洋服解読所
1990's J.P. GAULTIER HOMME Shaggy-Trimmed Tribal Pattern Sheer L/T
¥40,000
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様々なモチーフで組まれたオリエンタルなトライバル・ボーダー。
サンスクリット語も入ってます。
藤井風のPremaとかがサンスクリット語由来だそうですね。
服にこうしたテイストの柄がボーダーとして入ると、壺や柱、はたまた土偶など……どうもプリミティブな儀式性を感じるというか、人体もまた円柱であることを思い出させてくれるというか。
型紙としての「面」ではなく、人体として「筒」で見た時に完成するデザイン。
描かれているモチーフのプリミティビティも相俟って、セカンドスキン/タトゥーの感覚で使うのに相応しい着地。
いわゆる「未知の文化」に対する態度としてGAULTIERのそれは決定的です。
全く怖がらない。
知らないから怖い、ではなく、知らないから面白い(Interesting)の態度。
そこに宿る美を、その感覚が文字になる前にキャッチ出来るのはこの態度が根本にあるからでしょう。
裾と袖口にはシャギーヤーンでのクロシェっぽいニットワークがあしらわれています。
これが糸のシャギー感のせいで良くも悪くも見えづらい。
中に人間の肌が入るとコントラストが生まれて編み地が見えるようになります。
この個体は肩線やアームホールなど、構造線をフラットシーマで縫製しているのですが、そこで使われている縫合糸もこのシャギーヤーンが使われています。
ボディのケミカルなシアー素材と思い切り真逆、ギャップのある素材選定。
あらゆる選択肢の全てに攻めっ気が宿ってる。
1994SSはインドの文化を織り交ぜたコレクションでしたから、恐らくそのシーズンかとは思うのですが、全く同じ柄をランウェイで見つけられていないので断定を避けます。
Made in JAPAN
サイズ表記48
肩幅:40
身幅:42
着丈:64
袖丈:68
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レビュー
(347)
