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c90's DUFFER OF ST.GEORGE Club_Check Full Pattern Tailored Coat
¥42,500 税込
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1984年の設立から2007年に日本の某商社でライセンスが始まるまでの、おおよそ20年間に作られた作品群より。
ブリティッシュトラッドのカジュアルエリアの中から 巧みなリミックスを繰り返しながら徐々に派生し現代のカジュアルウェアの原型作りにて片棒を担ったデザイナーズレーベル。
意外と重要な英国ファッション史の一部。
これも勿論オリジナルのオールドレンジ。
恐らく90年代くらい。
イタリア製のスプリングコート。
アクアスキュータムみたいなビジュアルのクラブチェック。
随分トラッドに振ってますね。
アクアスのそれはベージュ×ネイビーですが、本品は限り無く彩度を落としたブラックネイビー。
エレガント→ラギッドに
ほんの僅かですがイメージチェンジ。
仕立てとしては
表地と共布での半裏仕立てに袖裏にのみツルツルの化繊ライニングという、スプリングコートにおける理論値みたいな丁寧な仕立て。
外も内も、ポケットの存在が捕捉出来ない程正確に仕上げられた柄合わせがお見事です。
でもこのコートにおける魅力というか、デザインポイントってそういうディテールじゃない気がします。
【このチェック柄を全面に堂々と配置する感覚】そのものが特異点なんじゃないかな。
同国同時代のトラディショナルレーベルにとって、チェック柄ってのは内に隠すものなんです。
裏地とか、衿裏とか、カフス裏とかポケット裏とか。
チラッと見えて、おや、粋だね!
って。
[そういうもの]なんです。
現代でこそ、バーバリーもその感覚を裏返してノバチェックの総柄でコートを発表しますけれど、それをこの時にもうやってたんです。
トラッドに振ってる?
違う、真逆。
これはトラッドの記号を使って執り行うトラッドへの反攻。
コンサバティブな連中からは顰蹙を買ったでしょう。
そうした意味では、このレーベルのアティテュードをかなり強烈に宿した一着かなと。
ラグランじゃなくセットインスリーブなのも良い。
Made in ITALY
サイズ表記M
肩幅:46
身幅:55
着丈:97
袖丈:65
非常に綺麗なコンディションです。
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