2005A/W DIOR HOMME by H.SLIMANE Rusty-Red Faded Design Nallow Jeans

SOLD OUT

ロックンロールに宿る衝動性を
洋服を使って奏でた2005年の秋冬コレクション。


ティーンの不安定な情動、繊細な部分、そしてその特異な環境を細緻に描いた傑作コレクションです。


そんな中から、ナロージーンズの入荷。
所謂赤錆デニムと呼ばれるモデル。

成る程確かにそうとしか呼びようが無いか。

退廃の美とアメリカンカジュアルのスタイル性とが渾然一体になった青緑のフェードボディに、更に赤錆びのような加工が重ねられています。


その土台も素晴らしい。
エディ以前の時代にはエディのビジョンの中にしか存在し得なかったナロー&ロングのシルエット。

コンパクトな腰回りと仄かにフレア展開されたシルエット、更に少し内に巻かれたような脚形設計。
二枚目の写真なんかで顕著に現れていますね。
本当に綺麗。

トキントキンに研ぎ澄まされた美意識の具現。
［時代を作ったクリエイション］と、そう呼んで差し支えない重要な一幕です。
あまりに大きなグラマラス・グランジ。



寸法からも御推察いただけるように、ほぼほぼレディース規格のサイズ設計です。

ミューズとなったピート・ドハーティとケイト・モスがフロントロウに招かれましたが、正にその2人が共用出来るような、そもそもユニセックスよりのイメージで作られています。



写真の最後は同ランウェイのラスト、エディスリマン本人です。
スタイルがありますよね。

こうしたデニムに、肩肘張らずコンバースでのカジュアルな合わせ…なんてのも底抜けに洒脱なのではないでしょうか。

Made in ITALY
日本流通個体

サイズ表記27

ウエスト:72
ワタリ:26.5
股上:23
股下:79
裾幅:20


裾直しされた個体です。
しかし非常に綺麗なバランス。
このデニムのベストフィットは2~3クッションでのレングス感ですが、この寸法であればベストフィットとなる方も多いと思います。

流石に当時から貴重なアイテムであったため、非常に綺麗な仕事で直されています。
ステッチが綺麗なのは勿論、糸の色も殆ど差異の無いチョイス。