DIESEL PSYCHOTECHNIC Light Shell Mechanical JK

ディーゼル･サイコテクニック。

レーベル名が素晴らしくカッコ良い。
中2だなんだと謗られようとカッコ良いと感じちゃうものは仕方が無い。

そして名は体を何とやら……ですから、この名に恥じないサイケでテクニカルな仕上がりです。



まずベースはシングルブレストのライダースジャケットですね。

生地はとっても薄いポリエステル。
タイプライター程ではないですがハリのある感じ。しなやかな紙みたい。

裏地はウランガラスみたいな明るい黄緑のメッシュです。
そこに機械の香り漂うテキストプリント。


ライダースジャケットと前述しましたが成程、綺麗な前/内振りの美しくてアクティブな袖設計。

そしてその美しさを知ってか知らずか、左右非対称なポケットが右袖には配置され、肩先から伸びるテーピングデザインもよく見ればアシンメトリーです。
で、左腕のテープにのみループパーツが縫い付けられてますね。


良いですね。良い感じに入り組んできました。


さてこのアシンメトリーのリズムはフロントポケットにも。
ジップ開閉の両腰ポケットに加えて、左サイドにもう一個3Dポケットが追加されてます。

細かく言うとジップポケット端のテーピングデザインも左右非対称なんですけれど、まあまあ、言い過ぎるのもくどいか。



内持ち出しは上半分で終わり。
これもニクいです。

そしてファスナー、これ蓄光っぽいなと思いましたけれどどうやら違うっぽい……？
ずっと光のもとに置いておけばあるいは、という感じですが不確定要素です。



如何でしょう、言っちゃえば

[ポリエステル製のペラペラのジャケット]

な訳ですが、

ポリエステル　も　ペラペラ　も
ことファッションプロダクトにおいては
全くネガティブワードではない　というのが少しでも伝われば嬉しいです。


軽いアスレジャー/花粉除け/ウィンドブレーカー

等には勿論、今回みたくリネンパンツで素材感(間)ギャップを作ってみても可愛いかなと。

嵩張らないのでインナーでのケミカルエッセンス一点差しとかにも良さそうです。


サイズ表記M

肩幅:42
身幅:53
着丈:66
袖丈:69(長い)