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c90's CHEVIGNON Urbanwear Design Hooded Light JKT
¥12,500 税込
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「ヨーロッパに吹いたアメリカの風」
それはイタリアだけでなく
勿論フランスにも吹き荒びました。
1950年代のアメリカン・カジュアル・ファッションの黄金期を/取り分けU.S.Air Forceのフライトジャケット大系を 手本取ったフランスのカジュアルレーベル、
【CHEVIGNON】
“創設は1979年です。”
これがどういうことかっていうと
若かりし頃にアメリカを夢見た
創設者 Guy Azoulay の夢の顕現がこのレーベルということです。
これはことこのレーベルに限ってみられる現象ではなく、数多あるファッションレーベルの多くと共通するコンテクストです。
ユース時代に見た夢を形にする行程としての、そして同時にそこから先の未来を紡ぐ希望としてのファッションデザイン。
架空のフランス人パイロット
【Charles Chevignon】を題材に、古き良きアメリカンオーセンティックをブラッシュアップしたカジュアルウェア。
それが、
イマイチ不明瞭だったこのレーベルの基本的な骨組みです。
さあ、設立直後の80年代ではオーセンティックなフライトジャケットを手本に、様々なUSED加工やエスプリを重ねて爆発的な人気を博していたシェビニオン。
こちらのシェルジャケットはそれとは様子が異なりますね。
大方90年代、ストリートの空気がよりナイーブに沈下してきた社会を映すような、アンダーグラウンド然としたミニマルなフォーマットチョイス。
装飾や機能ディテールを削ぎ落とした、かなり現代的でシンプルなブルゾンの形。
質感違いでの表裏オールコットンに、このモデルのアティテュードを決定付けるテキストフォント。
Shawn Stussy の筆致を手本取ったようなラフな書き殴り。
タグのレーベル名は
CHEVIGNON URBANWEAR に。
(正式に変わった訳じゃなく、あくまでテーマに即した演出でしょう)
そう、このデザインが意味するのはヨーロッパから世界を席巻した特有の80'sカジュアルスタイルとの決別です。
ここからこのレーベルは各国でライセンスビジネスを展開して、もう別物のレーベルになっていってしまうのですが、その過渡期を写した、ある意味かなり貴重で意義深い個体。
平行に視点を移してみると、90~Y2Kを席巻したミニマルアーバンカジュアルの中での異端、と見ることも出来ますね。
ミニマルながら少し捻ったポケット配置、それに即したユニークな型紙構成。
そして全身に散りばめられた様々な書式でのテキストプリントも良い意味でファニー。
完全にナイーブになりきれていない、
この形容し難いバランスも唯一無二。
時代の移ろいとか
それに伴ったレーベルの移ろいとか
そして移ろいの中でその価値が無限に再推移していく様子とか。
そう言った、古着の面白い部分を可視化してくれる1着。
これくらいの時代感でライセンス商社に触られてない個体ってかなり珍しいと思います。
現代テックのシェルジャケットと置き換えてユニークなリズムをお楽しみください。
サイズ表記L
肩幅:56
身幅:69
着丈:82
袖丈:61
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