1980's CHEVIGNON (ORIGINAL) Berry_Pink Lamb Leather Bomber JKT

¥68,000 税込

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2025年11月23日 21:00 から販売

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世界大戦唯一の戦勝国アメリカ。
数多の戦果が齎したアメリカ黄金期。

その圧倒的な勢いは日本以外、洋服の本場ヨーロッパにも大きく影響を及ぼしました。
弊店で度々ご紹介する「ヨーロッパのアメカジ」の震源となる文脈。

-今回この書き出しでシェビニオンの洋服をご紹介しますが、このステートメントの全文はブラックムートンのコスモジャケットに残しておりますので、是非そちら御一読くださいませ。

コレは件のブラックムートンと同じ“ゴツ文字黒タグ”が付いたモデル。
シーズンも同じだったりするんでしょうかね？
シェビニオンはタグの種類が無限にあり過ぎて/しかし資料が少な過ぎてサッパリ分かりません。
(勿論ユーロオリジナル)

全面まるっとベリーピンクのテロテロラムレザーで仕立てられた最高のボマージャケット。

ドカッと広い身巾で組んだルーズなボディバランスと、それらを過激に収束させるハードなリブテーパー。
必然、トロトロのラムレザーはサテンのように美しくブラウジングします。ぱふっと。

可愛い丸襟や脇下に差し込まれた大分量のガゼットなんかはクオリティを感じるディテールですが、特段、ここが如何だのと熱く語る箇所はありません。
この服はビジュアルのインパクトが全てでしょう。

強いて言えば、そのビジュアルパワーを品質が上回っているってのは文字にしておく必要がありますよね。

ポップ=チープの図式を痛快に覆す最高の革質。
デザイナーがこんなものを作るって言い出したら幾ら掛かるのか、門外漢の私にはサッパリ見当がつきません。

「フライトジャケットとしての品質」ではアメリカを始めとする丈夫な官給品に軍配が上がるのですが、「ファッションにおける　「フライトジャケットとしての品質」」で言うならば話は変わってきます。

ハイメゾン顔負けのハイクラスレザーと縫製、そこにズバ抜けてポップなカラーリング。

こんなの誰にも作れないんです。
エルメスじゃこの色は売れない(から作れない)。
アルファじゃこのラグジュアリーは作れない。

あり得ない諸要素が奇跡的に絡まり合ったが故に生まれたスペシャルピース。

誰もが振り返るのに、誰も知らないボマージャケット。

Made in FRANCE
サイズ表記L

肩幅:51
身幅:65
着丈:64
袖丈:68

右袖後ろ面に数ミリの薄皮裂傷
右ポケット付近に数ミリの薄皮裂傷