80-90's C.F.HATHAWAY African Graphic Design Wide-Body Tee

SOLD OUT

米国の老舗シャツメイカー
【C.F.HATHAWAY】の特殊レンジ。


オリジナルのアメリカ服でも、日本ライセンスでも、ユーロ仕様でもない。


タグの下部に書かれている文言が最も簡潔ですね。

from AMERICA
by ITALIA
for JAPAN

アメリカから
イタリアによって
日本へ向けて

です。
なんてややこしい。


ハサウェイのユーロ個体なんですが、ここに日本の鐘紡が強めに提携しているみたいなんですよね。

ユーロ品タグに重ねて本体縫製の段階で日本語タグも一緒に縫い込まれているので、日本に入ってきてからミシンで後付け……みたいなアレとはまた違うんですよ。



とまあ、普通の舶来品とはまた違った特殊なハイカジュアルです。


プリントモチーフはアフリカ。

英国保護領下時代のケニア。
沿岸部のモンバサという都市。

CAPE TO CAIRO
の名の通り、南アのケープタウンからエジプトのカイロまでを繋いでしまおうという未曾有のアフリカ縦断鉄道計画がモチーフです。


19世紀末に発足したこの計画は、戦争やら恐慌やらで終ぞ未完で終わるのですが、そんなニッチな出来事をTシャツにプリントしようと思った人間がいたのが凄いですよ。


皆様は思い付きますか？

大まかなベクトルとして
「アフリカモチーフのアーシーな雰囲気にしたいよね」
って指標があったとして

「じゃあケープトゥカイロを」
って

なりますか？なりませんよ。
ならないならない。




ましてそれをここまで着古すほどに愛着持てる人がいますかね。


4色を使って地図から動物スケッチ、硬貨に書類まで色々なモチーフコラージュを上手く遣り繰りしてます。

ボディはオレンジベージュとブラウンのツートン。
袖も身頃もかなりワイド。


そしてダメージはと言うと ステッチ解れ、ボディ斜行、サンフェード、大いにあります。


こんなの、もう作られないでしょうね。

この服は途中で終わらず最後まで完了してくれるといいな。



ユーロファッション視点での貴重なアフリカンエッセンス。各々の匙加減で楽しく綯交ぜてください。

私はスカイブルーのデニム類とかお薦めします。

Made in ITALY
サイズ表記50

肩幅:58
身幅:63
着丈:60
袖丈:23