洋服解読所
1990's FRED BARE Randomly_Patch Design Felt Hat
¥99,999
COMING SOON
2026年4月29日 22:00 から販売
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
張りのあるフェルトウールで仕立てられた帽子。
淡いピンクベージュのフェルトボディに、手縫いの円形パッチワーク。
変則的な色味と配置。
独特のリズムが流れるビジュアルです。
ボディのどこにも構造縫製がありませんから、所謂ハットとかと同じように一枚布を熱&蒸気で整形しながら作られているのでしょう。
ビーニーっぽいカジュアルなビジュアルにこんなオーセンティックな製法を持ち込む作り手は……、お待たせしました「Fred Bare」です。
Stephen JonesやJohn Galliano、Alexander McQueenにJoe Casely Hayford……。
こうしたレジェンドらと共に活躍し、そして何故か現代にまで伝説されなかった不世出の奇才。
当店にも現在多くのストックがあります、このレーベルは主に帽子をデザインしました。
作り手は画家と陶芸家……。
仕来りや伝統に敬意こそ払えど、それに縛られることは無く、自由にファニーな世界観を表現し続けた素晴らしい作り手です。
そのユニークなヘッドピースは当時世界中のハイファッション雑誌から引っ張りだこ。
今も歴史の影、、いやページの隙間にて、人知れず輝きを放ち続けています。
さて、この帽子はニットじゃないからビーニーと定義するのも若干難しい。
フェルトであるという点と実際の頭の高さより高いバランスで設計されている点から山高帽子と定義付けたいところだけれど、ブリムは無い。
あるのは被り口後方、フィッティングを調節するための極細レザーコードだけ。
これ手縫いで付けられてるんですけど、雑に扱うと恐らく簡単に千切れます。
実際別の個体を千切った人がいますから。
こうした作りの繊細さから痛感するのは、これはあくまで装身具としてのハットであるということ。
シルクハットやボーラーハットと同じく、品格のもとに使われる品なのです。
つまり、本物のビーニーとかカジュアルなキャップ感覚で使う物じゃないということ。
良い服を着るには/着続けるには 相応の振る舞いが必要です。
帽子もそうです。
テーラードジャケットの前ボタンを開けずに吊り革を持つような人には扱い切れないのでしょう。
頭頂部を余らせて、ランダムに凹ませて、オリジナルのニュアンスを付けてお楽しみください。
数多のエディター/スタイリストがコーディネートを決定付けるラストピースとして求めた感性。
僕も使ってみて大いに納得しました。
全てのスタイリングが一気に圧倒的な個性を獲得します。
Made in ENGLAND
頭周:~57.5
高さ:32
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レビュー
(341)
