e2000's DOLCE&GABBANA Hard Broken Design White Jeans

真っ白のブロークンデニム。

カッコ良い。

リーバイスとかと比べると一気にスリムで洗練されたセミブーツカット。

ここ20年を振り返ってみると

これ一定以上の年齢の方なら
先ず00's前半のキザなカジュアルシーン、所謂ギャル男なんて呼ばれ方をされてたファッションを思い起こされるのではないでしょうか。

その源流となったレンジの服ですね。

80年代後半のボディコンシャス、アレの盛衰と同じくギャル男ムーブメントに関しても

「実際横から見てた層からの嫌悪」

ってのは少なからずあるでしょう。
ヒッピームーブメントにしてもモッズカルチャーにしても、同じ事が言えそう。

その時代を象徴するエッセンスというのは
必ず賛否の両論に晒されるものです。


さあそれから20年。

とっくにヴィンテージと呼べるだけの「過去の遺物」となったこれらの洋服。

巡る時代が再びこれらを受け入れていくように、何時迄も流動的な感性で服/ファッションを見ていたいですね。

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手の込んだUSED加工。
体型を覆い隠すオーバーフィットを叩き斬るボディライン礼賛の流れ。
そもそものロングレングス。

時代は一周回った後捻れて再フィット。


そして
スラックスじみたスラントポケットや
スラックスみたいな折り返し巾で処理された裾……等、この辺りのドレス由来のディテールデザインは

DOLCE&GABBANAが明確にハイブランドである

と再認識するに充分なクオリティ。
ブロークンデニムにこそ、こうしたドレスエッセンスが映える。


ホワイトアイテムですので多少の汚れもありますが、それを味にしていけるという意味では“ヴィンテージテイストがそもそもデザインされたホワイトアイテム”ってのは非常にありがたい存在。

ちなみに各所の擦り切れは加工。
裾なんかもどんどん踏んで汚していきましょう。

MRS_Zip
Made in ITALY
サイズ表記44

ウエスト:84
ワタリ:30
股上:25
股下:85
裾幅:21.5