洋服解読所
c90's RAYSSE Ex_Short Body Cotton Duck JKT Apricot/Moss
¥32,500
COMING SOON
2026年8月17日 08:00 から販売
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
イタリアを始めヨーロッパのデザイナーズを掘り進めていくと、極稀に出会うことのあるレーベルです。
これも正直、あまり情報がありません。
読み方、レイスかな……?くらい。
一つ言えるのは当時のデザイナーズシーンでは、このデザインクオリティのレーベルですら有名にならないくらい層が厚かったということ。
普通、本人達の望む望まざるに関わらずバズるでしょう、こんなカッコ良いデザイン。
今回デッドストックで2着入荷しました。
アプリコットとモス。
ボディバランスや生地は同じなのですが、雛型や構成は結構違いがあります。
アプリコットVer.はトラッカージャケットが土台です。
胸位置での大きな切り替え線に胸ポケットを差し込み、切替時の畳み分量をそのままポケットのフラップにしたデザイン。
バックアームホールにはアクションプリーツが深々と掘られていますが、これがガッツリ飾り。
カッコ良いんですが、前に腕を動かす時に可動域が拡張されたり……とかはありません。
でも固定されてるからこその良さもあります。
いちいちアイロンで折り畳み位置を直さなくて済みますからね。
諸々、普通のGジャンでもありそうなディテールツイストですが、これがこのショートレングスに乗っかると一気に全部新鮮。
次のモスグリーンVer.はヴィクトリアンテイストの美意識が土台になっています。
大昔のサーヴァントジャケットなんかが近い。
ジレみたく前下がりのヘムライン、前端にも袖口にも異様に多く打ち込まれたボタン。
そしてこれはサーヴァントジャケットとはまた違う、もっと古い時代の様式ですが、立ち襟でデザインを完成させていますね。
(この立ち襟を倒すことでテーラードジャケットのラペルは発展していきました……)
これらって広く括るとフランスの歴史です。
アプリコットVer.と比べると随分シックに舵取りしたんだな、という印象。
そして2着ともに共通するのは、ボタンホール端に打たれたリベットワークと、スイス軍服みたいな十字刻印のメタルプレート。
心躍るディテールセンス。
服に金属を打ち込むのが大好きな人がやってたんでしょうね。
僕も大好きです。
BIKKEMBERGSが好きなら、貴方もお好きでしょう。
男女問わず……というか、似合う似合わないよりも着た者勝ち。
ワイドパンツやフレアスカート、その他様々、スタイリングが楽しくなる服です。
最近マンネリしてきたかな〜という方にこそトライして欲しいカテゴリ。
スタイルとはワードローブを固めることではなくファッションとの向き合い方を研ぎ澄ますことです。
Made in ITALY
サイズ表記M/M
・Apricot
肩幅:46
身幅:54
着丈:43
袖丈:55
裄丈:79
・Moss
肩幅:42
身幅:48
着丈:42
袖丈:56
裄丈:79
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レビュー
(348)
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