洋服解読所

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NICOLAS ANDREAS TARALIS

¥12,500

SOLD OUT

色々書かなければいけないディテールは
あるのですが、先ずは

サイドウエストのディテール。

袴とかが分かりやすいですかね。
前後でパックリ分かれた深いスリット。
そこを長いコードでギュッと縛る履き方です。

しかし長過ぎるんですよドローコードが。

ミリタリーベースに洗練された
ストイックな空気感で
長いドローコードを垂らし揺らしながら…
という具合。

床に着かない程度に
必要な量を腰に巻き付けて、
あとはお好きに垂らしてください。


しかし袴と違うのは、このスリットに
大きなガゼットがあてがわれているところ。
(6,7,8枚目)

裏返して見ると構造がよく分かるのですが、
この辺り非常に軍服の
ぶっきらぼうな感じが残ってますね。

で同じく裏側の話なのですが
フロントポケットの袋布を
センターフロントに繋げたこの仕様。
これはヘルムートラングが自身のブランドで
よく用いたディテールデザイン。

*このニコラ・アンドレアス・タラリスは
ヘルムートラングのもとで働き、
エディ・スリマンのもとで
デザインアシスタントとして
(Dior HOMMEの創設期メンバー)
働いた経歴を持ちます。

このボトムスでも、
美味しいところを引用していますよね。
(まあそのヘルムートラングも、恐らくは軍服からのサンプリングでこの仕様を作ったのですが)


この一本で分かるように、
現代にまで名を轟かせるレジェンド達と
働いてきた彼の服は

根本のイメージメイキング、
プロダクトの末端まで行き届く細やかな創意、
全てにおいてズバ抜けています。


最後に、このデラデラした質感の
特異なファブリックについても
触れなければなりません。生地だけに。

Silk 45%
Wool 40%
Lurex 15%

Lurex??????

ルレックスって何ですか????
ってなりますよね。
恥ずかしながら存じ上げませんでした。


金属糸/ラメ糸 です。

なるほど。1つ賢くなりました。
ラメ糸 なんかの表記であれば
金属光沢のある刺繍モノや、ニット系で
たまに見かけることもありますね。

しかしこの生地の光沢が
金属糸によるものであったとは。

シルクウールの上質な柔らかさ/柔和な空気感
とのミックスでこそ起きる化学反応。

コーティングリネンのようなビジュアル。
なのに柔らかい。
リネン特有のザラつきが無く、
あくまでソリッドで無機質。

痺れます…。

以下サイズスペック…。


サイズ表記40
ウエスト:~78
ワタリ:29
股上:23
股下:24
裾幅:24

Made in ITALY

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