c1990's CALVIN KLEIN Metal_Buttoned Henry Neck Fleece SW

SOLD OUT

滅茶苦茶だらしない服。



寝正月にコタツで着てるようなダルい服。



毛羽立ってて
毛玉も出来始めてて


不潔ではないけど 清潔感()は無い。


「着る寝癖」みたいな服。



“基本的に”初デートとかに着ていけませんし
インスタに載せてもキラキラしない、映えない。

いいねが付くかは
いやまあそこは人次第なんでしょうけれど。



そういうポジションの服を着ること自体は
とってもお洒落なことだと思うんですが
如何せん難易度がぼちぼち高い。


それは
ちょうど良い個体を探す難易度もありますし
スタイリングの難易度もそうですしね。


ミスりゃ冒頭に書いたような顛末です。
いや、それが良いんですけれど(難しいな)。






さて、古いCKです。
野暮ったいプルオーバーフリース。


ペルー製？
マジで？

日本の商社はどうやら関わってなさそうですね。
未入荷品か、非正規ルートで入ってきたか。




形とか、バランス感としてはスウェットのポジション。

だぼっと、ゆるっと。

現代から見て1番野暮ったい生地、フリース。
そこに紅一点(銀一点)、重たい金属製の打ち込みボタンでのヘンリーネック。

このボタンが滅茶苦茶良い仕事してるんですよね。

“純然たる「テキトー」”に落ち切らないように
ギリッギリの所をギロリと睨んでる。




それに加勢するように、ネックラインにもう一癖。


それは肌着に使うようなフライス生地でのトリミングデザイン。

素材選定も、仕様選定も、
装飾的な意味合いとは真逆。

端にステッチなんて無いから、
くるくるとだらしなくロールしてます。


「狙ってるね〜〜〜〜」
ってニヤニヤしちゃう。


袖口のリブもめちゃくちゃ短い……。
可愛い……。




細過ぎないスラックスか
はたまたドレスシューズか
丁寧に作られた眼鏡か

何処かでピリッとメリハリを付けて楽しみたいリラックスウェア。


Made in PERU
サイズ表記L

肩幅:55
身幅:61
着丈:78
袖丈:57