洋服解読所
1980's BUSO UOMO (JP) Shabby Texture Check Pattern PT
JPY21,000(USD132.94)
残り1点
International shipping available
コットンウールのバサバサした素材感でギュッと詰めて紡いだ糸。
その野趣を大切に、ハイカウントで織り立てられたカジュアルなツイルクロス。
当時のISSEY MIYAKEとかKOHSHIN SATOHみたいですね。
80年代のBUSO UOMOのオールドピースです。
極めて球数の少ないマイナーレーベルです。
DCの群雄割拠に埋もれた、しかし確かに鋭く光っていたデザイナーズ。
当時のパンツって、タックインした時のウエスト周りで如何にユニークなビジュアルをデザイン出来るかのレースでした。
このBUSOのパンツもそのレースに参加していますね。
恐らく人工皮革のスエード調テキスタイルで変則的なポケットフラップを製図してレイヤード。
これ、サイドシームに隠した直線のシームポケット(実用)とは別口でわざわざカープポケット(フェイク)を作って、そのアウトラインを縫い閉める時に挟み込んでるんですね。
手の込んだ遊びです。
ウエスト調整の機能なんて無いけど、サイドパートにスラックスの内側持ち出しが転用されているようなビジュアルになってます。
そして僕が良いなぁと思ってるのは、そのタックイン・レースに参加しなくてもちゃんと可愛いということ。
この人工スエードのロイヤルブルーは結構下の方まで伸びていますでしょ。
これってもう、タックインしなくてもチラ見えするんですよ。
ベルトループの造作で勝負するんじゃなくて、ポケット構造そのもので遊んでるから、下方向へのリーチが長いというわけ。
このケミカルなブルーと本体生地との距離感も良い。
距離ってのは実際の距離じゃなくて印象の領域。
70-80年代にISSEYがモードシーンに提示したプリミティブ・ワークのエネルギー、それに賛同しつつ素材のコントラストを織り交ぜてオリジナリティを獲得しようとするアプローチ。
当時のメンズファッションの解像度が高ければ高いほど、当時のイメージが邪魔すると思いますが、全然現代のカジュアルウェアに合わせてくださいね。
フリースとか、フーディとか、アウトドアジャケットとかです。
制服のパンツと放課後のカジュアルを自然に合わせる感じで。
ISSEYの名が付いてないだけ、まだフラットに向き合えるんじゃないでしょうか。
Made in JAPAN
サイズ表記M
ウエスト:74
ワタリ:34
股上:30
股下:80
裾幅:18
-
レビュー
(353)
