HELMUT LANG by HELMUT LANG (2000-02) Chemical Blue Jeans

SOLD OUT

ポリプロピレンが組成の40%を占める
不健康なケミカルブルーのジーンズ。


…なんて紹介文だ。



さて、ラング定番のインディゴのそれらとは明らかに違う青。
いかにも着色料っぽい青というか、工業製品っぽい人工的な青色です。
ともすれば毒々しい程の。

この個体は2000-2002年頃のデザインですが、2000年以降はシルエットや素材選定に前衛的なバリエーションが増えてきて、変わり種を探すのが楽しいです。

このケミカルブルーはオレンジやレッドに比べると些かインパクトに欠けますが、それこそ「よく見てやっと分かる違和感」の筆頭でしょう。
こういうの良くないですか。

パッと見で世界中の誰もが分かるユニバーサルなやつも良いですけれど、こういう分かりにくいけれど大きな不調和を、誰に褒められるでもなく1人でニヤニヤと愛でていく楽しさというのも、カルテを見てくださってる方々になら御共感を頂けるのではないでしょうか。



ちなみにポリプロピレン　が入っていますが、質感的には普通のコットンオンリーのデニムと殆ど大差がありません。



サイズ表記29

ウエスト:78
ワタリ:30
股上:25
股下:84
裾幅:20

ノンウォッシュの綺麗な質感なんですが、所々黒っぽい汚れが見られます。