LEVI'S ENGINEERED Face_Masked Hood Design Techno JKT

SOLD OUT

殆どの人間が2度と体験することのない


「世紀の移行」。


それも20世紀の終わりと21世紀の始まり。


メイドインアビスでも重要なキーセンテンスとして扱われる「2000年」の切り替わり。


西暦での千の位が変わるという変化は
総ての人にとって非常に大きなイベントであったことと拝察します。



インターネットという概念の黎明から来る世界の電脳化は奇しくもこのターニングポイントにピタリと合致し、精神性の範疇を超越し、実際に世界が大きく変わりました。


ヘルムートラングやシェビニオンは宇宙に旅立ち、ダーバンはスーツと真逆のメカニカルウェアを出し、さてリーバイスも………



そう、リーバイスからもこんな服が出てきます。



M.Ostiが手掛けたICDの後発に当たるピース、エンジニアードラインからのマスクフードジャケット。



裏面をバリっとコーティングした張りのあるナイロンドリルで仕立てられたコレは、同ラインの人体工学的な3Dジーンズと共に世界のムードを変えました。



電脳的で

匿名的で

デジタルで

ケミカルな

サイエンスデザイン。



「現代」を過剰なまでに捉えたディレクション。


時代を超えるパーマネントを築いたLevi'sがやるからこその説得力と構成力。

本当に素晴らしい。



ポケットは縦向けと横向けの二重構造。

それぞれがベルクロ開閉。

横方向のポケットフラップはそのまま身幅を絞るサイドアジャスターとしての役割も兼任しています。


そして
何よりフードが凄まじいですね。

それこそ本当にガスマスクもレイヤード出来そうな大振りなサイズと形状の設計。

コーティングが殆どパリっと残っているのでしっかり形が出ます。
そのままガスマスクで言うとノーズカップ周りの突出した形状をトレースしたようなカッティング。


某国では通学にガスマスクが必要なほどの大気汚染もあった時代ですから、ここも社会を映したものかもしれませんね。



これが実際の
「普通のファッション」
として適切か、合理的か
問われれば食い気味にNOです。


逸脱者のための
特段にパワフルなクレイジークリエイション。


サイズ表記M

肩幅:47
身幅:56
着丈:73
袖丈:57.5