洋服解読所

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2005F/W BRUNO PIETERS Rabbit_Fur Oversized Collar Puffer CO

¥999,999($6,335.14)

COMING SOON

2026年10月19日 00:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

世界中から凄まじい才能が集まるアントワープ王立芸術学院を優秀な成績で卒業し、2000年代にカルト的人気を博していたマニアックなデザイナーズ。

この学校出身の作り手の殆どがそうであるように、ブルーノのクリエイションも膨大な服飾史へのリサーチを礎として成り立っています。



このシーズンは様々な時代の美意識をオムニバス的に鏤めて、黒→白へのグラデーションの中に、謂わばアントワープっぽいダークロマンスから神々しいまでの高貴なノーブルを、漸次的に展開するコレクションでした。

非常にヨーロッパっぽい作風。
西欧古典への造詣と現代的な再編集のセンス。



このコートは“ラビットファー”を使う装飾感覚と、嫋やかなギャザードレープでのシルエットメイクがキーポイントでしょうか。


西洋ってウサギをめっちゃ家畜視してますよね。
野兎はジビエの看板メニューですし、クラシックな帽子はラビットヘアで作るのが伝統ですし……。
日本の文化だけ見て育つと、ちょっと吃驚します。


そして袖口と身頃裾部分でのパフ・シルエット。
こんなのはロココ時代のロマンティックを踏襲……というか、根本的な美意識として浸透し過ぎてて踏襲だとも思われていないのでしょうね。

中綿ありきで作るギャザード・パフ シルエット。
コクーンシルエットの構築にも一役買ってるってのがまた良い。
あえて参照元を挙げるなら、1910年代のP.ポワレ、又は50年代のC.バレンシアガの美的感覚。
今っぽいムードも拾いながら楽しめそうです。


で、ここで挙げた2点。
①本物のラビットファーと
②端を絞ってのパフ・コクーンシルエット。

これらを同時に落とし込める現代服のフォーマットが【モッズコート】だった、という流れです。

なのでこのコートは大雑把〜に見るとモッズコートと呼んでも良いんじゃないかなと思います。
(恣意的なモディファイも沢山盛り込まれていますが……)
そうでないならこんな大振りのフラップポケットを差し込む理由もありませんからね。

大振りなフラップを身頃から地続きで生やすカッティングエッジはガリアーノみたいだし、モッズコートに必ず発生する肘のタックをヒントにギャザーワークを差し込んでる抜け目無さも圧巻。


深く豊かなリファレンスの海、そしてそれらを現代的に再構築するアカデミックな折衷センス。
ファッションが学問として根付いている国の服。
日本からは中々出ないクリエイションでしょう。


向こうの人が異国情緒を楽しむのと全く同じ構造で、我々も異国情緒として楽しんでやりましょ。


Made in Belgium
サイズ表記36

身幅:58
着丈:114
裄丈:84

Ship to Japan only
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¥999,999 ($6,335.14)

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