洋服解読所
c1990's POLO by RALPH LAUREN Rebuild Design Face/Buck Mix Cut Parka
¥27,000
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リビルド・デザイン。
これ99%くらい2010年以降のリメイクだと思ってるんですが、内タグの文言が凄いんです。
90年代に食い込むか……というくらいの少し古めのタグで、「Joining Face and Back」と。
つまり、生地の表と裏を使っている、という意味ですね。
このパーカーの生地は確かに裏表が逆です。
裏面、つまり肌の当たる方にスムース面がきて、表面の方に組織裏面の織り目、鹿子構造がきています。
そしてリビルドとして縫い足された青色セクションは一般的な表裏の順番。
生地を裏返して使っているだけなら、「Reverse」なんかの文字を選ぶと思うんです。
Face & Back と記載する必要が無い。
……ほんの一縷の可能性ですが、このリビルドはそもそもが昔のラルフローレンの公式デザインである可能性があるのではないか、と思ったのです。
ロマンですよね。
まあ、再縫合に使われている糸はオレンジでも青でもないブラックですし、ほぼ確実に第三者のリビルドなんですけれど。
さあさあ、それを差し引いても素晴らしいクオリティのパーカーですよ。
カッコ良く着古されたWorn_Out Bodyです。
全体的に上手なダメージ加工が入り、天然の野暮ったいサンフェードも混ざります。
現代的なリビルドは中途半端に綺麗な服(あまり使われなかった服)でばかり作られるから、こうしたリアルな古着は嬉しい。
僕が好きなのは前端裏面、ジップテープの隠し先。
これがご丁寧に共布パイピングされている。
この仕様は安いパーカーでは地味に見かけません。
ただのカジュアルパーカーにしてはちょっぴりコストを掛け過ぎです。
こういうところの積み重ねで、このレーベルはデザイナーズだったよなって気持ちが少しずつ積み重なっていく。
「普通に見えるけど凝ってる」ってのは僕たちが大好きなセンテンスですけれど、それが定番中の定番、Ralph Laurenの古着で出てきてくれるとなると感慨も一入。
※これは僕個人の感想ですが、アームホールごと袖面積を大きく拡張する特大市松模様での袖再構成、そして不均一に刳り抜かれた右胸を埋める【AIR】の切替は、どこかHIRO(現KIDILL)っぽさがありませんか。
元の服の良さ、リビルドの良さ、共に極めて稀少。
「こんなのが欲しい」の外から殴られる感覚、お楽しみください。
Made in China
サイズ表記XL
肩幅:54
身幅:66
着丈:70
袖丈:65
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レビュー
(348)
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