洋服解読所















c1990's SABOTAGE (EURO) Zip_Knee Techno PT
¥14,000 税込
残り1点
サボタージュのオールドレンジ。
極薄ポリエステルシェルのテクノパンツです。
シェイプはほんのりブーツカット。
“トルコをヨーロッパとするか”
ってのは若干意見が割れそうですが、
まあトルコ製、ユーロ企画のオリジナル個体です。
サボタージュのユーロ個体は殆どトルコなんじゃないかな。そんなことないかな。
昔は元SIのP.Harveyがデザイナーやってたりしまして。
この個体にまで関わっているのかは不明なんですが……、まあそれも頷ける、パンチの効いたハイデザインが多いです。
クラシックの玉条に
「タイロッケンコート」というのがありますよね。
前端同士をボタンの代わりにベルトで繋いで、片方の「受けパーツ」での調整によってフィットさせる仕組みの、アレです。
凡そあれと似たようなシステムでフロントベルトが組まれてます。
違うのは時代背景。
ゴリゴリのY2Kド真ん中、サイバー/テクノがいよいよ市民権を得てカジュアルシーンに浸透してきた黄金期。
まるでその時代を埋め尽くしたカジュアルバッグのように、ナイロンオックスのベルト&アジャスターをパンツフロントに転用。
追加でベルクロも忍ばせてますね。
ボディのソフトシェルもそのムードを万全に補強していますし、サボタージュのタグが無くとも既にその価値は感じていただけるところかと。
ダメ押しで膝のジップオープンデザインも◎。
ここにゴツいジップじゃなく極々ミニマルなコンシールファスナーを持ってくる辺り、非常にセンスが良いと思います。
「ジップがあること」
よりも
「開くこと」
が大事なんです。
「飾りでフェイクジップを付けるデザイン」
の真逆。
洋服にこんな言葉を冠するのも珍しいですが
正しく「ミニマル・テクノ」。
さてレディースアイテムというのもありますが、レイヴパンツと呼ぶにはあまりにも生地も仕様も華奢。
あんまり暴れ回ると裂けそうです。
あくまでファッションウェアとしてご着用いただければと思います。
サイズ合う方は是非。
Made in Turkey
サイズ表記27
ウエスト:72-68
ワタリ:28
股上:23
股下:71
裾幅:21.5
-
レビュー
(318)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について