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1/3-6 OSAKA
1999F/W GIANFRANCO FERRE Fur_Lining Over_Hood
¥52,000 税込
SOLD OUT
やっぱりこのデザイナーの仕事は
底が見えません………。
GIANFRANCO FERRE / ジャンフランコフェレ
彼には何が見えているのか。
全体的なベクトルがテクノロジカルに向いてきた時期の物です。
1999-2000年秋冬のランウェイアイテム。
「付けフード」と呼ぶのかな。
センターでジップオープン出来る
セパレートタイプのフードなので
全部開いて巻けば「付け襟」です。
ランウェイではそのように着用されています。
表にポリかナイロンかのケミカルシェル。
裏に豪華なロングヘアファー。
表面的には時代に合わせたテクノをやってるんだけど、裏じゃゴリゴリのフェレ節。
この時期のランウェイもそう。
時流を汲んだスポーティテクノの顔して
隙あらばハイパーラグジュアリーをぶち込んでくる。
圧倒的な生産インフラ。
圧倒的な技術力。
そして圧倒的な“ビジョン”
このフードに関してもそうです。
表にケミカルシェル
裏にリアルファー
の 付けフード
ここまでは
経営的に余裕のあるブランドなら
辿り着くことがあるのかもしれません。
テック全盛の今なら尚更ね。
でもこの
意味不明なコードシステム。
ここまでは無理だ。
両サイドのネックアジャスターと
セパレートジップに付いてる
スーパーロングコード。
ランウェイではモデルさん、このコードを左手に持って存在を強調しています。
【「付けフード」であり「付け襟」でもある】
その2アイテム間のトランスフォームを、少しでも簡単にするように設計されたロングコードなのかな、というのが現時点での私の見立て。
それにしても
滅茶苦茶良いです、これ。
何に合わせても最高の跳ね方をしてくれそう。
基本的にはマフラーの代わりなんですが
大きなアウターを重ねて、部分的にインナーに化けたり、
フードとして使えば更にマフラーとのレイヤードも楽しめたり。
何より「セパレートフード」
という超可愛いディテールの
可愛い部分だけを蒸留して取り出したようなチート級のポジショニングが
ズル過ぎる。
絶対、ジップ開いてファー見せて巻きたいじゃないですかこんなの。
そして後ろにコードぶらんと垂らして。
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