NEXT 12/6-7-8 Tokyo
1/3-6 OSAKA
HERCHCOVITCH ALEXANDRE Asymmetry Cuttnig Tailored Jumpsuit
¥42,500 税込
SOLD OUT
ブラジルのデザイナー/ブランドです。
情報氾濫の著しいこの現代に於いても尚、一文で「お?」と引っ掛かりを持たせてしまう。
それくらいに、ブラジル出身のファッションデザイナーって少ない。
ただ少ないんじゃなくって、国自体の知名度に反して少ないから尚更でしょうね。
ヘルコビッチ・アレキサンドレのジャンプスーツです。
ブラジルと言えばやっぱり極彩色のカラーセンス、みたいなのがパブリックイメージにあります(ありますし、このレーベルもそういうのが少なくない)から、こうした土着的でシックなビジュアルは予想外に映るのではないでしょうか。
フェンシングJKT、又はシェフJKTみたいにアシンメトリーにオフセットされたフロントカット。
その両要素に通ずるスタンドカラー。
角を落としたマオカラーみたいな感じ。
そして一目見た時から意識を奪われる奇特なパイピングデザインが面白い。
アシンメトリーフロントの前端からフライフロント、そしてパンツ部分のシームまでこのパイピングが走り回っています。
なんと後ろも。
パンツ部分の後ろシーム同士がヒップで繋がるデザイン。
いやぁ可愛い。
ぱっと見の面白さは150点。
しかし仮に、これら装飾的ディテールの全てが無かったとしてもこのジャンプスーツは150点。
根本的なカッティングが非常にユニークで、
尚且つ そのユニークさ以上に秀逸なんです。
平置きするとTの字、ほぼ平行に付けられた両袖。
加えてその脇下にガゼットが嵌め込まれたピボットスリーブデザイン。
アームホール周りに大きくゆとりを持たせた運動的な設計になりますね。
そしてそこから袖を大きく先細りさせ、前振り/内巻きのアナトミカルと共に始まる強烈なテーパードシェイプ。
ライダースJKTか?って感じ。
このハードテーパー、パンツ部分もなんです。
仏軍のM-47みたいに裾にアジャストタブが付くんですが、締めずとも充分裾に溜まるくらいの裾寸法。
そしてボディウエスト部分にもベルトループがある。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、これが非常に助かる。
このベルトループと、各裾&袖口のハードテーパーによって生まれる効果というのが
【大体誰でも着れちゃう】
という最強のアドバンテージ。
これ、ジャンプスーツというカテゴリに於いて本当に最強なんです。
このカテゴリはとにかくサイズ選びが難しい。
デザイナーズのカッコ良いデザインなんて出逢う難易度が桁違いですし、それが奇跡的にマイサイズで出て来てくれる可用性なんて絶望的。
SSRなんてもんじゃない。
しかしフィッティングにおける身体の要点、ウエストと袖口、そして裾。
ここを抑えてくれていれば多少の融通は利こうというもの。
肩先にもあまり大きく角度が付いていませんから、ここも綺麗に落とせます。
アームホール周りと、あと股周りも可動域をたっぷりと展開した設計ですから必然的にチャップリンみたいな可愛い感じのシルエットになります。
是非トライしてみてください。
Made in Brazil
サイズ表記
肩幅:40
身幅:47
着丈:63
(後襟ぐり-ウエストベルト)
袖丈:62
ウエスト:88
ワタリ:39
股上:45
股下:72
裾幅:17(-3)
-
レビュー
(265)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥42,500 税込
SOLD OUT