洋服解読所

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1993F/W COMME des GARCONS HOMME Box Body Worn Out Linen Tailored

¥99,999

COMING SOON

2026年4月29日 22:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

90年代前半、HOMMEは社会との対話が比較的分かり易いかなと思います。

自然なソフトエクリュの色味、もはや“自然感”を強調するようなナチュラル・テイスト。

バブルの反動を国民全員が目の当たりにした時代、日本国外でも92年に地球サミットが開催され、エコロジーやナチュラルは世界的な潮流でした。

80年代、ボディコンシャスへのカウンターとして成立していた過剰なボックスシルエット・テーラードは、時代の空気と色味を抜かり無く取り込み、その上でまだ普遍的なボックスシルエット・テーラードとして柔らかく立っています。


さあ、ここで問題となってくるのは「リネン」という極めてオーガニックな生地選定。

1993A/Wのコレクションとしてリリースされたことからも分かるように、別に「涼しさ」を第一目標として作られている訳ではないのです。

それでも発生している「リネンであることのアドバンテージ」というのは、有機的に刻まれゆく皺の美しさ、そしてボックスシルエット故に発生している「落ち感」の強調に他なりません。

肩先から少しずり落ちている袖山の頼り無さや、軽妙に刻まれ積もる抱き皺、それらが生む侘び寂び。

表面に発生する皺を取り除くべく、これまでのテーラー達によって様々機知が凝らされてきたフィッティングの集大成(スーツ及びテーラードジャケット)に、アンフィットの美学を持ち込むデザイン。


誰もが使い易い範疇の「グッドテイスト」でありながら、やはりこれはCOMME des GARCONSから生まれるべくして生まれたメンズジャケットです。


社会の流れに歩幅を合わせる方法としてただリネンを使ったのではなく、そこから生まれる整え過ぎないノンシャランを使って、買った先のナチュラルな生活風景まで想起させたデザイン。


肩パッド無し、共裏使いの背抜き仕立て。
日本の真夏には暑いので難しいかもしれませんが、冬場には規定路線を崩してくれるファニーピースとしても輝きそう。


Made in JAPAN
サイズ表記M

肩幅:52
身幅:62
着丈:78
袖丈:63

裾付近に汚れ残りあり
プロクリーニングでマシにはなりましたが、まだ目視出来ます。

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¥99,999

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