c1980's RUFFO Minimal Design Mouton JKT

¥65,000 税込

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2025年11月23日 21:00 から販売

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RUFFO社の80年代インラインより、ミニマルなムートンジャケット。
良くも悪くもこの年代の香りをタップリ詰め込んだ個体と出会えるグリーンのタグ。

そんな中で珍しいかもしれません、比較的ミニマルに削ぎ落とされた精悍なビジュアル。

肩パッド無し、カラーコントラストも切り替えも最低限。
シルエットも至ってオーソドックス。
誇張された箇所の無い綺麗なスクエアボックス。

綺麗にステッチを敷き詰めた前立てやポケット口の設計もキーポイントかな。
徹底的に「縦」って感じ。
少しも傾けたりしない完全な垂直。

こんな贅沢で享楽的な明るい色のムートンなのに、生真面目でピリッと緊張感のあるビジュアル。

この独特の空気感、どこかに見覚えがある。
そう、同時代のVersaceですね。
フリークの皆様ならパッと浮かびましょう、VersaceがRuffoに発注していたレザーウェアにもこうしたソリッドなディテールセンスが冴え渡っていました。

縦方向にキリッと屹立した前立てやポケットウェルト、そこを規則正しく埋めるステッチの迷路、そしてムートンヘアの表出でコントラストを作った完璧なシェイプの羽襟。

絢爛たる装飾の時代であるからこそ、表面的なデコレーションに頼らず愚直に突き詰められたクオリティが輝きを放つというもの。

「カッティング」の時代であったと同時に「品質」の時代でもあった80年代。

前者は人を選びますが、後者は人を選びません。
最も贅沢な良い所取りのご案内をさせてください。

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あ、蛇足になりますがディテールとダメージの話を一件。

このジャケットはポケット布を服の裏面で前端縫製に巻き込んでいます。
ポケットの袋布から細い別布のテープが生えてて、それが前端のファスナー縫製とかに挟まれている服があるでしょう？アレです。

アレのテープを省略して、ポケットの袋布を地続きで部分延長してテープの代わりにしています。
とってもミニマルでクレバーなアイデア。

でもそれが結局切れちゃってて、ポケット袋布の向きがちょっぴり不安定。
着る時にクイっと直してあげてください。特に大きなデメリットはありません。

これは該当箇所が切れてるからこそ気付けた、作り手の機転。
インラインにも名も無き最高のデザイナーがいます。

Made in ITALY
riri_Zips
サイズ表記-

肩幅:57
身幅:64
着丈:66
袖丈:65.5