e00's M+FG(EURO) Decorative Switch Cutting Soft Lamb Leather JKT

SOLD OUT

ジルボーのユーロ個体です。

いつも推してる80sレンジではなく
「Marithe+」表記になった時代のもの。

この個体は大体2000s初頭なんですが
(もしかしたら90末かも？)
この時期のユーロ個体ってのもまた球数が少なくってなかなかお目にかかれないところ。

見つけるたびに大体初見だったりします。
それまでのカッティングとはまた別の体系で組まれるようになってますからね。
客層がまるっと変わるくらい違う。


今回のレザージャケットとか特にそう。

80年代以前のM&FGからは多分生まれ得ないボキャブラリです。

無数に飛び交うシーム、ステッチ、ダーツ、、、

カオスに見えて全パーツがシンメトリー。
何処かで秩序立てられた不規則幾何学の機銃掃射。


ベース自体は、割とオーセンティックなシングルブレストのライダースジャケットなのですが、こうも派手に暴れられるともう判らない。


これらをオールブラックでやってるのかと思いきや、アームホール付近には重ねられたパッチの奥にブラウンのパーツも垣間見えるじゃありませんか。

様々なパーツの堆積の中に異色も混じっていて、これがまた奥行きに深みを持たせています。



そしてこのジャケットを紹介する上で外せないもう一つの要素は
【最高水準の素材コスト】です。


テロテロのソフトラムレザーに
端麗に磨き上げられた美しいririジップ。

そのジップトップにまで、同じレザーでオリジナルのカッティングパーツが付くじゃありませんか。

こうした細かいパーツの造り込みにこそ
レザーウェア作りのクオリティは出てしまいがちですが、ここまで全部、まぁ凄まじい。
本当に綺麗。



こんなに暴れ散らさなくとも
その革質とクラフトマンシップだけで充分スーパーハイエンドとして売れたでしょうに。


しかし

そんなクオリティを前提に据えて更に遊ぶからこそ生まれるラグジュアリーもありましょう。

「やり過ぎない余裕」

じゃない。

それを逆手に取った

「遊“べる”余裕」。



riri_Zips
Made in TURKEY
サイズ表記50

肩幅:47
身幅:53
着丈:63
袖丈:70