洋服解読所
1992F/W PLANTATION Asymmetry Breast Shrink Wool JKT
¥45,000
残り1点
COMING SOON
2026年7月1日 00:00 から販売
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
【アシンメトリー・ブレスト】です。
こんなデザインがPLANTATIONで出るのか、と驚愕しました。
このジャケットはシングルブレストでもダブルブレストでもない。
その中間、1.5ブレストみたいな感じ。
前合わせはダブルブレスト分の範囲を取っているのに、ボタンは1列。
しかもダブルブレストの時に入る2列の中間線。
非常に微妙な位置にボタン&ボタンホールが配置されてる。
しかもユニークなポジションセンスは横方向だけじゃなく縦方向にも作用してます。
第一ボタンと第一ボタンホールの位置が大きくズレてる。
これによって必然的に大袈裟なドレープがプリセットされます。
留めれば大きなS字ドレープ。
開ければハの字に綺麗に落ちるカウルネック。
そして前合わせの内側右身、これを内側で留めるボタンシステムは存在しません。
右身はどこにどう置いてもOK。
つまりこのジャケット、ドレープの位置や配分を着る側に大きく委ねてる。
僕がマネキンに着せてるスタイル画や置き撮りでも、様々なパターンを試しています。
恐らく着用者の感覚の数だけドレープの種類があるのでしょう、この「可変性」って部分で和服の要素を取り入れているように感じます。
そしてその“和服要素”と戦わせるように混ぜ込まれているのが肩パッドです。
これは日本には無い、明確な西洋服装の記号ディテール。
それも、明確にパワーショルダーを意識した厚めの肩パッドです。
シルエットを綺麗にするためにたまたま入った……とかではない。
和服っぽい要素とコントラストを付けるためとしか思えない攻めっ気100%の設計。
McQUEENのようなシャープでソリッドなショルダーライン。
見れば見るほど、「この服でこれを?!」と痺れてしまう。
これはPLANTATION / ISSEY MIYAKEらしい要素に惹かれながらも、それを取り込んで更に新しい感覚を楽しみたい方へのスペシャルピース。
生地はしじら織っぽい軽やかなサマーウール。
アメリカの匂いのしない、水墨画のようなオンブレチェック。
寒い冬には薄くて耐えられないと思います。
肩パッドの関係上ここからのレイヤードも難しめ。
春や秋、ジャケットを楽しめる時期をお見逃しなく。
Made in JAPAN
サイズ表記M
肩幅:44
身幅:56
着丈:71
袖丈:55
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レビュー
(347)
