洋服解読所

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c90s TAKEO KIKUCHI DAILYWEAR Neatly Sewn Mimosa-Yellow Plain SH  

¥99,999

COMING SOON

2026年4月29日 22:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

綺麗なシャツ。
「シャツ/Shirt」 に漂う色気や艶かしさみたいな印象から来る「美しさ」とはまた違う、「綺麗」という フラットで無機質な良さ。


ミモザイエローというのが近いでしょうか。黄色特有の重たさ(媚び感?言い方悪い?)からエスケープした、清涼感のある黄色。

僕が思うに この清涼感は、テキスタイルの風合いに依るところも大きい気がします。
至って普通の、プレーンなコットンポプリン。
無機質に、制服然として着用されるようなフラットな生地。


そんな生地で、兎に角綺麗〜に縫われてる。

縫製そのものもピシリと整っていますし、各部の縫製仕様の選定も極めて誠実。
裾の三つ巻きやサイドシームの折伏せ、そして剣ボロの裏面など、その細くて端正で美しい様子と言ったら……。


これはDAILYWEARと銘打たれているように、あくまで日常着です。

こうした「普通」の服に施される技術水準の高さというのは、同時代での世界最高峰メゾンの贅沢な服よりも更に実直に、「その時代」のクオリティを映す指標であると思うのです。

だってそうでしょう。
基本的に、ハイメゾンはいつの世も(ある程度)素晴らしい水準を維持します。そこはまぁ、いい。
時代の製造水準が真に表出するのはこうしたミドルレンジ。
この服の当時の定価は幾らでしょう、高くて1-2万円くらいでしょうか。もしかしたら1万円でお釣りがきたかも。
現代で同じ額を握りしめてシャツを買ったとて、その製品クオリティには天と地ほどの差があります。



それを当たり前のように成し遂げ続けた結果、それを有り難がる人は減り、簡素な作りになってもそもそも気付けない人が増え、なんだ服って簡素な縫製で良いんじゃん、と生産背景は衰退していくのですね。
まあ縫製だけの話ではありませんけれど。


すみません、少し愚痴っぽくなってしまいました。

兎に角、こうした高水準を当たり前の顔してサラッとやっているクールネス、ここなのです。
それをクールじゃないイエローでやってる余裕、ここなのです。

ニュートラルという言葉の輝きを痛感できるシャツ。



Made in JAPAN
サイズ表記3

肩幅:50
身幅:61
着丈:82
袖丈:60

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