C.P. COMPANY 2001A/W Urban-Protection 2in1 Twice Design JK

SOLD OUT

01AW、プンゲッティのデビューシーズンです。

現代でも極めて高い人気を誇り、その人気と反比例するように球数が枯渇しつつあるアーバンプロテクションシリーズ。

2in1、つまり2着がドッキングして1着になっている構造です。
其々、仮に単品で出てきても素晴らしいクオリティ。



すこしややこしい説明になるかもです。
すみません。




①ウレタンコーティングが入ったナイロンブルゾン。
このテイストにおいて、非常に重要かつ需要の高い要素となるのがこの大きなフード。
マスクが必須となった社会から生まれた、“顔を隠していたい空気感”も、この需要を加速させる1要素かと思います。

こちらは2in1のうちアウター側ですので、風を通さない堅牢なコーティングナイロンで仕立てられています。
見えづらいですがポケットは両サイドに1つずつ。
この1着だけでも非常にCPっぽい。

②ウールフランネルをベースに、コーティングナイロンやメッシュを部分的にミックスして仕立てられたハイネックブルゾン。

その部分的なミックスは、腰から下でのギミックにて使われています。

この服は、今説明している2着を裾部分でジップで連結させて2in1としているのですが、裾の連結ジップと同じ位置にもう一列ジップが走っています。
このジップ、開けると②のウールフランネルジャケットの内側へとアクセスできます。
(写真で言うと12-13枚目)
この腰部分の一周全部が、大きな収納スペースになってる訳です。
頻繁に出し入れする物(スマホとか財布とか)を入れるには不向きですが、それ以外の物を大雑把に纏めて収納出来るこのポケットデザインは、手ぶら派には非常に嬉しい仕様です。

袖にはベルクロアジャスター。
バイクに乗る時に助かるディテールです。

そしてフロントにはCPブランドロゴワッペンと、アシンメトリーポケット。
この位置のポケットも非常に斬新。

ベルクロワッペンの所は、当時だとイヤホンコードとか挟んでいたんですかね。
現代では無用の長物となりつつありますが、こうした無機質なテイストにも、その時代を象徴する意匠が入る事で、一気に“一時代を映した服”として魅力が増してきます。




さて、
そんな2着をガチャッと一纏めにレイヤードした重厚なデザインです。

縫製仕様も丁寧。
ジップ稼働も全箇所良好。
ジップは全てLAMPO社製です。
ヴィンテージコーティングナイロン特有の生地裏面のベタ付きがまだ若干残っています(クリーニング済)が、個人的には充分許容範囲まで回復しているかと。



Made in ITALY
サイズ表記46

肩幅:49
身幅:58
着丈:71
袖丈:65