洋服解読所
1998A/W NEWYORK INDUSTRIE Minimal-Cut Urban Charcoal Slacks
JPY17,500(USD110.43)
残り1点
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ちょっと古めのNYI。
1998年の秋冬ですから、K.MURKUDISが関わる前の時代です。
服好きの皆様ご存知のスタッフインターナショナル社が取り扱っていたレーベルということでDIESEL(OTB)関係みたいなイメージもありますが、2000年以前は全然そんなことありません。
98年は凡そインディペンデントにやっていた時期です。
まあ、DIESEL(OTB)が関わったからこそKOSTASの起用という面白いイベントが起きている…という話でもあるのでしょう。
さて、ここの服は全然デザイナーズっぽくはありません。
ゴシックキッズの手垢も付いていなければ、誰かのイデオロギーに染まっていない、普通のニュートラルビジュアルが基本です。
質の良いチャコールグレーの薄手フランネルで、ワンタックのセミストレート。
サイズ表記が54と大きいのでワイドに見えますが、あくまでバランスに注視するならベーシックなセミストレートくらい。
個人的に好きなのはフロントの開け方。
スラックスなのにボタンフライ……!
これって本当に好み分かれますよね。
ボタンフライ嫌いな人って本当に嫌いですし、好きな方は本当に好き。
501で使われている時は好きだけど、スラックスの時はそんなに……という方にもお会いしたことがあります。分かります。
ただ、スラックスでボタンフライを選ぶメリットってのも確かに存在するのです。
それは【耐久性が限界を超えた時の壊れ方】にて表出します。
ファスナーは壊れたら終わりです。
取り替えする時もかなり深い段階まで縫い解いて再縫製する必要があります。
でもボタンは取れたら付け直すだけでOK。
これが「なんとなくカッケーじゃん」の先、実際のメリットです。
デニムみたいな打ち込みボタンだとそうも言ってられませんが、こうしたスラックスで採用される縫い付け式のボタンフライはこうした利点があるのでした。
で、僕はこうした理屈抜きにカッケーから好き。笑
NYIと関係無いんですが、HELMUT LANGのスラックスって基本的にボタンフライなんですよ。
だから好きなんです。
フロントのホック付近にダメージあります。
ここにテンション掛けると取り返しのつかない破損が起きそうです。
ので、“ホックに引っかかるけどテンションは掛かり切らない”位置に内ボタン付け直してます。
2ミリくらいの話ですが、これで随分安心してご着用いただけるようになってます。
何にでも合うニュートラルなグレースラックス。
貴重なレーベルで尚且つ大きめという非常に珍しい条件です。
マイサイズの方は是非。
Made in ITALY
サイズ表記54
ウエスト:94
ワタリ:38
股上:32
股下:75
裾幅:23
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レビュー
(363)
