NEXT 10/5-6 TOKYO
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1980's BEST COMPANY by O.CARRETTI Logo Embroidery Worn_Out SW
¥18,000
これ滅茶苦茶面白いやつです。 弊店は以前からBCを始め、Olmes Carretti氏のクリエイションを縁ある限りご紹介してきましたが(&私個人も愛用していますが)、これは立ち位置が特異です。 一言で言っちゃえば 【ベスカンっぽくない】 そうなんです、このレーベルっていうのは アメカジの輝きをイタリア風に再現する際に発生する美しい捻れにこそ愛おしさがある-つまり俗に言う“ヘタウマ”に通ずる良さがあるのですが、この個体はどうもその“再現”が上手く行き過ぎてる。 底抜けにリアルなんです。 タグ見るまで、絶対ありふれたアメリカ古着だと思っていました。 なんなら、アメリカ企画ではあるけど工賃安い国に投げて作ったよ、みたいな80'sスウェット(よくあるでしょう)なんだろうな、くらいに。 北部っぽい針葉樹のネイチャービジュアルとか、若干ディズニーっぽいフォントとか、テンション低めのカラーパレットとか……。 他のハッピーレンジとは明確に違う、極めて写実的な再現仕事です。 タグ見てから「言われてみれば……?」と気づくのは、ボディのネイビーに、若干の紫味が混じってるくらいの違和感。 だからと言ってベスカン感は全然出ていないんですけれどね。 また、コンディションも絶妙。 些細な汚れが散ってたり、リブに軽い擦り切れがあったりします。 こうした全体的に着古された雰囲気も相まって、本当にナチュラルに仕上がっています。 アルマーニのカジュアルレンジなんかを製造していたMISURAの製造です。 自分なりにツイストした、天邪鬼なカジュアルスタイルにお使いください。 Made in ITALY (MISURA) サイズ表記L 肩幅:54 身幅:61 着丈:68 袖丈:58.5
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80's BY AMERICAN by O.CARRETTI Classic Design S/S Sweat
¥18,000
ユーロファッションのレトロレンジ、パニナロカルチャーに愛されたデザイナーズカジュアルの筆頭、 “Olmes Carretti” 率いるBy Americanの半袖半袖スウェットです。 アメリカのそれより結構サイズ感が大きいので重ね着し易い。 こちらはBCより少し前にスタートした、BCの草案的立ち位置のアーリーレーベル。 言っちゃえば初期モノみたいな言い方も出来るのでしょうけれど、この人のデザインは皆等しく貴重なので、このレーベルを取り立ててどうこう言うつもりもありません。 雨が降るほどでもない…… みたいな時の雲の灰色。 スウェットらしい柔らかさと、奇を衒うことないオーセンティシティを感じます。 で、このスウェット生地は他の大勢と同じく、裏毛のループが出来てるんですが、ここでちょっと違和感。 あれ? これ表裏で色が逆じゃない? 繊維の順番は合ってるからリバーシブルとかインサイドアウトとは違うんですが、こんな風に表が裏より明るくなることってなかなか無い。 だから、表から見るブライトグレーも、繊維の隙間から裏のダークグレーがちょっぴり覗いてきて妙に奥行きがある。 ベーシックの当たり前を理解していてやっと気付く、固定概念のさり気無いツイスト。 普通の顔してるけど実は普通じゃない服。 こんなの大好物です。 Olmesデザインの武器はなにも配色や刺繍仕事だけじゃないですね、こうした根本構造へのユニークなアプローチも隠されてる。 ただの平易な服じゃない きちんとイタズラ心の元にデザインをされたカジュアルクロージング。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:53 身幅:60 着丈:62 袖丈:20
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1980's ITALY Sporty-Graphic Sweat / in Peat_Brown
¥16,000
80年代のイタリアン・カジュアル ベストカンパニーが先導/扇動したこのムーブメントの中には、その轍を意識したであろう名付けも少なくない Best Island ってお前 現代人でもなかなか付けられない名前 この狂乱すら香るミーハー 大人になるほどに もとい 歳を重ねるほどに 忘れゆく青臭さ ファッションにおける「油分」 摂りすぎても不健康ですけれど これは 枯れと潤いのバランスを調節出来る いい年した大人へこそ - ピート色の野暮ったいオーバーボディ、味付きミンティアみたいなブリーズカラーのグラフィックプリント。 アメカジからの引用がデザインの根幹ですが、 堅牢を重視しない素材選び 軽妙なカラーパレット 引用だからこその中途半端な“ぼかし”。 サンプルではHECTICのショーツを合わせてみました。 是非現代日本に生きるあなたのリアルクローズとミックスしてお楽しみください。 新しいエッセンスとして入るこれらは 周りの服も途端に新しくしてくれます。 Made in ITALY サイズ表記 B? 肩幅:62 身幅:62 着丈:62 袖丈:51
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1980s EURO (DIADORA) Hazy Color_Palette Oversized SW
¥17,000
私のような元サッカー少年は、ディアドラというレーベルのスポーティな顔しか存じ上げませんでした。 それが大体2004年以降の話でしょうか。 このスウェットは、そこからずっと昔 おおよそ80年代くらい、イタリア本国製造のもと主にユーロ圏のみで流通したオールド・オリジナル。 編み地の段階で手を加えてダイヤキルティングみたいなポコポコ感をデザインしたスウェット。 (キルティングみたいになってるがステッチではなくあくまで編み地デザイン) そこにコンセプチュアルなグラフィックデザインが刺繍とプリントを織り交ぜて乗せられます。 CHILLING BREEZE THE ADVENTURE IS YOUR REST WINTERWAER その他色々。 コンパスやら、パイロットキャップのような帽子を被った探検隊の皆さんやら。 なんか、文言的には 冬の山レジャーとかアドベンチャーには ディアドラの服が快適でっせ、みたいな雰囲気だと思います。 スポーツウェアの源流って感じがしますね。 実際の話、この80年代辺りには既にイタリアのプレミアムスポーツウェアブランドとしてシェアを広げていたようですが、その始まりは1948年、登山靴メーカーとしての設立だったようです。 やはりそうしたルーツをまだ前面に押し出して武器としていた時代ですね。 そしてその武器の輝きを支えていたのは、やはりこの時代特有の軽妙なカラーパレットです。 先ずスウェットらしいライトグレーが本筋。 そこからセクション切替で入るミルキーネイビーからのベビーピンク、グラフィックで入るモスグリーン。 このセクション切り替えのパターンワークも、通常のアームホール製図とは一線を画す独特の構造ですね。 釜底カーブをなるべく捨て去って可能な限り直線を用いての効率的なライントレースって感じ。 現代ファッションから遥か遠くに離れた、誰にも伝説されなかったヴィンテージ。 実際の年代よりも距離を感じるこれらは、情報の溢れる現代のサイクルにおいても、未知の要素として未だ新しく輝きます。 Made in ITALY サイズ表記L 肩幅:51 身幅:60 着丈:65 袖丈:66
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c90's OZONE COMMUNITY Crochet_Knitted Logo Sweat C/S
¥11,000
かつてヒステリックグラマーを擁した企業、 オゾンコミュニティのオリジナルレーベルです。 名前はそのまんま、オゾンコミュニティ。 アイテムとしては半袖スウェットです。 でもこの服は一般周知されてる 《半袖スウェット》とはちょっっっと違う。 というのも、この服 《スウェット生地を使ってる》 けど 《スウェットの作り方をしてない》 のです。 そう。 これスウェット生地使ってるのに型紙とかデザインはTシャツなんですよ。 袖口も、裾も、ネックラインも、 どれもTシャツの作り方で作ってる。 ボケがニッチです。 そこに輝くのが クロシェ編みで作られたブランドロゴ 《OC》です。 確かにこのレーベルは、不良っぽいアンダーグランドなビジュアルを多用していましたし、その中にはアジアを中心としたエスニックカルチャーからの引用モチーフも多くありました。 そのボキャブラリの中のひとつですね。 現代視点でまた見直してみると、 少し生地は野暮ったいものの 完全にWales Bonner…… スウェット生地ながら細身のシルエットも相まって、随分新しい感覚を作ってくれるんじゃないかな。 Made in - サイズ表記- 肩幅:41 身幅:42 着丈:62 袖丈:20
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2014A/W MBMJ Full Graphics Collage Design Hard Jersey L/S Tee
¥25,000
創始者のMarc JacobsよりセカンドラインのMBMJを任された二人のデザイナー ・Katie Hillier ・Luella Bartrey による新時代のMBMJ。 このシーズンのアイコンコードのひとつに 極めて奇抜で独創的なグラフィックデザインがあります。 そしてこれを手掛けていたのが ・Fergus Purcell 現Ariesの創始メンバーであり この時代のMBMJを始め、枚挙に遑無い程のレーベルと仕事をしてきたグラフィックアーティスト。 PALACEのロゴデザインも彼の仕事。 新時代を作るロンドンの若きデザインデュオとも旧知の仲。 このポップでカオスなグラフィックを使っているのに、そのビジュアルが全然“ストリートウェア然”としていないのは、このデザインデュオのセンス。 主張と主張/エゴとエゴを敢えて衝突させた、ダイナミックなコラージュワークはやっぱりモードの仕事。 MJの轍をなぞるだけでも面白くない。 ストリートコードを引用するだけなんて尚更陳腐。 そんな中での 極めてエキサイティングなディレクション。 こんなのこの時期のMBMJ、このピンポイントからしか出てきません。 ETRAKでは以前から幾つかご紹介しているシーズンですが、また幾つか……。 ネオプレンのような、ハリのあるケミカルファブリック。 ボリュームとしてはロンTeeとスウェットの中間地点。 シルエットは程よくボクシーで、ゆとりを持って着られる感じ。 さあ、やっぱり面白いのはグラフィックなんですが、グラフィックそのものが面白いのは勿論のこと、それらの編集センスが凄まじい。 前と後ろで別の服かと思いませんでしたか? そう、このシーズンのグラフィックトップスはどれも前後のイメージギャップがとても大きいんです。 一行毎に変わるオリジナルフォント、独特なタッチのグラフィックデザイン、そして過激な配色。 その全てをラディカルにぶつけながら、前と後ろでまだコントラストを作ってくる。 この編集深度こそが ストリートレーベルとモードレーベルとの違いかなと感じます。 遥か昔から、モードはストリートよりヒントを得て進化してきました。 その2010年代的表出と その観測。 それが今回のMBMJ特集になります。 当時と違って今なら意外と合わせ易いんで、色々ご夢想くださいませ。 Made in CHINA サイズ表記XS 肩幅:46 身幅:51 着丈:59 袖丈:64.5 左袖口付近にごく小さな小穴あり。
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60-80's USA VTG Airy-Yellow 1/2 Sleeves Sweat
¥11,000
年代推定曖昧ですみません。 アメリカの古いスウェットです。 前首と後ろ首、同じバランスで繰り下げられた設計。 不自然でない範囲で広めのリブ巾。 半袖ラグランを繋ぐシームはフラットシーマ。 コットン&アクリルを50/50で混ぜた軽めの裏毛スウェット。 プリント前後ともに無し。 半袖スウェットって玄人感あってカッコ良いですよね。 と同時に いつ着るねん とも思っています。 ご愛嬌か。 大人になっても着られる、草臥れたペールイエロー。 ちょっとクラシックなシャツとか、ボロいカットソーとか- -是非雑なインナーと無造作にレイヤードしてください。 Made in USA サイズ表記L 身幅:55 着丈:61 裄丈:41 ドンピシャシーンが極端に少ない印象ですが、まさに今(これ書いてるのは(6/15)とかちょうど良いですよ。 Tシャツ1枚じゃシンプルに寒いけど、もう長袖も要らないか……という日。 日中は屋内で 朝夕の出勤でだけ外を歩く……なんてライフスタイルに合うと思います。
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ACCIDENTAL GENIUS Reverse-Fabric Printed Acid Sweat
¥32,000
さっぱり世に情報が出回らないので 私に出来るのは曖昧な年代推定と勝手な解釈だけ。 90~00'sのUKから誕生したコンセプチュアルレーベルのご紹介。 最初の1着と出会った時から、その並々ならぬ魔力に魅せられて1人でコッソリ集めてたんですけど、これがもう全然集まらない。 皆様もこの年代のニッチなUKデザイナーズでGenius,London………とくれば、CSMを主席で卒業したDesiree Mejerによる FAKE LONDON (GENIUS)との繋がりが浮かぶと思いますが、どうもその辺りは有力な情報が見つからず……。 今回リリースする4着は、多分殆ど同じシーズンだと思います。 どれもデザインに共通コードがありますし、その全てに統一感があり過ぎる。 陰陽紋とも違う、ミャクミャク様みたいなモチーフの幾何学配置。 決まったテキストの文字列、決まった位置に入るオーバーロックやヨーク切替。 などなど。 日本の代理店タグが付いてるヤツ/付いてないヤツ混じってるんですが、縫製の段階で縫い挟まれるUKタグのフォーマットが結構ブレてるので、恐らく殆ど同時期ながらも若干の差異はあるんじゃないのかな、と見てます。 若しくはその辺適当なだけか。 このスウェットは、このアイテムカテゴリでは定番の裏毛パイル生地でのインサイドアウト。 でもただのインサイドアウトじゃない。 2枚の生地を中表に重ねて、裏面だけが表に出てくるようにした変則仕様。 本来表になるスウェットのスムース面が、どこにも表出してないんです。 スウェットを裏返しても裏。 表も裏。 その上で、プリントが乗りにくいパイルに無理矢理ベタッとプリント。 前中心に入った不可解なシームもお構い無しで強行突破。 かなり丁寧に、手間掛けて作ってるのに目指してる最終着地点はその真逆。 あと、ビジュアルは滅茶苦茶カッコ良いですけどスウェット生地の2枚使いなのでシンプルに暑いです。 合理性フル無視で直走るラディカル・アシッド。 多分もう僕も出会えないと思う。 Made in ENGLAND サイズ表記L 肩幅:51 身幅:56 着丈:67 袖丈:56
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80-90's US VINTAGE ÉIRE Design Classic Fit Sweatshirt
¥12,500
アイルランドは 英語ではIreland ですが アイルランド語では EIRE となります。 フロントに鎮座する国旗と竪琴。 国旗がアイルランドなのは分かりますが、このハープが何なのか。 調べなきゃ分かりません。 この国の【国章】でした。 そんな訳で、 このスウェットはこれでもか!とアイルランドです。 だのにUSメイド。 定番のJERZEESボディ。 そこアメリカなんか〜い。 良いんですけどね。 洋服って本当、多様な巡り合わせの重なり合いですね………。 この時代のオールドスウェットってことで、ポリ50のふにゃっとしたソフトテクスチャ。 この辺の力の抜き方、最高です。 ボディバランスもゆるゆる。 そうこなくっちゃ。 Made in U.S.A. サイズ表記L 身幅:54 着丈:66 裄丈:86
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2003 NIKE Neo Revers_Weave Design Sunny Orange SW
¥24,000
20年前のNIKE。 2000年を契機に一気にアナトミカルに進化したこのレーベルのテクニカルカッティングは、こんな【普通のスウェット】にまで巧みに染み渡っています。 この時期のNIKEはやっぱり凄い。 さあ、スウェットと言えばやっぱり 「リバースウィーブ」という金字塔が存在しますよね。 当時から今の今まで、ずっと定番。 それをミニマルな手数で更にアクショナブルにアップデートしたデザイン。 身頃側面、細リブのサイドパートは元ネタを踏襲したディテールですね。 そのサイドパートが脇下/釜底で終わらない。 袖を上にめくって見てみると…… なんとこのサイドパートが袖部分まで侵食してる。 「袖」というパーツにおける人体運動量を大きく左右するこの位置にこのデザイン。 そう、ピボットスリーブの応用。 これは100年前のハンティングウェアから生まれた(とされている)、腕を上げやすくするための画期的なカッティングです。 これにより「サイドパート」が「ピボットガゼット」の意味合いも兼任することになります。 ただ既存のサイドパートを上に少し延長するだけの僅かな手数で、その何倍もの効果を生み出す非常にクレバーなカッティングアイデアです。 袖口まで伸ばさずデクレシェンドさせて途中で終わってるのもニクい。 ネオ・リバースウィーブ なんて大層に銘打ちましたけれど、その名に恥じない素晴らしい発明だと思います。 そして この服のデザインとして1番素晴らしいのは 【スウェットシャツ】というアイテムの役割を微塵も崩さないまま、最も適切なカッティングを当て嵌めているところ。 つまり、下手に身体に沿わせること無く【スウェットシャツ】のままの姿でアップデートしているところです。 ピタピタにフィットさせて人体工学を落とし込むだけなら何の面白味もありませんからね。 膨大なアイデアボキャブラリの中から 適切なものを【選んで】応用するセンス。 これが凄いんです。 このデザインクオリティは、このレーベルにおいてもこの時期だけに見られる特筆点だと私は感じています。 【スウェットシャツ】ってアイテムのルーツにも綺麗に合致していますしね。 サイズ表記L 身幅:59 着丈:69 裄丈:91
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AITOR THROUP DSA Back Printed Graphic SW
¥32,000
Aitor ThroupのDSA- -Daily Sketchbook Archives シリーズです。 御本人のIGをフォローされている方はもうお見慣れていらっしゃることでしょう。 N°1272 のスケッチを大きく背面にプリントしたブラックスウェットのご紹介。 Throup本人が2012年から始めて今や10年以上も続いている、日常的なスケッチワークをデザインソースとしたデイリーウェア・プロジェクト。 ずっと継続的に、瞑想的役割も兼ねて続けられた圧倒的な集積。 このテキストを書いてる今 その最新作は 4275枚目でした。 本当に夥しい数字。 文字通りに血の滲むようなその果て無き轍。 その歩みの中で洗練され蒸留された独創的なタッチは、様々なビジュアルテイストを縦横無尽に駆け回っているのに、ロゴなど無くとも一目でそれと解る程に、強烈にアイコニック。 “一切復刻をしない” というのがコンセプトのひとつ。 まぁ、これだけ膨大なリファレンスがあるんだから、然もありなん……という感じですね。 でもそんな訳ですから もう誰も手放さない。 私は洋服の魅力を伝える時に 「希少価値」に頼ることをあまり良しとしません。 それより先に語ることがあるので。 が、このプロジェクトは公式にそれを旨としているのです。 「コレクトすること」 その楽しみをも真正面から見据えた営み。 であるならば、それを私も伝えなければいけない。 このシリーズを完璧にコンプリートする事は恐らく不可能ですが、彼の無限の旅路を追いかけられる稀少なプロダクトです。 気の済むまで集めましょう。 そしてその一枚一枚を大切に愛でましょう。 さて、 グラフィックが主役なのでボディのカッティングは至ってベーシック。 クセの無い、非常に使いやすいシルエットです。 どなた様でもお気軽に。 Made in Portugal サイズ表記L 肩幅:53 身幅:56 着丈:76 袖丈:65
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2001A/W NUMBER (N)INE Hard Worn-Out Design SW
¥11,000
初期っちゃ初期。 この国におけるグランジテイストの先駆けにして 時を超えた今は世界中のDoomerの代弁者たり得る悲壮的デカダンス。 数多ある「モードと社会の“再”会」、そのひとつ。 ちっこいスウェットです。 最早ロンTee感覚で……と言えど、 それでもレディースか小柄なメンズに。 でもこれ、着れるなら滅茶苦茶使い勝手が良いんですよね。 【ボトムスにボリューム持たせて上はコンパクトに】 って時にタイトなアウターの中に仕込めるスウェットなんて、ほぼ無いじゃないですか。 Gジャン/テーラードジャケットのコンパクトなアームホールに破綻無く通せるサイズ感のスウェットなんて、ほぼ無いじゃないですか。 【カッコ良いけど物理的に成立しないスタイル】 ってありますよね。 きっと助けてくれると思います。 局地的な名脇役ポジションとして是非。 Made in JAPAN サイズ表記0 身幅:43 着丈:56 裄丈:81
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90's A.P.C. “STUDER” Logo Printed Wide Body SW
¥19,000
これは他のどのブランドでもなく、 A.P.C.がやらなきゃダメ。 '48年のスイスにて誕生した プロフェッショナルオーディオメーカー、 【STUDER】 のロゴプリントです。 音楽狂ジャン・トゥイトゥが生み出したこのアノニマスなレーベル、その匿名仮面から仄かに垣間見えた本性。 聞きもしないバンドのTシャツを着ることにNOを突き付けるのであればこのスウェットを胸を張って着られる方はごく少数になるのでしょう。 それでもこれは 分かってる方が澄ました顔でしれっと着る服だと思います。 華奢な細リブ使い。 シルエットはややワイドめ。 着丈に対して横幅が広い。 逆か。 横幅に対して着丈が短い。 ボディには斜行が入り袖口には軽い汚れも。 こんなところも含めて滅茶苦茶にカッコ良いと思います。 デザイナーズクロージングでもあり、 歴としたヴィンテージスウェットでもある。 この2つは矛盾しない。 前より大きいサイズでの入荷です。 この時代のA.P.C.でこのサイジングってだけでも異端。 Made in FRANCE サイズ表記XL 肩幅:55 身幅:58 着丈:57 袖丈:60
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80's BEST COMPANY Raglan&Pivot Sleeve Cutting Classic SW
¥14,000
今や知名度もぼちぼち……でしょうか。 OLMES CARRETTI氏による “BEST COMPANY”というレーベル。 【ヨーロッパに吹いたアメリカの風】 を真っ直ぐに追いかけたファッションデザイナー筆頭として今回重点的に取り扱うエッセンスのひとつです。 パキッとしたミドルグリーン。 普通に子供っぽい。 身巾と着丈がほぼ同寸の、 ワイドでルーズなボディバランス。 一般論、大人が着るもんじゃない。 フロントにはアーチロゴ。 ワッペンには BEST COMPANY YACHT CLUB BOSTON MASSACHUSETTS なんてテキストが。 いやもう完全にアメリカ。 アメリカの定番フォーマットをサンプリングして、ここをイタリアの地名で置き換えて……なんてことはしない。 完全に まるっと踏襲しちゃう。 タグが無けりゃコレと分からない、 ただのUS古着として叩き売りされそうな出立ち。 “レプリカブランド”なんて称されるかもしれない。 でもこの人のデザインの要点は “レプリカか否か?”ではない。 【ともすればレプリカと称されるくらいに忠実に元ネタを再現したデザインが、ちゃんとメインストリームとしてストリートを席巻したこと】 これです。 今の日本でこうはならない。 他の国でも、もうこんな現象は起きない。 プレインターネット時代の 「流行の仕方」ってものを観測出来るのがコレをアーカイブする意味だと思います。 だから、そのまま極論まで言うと 1着だけ持ってることが なんなら 自分が所有することが 大きな価値を持つものではないのかもしれない。 背景ごとまるっと“見て楽しむ”古着みたいな、そんな立ち位置に感じています。 で、そのまた先にやっと 「じゃあどう着こなそうかな」 があると思う。 ややこしい事を汚く書き並べちゃいましたが、“これ”はインスタントな“現代オシャレ”を悉く無視し切るサイレント・パンクだと思います。 世捨て人のカジュアル。 Made in ITALY サイズ表記M 身幅:58 着丈:60 裄丈:77 袖に一部、小穴があります。
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BY AMERICAN Pale_Mint_Green Short_Sleeve SW
¥16,000
BEST COMPANYの草案として存在した小さなレーベル。 その名も バイアメリカン。 【アメリカ人によって】 だなんて 大きく出ましたね OLMES CARETTI氏………? でもそう銘打つだけあって、本当にクラシックなアメカジが再現されています。 淡いペールミントの色味が映すこの国の開放感。 このアイテムに無くてはならないワイドなファットバランス。 着丈よりも長い身巾。 半袖のラグランスウェットって雛型も、 もうそれだけで最高。 フロントのグラフィックプリントも、 サラッとしてるけどパッと見良い趣味ですね。 パッと見ね。 たった2行のテキストで3種類のフォント使ってるカオスだけは、アメカジじゃなくてOlmesの悪戯心ですね……。 几帳面なデザイナー達が悶える様が目に浮かびます。 デザイナーじゃないけど私もムズムズします。 レーベル名の BY AMERICAN で BY と AMERICAN のフォント変えるって 正気の沙汰じゃなくないですか??? 本当に変な服。 Made in ITALY サイズ表記S 身幅:61 着丈:59 裄丈:49 釜底からの袖丈:17
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2003S/S A.P.C. “SOUNDKILLA” Design Oversized SW
¥16,000
サウンドキラ。 これまた音楽狂のレーベルから出るに相応しいクールネス。 前回も実は色違いをご紹介しました。 前回のはグレーのコーティング個体。 状態に若干難ありでしたがユニークなアレンジの効いた素敵な個体でした。 そしてこちらは完全にプレーンなホワイト。 プリントもブラックオンリー。 極めてシンプル。 シンプル故にプリントが完全主役。 そして主役を張るに相応しいグラフィックデザイン。 スフィンクスでもグリフォンでもない、 なんだコイツは。 神話のどこかに、いるはずなんですが……。 そして このレーベルから出るにはかなり珍しいオーバーサイズ設計。 オールドスウェットのSでこの寸法ってのは特例です。 2003年の個体ということは マスにコンパクトフィットが浸透してきたから再逆張りのスノビズム、という線もあるかな。 トムフォードやプラダ、ヘルムートラングやジルサンダーが推し進めたミニマリスム、その浸透に応じてのクロスカウンター。 Made in FRANCE サイズ表記S 肩幅:53 身幅:56 着丈:63 袖丈:62 所々、ごく薄いですが汚れがあります。 ホワイトアイテムなのでご注意ください。
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1990's HANES BODY Atlanta_Olympic Sweat
¥8,500
1896年に始まったオリンピック。 全世界を巻き込んだこのスーパースペシャル運動会は、1996年のアトランタオリンピックにて100周年を迎えました。 その開催を記念して作られたスウェット。 96年に作られたのかな、と思いきや コピーライトは1992とあります。 気が早い! 気が早いヤツの作ったスウェットです! まだ4年もあるのに! きっとアメリカ、ともすればアトランタの方が作ったんじゃないですか? そんな妄想を裏切らないMade in USA。 白ベースのネルシャツの上から重ねたり ドレーピーで色香に満ちたスカートと合わせてミスマッチを楽しんだり、フロントグラフィックの色をシューズで拾ったり……。 色んなルートが見えて来る可愛いビジュアルです。 たふたふのルーズフィットもスウェットとして最高。 Made in USA サイズ表記L 肩幅:55 身幅:56 着丈:61 袖丈:54 裄丈:81 20年前の白スウェットということで、袖口の汚れや塗料のスプラッシュ等、あまりクリーンな個体ではないのですが、ヴィンテージレンジに片足突っ込んだ良い感じの雰囲気が出始めています。 襟ぐりと袖口は汚れ抜き処置を入念に施しまして、袖口にはまだ幾分残るものの、襟ぐりはずいぶん綺麗になりました。
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INDIAN VINTAGE Full_Beads Embroidery Dolman_Sleeve Silk Top
¥33,000
ただ只管に只管に、尊く美しい、 職人の美意識と感覚の結晶。 アバウトな推定おおよそ70-80's、ドリスヴァンノッテンが見出すよりも前の時代の遺物。 重厚なビーズ刺繍で全面を埋め尽くされたシルクトップ。 夥しいまでの手数、パーツ数。 柄リピート無しのアブストラクトグラフィックをビーズの色/種類の使い分けで巧みに描き上げた、名も無き傑作。 アームホール切り替え無し、一枚ドルマンスリーブでドレープたっぷりに仕立てた型紙設計。 基布となるシルクシフォンの柔らかさを装飾の重さで異次元のテクスチャに昇華するファブリックデザインは、装飾の重みと基布のタフネスの綿密な計算によってのみ成され得る離れ技。 裏地に同じく柔らかいレーヨンシフォン。 ああもう、総じて華奢で繊細。 立ち居振舞いの全てが須く洗練されていく。 一挙手一投足に連れ添って靡くキラキラ、そしてドルマンスリーブなので案外動き易い。 伸縮性はありませんが、ポジション感で言えば絢爛を極めたロンTという感覚。 ラグジュアリーなオケージョンでは勿論、デイリーカジュアルでのミックスにもトライしたいところ。 普通の、ちょっと草臥れた白Tとか。 Made in INDIA サイズ表記L 身幅:52 着丈:54 裄丈:75 Instagramに着用動画を載せています。
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HAZE by ERIC HAZE Graphic Printed Seemless Body SW
¥17,000
Eric Hazeによるシグネチャーレーベル。 USA製の丸胴ボディにインパクトのあるグラフィックプリント。 プリント内容如何の前に、丸胴によって脇の縫い目が無くなったサイドパートに、待ってましたとばかりに前後を跨ぐプリントを配置してるセンスが心憎い。 ステンシルだけを用いて、ボディの黒と塗料のイエローの2色で構成したデザイン。 マスキングを何度も貼り直したような歪んだ[HAZE]のロゴと、ピンナップガールかな。 グラフィティという近代を代表する絵画形態でも変わらず裸婦がモチーフとして選ばれている辺りに美術史コードへの目配せも感じるような。 Made in U.S.A. サイズ表記M 肩幅:53 身幅:55 着丈:73 袖丈:60
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2013-FALL ICECREAM by P.Williams & NIGO “COLD” Graphic Design Black Sweat
¥24,000
05年からスタートしたICECREAM。 ファレルウィリアムスとNIGOによる共同プロジェクト。 90's STREET FASHIONが植え付けたルーズシルエットのフォーマットを刷新し、2010'sに続く新しいモダンストリートテイストを非常に早い段階で提示したレーベルです。 極端にファットなボディバランスはこの辺で終わります。 このスウェットも前時代の物と比べると明らかにスリム。 2013年9月のCCSマガジン表紙にてPharell Williams本人が着ていた“COLD”スウェット。 レーベル名のICECREAM通り、COLDの文字が溶けてゆくグラフィック。 10's モダンストリート真っ只中。 実際に現代に近いせいで目が向きませんが、明確に流れが変わったその時代のストリートをアーカイブするために必須となるピースです。 物凄く分かりやすいトコロで思い出していただくとするなら、清水翔太/SHUN/加藤ミリヤ の「今夜はブギーバック」カバーが2012年。 あの空気感。 ブラック×ピンクの黄金モデル。 サイズも丁度良いところかなと。 全体的にほんのりフェード。 プリントに軽微な擦れ、剥げあり。 綺麗過ぎずナチュラルに着こなせる、USEDのスウェットとしてはベストに近いコンディション。 サイズ表記L 肩幅:52 身幅:57 着丈:71 袖丈:67
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VALENTINO JEANS Cashmere_Mlx Sweat_Taste Knit
¥17,500
ヴァレンティノ・ガラヴァーニのカジュアルラインより。 カジュアルラインと言えどふざけてんのか、というボディバランス。 短丈×広幅 もここまで行ったら気持ち良いです。 カシミヤミックスの非常に軽やかなファブリックで仕立てたスウェット。 うーん、スウェットか……。 使ってるのは裏毛メリヤスでもありませんし、ちょっと違うか。 セーターを、スウェットのフォーマットで縫合したデザイン。 こうですね。 袖は何故か2枚袖のセットイン。 テーラードみたいに外袖と内袖がある訳ではなく、袖山から少し後ろに繰り下がった部分からの縦シーム。 前振り操作?多分無いです。 謎の袖設計です。 そして前述しましたがカシミヤミックスであるために非常に軽やか。 そして同時に柔らか。 どろりと落ちる訳ではありません、ゆっくり、ふわりと落ちる生地感。 こうした特有の落ち感も、このワイドフィットをブラッシュアップする的確なファブリックチョイスのひとつ。 色味もこの生地のテクスチャを可視化したかのような優しいオフホワイト。 こんなサイズバランスですから重ねられるアウターは限られてきますが、一枚でさらりと着た時の優美なドレープは唯一無二。 だってこんな変なポジションの服ありませんもの。 メンズ/レディース問わず無差別に御推奨いたします。 Made in ITALY サイズ表記M 肩幅:65 身幅:73 着丈:58 袖丈:54
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1000 MIGLIA Back Map Printed Ex_Loose_Fit Sweat
¥11,000
1000 MIGLIA ってのはレースの名前です。 読みは Mille_Miglia / ミッレミリア。 イタリア語で1000マイルです。 イタリア全土の公道ををスポーツカーで只管に駆け抜ける超大規模な一大イベント。 1927年から続く歴史あるカーレース。 ('57年に起こった大事故により57-77年の間は閉鎖されていました……) 私は別に、そこまで車が好きという感じの人間ではありません。 このレースに参加したスーパーカーレーベルの一覧でも、名前を知ってるのは半分ちょっと。 それなのに遠く離れたイタリアのこのレースだけは知ってる。 こんな人多いんじゃないですか? 何で知ってるのか。 広めた人(レーベル)があったからです。 このレースを一部界隈の人間に知らしめたレーベルこそがC.P.COMPANYであり、同レーベルからリリースされたゴーグルジャケット[Mille Miglia]です。 同ジャケットが生まれたのは1988年、C.P.COMPANYがミッレミリアのスポンサーを務めた年です。 実際のレースでも使用され、その圧倒的な機能美が作るクールネスはカーフリークだけでなくファッションフリークの目をも釘付けにしました。 今や殆どの方がご存知なんじゃないですか。 そのジャケットではフードにゴーグルが付属した画期的なデザインの他に、ありとあらゆる小物を収納出来るマルチポケットがデザインされました。 そこで想定された荷物の中には“地図”も。 そう、イタリア全土がコースになっているのでカーレースなのに地図が必要なんです。 このスウェットはそこに引っ掛けてのデザインなのかなと感じます。 いえ実際にこのバックプリントを使うわけではありませんよ。 極めて秀逸な、“要素の引用”です。 ロックバンドやアニメ、映画やミュージカル……、あらゆるコンテンツにはそれに付随したファングッズが存在します。 バンT、映画Tがその筆頭ですが、このスウェットもそういう立ち位置ですね。 80-90'sの徹底したワイドフィット設計も愛おしい。 元はブラックだったのかダークグレーだったのか、そのフェードの多寡は不明ですが美しい色褪せ感に仕上がったビジュアル。 背面の地図プリントには微細なヒビ割れが散見される程度。 この具合も含めて、良いコンディションのヴィンテージスウェットとしてご提案いたします。 スタイリングで使っているアウターはバイクカルチャーをモチーフにした物ですが、どうしても合わせたかったのでモーター繋がりで合わせてます。 そちらもよければ。 Made in CHINA サイズ表記L 肩幅:62 身幅:58 着丈:63 袖丈:51 裄丈:76 典型的なドロップショルダーでのオーバーサイズ 設計なので裄丈をご重視ください。
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NIKE 2000_FALL Half Zip Technical Design Pullover
¥12,500
さてETRAKのクイズでも登場してもらったモデルですね。 ハーフジップのプルオーバー。 ファスナーのテープ部分にプリントを差し込むデザイン自体はこの時期以前にも見られましたが、ハーフジップの根元裏側からテープを伸ばし、ウエストポケットを吊り固定する発想は正しく00以降、この時期にこそ生まれたグッドデザイン。 ファスナーエッジも丁寧にパイピングされていますし、普通にデイリーカジュアルとして出回る一般衣料品としては高過ぎる製品クオリティ。 Ye氏がやろうとしていたことを、その理想に最も近い水準で成し遂げていたのはこの時期のこのレーベルではないでしょうか。 サイズ表記S 肩幅:48 身幅:57 着丈:71 袖丈:61
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c1990's TULTEX “INDIANENSIS UNIVERSITATIS” Flat Raglan Sweat
¥9,000
“マークのラテン語「INDIANENSIS UNIVERSITATIS SIGILLUM MDCCCXX LUX ET VERITAS」の英語訳は、「インディアナ大学1820年の光と真実の封印」です。” とのことです。 インディアナ大学のカレッジスウェット。 T字バランスのほぼ垂直設計ラグランスリーブ。 ネックライン前後差無しの古くさ〜いタイプ。 ボディとスリーブの縫い目はリバースウィーブと同じフラットシーマ。 しかしこちらは脇腹のスイッチ無し。 よりワイドでルーズなフィッティングです。 明るめのグレー、アメリカ製のXL。 そして襟ぐりに若干変色汚れ。 淡々と書くとこんな感じですかね。 だいぶ大きいです。 何を使ってバランスを取るか、もういっそバランス無視してオールグレーなんてのも僕好きですけどね。 レディースにもとてもおすすめです。 Made in USA サイズ表記XL 肩幅:- 身幅:58 着丈:65 裄丈:80
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