PAUL SMITH Chin_Strap Design Gothic Taste SH

SOLD OUT

傷有りの個体ですが
あまりにデザインが良いので

傷のデメリットよりも
可愛いが勝つことを信じて
ご紹介させていただきます。


一見はある程度オーソドックスな白シャツ。

前立ては無し。
代わりに見返しを大きく取った仕立て。

首元にはチンストラップ。
この形状ならスロートラッチみたいな呼び方をした方がしっくりくるのかな。

外してみると台襟が身頃と分離して浮いてるじゃありませんか。

よくよく見ないと分からないディテールです。
だのにこの1ディテールのせいで縫製はかなり面倒になります。

本来繋がってるパーツを独立させるの、
結構大変なんですよ。

ちょっとミシン習ったくらいじゃ全然縫えません。
私は洋裁学校に通いましたがこの類のパーツ独立デザインを縫うの死ぬほど苦手でした。
本当難しい。相性かな。
まあいいや。

このシャツは言わずもがな凄く綺麗に縫われてるんですけど、残念なことにその分離の根本がちょっとだけ裂けてます。

そんな訳で、閉めても開けても
かなり独特のビジュアルに仕上がりますが
開けて着る場合あんまり強く引っ張らないでください。


そして袖口、異様に長い剣ボロが面白いですね。
右袖の一つだけピンクのボタンなんですよね。
ポールスミスらしい遊び心。
(好み分かれそう〜)

で、この袖口における剣ボロの反対位置にピンホールよりちょっと大きめの穴が開いてます。

怖い話なんですが、これ左右ともに、ほぼほぼ同じ位置に開いてるんです。
偶然にしちゃ同じ位置すぎる。
本当に意味不明。不気味です。

正確に畳んでたところ、たまたま重なった位置にピンポイントでダメージが入ったとかでしょうかね。


そんな訳で、一枚で着るとふとした瞬間に穴が見えちゃう可能性があります。
ジャケット類とのレイヤードを推奨致します。


いかがでしょう。
使い道が若干限定されはしますが、
デザインは凄く魅力的だと思います。

「セットアップやスーツを邪魔しないけどちょっぴり気が利いてるシャツ」
みたいな立ち位置ですかね。




可愛いが勝ちますように。


サイズ表記M

肩幅:42
身幅:53
着丈:70
袖丈:60