c80's FANS GFF Golden Glitter Loose Fit Bomber JKT

SOLD OUT

ジャンフランコフェレ。
このデザイナーは圧倒的な品質を大前提に、贅沢にも色んなふざけ方をしますけれど、これはその中でもかなりファニー。

金ラメのアセテートで表地を仕立てたボンバージャケットのご紹介です。

バブリー、という形容はややチープ。
ことこの洋服においては若干的外れかもしれませんね。
80's特有の浮かれたオーバーサイジング、浮かれた色彩設定、然し乍らこの浮かれ感、決してネガティヴなやつではなく。

何でも出来るようになった時代ならではの、自由なクリエイションそのものへの狂喜が宿っています。

こんな金色のブルゾンも、着ていく場所があった。
色んな「ナシ」が「アリ」になった時代、その空気と香りを映した1着です。


普通のMA-1ならそこで終わるよねって場所から更に裾を延長。
ヒップラインくらいまで伸ばしてますね。
ウエストラインには裾リブの代わりにドローコード。

このドローコードに付く金具も本当に素晴らしい。
歯車を押し止めて機構を固定する仕組み。
この服で1番美しいのはこのコードアジャスターを始めとする副資材ですからね。

ファスナーのドッグタグ風プルトップも、襟裏隠しフードのコード先端も、どのパーツも重量感と煌めきが凄まじい。

そして裏地にも滅茶苦茶ラディカルなカラーチョイス。

この手のブルゾンって真面目な着方をする方が少ないですから、適当に着流した時にも、その表地の強烈なインパクトに負けないようパンチが隠されていて然るべきですよね。

こうした着用シーンを先読みした裏地選定や、
［MA-1→ドッグタグ］といった文脈に基くディテールデザインなど、おちゃらけてても洋服デザインの急所は的確に突いてくる。

これだからハイファッションで勝負してるレジェンドの服はたまらない。


Made in ITALY
サイズ表記42

肩幅:58
身幅:66
着丈:66
袖丈:53.5
裄丈:77

フロントポケットのジップには吊りタグのコードパーツが残っています。
確証はありませんがデッドストックの可能性もあります。
状態は良好。

※着用の際は切り取ってください。