JUNYA WATANABE Deep Sarouel Cutting Sweat PT

あるべき所の縫い目を取り払って
運動性を拡張し、
副産物として
縫製を容易にしたり
イレギュラーなドレープを獲得する……

古くから用いられてきたカッティングテクニックが存分に現れたスウェットパンツです。

股下をズドンと伸ばしたサルエルシルエット。

身頃のパターンをただ変形させて、とかではなくガゼットパーツを新たに追加した構成です。
若干スポーティ。

そしてサイドシームを取り払って構成を出来るだけミニマルに。
ヴィンテージのワークウェア等に見られる“巻き縫い”といわれる構成設計に通ずるパターンワークです。
＊縫製の種類じゃなくてこの設計自体もこういう呼び方をするんですって。

サイドシームはありませんが、ガゼット追加の際に発生するシームをシェイプ調整に使ってますね。


そしてヒップポケットの根元裏には補強テープ。
曲芸をしても、こうした根本的な品質に力を抜かない姿勢。


で、何より特筆すべきは生地感。
生地のクオリティです。

リラックスウェアとして100点以上の極上の肌触り。
そんな顔したアイテムじゃないじゃん、とびっくりしました。

秋冬に使いたくなるアーシーな色調のグレイッシュブラウン、といのもあり自動的にヘビロテメンバーになると思います。

これはポップアップに持っていきますね。
是非お試しください。
それまでに売り切れてしまったらすみません。

AD2013
Made in JAPAN
サイズ表記M

ウエスト:~72
ワタリ:36
股上:51
股下:71
裾幅:11.5