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c90's PRL Tussar_Silk Worn_Out Hazy Purple Jumper
¥18,000 税込
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3/9のポップアップショップが決定した瞬間、ラインナップとして真っ先に浮かんだ服です。
高級じゃないシルクニット。
ある程度のボリューム感はあって、
コットンみたいに乾いてて、
もう半歩、“ユニークな何か”がある。
そんな服じゃないでしょうか。
3月に欲しくなる服ってのは。
以前もご紹介したことのある
「肩線の無いセーター」。
オールドラルフでひっそり定番展開されていたディテールボキャブラリなんですが、ここに焦点を当てて見る人ってのは多くないのであんまり今日まで纏まった伝説がされていない。
オーバーサイズで着るとき、肩の落ち感をシームが微塵たりとも邪魔しないカッティング。
(そして着心地が良い)
ラグランスリーブにおける一枚袖がロイヤリティを獲得して久しい昨今、それに次ぐ黄金ディテールのような感覚で見ています。
落とした肩を袖口がキャッチしてリストクッションを作る訳ですが、このシリーズは袖口がちゃんと閉まってるのでそのクッションもし易いです。
特筆すべきはその素材選び。
【タッサーシルク】
“野蚕絹” です。
養殖にあたる家蚕に対して、天然の蚕から頂くのが野蚕。
ザ・シルク!
って感じの艶やかで滑らかなテクスチャとはまた少し違う、ワイルドでプリミティブな表情が持ち味。
でもこのニットを語る上で大切なのは、家蚕/野蚕の違いじゃなく、「ブーレット」という概念。
主役の生糸を紡績する際に出る副産物
……なんて言われていますが、思い切り雑に言えば糸屑です。
それらの短繊維を丁寧に撚り紡いだ糸。
冒頭で話した
“高級じゃないシルクニット”
そのニュアンスを的確に撃ち抜く素材こそが、この【ノイルシルク】。
コットンともリネンとも違う、シルクの“キシッ”としたワイルドな部分の質感を凝縮したような手触り。
そしてそれをやる上で相性が良いのは
野蚕/タッサーシルク である、という訳。
この度もう一色ラルフのシルクニット(水色)を出します。
そっちはタッサーシルクではありません。
でも質感はあんまり大きく変わらない。
微妙な差ですが、このワイルドテイストをより強く表現してるのはこっちかな、という感じです。
軽く着古された草臥れたシャローパープル。
胸の極小ポニーはグリーン。
パープル×グリーンの色合わせが仄めかすように、多分相当の玄人向けピース。
Made in HONG KONG
サイズ表記XXL
肩幅:53
身幅:69
着丈:63
袖丈:67
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