JURGI PERSOONS Chained Shoulder Design Skin Top

SOLD OUT

1995年から2003年まで

長いとも　短いとも取れる8年間だけ存在した、ベルギーのファッションブランド、

JURGI PERSOONS。



この天才デザイナーはアントワープ王立芸術学院を卒業し、ウォルターと仕事もして、しかし2003年にファッションデザインを辞められました。

全てを終わらせた後は、自身のアーカイブピースを全てMomuに寄贈し、パートナーの印刷会社で働き、健康的なライフサイクルを取り戻される……という、こうして側から聞いてると残念と言うか、でも精神的健康を取り戻されて良かったと言うか。

色々思うところはあるんですけれど、現役時代の作品を見ていると、こんな純度300%の煮え繰り返るようなクリエイション、誰が継続出来るのか……なんて風にも考えちゃう。

本当に凄まじいんです、この人の作品。


前述した理由で日本のみならず世界的に流通量が少ない上に、刺さる人には滅茶苦茶深く刺さるハイデザインですからコレクターさん達の熱量が尋常じゃない。
投機目的なんかでは誰も買わないから、本当に出回らないんです。

ナイロンとエラステンのストレッチマテリアルを無愛想に縫い合わせた簡素なカットソー。

普通のVネックTee感覚でご着用いただけるかとは思うんですが、ショルダーラインにメタルチェーンが縫い付けられています。

裾処理不要の素材を切りっぱなしでラフに仕上げて、肩には金属。
アントワープの一部の作り手に感じる一種の“侘び寂び”が明確に宿っているように感じます。

侘び寂び　なんて言ったけれど、この感じはどうしたって言語化出来ない。
最も近い言葉がそれだったというだけ。
だって言語化出来ないものをこそ、この人達はファッションという表現技法を使って創り上げているんですから。

そもそも言葉の範囲外なんです。

ファッションでしか伝わらない特殊言語。
でもETRAKのお客様には、私の拙い説明であってもこれが伝わる方が多いのではと僭越ながら思っています。

Made in E.C.
サイズ表記34

肩幅:(34)
身幅:40
着丈:54.5