
















2008's NIKE (EURO) Detachable Yoke-Sleeve Design Anatomical Top
¥15,000 税込
SOLD OUT
2008年のユーロナイキ。
2000's初頭みたいな複雑に入り組んだカッティング。
こんなのダーツやシームを追いかけるだけで楽しい。
構造線のラビリンス。
この構造線を見えやすくするため、実物より少し明るめに調整しています。
実際の色味はスタイリングビジュアルのような黒色です。
一般的なラグランスリーブのカットラインを更に大袈裟に広げたようなフロントカーブがまず目に付きましょう。
何故このカーブがまず目に入るのか。
なんか、ここの構造線だけちょっと濃いんですよ。
それもそのはず、この構造線はただの縫い目じゃなくってファスナーを仕込んでる。
このファスナー&カーブラインは前身だけに搭載されています。
なのでファスナーを開くと、胸と腕の間、ちょうど腕の付け根辺りにメッシュ生地のベンチレーションがくる設計。
良いですね、システマチックな透湿性。
でもこのジャケット、袖部分が外せるんですよ。
便宜上
・身頃本体
・外付け袖
に分けますね。
さて、ファスナーが付いているのは前身だけなのにどうやって外すのか?
実は後身部分を繋ぎ止めているのはファスナーではなく後ろ襟ぐりのベルクロテープ。
一般的なアクティブジャケット類だと、立ち襟の中にフードを格納するでしょう。
あの格納構造を転用して、その開閉部分のベルクロで“外付け袖”をドッキングしているのです。
そして後ろ襟ぐりから下は全部バックヨークとして“ふらし”。
こうすることで、前身のラグラン風カットラインをジップ着脱するだけで丸っと外れる“外付け袖”の構造が完成するという訳。
このアカデミックな構成デザインの完成度たるや!
袖が外せるシェルジャケットは沢山ありますが、装着時の各部の役割まで保ったまま取り外せる構造なんて、なかなか無い。
滅茶苦茶深く計算された、正にアナトミカルな製図。
ちなみにこの個体も各ファスナーが全箇所無事に残っている奇跡みたいな個体。
滅茶苦茶良いデザインです。
シーズン問わず、心を躍らせてくれるデザイナーズウェアとして。
Made in VIETNAM
サイズ表記L
肩幅:-
身幅:54
着丈:75
袖丈:-
裄丈:92
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