2010S/S GARETH PUGH Fake_Pleats Design Wrapped_Waist Silk SK

SOLD OUT

【フェイクプリーツ】

って一体　何？


そんな至極当然の疑問をアイテムタイトルにてお持ちいただいて、写真で綺麗に回収する、この流れは非常に気持ちの良いものです。


一枚の布を襞状に畳んで規則的な畳線をビジュアルポイントにすると同時に、そのプリーツが広がる分の広大な可動域を確保出来る素晴らしいディテールボキャブラリ-

それがプリーツ。



このフェイクプリーツは

その襞のひとつひとつを、
あろうことか全て独立させたディテール。


伝わりますでしょうか。
烏賊の足のように、その無数のプリーツが全て独立して一枚の短冊/リボンとして靡くのです。

歩くとスカートの中の殆どが露わになります。

ある程度はレイヤードを前提とした、
アクセサリ的ポジションの巻きスカート。

トップスの丈感次第では一枚でも成立しますけれど、まあ中にはペチコートなり似た丈のスカートなりを重ねておいた方が無難。



さてこの無茶苦茶な仕様、
大変なのはその縫製です。

ひとつひとつの短冊には、勿論全てに表/裏があり、全て丁寧に中縫いで美しく縫合されているのです。


生地は 取り扱いを間違えると直ぐに破れてしまいそうな極めて繊細なシルクシフォン。

ただ縫うだけであっても、縫い針のチョイスやミシンの糸調子にも完璧な技術を要します。

それをこの量。



アイデア自体は簡単ですが
実現に掛かるコストは凄まじい規模。


「フェイク」だなんて言いつつ
本物のプリーツの何倍も手間を掛けた
最高のスペシャルピース。


こんなに男女問わずテンションを上げてくれるスカートもそうそう出会えません。


14年前のランウェイでは細身のメンズモデルがパンツとレイヤードしていました。


レーベルの紹介がまだでしたか。

GARETH PUGH / ガレス・ピュー

CSM卒業後リックオウエンスの元で経験を積み独立したデザイナー。
この人も自分のレーベルの服が似合うタイプ。

生産もリックオウエンスと同じく
Olmar and Mirta社です。
そのクオリティはお察しいただけるところかと。



私と同世代で同じ畑にいた方は懐かしさでどうにかなってしまうのではないでしょうか。


ETRAKは あの頃とは180°違う
自由な使い方を提案します。
新しい服としてご査収ください。


Made in ITALY
サイズ表記40

ウエスト:70
レングス:61