1960-70's SAKS FIFTH-AVENUE Designed Irish Knit JK

SOLD OUT

(イギリスから見て)北方諸島のお家芸、
ルーツセーター。

そのルーツセーターの中でもこちらのベースはアランニット。

無脱脂ウールのプリミティブなクリーム色がアイコニックな同ニットを、ミリタリーテイストに面舵一杯、そのツラ構えが歪んでしまわないギリギリのラインまで改造した1着です。


さてフロントには両胸ポケット。
肩にはエポレットが付きます。

【エポレットが付く】
このありふれた付け足しが良い効果を生む稀少なサンプルです。

そのエポレットもニットで柔らかく作られているので着地が滅茶苦茶可愛いんですよね。

ソリッドに見せようとしているんだけど、
オールニットなので
全然可愛くなっちゃうという。
色味も手伝ってますね。


そしてフロント中央はジップオープン。
ムシ隠しにリブニットでの前立てを重ねるという気合の入り方。


しかしまぁ、サックス･フィフスアヴェニューの特注ともなれば、ここまでのディテールの凝り様やデザインクオリティにも納得がいくでしょう。

誰が指揮をとっていたのか…。

今や知る由もない、名もなきクリエイター達の機知に富んだ創造性に拍手。

すると同時にその手で、そもそも殆ど球数の無い本品が、半世紀近くの時の流れに耐えてこの地に辿り着いてくれた文字通りの軌跡に合掌。

Made in IRELAND
サイズ表記-

肩幅:48
身幅:56
着丈:61
袖丈:64