚紙。 変な素材を使ってる訳じゃない。 でも使い方&組み合わせ方がクレイジー。 何個かネジの外れた発想の広さ。 ポールスミスの廉価版 というネガティブなイメージを払拭するのは難しいかもしれませんが(そもそもそのイメージが別に間違ってない)、全部が全部陳腐な訳じゃないぞ、という事は十二分に知らしめられる個体でしょう。 やっぱり元はポールスミスのディレクションしたレーベルである、ということを思い出させてくれるワクワクアイテム。 サイズ:30×45
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HARLEY DAVIDSON Waist_Holded Messenger Bag
¥11,000
Y2K、ないしその近辺にて発生したバッグのハーネス化現象。 そのムーブメントに知ってか知らずか合致したハーレーダビットソンのメッセンジャー。 ウエスト(又はレッグ)ベルト付きのホールド性を強化したデザイン。 これは以前もご紹介しましたColombiaのメッセンジャーと同じ機構です。 しゃがんでもバッグがずり落ちて邪魔になることが無い。 「知ってか知らずか」と前述しましたのは、これ作ったのがハーレーダビットソンであるという点に起因します。 バイカーバッグとして、Y2Kのムーブメント関係無く機能性のみを重視して作られたデザインである可能性があるんです。 結果としては機能美、並びにそこから生まれるフェティシズムの混じった魅力 が宿っている訳ですが、出自が出自なだけに、中々“これはこう”と道筋を断言出来ないピースです。 サイズは結構大きめ。 ちゃんとメッセンジャーバッグって感じのサイズ感です。 40×28 マチ11 状態非常に綺麗です。
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90's MASAKI MATSUSHIMA Contrasted_Bottom Design Small Leather Bag
¥16,500
パッと見は普通のユーティリティサイズバッグ。 底面のアヴァンギャルドで鮮烈なアイデアはどんなシチュエーションで輝くのかな。 普通に肩掛けで使っている分には、側から見た時底面まで見えないし。 (ワンちゃんからは良く見えるかもしれないけれど) かと言ってこれ見よがしに机に置くのもちょっとわざとらしいか。 ともすればベルトや靴下、アンダーウェアよりも人目に触れない、なのに隠されているわけじゃない位置での遊び。 そう思うと、バッグの底面を主役にしたデザインってのはとても贅沢ですね。 マサキマツシマデザインにおいて頻出するディテールボキャブラリ。 デッドストックであるかどうかは不明ですが、殆ど使用感の見られない箱付き美品。 サイズ感としては 長財布とスマホ、その他ちょっとした小物や文庫本とかで丁度良いキャパシティ。 サイズ14.5×19 マチ4.5 箱付き美品
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HUGO BOSS Harness Design Asymmetry Bodybag
¥25,000
ボディバッグ/スリングバッグとして理想的な アシンメトリーのカッティング。 お好きな方、多いですよね。 私も とても好き。 そこにもう1セクション無理やりジップで追加ドッキングして身体をぐるりと一周ホールドしちゃったデザイン。 こんなのカッコ良いに決まってる。 ハーネスバッグというか ボディバッグというか…… とりあえず スリングバッグの領域からは 完全に抜け出た感じのシステムデザイン。 追加部分のセクションはジップで着脱可能で、 ここのセクション含めて ストレッチベルトで幅広いフィット調整が出来ます。 アウターの上からでも カットソーの上からでも、 季節やシチュエーション問わず 一気にカーゴエッセンスをプラスしてくれるゴープコアバッグ。 個人的にはアクセサリー的なポジションだと思ってます。 あんまり古くない近代ヒューゴボス。 バッグスリング仕様のウインドブレーカー出したり、ボンテージパンツ出したり、赤タグは面白い個体が多いですね……。 ちなみにこの手のハーネスバッグって 荷重の分散先が滅茶苦茶多いんです。 左肩とウエストとで分散出来るので。 そういうバッグって実はスーツに対してシルエットを崩しづらい、かなり良いポジションだったりします。 勿論ビジネスシーンには難しいですが、ただ人気再燃に乗っかっただけじゃなくメンズスーツの重鎮であるこのレーベルから出る意義ってのをちゃんと宿したアイテム。 それこそ世紀末にN.Barrettが提示したスポーティとオーセンティックの折衷を、その熱りが冷めてから地で行く感じのリアルなクリエイションですね。
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c90's SOGOOD EVA Materials Cyber Design Handbag
¥14,500
おおよそ90年代くらいかな。 EVA素材のバケットトート。 ゴムとかPVCに比べて軽くて劣化しづらい素材です。 熱には弱いです。 実際考え得るのは真夏の熱い車内で放置……とかが危ないですね。 サイバーというかハイドロというか、世界的に電脳世界がスタートしたこの時代を象徴するナイスデザイン。 あんまりに今の気分なので色々なスタイリングで多用してます。 このバッグの底面には底鋲を模して同素材での突起が作られています。 で、その一つに少しダメージがあります。 全体的には綺麗で劣化も無いグッドコンディション。 デッドストックなので当然と言えば当然ですが、それでもこの素材がこのコンディションで20年以上残ってくれるってのは貴重なケースだと思います。
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2002 NIKE Twisted Zip System Active Bag
¥14,000
好ましい時期のNIKEです。 有線の音楽プレイヤーを想定したシステマチックデザイン。 この時代のテクノレガシー。 斜め方向というか ねじれの位置の袈裟斬りというか 変なオープンライン。 非常にユニークなカッティングで仕立てられたデイパック。 ジップトップもこれまた変な形の樹脂パーツ。 これが割れてないのは結構奇跡。 ボディに巻き付けるフィッティングコードも入り組んでてカッコ良い。 なかなか出てこないヤツです。 また、 状態は良いのですがジップが変なカーブで作られてるので開閉ミスるとちょっと壊れます。 が、ジップテープの水平に気を付けて噛み直せば問題なく復活します。 これ見よがしに高級素材とか ロストテクノロジーが使われてる訳ではありませんが、 これは完全に「ヴィンテージバッグ」。 丁寧な取り扱いが必須です。 ご理解いただける方へ。
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TOUGH Tactical Design Small Cargo Bag
¥9,000
【SEOに淘汰されてしまいそうなブランドネーム】 5つ挙げよ 走って! えーと ・GIRL ! ・BITCH ! えーと…… あと何やろ…… ・sabotage !(審議) あと……えーと、えっと……! ……東京フレンドパーク伝わりますかね? SEOってのは 検索エンジン最適化 の意。 要するにインターネットで検索した時に ヒットしやすくする施作。 で、 こうした 【TOUGH】なんてブランドは それだけで検索しても多分全然ヒットしないんですね。 そうしたインターネットの海にこのまま飲まれるには惜しい、中々どうして気合いの入ったタクティカルデザインを多くリリースしているバッグレーベルです。 作り手は香港人デザイナージョーン・ウォン氏。 中国に変換される前の香港に流通していたイギリス軍のミリタリーアイテムにインスパイアされたタクティカルデザインが特徴。 で、御多分に洩れずこちらのショルダーバッグもゴリゴリのミリタリーテイスト。 スマホがちょうど入るくらいのサイズ感に、手の込んだUSED加工。 部分的にわざと素人感を出したリメイクステッチ。 ここにオーガニックというか、人の手の温もりをミックスしてくるの素敵です。 オリジナル制作のメタルプレートでのフラップロックシステムも秀逸ですね。 ドッグタグからのサンプリングか、色々刻印されてます。 あんまり定価が高いようなハイブランドじゃないんですが、あまりに凝ってる。 荷物少ない人に御推奨したいホリデイバッグ。 サイズ 19×13 マチ5
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BAND OF OUTSIDERS B-Logo Waistbag/Bodybag
¥7,000
ゴダールの名作 【Bande à part】の英題を名に冠した LAのハイカジュアル。 創設者のScott Sternberg本人のデザインした物が人気ですし、私もそれに同意です。 このバッグはそうでない時期のプロダクト、つまり最近のやつなんですが、内側の縫製仕様が非常にハイクオリティだったのでご紹介。 フロントにドカンと【B】のロゴパッチ。 まあビジネスピースですね。 スコットバーグはやらない系統ではあるのですが、だからと言って見切るのも少し勿体無いかも。 ジップ裏柄のエッジも、ジップ終点裏側のゴチャッとしたポイントも、綺麗にパイピング。 しかもそのパイピングと同素材で繋げて裏地にしたり、メインポケットは総裏にして更に縫い代をパイピング。 こんなサブカテゴリにここまでちゃんとした縫製。 ハイブランドとしての矜持を感じ取るに充分なクオリティ。 只のカジュアルじゃなく“ハイ”カジュアルであり続けるのはこういうとこだと思います。
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JUNKO SHIMADA Harness Design Neoprene Bodybag
¥36,000
聞き間違いか 読み間違いか はて 何度目を擦ってもジュンコシマダだ。 特徴的なシステムデザイン。 呼応するテクノファブリック。 皆様にはもう 皆まで言わずとも、という感じでしょう。 ヒリヒリするデザインですね。 揉めたんでしょうか? 無事通ったんでしょうか? 真実は歴史の闇の中。 想像通りの事が起きていたなら、 流通量は更に僅少でしょうね。 モードシステムのエラーピース。 ちなみにこちらはベルトのサイズ調整レンジがかなり広く、正にオールサイジングという感じ。
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MANCHESTER UNITED (VTG) Big_Size Drum Bag
¥11,000
やんわり推定80年代くらい。 レトロなスポーツバッグ。 学生が合宿とかで使うような大容量ボストン。 まさかのマンチェスターユナイテッド。 カッコ良すぎる。 自分が学生の時に出会えてたらどれだけ幸せだったか。 これで練習に行きたかったし これで修学旅行とか行きたかった。 この個体はこの時代にあっても尚グッドコンディションを誇る訳ですが、ということはつまり コイツも同じ気持ちなんじゃないですか。 今からでも、色んな所に連れ出してやって、使い込んでやってください。 サイズ 横巾:63 側面円直径:33
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UNKNOWN Glass Beads & Spangles Textile Design Pochette
¥7,000
ペールパープルのデザインポシェット。 ガラスビーズで組まれたアーガイルの中でスパングルが作るダイヤライン。 それの総柄。 凄まじい手数。 もとより輝度の高いサテンアッパーにこれが乗っかる訳ですから、小さめサイズではあるものの、存在感は頭ひとつ抜けています。 その上ショルダーストラップも装飾と同じガラスビーズで組まれています。 肩紐そのものが最早デコレーションの一部にさえなるという贅沢さ。 ポケット口、ジップとの接合部分は手まつりで丁寧に縫合されています。 ここも素晴らしい。 光り物は、輝きに負けないだけの作り込みが必須要件ですからね。 サイズ 14.5×13 紐110
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Y2K TETE HOMME Cords Gather Design Waistbag
¥9,000
グロッシーナイロンドリルで仕立てられた カジュアルバッグ。 古めの、でも80年代までは遡らない……くらいの、テットオムです。 斜め掛けは若干厳しそう。 大人しくウエストバッグとして使うのが安牌。 いやしかしこれデザインが可愛いです。 こうした光沢のあるファブリックを使ってくれると、バッグのボディに通されたユニークなコード&ギャザーが120%映える。 実際コードで縛ったところで中の荷物を固定出来るくらいしか実利のメリットは無いのですが、固定する必要のある荷物って何ですか。 あんまり無いですよね。 コードも、それを引き絞ることで生まれるギャザーも、【装飾】なんです、8割型。 タクティカルアイテムやカーゴテイストのアイテム群、その中に光るアビリティディテール。 この機能美が放つ輝きは、このバッグみたいな実利を伴わない【装飾的ユーティリティ】なる概念を生み出す訳ですが、この表層的なデコレーションは本質的ではない物でしょうか。 いやいや。 私は 【本質的じゃないこと】 これもファッションの本質のひとつだと考えています。 今も昔も清濁入り混じった、どうしようもなく愛おしい営み。 バッグを飾る材料が【宝石】や【彫金】から【ボンテージ】と【ギャザー】になっただけの話。 其々の時代に誰が何を選ぶか。 美醜の価値観が山の天気の如く移ろうモードゲーム、終わりの無い材料選びです。 最後に蛇足ながら現実的な事を付け加えます。 ジップ端の裏面、強い負荷が掛かるポイントなんですけれど、この部分に補強のリベットを兼ねたジョイントパーツを打ち込んでいます。 私ここがとても好きです。 なんて斬新。そして合理的。 既成定形に囚われない視野の広いディテールデザイン。 素晴らしい一手じゃありませんか。 サイズ概寸 25×16 マチ6
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c80's BORRELLI Colorfully Leather “PET_BOTTLE” Holder
¥32,500
これは完全にマニア諸賢のみに向けた、 極めてニッチなコレクタブルピース。 推定1980年代、ナポリの英傑ルイジ・ボレッリによる多色リアルレザー仕立ての『ペットボトルホルダー』です。 いやもう 何それ……?? 本当に意味が分かりませんね。 エルメスくらいじゃないんですか、こんなラグジュアリーな仕様でペットボトルホルダーなんてニッチなアイテム作ってくるの。 ルイジ・ボレッリの名は皆様ご周知のことと存じますが、こんなブランドじゃないんです。 ナポリ仕立ての軽やかで美しいシャツを中心とした老舗のカミチェリア。 57年の会社設立当初から現代まで、洒落者達に好まれてこそ きましたが、こんな珍品まで存在するとは聞いてない。 金色の特注金具に、極めて美しい発色で仕上がったリアルレザー。 それを4色も……。 馬具じみた意匠の装飾も贅の極みでしょう。 数寄者の顧客が我儘を通したのか、イタリアの陽気なお国柄が極まった特異点的プロダクトなのか。 何れにせよ尋常ならざる好景気がその背景には浮かんできますね。 現代では絶対に出てこない………なんて書こうとしましたけれど、よく考えれば 趣向が多様化してオリジナリティこそが大きく崇められるこの現代シーンだと、逆に出てきそう。 シュプリームだってたまに出すじゃないですか、こういう超例外的飛び道具。 つまりこの“誰が使うねん”感に満ちたクレイジーピース、案外皆様の御気分にマッチしているのではないかと少し感じているのです。 (事実、私だってめちゃくちゃ欲しいですからね。) 夏にこそ映えるアイテムですが、折角ですから色んな季節で使ってみてください。 ペットボトルで塞がれる片手がスッキリ空くの、とても快適ですよ。 適応サイズは一般的な500mlサイズ。 リアルレザーですので、結露が発生するオケージョンでの御使用はお勧めできません。 夏場は常温のドリンクの方が安全かと。 また、ナイロンオックス調のスポーティなショルダーストラップには、薄いながらも多少の汚れが見られます。 古い物ですので仕方無い部分もありますが、本体はかなり良いコンディションを保っています。 以上ご留意のうえ是非ご検討くださいませ。
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UNKNOWN Technical Knitting Fringe Bag
¥8,500
伸縮性に富んだユニークなストレッチニッティング。 バッグボディの中程に部分的にあしらわれた藁人形みたいな編み変えがファンタスティック。 主張の強いクリムゾンレッドという色味なだけに、こういう「実は凝ってる」系のディテールデザインは一層輝きますね。 色味だけで勝負してる訳じゃないぞ、という感じで。 そしてバッグボトムにはフリンジが揺れる。 滅茶苦茶可愛いじゃないですか。 と思ったらハンドル接合部分のニッティングも滅茶苦茶装飾的じゃないですか……。 編み地そのものを装飾材料にしちゃうある種のミニマリスム。 表層的に取り繕うデコレーションも素敵ですが、こういうのがやっぱり好きです。 何もタグが付いてないので個人作だったりするのかな。 ハンドメイドというかこういうのってクオリティに一抹の不安が残るのが実情かもしれませんが、その点一切懸念無くお迎えいただけるクオリティだと思います。 大方1980〜90's辺り。
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